怪獣祭におこしやす・後編
昨日書き忘れていたのだが実は「大魔神怒る」の上映前に大阪芸大生による自主制作特撮「戦え!セイバルコン3」の予告編が流された。監督本人も劇場に来て挨拶していたけど若者がこのジャンルで頑張っているのを見るとそれだけで応援したい気持ちになってしまうなあ(もう内容や出来は二の次になってしまいますな)下の過去作動画を見て貰うとわかるけど特撮はけっこう良くできているので、上映会があったら近隣の方は駆けつけてあげてください。
03:45 「帰ってきたウルトラマン」第5話:二大怪獣東京を襲撃 第6話:決戦!怪獣対マット
この日上映されたのは円谷プロから貸し出しされた16ミリフィルムであるとのこと。どちらかというとなんちゃって35ミリのチャンピオン祭り版を見たかった気はするがこの際贅沢は言いますまい。
お話し的にはなんで岸田に責任問題が及ばないのとか(もともと彼がツインテールの卵の処理を見誤ったせいでこうなったのに)郷がミサイル発射直前に子供を見たならどーして黙ってないですぐ報告しなかったのとか、「なあに、ピンチになればウルトラマンが助けに来てくれるさ」てなことを平気で言ってしまううマヌケな長官で良いのかとかツッコミどころはいっぱいあるんだけど、最終決戦直前の坂田のセリフ→マットの決起という流れがあまりにも熱く(T^T)もうそれだけですべてを許せてしまう所はあるのだ。
しかしコレもこのサイズで見るとグドンとツインテールの迫力が全然違うね( ̄。 ̄;)そしてココまではなんとか寝ることもなく座っていることができた。
05:00 「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」
これがラストプログラムだったけど、さすがに一睡もせず5時まで怪獣を見続けていると身も心もフラフラ(×_×)木原さんからは「みんなガンバレ!L作戦が終わったらもう寝て良いぞ!」という今宵のメンツにしか通じない特殊なハッパをかけられてはいたのだが(ーー;)しょーじき2,30分くらいは微睡んでいたような気もするなあ・・・
一応肝心な場面はしっかり見たつもりだけど、たとえばガイラが船員を喰うためにすぐ後ろを泳いで追いかけてくる所とか、三浦半島の海底にガイラが出現するシーンであるとか、このへんは今見ても十分怖いなー(>_<)と思えたのが自分の中では改めて確認できた良ポイント。
あと今年のプログラムって京都と直接関係のある作品無いがなって思ってたけど、スチュワート博士(ラス・タンブリン)の研究所が京都にあるという設定だったんだなあ、こんなこと全然覚えてなかったよ。
06:30 終了 こうして長丁場の夜は終了。今回お土産としてもらったチケット購入者特典は下記の物となっていた。
個人的にこの「三浦半島の恐怖」っていうのは良いセンスだと思ったぞ(^0^;)
そして今年は前年までと違いブログ仲間の楽珍劇場さんとご一緒するというoff会的な側面も実はあったのである。つい最近これまたブログ仲間である映画カッパさんとつかりこさんのoff会ばなしを読んで良いなあと思っていただけに自分にもそういうチャンスが訪れたのはたいへんラッキーだった。
楽珍劇場さんとは初めてお会いしたのだけどすぐに意気投合でき(これも怪獣好き同士の成せる業)おかげで待ち時間も楽しく話をさせていただくことができたのである(楽珍さん、本当にありがとうございました<(_ _)>)
映画祭の方は今年これだけ盛況だった以上来年以降も開催は間違いないと信じているが(まあコレは現時点での希望的観測でしかないけど)主催者の方々はたいへんだと思うけれども是非とも定例企画として今後も継続していただきたいものであります。
とにかく今年も心の底から本気で楽しいと感じたイベントでありました。年の瀬の参戦にもこれで免役できたし、来年も私は行きまっせ(^^)
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