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You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

限界LOVERS

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無料BS放送Dlifeで10月からのラインナップに追加された「リミットレス」「FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿」を様子見で(?)視聴中。この両作品は既に他局で何度も放送がされたもので特に新作という類いの物では無いが、以前あれほど重宝していた海外ドラマ系のチャンネルであるFOXやAXN、スパドラと言ったところとすっかり縁が無くなってしまい、今ではアマゾンPrimeとNETFLIXに頼っているのが現状なので(そういえばこっちで見ているドラマの感想を全然書いとらんなー・・・)Dlifeのような無料チャンネルで放送してくれるドラマは新旧問わずつい見ておきたくなってしまうのである。

「リミットレス」の方はブラッドリー・クーパー主演の同名映画後日談ドラマだが、オンエア開始前の予告で「ブラッドリー・クーパーもときどき出るよ♪」とやけに楽しそうな紹介をされていたのがおかしかった(芸能人水泳大会の「ポロリもあるよ」じゃないんだから(ーー;))初回は映画版見てる人も見てない人も話しには入っていきやすい作りで(NZT-48というスーパードラッグで脳が活性化し24時間だけ天才になるという設定)予告通りB・クーパーが映画と同じ役で登場し、新主人公のブライアンに細かい隠密指令を出していくのが連続ドラマらしい構成になっていて面白かった。

ただ、調べてみるとこの番組は1シーズン22話で終了しているらしく、これが打ち切りだったらオチほったらかしで置いて行かれる心配もあるとは思うけど、海外ドラマを見ていく上でもっとも重要なキャストの魅力はけっこうあったので(主演のジェイク・マクドーマンはどちらかというと脇役が似合いそうなチャラ男系キャラだが、なんとも憎めないオーラを纏っているのが好感持ちやすい。また、FBIでのパートナーであるレベッカ役のジェニファー・カーペンターは我が輩の好きな「デクスター~警察官は殺人鬼」の時と同じ刑事役ながら、年中キレていたあの時はと違って今回は落ち着いた「デキる女」を演じているのが新鮮だった)このまま最終回まで追いかけてみようかと思っている。

良いように考えれば割とめんどくさい(__;)この手の「謎」に付き合うのは短くて済むし(長く続いた海外ドラマだとこれを引っ張りすぎてグタグダになっていくケースもけっこうあるから)それと三話まで見てから気がついたのだけどこの番組はNETFLIXでも配信中なので、続きはこっちで一気見するのもありかなと考え中(Dlifeはこういう「見てなかった番組の発掘」的な使い方も出来て有効なのだ)

一方「モーガン」の方は某かの理由で不死身(厳密に言うと死んでも直ぐ生き返るという流れだが、それも毎回全裸で川から戻ってくるというまあまあハデな蘇り方( ̄。 ̄;)←ずっと見てればこのワケも説明してくれるのだろうかねえ)になった監察医がかれこれ200年ほど生きていて、その豊富な知識と経験を基に事件解決の協力をしていくという設定。

私が見てきたドラマだと「スリーピーホロウ」が少し雰囲気近いかなと言う気はしたけど、基本は最近よくある"外部のコンサルタントと警察の合同捜査もの"の一種(「メンタリスト」「ボーンズ」「キャッスル」「エレメンタリー」「リスナー」等々)用意されている設定は突飛だがストーリーの根っこは犯罪ドラマなのでそれほど口当たりは悪くない。

ただコレ最初の何話かを見ているとモーガン(ヨアン・グリフィズ)の事情ってわりとすぐバレやせんのかと心配になるくらいムリヤリな展開が多くて、これでよく22話まで引っ張れてたなと感心してしまうのだが、このまま見進んでいけば「なるほど」と思わせる説明をしてくれるのかもしれないし、或いは「細かいことは気にするな」で済まされてしまうかもしれないけど(そんときは視聴断念しているときでしょうなあ)これも1stシーズンしかないドラマなので一応最後まで付き合ってみるつもり。

それからこれは個人的な感想だけど、この番組は字幕より吹き替えで見た方が視聴生理にあっているような気がしていて、主役のモーガンの声を森田順平さんがアテているのだが彼の代名詞役である「クリミナルマインド」のホッチよりこのキャラの方が合っていると私は思っているのである。なんとなく「バフィー・恋する十字架」「エンジェル」(この二本我が輩めっちゃ好きだったのだ)で氏のアテたウェスリー(アレクシス・デニソフ)を思い出す役作りなのが気に入っている所以なのだろうなと。

あとDlifeで言うと「エレメンタリー」がよーやくシーズン3に突入したのと「プーと大人になった僕」繋がりなのか(Dlifeはディズニー系列のチャンネル)同作ではクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)の妻役だったヘイリー・アトゥエル主演「エージェント・カーター」の再放送が始まったのをセットにして楽しんでいるところだ。
 

ビックベンの鐘の声、諸行無常の響きあり

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すべて今月買った書籍群のはなし。まだささっと目を通しただけだが簡単に感想を書いておくとする。

「平成特撮の夜明け」(映画秘宝セレクション)・・・これはもうタイトル通り平成に入ってリブートされた各メジャー特撮作品(ウルトラ・ライダー・ゴジラ・ガメラ)で製作側の中心人物だった人たちに話を聞き、なぜあのときあのタイミングでこれらの作品を復活させたのか、その意義や真意を問うというもの。

私は「クウガ」以外は当時もリアルタイムで見ていたので話の内容としては合点がいくというのか、なるほどこういう事だったのか的要素が多く、最後までフムフムと読むことが出来たのであった。特に樋口真嗣監督の項はめちゃめちゃ面白い話だなと←なんとなくどこかのトークショーで既に喋ってるネタかもしれないのだけどね(^_^;)


「平成特撮世代」 (映画秘宝セレクション)・・・こちらは平成生まれのライダーじゃなくてライターである中沢健さんによる個人史的特撮エッセイ。

自分より二世代程度下の若い人がどういう風にこのジャンルに触れ、また新旧特撮作品をどういう視点で見ているのかというのを知る事が出来る、ある種のジェネレーションギャップを敢えて楽しむことが出来る本にもなっている。たぶんこの人と酒飲んで特撮の話したら何カ所は「そらキミちょっと違うで!」ってモメるところもあるような気はするのだけど( ̄。 ̄;) その後すぐ友達になれるんじゃないかという妄想もしてしまった。


「無冠の男・松方弘樹 伝」・・・きっかけはBS朝日でやっていた「ザ・ドキュメンタリー・~昭和最後のスター 松方弘樹~知られざる素顔」を見たことで、そのときこの本の紹介もされていたのである。番組がスゴく良い内容だったこともあるのだが、構成自体はこの本をベースにして作られていたので、機会があれば読んでみたいと思っていたのだ。

私が知る松方弘樹の時代劇/任侠映画のスターとしての側面だけではない場面場面で臨機応変にキャラを変えていく(それこそ常にその場その場で「求められている姿を演じてみせる」という)その対応能力のすごさがどこから来ているのか、これを読むとなんとなくわかるようになっている。何より本人が死去直前に己の半生を語り尽くしたという、或る意味遺書のような中身になっているのも味わい深い。


「プリズナー№.6 完全読本」・・・もし今"外国テレビドラマベストテン"というのをやるのであれば我が輩は躊躇なくこの作品を一位にしていることだろう。その完全ガイドブックが私の知る限りではおそらく日本国内の商業誌として始めて刊行されたのである(そんなもんがこういう形で突然出されたらそら買いますわなあ・・・(__;))

本の中身は同作品の原型(と、言うよりは前作的位置付け)になったと言われている「秘密指令(Danger Man)」「秘密諜報員ジョン・ドレイク(Danger Man Secret Agent)」の2本についても詳細に語られており、他にも2009年にリブートされたジェームズ・カヴィーゼル版「No.6」についての記述もあったりで、なかなかかゆい所に手が届く内容となっている。Amazonのコメント欄では辛辣な書評も目に付いたけど、私はかなり楽しませてもらったと思っているのである。

で、"ベストテン"なんて単語が出たので、せっかくだから書いておこうかと思うのだが(^_^;) 以下はとりあえず「なんの権威もない、しろくろshowの選ぶ外国テレビドラマ一〇選」である(上位三本以外はその日の気分で変わる可能性アリ)

1.プリズナー№.6
2.謎の円盤UFO
3.ボストン弁護士ファイル/ザ・プラクティス
4.ツイン・ピークス
5.事件記者コルチャック
6.サンダーバード
7.特捜刑事マイアミ・バイス
8.宇宙大作戦
9.ザ・プロフェッショナル/特捜班CI5
10.俺がハマーだ!
番外.ブレイキング・バッド


と、いかにもおっさんドラマファンの好きそうなナツカシ物ばかりという感じになってしまったのだが、中でも「プリズナー」についてはまず雑誌で紹介された記事を読んで「そんな不思議で面白そうなドラマがあるのか!」と、興味津々になってしまたのが最初の出会いであったのだ。

starrog.jpgそれは「スターログ」の81年3月号(右画像参照)で特集された「SF-TVが大好き!」という池田憲章さんの手による記事で、作品概要と各話ストーリー紹介、及び考察等で構成されていたモノだったのだけど当時一五歳だった我が輩はこれを読んだだけで間違いなくこのドラマは面白いはずだと確信に近い想像を抱いてしまったのである(それくらい池田さんの記事は同作が傑作であることを大々的にプッシュしていたのだ)

※この記事は現在ウェブ上で閲覧可能。池田氏の公式サイトである「池田憲章の外国TVメモランダム」にて全文アーカイブ化されている模様。

<参考としてあらすじをWikiより抜粋> 英国の諜報部員である主人公(パトリック・マクグーハン。映画ファンには「アルカトラズからの脱出」「スキャナーズ」等で知られる)はある日、上司に辞表を叩きつけ、辞職する。

そのまま自宅に帰り、旅立とうと自宅で荷造りをするが、何者かの手によって催眠ガスで眠らされる。眼を覚ました主人公は「村」と呼ばれる国籍不明の場所にいることを知る。「村」には彼の他にも多くの者が「プリズナー」(囚人)として拉致されてきており、それぞれ自分の正体を隠したまま、番号で呼ばれている。

「ナンバー・シックス」という番号を与えられた主人公は「ナンバー・ツー」と呼ばれる「村」のリーダーから「辞職の理由」と「知っている情報」をたずねられるが、彼は頑なに回答を拒否する。「ナンバー・ツー」はさまざまな手段を用いて「ナンバー・シックス」から情報を聞き出そうとするが、「ナンバー・シックス」はそれを退け、チャンスがあれば「村」からの脱走を試みる <抜粋終了>

「プリズナー」の本放送はNHKでされていたそうだが、再放送の機運はこの当時他局民放含めてもまったく気配がなく、私が本編を初めて見ることが出来たのはそれから数年して(80年代中期から後期にかけて)大阪朝日放送が深夜にオンエアした時だったと記憶している(思えば「宇宙大作戦」も「CI5」も全部この枠で見たのが最初だったなあ・・・)

但し全17話のうちいくつか抜けもあったため完全版全話を見ることが出来たのはその後のビデオ、LDが発売されてからのこと。最初に本で存在を知ってから何年もおあずけを食らっていたこともあるのだが、第一話を見たときはホントに感動したものである。それはそこまで自分の頭の中で描いていた番組像よりもさらに上の面白さがあったからであり、その驚きは二話以降最終回までずっと続いていくのであった。

運悪くここまでわたしの懐古記事を読んでしまい(~_~;)「そうは言ってもアンタ所詮六〇年代のドラマのハナシやろ??今見たらどうなん??」と疑念を感じた人も居られるとは思うのだけど、だまされたと思ってまずはこの本を読んでみていただきたい(たぶんレンタル屋にはソフトを置いてないような気もするんで)

※オンデマンドであればスーパードラマクラシックで現在配信中

蛇足ながら著者の尾之上浩司さんは「ミステリーゾーン」「世にも不思議な物語」「事件記者コルチャック」と言ったナツカシ海外ドラマのガイドブックを立て続けに刊行されている人なのだけど、次はぜひ「サイボーグ危機一髪(600万ドルの男)」と「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」をカップリングして出してもらえないかと期待している(その前に来月入ったら「決定版ツイン・ピークス究極読本」なんてのが出るらしいので(著者は尾之上氏ではなくデビッド・リンチのフリークとして知られる滝本誠さん)そっちも買っておかねば)

今回は長くてクドい感想文に戦慄していただこう

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「今回は」じゃないな、「今回も」だな・・・( ̄。 ̄;)

えー、それで今日のタイトルは故・大塚周夫さんの声で読んでいただきたいのだが、なんでかって言うと今から長々と「事件記者コルチャック」のことを書きたいからなのである。

この話には実は流れがあって、もともとはお仲間のエファさんのブログでNetflixが配信している海外ドラマ「ブラック・ミラー」(SFアンソロジー系のドラマだが、昔からこのジャンルは大好きだったのである)の話をしていた所から始まるのだけど、その際に我が輩「「悪魔の手ざわり」ってドラマが「ブラックミラー」に雰囲気似てるかもです」とコメント欄からプッシュさせていただいたのだった。

○「ブラックミラー」の番組紹介

○「悪魔の手ざわり」の番組紹介

いまちょうどニコ動が「悪魔の_」を相当数アップしていて(無料で見られたから権利関係は曖昧。そのうち見えなくなる可能性はあるかも)それらを嬉々として見ていたこともあったのだが、私はこの番組を本当に好きだったのである。

その中でもダレン・クマギャビン主演の回「逆行」「ジョージ」という2本のエピソードは三十数年前の初見時から傑作だと思っていたので、今回はソレを再見できたことがひじょーに嬉しかった(高校の時何度目かの深夜枠再放送を録画していたのだが、全部ベータマックスだったんで(__;)デッキの故障と共に全話視聴不可能になってしまったのだ)

いやー、今見たら安っぽい感じは随所にあれども、やはりアイデイアが突飛でこの部分の斬新さは全然色あせてなかったからなんだか嬉しかったなあ・・・

で、マクギャビンと言えばなんといっても「事件記者コルチャック」だろうと、ここへ話は繋がるワケなのだが(ーー;)残念ながらニコ動にコルチャックはアップされて居らず、youtubeを漁ると何話かはアップされていたが音声と映像がずれた状態の物が何本もあって見づらかったので視聴を停止してしまった。この番組はそれこそ「悪魔の手ざわり」以上に我が輩が愛してやまないドラマの一本だったのである。

○「事件記者コルチャック」とは??

↑の番組紹介Wikiページにもあるとおりこのドラマはアンソロジーではなく同一キャラクターによる連続活劇だが、やっていることは後発のドラマ「Xファイル」や日本の「怪奇大作戦」などに近く、私が気に入るのもそら当然だろうという作品カラーになっていたのであった。

IMG_0028.jpgもともとコルチャックについては90年代に全20話を収録したレーザーディスクのボックスが発売され、我が輩はそれを買っていたのだがご多分に漏れずこれも判断を見誤って( ̄。 ̄;)処分してしまい、またバックアップも取ってなかったので(その気になればVHSに落とせたはずなのに)以降このドラマを見る術を完全に失ってしまっていたのだ。

数年後ビデオ屋時代の友人から「オマエこれ好きだっただろ」と当時「Xファイル」の好調から湧き上がったオカルト系海外ドラマ人気の煽りで全話ビデオ発売の決まった「コルチャック」のサンプルビデオをもらったことがあったが、これが現在我が家に残る唯一の同作映像ソフトとなっているのである。

めっちゃ久しぶりにVHSデッキの電源を入れてこのテープを再生してみたが、無事見ることが出来たのでとりあえずはほっとした( ̄。 ̄;)

このサンプルビデオでは第1話「恐怖の切り裂きジャック」が吹き替え、第15話「闇に牙をむく女吸血鬼」が字幕で収録されているのだけど、何回見てもやはりこのドラマは吹き替え版が圧倒的に面白いと思うのである。これは達者で上手い声優さんたちを揃えていたというのもあるがキャストを見ればそれも一目瞭然で_

◎コルチャック(ダレン・マクギャビン)=大塚周夫
◎ビンセント(サイモン・オークランド←ヒッチコックの「サイコ」で最後に登場する(ダジャレでは無い(__;))精神科医役)=木村幌←「宇宙戦艦ヤマト」のナレーターでお馴染みの声
◎アップダイク(ジャック・グリーンナージ)=富山敬

こうしたメンツが毎回ほぼアドリブであろう掛け合いを演じてくれるのがひじょーに楽しく、ベースはホラードラマのはずなのにコメディ要素もかなり含まれているのがじつに面白かったのである。

特に大塚さんは主役の声でナレーションと予告編もすべて担当されており、その力の入れ具合というのもよく伝わってきたし(この役は相当お気に入りだったようで、5年前に出版された「別冊映画秘宝・怖いテレビ」の中で敢行されたインタビューの中では長時間にわたってその「やり甲斐」を言及しておられた)氏のアテレコベストワークは間違いなくコレだったのではないかと、異論のある方はたくさん居られるだろうが私はそう思い込んでいるのである。

IMG_0029.jpgそれと、このテープに入っているのは2本のエピソードだけなので出来れば何処かのCHが今からHDリマスターで再放送してくれんかと期待してしまっている(と、何処までも安く済まそうとするこの腐った性根(; ̄O ̄)) 

・・・てな事を考えていたせいかどうか知らないが、どういうわけか本屋でコルチャックが表紙の本を見つけてしまい、なんだろうと手に取ったら「ゴースト・ハンターズ完全読本 怪異を追う者たち――『事件記者コルチャック』から『死霊館』まで」なんてタイトルが付いていたのであった。

久方ぶりにコルチャックのことを考えていた矢先にこんな本が出るとはなんて素晴らしいタイミングだと思ってしまい、つい中身も見ずに買ってしまったのだが、これ要は怪奇現象を追跡することを生業としていた人物を「ゴースタハンター」と認定し、フィクションの代表としてコルチャックを取り上げたムックというワケなのである(ノンフィクションの方は超常現象研究家エド&ロイレン・ウォーレン夫妻を紹介←彼らのことはジェームズ・ワン監督作品「死霊館」で映画化されている)

なので全二七〇ページのうち半分は「コルチャック」のことで締められている同ドラマの完全ガイドブックと思っても良い書籍。今までだと上に書いてある「怖いテレビ」がもっともコルチャックにページを割いていたはずだが、今回はそれを凌駕する文章量で埋め尽くされていた。

著者の尾之上浩司氏は以前コルチャックの原作本を翻訳出版してくれた人でもあり、少し前には「世にも不思議な怪奇ドラマの世界」という本で「ミステリーゾーン」「世にも不思議な物語」のガイドブックを出した方でもある。

こういう構成の本は珍しいというか虚と実を綯い交ぜにして語っているやり方はなかなか面白いと思った。

ふつうのドラマ・映画本と違い読んでていて不思議な気分になれる中身だと思うので、この手合いが好きな人にお薦めしたい一冊でもある(昔よく読んでいた学研「ジュニアチャンピオンコース」のオカルト系本を少し思い出したよ)

ともかくコルチャックの残り18エピソードとテレフィーチャー版の二本、なんとかお安く見られない物かと現在思案中である(テレビシリーズの方はDVDボックスが出てるけどあとのふたつはVHSとLDしか発売されてないのだ)

 

1980年代、すでに徳島県ではワープロソフト・一太郎が販売されていた

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少し前の話だけどまあまあの値段だった「謎の円盤UFO 完全資料集成」をちょっと(いや、だいぶ( ̄。 ̄;))ムリして買った。

※「謎の円盤UFO」とは??

大判横長サイズで約二百ページほどの内容だが、スーパーメカのデザイン画であるとかバックステージの写真であるとか、今まで見たことのないモノが多数収録されていて値段なりの満足度はかなり高かったと思っている。

元々この「謎の円盤UFO」という番組は我が輩の年齢的にそれほど思い入れがあったわけではなく(本放送は1970年(昭和45年)で私は四歳)存在自体を知ったのもずいぶん後になってからだったのである。

同じプロダクション作の「サンダーバード」なんかは再放送が何度もあった関係で馴染みはあったのだけど「UFO」の方はそういうこともあまりなく、私が14歳の時(奇しくも番組中の時代設定である1980年)徳間書店から発売された「謎の円盤UFO(タウンムック増刊 スーパービジュアル2」(「1」がサンダーバードでこの本はその続刊。正直当時は「なんとなく」で買った記憶がある)を読んでようやくこの番組のことを把握することが出来たのだった。

ソコに書かれている内容を読むとまあ見事なくらい自分の好きそうな設定とストーリーで溢れかえっており、この本はその後もう何十回も読むことになる愛読書へとなっていくワケなのだが、当然ながら読めば読むほど映像を見たくてしょうが無い状態に陥ってしまったのである(コレ読んだ影響で早川から2冊出ていたノベライズ版も買ったなあ・・・)

それから数年してようやくビデオが発売されることになり、晴れて本編を見ることが出来たのだけれども、先のムックや小説版を読んで思い描いていた通りの内容だったことにあらためて感動した(と、同時に小中とちょっとした「円盤少年」だった我が輩は日テレでやっていた矢追純一のUFO番組も大好きだったので、ほぼ同じムードを持ったこの番組を気に入るのにたいした時間は必要としなかったのだ←ナレーターが矢島正明で事件の状況を細かく説明してくれるあたりのフォーマットは全く同じ。今思えば矢追さんのUFO番組は「謎の円盤」を参考にして作られていたのだろう。時系列で言うと「謎の円盤」の方が矢追さんの「木曜スペシャル」より数年先になる))

特に日本語版での面白さは別格で、中でもオープニングタイトルで使われたナレーションは私が見てきた海外ドラマの中でも屈指の格好良さだったと思っているのである(原語版にナレーションはない)

IMG_2041.jpgそれで話は「完全資料集」の方に戻るのだが、上で書いたとおり内容面でそんなに不備はなかったものの出来ることなら関係者のインタビューがもう少しあっても良かったなと言う気はしているのだった。

ただ主要キャストで既に故人となっている人も多く(ストレイカー司令官役のエド・ビショップ/フリーマン大佐役のジョージ・シーウェル/フォスター大佐役のマイケル・ビリントン等々)収録を断念したのもわからないではないのだが、せめてダブルヒロインだったレイク大佐役のワンダ・ベンサム(左写真の女優さん。ちなみに彼女は今をときめく大スター、ベネディクト・カンバーバッチのお母さんである)とエリス中尉役のガブリエル・ドレイクはご健在らしいので彼女たちの話だけでも聞きに行って欲しかったのだけど、その点の不足が唯一残念なところだったかなと。

それ以外は特に不満もなく一気に読めた内容だったし、コレ読んだらあらためて全二六話もう一回見返そうかと、そんな気分にもさせてもらえる本でもあった。で、読んでて思ったのは登場する戦闘機インターセプターや監視衛星のSIDなんかの超兵器、ならびに役者が身につける衣装や小道具等の先鋭的なデザインが全然古さを感じさせないセンスだったこと、これが実に素晴らしいなとあらためて感心してしまったのである。

だいたいこういう昔のSFテレビドラマは今見たらアラとか時代遅れの垢抜けてなさ、みたいなモノを感じるケースが多いのだけど、この番組に限ってはそうした懐古ムードがあまり無い。そんなわけで「謎の円盤UFO」は一度も見たことない人(特に現行海外ドラマファンの人)に是非お奨めしたいドラマでもある。

 

ホントなんすよ、この話

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今回はタイトルとこの一行を故・大塚周夫さんの声で読んでいただこう。

と、それはともかくAmazon無料レンタルで2本、残り4本はFOXチャンネルの三月/四月無料放送日を利用し足かけ三ヶ月もかけて、なんとか一銭も使わず( ̄。 ̄;)全話見た「Xファイル2016」のはなし。

近年は大ヒットしたテレビシリーズが何年も経ってから新シリーズとして復活する傾向が強いようで、今だと「プリズン・ブレイク」が8年ぶりに蘇ったりしているのだが、この「Xファイル」も劇場版映画を除けば実に14年ぶりの新作となっていたのだった(このあとまだ25年ぶりに帰ってくる「ツイン・ピークス」という大御所も控えてるけど・・・←はたしてこれにもドゥカブニーは出るのでしょうかね??)

これらがリブートではなくまったくの続編になっているのは想像でしか無いが、なんとなく七〇年代の日本で起きた再放送によるブームの再燃に近い物があったのでは無いかと考えている(「ルパン三世」や「宇宙戦艦ヤマト」のような)特に昨今はテレビ以外の媒体でも往年の人気テレビドラマを見る機会は増えており、視聴者掘り起こしという観点(寝ていたかつてのファンを起こしながらシリーズ未見の新世代ファンをも同時に取り込もうという)に於いて状況が似ているような気がするのだ。

そんな状況下で作られた新・Xファイルは当時の雰囲気をそれほど壊していない好編だったと私は思っているのである。なにより全編が「同窓会気分」に覆われていたのが往年のファンからすると内容以前にたいへん満足のいくものだったし、一部のメンバー除いた主要キャストがたった六話の中に次から次に出てくるのもその気分を最後まで持続させる効果を生んでいたようにも思えたのである(ローン・ガンメン出すならドゲットも呼んでやればもっとよかったのにな~。あとクライチェックもカメオ出演でなんとかしてくれれば)

モルダー/スカリーの二人も年齢によるものか役者としてのキャリアが成せる技なのかはわからないが、とにかく両名からは余裕というかカンロクというのか、「俺たちゃトシ取ったけど本質は何にも変わってないよ。君たちこういうの見たかったんでしょ??ふふん( ̄ー ̄)」みたいなものがびしばしと感じられたのだった。
xf2016.jpg 
で、今回の6エピソードの中では我が輩は第三話「トカゲ男の憂鬱」が一番面白かったと思っている。

あらすじだけ聞いたら完全な箸休め的コメディではないかと言われそうだが、ゲストキャラの出で立ちが完全に「事件記者コルチャック」のそれであるとか(写真右の左人物が本エピソードゲストのリス・ダービー、右に居る十字架持ったオッサンがコルチャック役のダレン・マクギャビン)

この「事件記者コルチャック」というのは「Xファイル」のプロデューサーであるクリス・カーターが番組フォーマットとして最大限に参考した作品のこと。ちなみに私も大好きなテレビドラマの一つでもある。

それとコレはこじつけだけどコルチャックにも「地底怪獣ワニトカゲの影」ってサブタイトルの回もあったり←中身は全然違う話だけどさ。また、墓地のシーンで墓標に刻まれていたのが初期のメインディレクターだった故・キム・マナーズの名前だったりとか(あの墓ってひょっとしてホンモノだったのかな??)ドラマ全体の流れが異色作中の異色作だったシーズン3第二〇話「執筆」に似ているとか、とにかく個人的なツボがやたらと多かったのだ。

IMG_1822.jpgあと、モルダーの口からこんなセリフ←がバンバン出るのもオマエ今になってなに言うとんねんと( ̄▽ ̄;)世界中の「Xファイル」ファンから総ツッコミされそうなことを敢えて言わせしまう強烈な自虐ギャグの楽しさもあった。

だいたい「Xファイル」は連続物のシリアスストーリーより、こうした単発のなんだか不思議なエピソードの方が私は好きだったので、ホントなら全六話すべてこのパターンでも良かったと思っているくらいなのである(やっぱり初回と最終話は宇宙人との密約話に戻ってしまうわけでねー・・・その要素が当たってヒットしたドラマなんだから仕方ないとは言え、だったらあと5本くらいは単発物を入れてくれと思ったな)

ともかく、この回含めても僅か六話しか無いのが残念なくらい、私にとっては1エピソードごとに「お帰りなさい」のウェルカム気分が大きくなる新シリーズだった。かつてのファンだった人もそうじゃない人にも、是非オススメしたい・・・・と、思った矢先でなんと無料BSチャンネルのDLife(三年前からこのチャンネルでは「Xファイル」をSeason1の一話から全話放送してきた実績もアリ)で六月にこの「Xファイル2016」を放送することが決まったそうである。

我が輩がこんなに苦労して見てきたのはいったい何だったんだと一瞬思ったが( ̄。 ̄;)そんなことはどうでも良いので同チャンネル受信可能な方は六月に入ったら忘れずにご覧くださいませ(そのころまたこのブログの中でも騒がねばなりますまい)

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