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見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

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真実はそこそこにある

先月ここで書いたとおり来月より無料BSチャンネル・Dlifeにて「Xファイル2016」全六話が放送されることになった。

○吹替版:6/17(土)より毎週22時~ 
○字幕版:6/23(金)より毎週00時~

※再放送あり


公式サイトによると吹替版は今のところ小杉十郎太/相沢恵子のコンビが告知されていたが、せっかくなのでDVDに収録されている風間杜夫/戸田恵子のバージョンも何処かで放送してくれると嬉しい。

なにせ無料である。同チャンネルが映るこの手がお好きな方は何をおいてもチャンネルを合わせて頂きたい。


320.jpgそして六月スタートの番組で紹介しておきたい作品がもう一本。これは少し前にわたしの"PUFF友"さんから教えていただいた「怪獣倶楽部~空想特撮青春記~」というドラマであります。

こちらの放送日は_

(関西地区)MBS:6月4日(日)から毎週日曜深夜0時50分~
(関東地区)TBS:6月6日(火)から毎週火曜深夜1時28分~
 

また、以下のサイトでも期間限定で配信中(共に無料)
○GYAO   ○MBS動画イズム

IMG_1909.jpgこれをどうして我が輩がプッシュするかというと、「怪獣倶楽部」という言葉にはなんとも言えない懐かしさと神々しさとを同時に感じるからなのである(これは同世代の昭和特撮ファンであればわかっていただける感覚だと信じているが)

ここで少し説明させてもらうとドラマのタイトルにもなっている「怪獣倶楽部」というのは実際に存在していた同人グループのこと(左写真参照。要は特撮怪獣映画やテレビのことをあーでもないこーでもないと語り合いながら評論活動を行っていた集団。会報として出版された同人誌は今と違って手書き文字ばっかという濃度。殆どの会員さんは大学生だったはず)

誕生は昭和50年4月、当時円谷プロの社員であった故・竹内博さんが音頭を取り、既にその少し前から同人活動をしていた開田裕治さん(「衝撃派Q」代表。現在は怪獣絵師として大活躍中)中島紳介さん(「PUFF」代表。現在もライターとして活動中)故・富沢雅彦さん(同じく「PUFF」代表。今も私の心の師匠である方)らと「プロの視点で評論することを心がけよう」という意志の基に同会を立ち上げたそうだ。

最終的にその後集結したメンバーの名前を聞けば大体のマニアなら「ああ、あの人」というバリューを持つ方ばかり。たとえば原口智生さん(現・映像作家)氷川竜介さん(現・アニメライター)池田憲章さん(現・フリーライター)とか、他でも海外ドラマの研究で有名な岩井田雅行さんや幅広いジャンルで活躍したライター・徳木吉春さん、朝日ソノラマ「宇宙船」の創刊に尽力した聖咲奇さん等々、何処まで行ってもスゴイ名前が続いていくのである(同人誌としての「怪獣倶楽部」は五号までが発刊されたそうだ)

ここのメンバーさんはこの数年後に訪れた第三次怪獣ブームの煽りで様々な商業誌にライターとして参加しており、まさに「プロとしての視点」を培った意味が結果としてここに花開くことになったわけでもある。

我が輩のように1970年代後半から80年代にかけて特撮(アニメも少々)という趣味にどっぷり浸かっていた少年にとって、教科書にも匹敵する書籍であったランデブー、アニメック、ファンタスティックコレクションやスーパービジュアルマガジン、ロマンアルバムやケイブンシャの大百科などに編集・構成・執筆者として必ず名前の出ていた彼らは間違いなく先生のような存在でもあったのだ。

その話がドラマになるというならこれは見ないわけにはいかないと言うことで、かなり心がざわついているのだけれども、おそらくまんまなドキュメンタリーになる事は無いだろうし、かなりデフォルメのある展開に持っていかれるのはある程度覚悟はしている。しかしながらこういう人たちに少しでもスポットが当たるのは本当に嬉しいことだと感じずには居られないのである。

キャストを見たらドランクドラゴンの塚地武雅が故・竹内博さんの役どころだという以外わからないが、他はなんとなく加藤諒が開田先生かな?くらいの想像しかできてない。そしてドラマならではの存在でもある美形ヒロイン担当の馬場ふみかが出ているのも高ポイント(我が輩「仮面ライダードライブ」の頃からお気に入りの女優さん)

1エピソード30分で話数も少ないらしいので、ネットはおろかビデオもなかった時代のマニアがどのように活動していたのか、そのへんを若い方には興味本位で良いから是非見てほしいなと思っているし、同じ時代を過ごした同好の皆様であれば当時のいろんな事を思い出しながらも「そら違うんじゃないか」と、ツッコミを入れつつ楽しむことも出来そうだ。

なお、「怪獣倶楽部」に関しては竹内博さんの著書「元祖怪獣少年の日本特撮映画研究四〇年」の中で詳しく綴られている。

※左下は富沢雅彦さんの追悼集に載っていたホンモノの「怪獣倶楽部」当時のメンバー集合写真。
0529.jpg  

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できることならMCUに混ぜてください

IMG_1708.jpg地上波のドラマを一切見なくなって久しいが(高視聴率番組だった「真田丸」も「逃げ恥」もまったく見たことが無い(ーー;))このたび我が輩の三〇年以上前からの愛読書である藤子・F・不二雄さんの「中年スーパーマン左江内氏」(左写真参照)がドラマ化されるとあって、もうかなり楽しみに昨日のオンエアを待っていたのである(テレビ版のタイトルは「スーパーサラリーマン左江内氏」

年末に番宣が流れていたときから主演が堤真一で妻役が小泉今日子という原作より美男美女を揃えていたのはわかっていたし、テレビ用に多少「華」をプラスする必要はあると思っていたので特に問題があるとも感じなかった。また、演出が「HK変態仮面」「勇者ヨシヒコ」シリーズ等の変化球ヒーロー物で実績のある福田雄一だったことも期待値を上げる要素になっていたのだった。

あ~、それなのにそれなのに、私は視聴から一晩経った今でもこの番組に対する怒りが収まら無い状態が続いているのである(*`皿´*)ノ

元々私自身は古い漫画の実写化というモノに対してアレはダメこれはイカン、みたいな無用な制限やイメージの押しつけなどはしたくなかったし、それなりのアレンジを施しながらテレビドラマならではの面白さを前面に出して勝負すれば良いと思っていたのだけれども、ここまでイジりすぎるともはや原型をとどめているとは言い難く、スーパースーツのデザイン以外どこに共通項があるのかと言いたくなってしまった。

全編が「すべり笑い」のノリで統一されているのは福田監督いつものパターンなのである程度外し気味の演出になっているのは許せるのだけど、デフォルメが極端すぎてドラマが終盤になればなるほどどんどん笑えなくなってくる逆効果も生んでしまい(見ているとイライラするだけの賀来賢人とか、"小池さん"を名乗るならなんでアフロのズラ被ってでも出てこなかったのか(ここは言いがかり気味ですが(ーー;))理解に苦しむムロツヨシとか、このへんのドラマ版オリジナルのキャラが私には邪魔に映ってどうしようもなかった)しかも拡大版と銘打った初回の展開がなんのカタルシスを生むこともなくグダグダなまま終わってしまったのもどうなんだと(学校に籠城した暴漢と左江内氏との対決がとにかくサムい{{ (>_<) }} 我ながらよくチャンネルを変えなかったなと自分を褒めてやりたくなった)

IMG_1709.jpg最低限私が遵守してもらいたかったのはホントに一点だけで、荒唐無稽なスーパースーツの存在以外は至って普通なサラリーマンの日常を現代ドラマなりの楽しさで綴ってほしかったという、ただそれだけなのである。

たとえば参考画像にアップした右のコマのようにヒーロー活劇の流れの中で突然小市民的な言動がバンバン出てくるミスマッチな面白さという(気がせくまま割ったガラスの修理代を真剣に心配するスーパーヒーローなんて彼くらいのモノだろう)この漫画の魅力の根幹たるココだけは大事に扱ってほしかったのだ。今回はそれをまったく感じる事が出来なかったのがこのドラマに対する落胆と怒りを生んでしまった気がしている。

まだ一回目なので次週以降どう転がっていくのか、もうしばらく辛抱して付き合ってみようかとは思っているが、せっかくこの原作を選んだのならその意義を多少なりとも感じられる作りにしていってもらいたいものだ。

現状だと別段原作があろうが無かろうがぜんぜん関係の無いオリジナル作品のような風情になっているわけで、この状態が数話続くならいっそクレジットから原作名を引き上げるくらいのことをしてもいいのではないのか(藤子プロもこれでよくOKを出したよな( ̄。 ̄;))

もっともこの文句は原作漫画を好きな私のような輩サイドからの意見なので、そちらを知らずこれを見たら面白いと感じる人が居るかもしれない。そうした一見さん的世間の反響等はまだわかんないけど、私は根本的な問題としてやはり土曜日21時のドラマの生理には合ってない原作だったんじゃないかと感じているのだ(アイドルの子を起用した「エスパー魔美」にしてみるとか、同じくアイドル男女二人組で「タイムパトロールぼん」とか、もっと向いている題材もあったのに)これがたとえばテレ東深夜枠だったらもう少しオトナ向けでなんとかなったんじゃ無いかと今更ながら物凄く残念な思いに駆られているのである。

ムリだと思うけどせめて最終回だけは原作通りにやってくれたら良いのだが(または"アイツ"の某ヒーロー仲間を全員出してみるとか・・・)最後にもう一言、空飛ぶときは猫背で立ったままみたいなブサイクな格好は止めて、きっちりスーパーマン型の飛行をしろよと言わせていただきたい。
 
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金田一さん、またまた事件ですよ

11月のテレビ金田一祭りを今になって振り返ってみる。

我が輩は特に金田一耕助(および横溝正史)のファンというわけではなかったけど、これだけ集中放送があるならとオンエアされたもののうち9割近くを録画してじっくりと見てみることにした。放送があったのはほぼBSプレミアムばかりだが、今たまたま東映チャンネルと契約していて(「仮面ライダードライブ・ファイナルステージ」を見たくて11月だけ契約していたのだ(ーー;))こちらでは「悪魔が来たりて笛を吹く」なんかもやっていたので一緒に録画して追加鑑賞を試みた。この映画は今回初見だったけど池中玄太にしか見えない(__;)西田敏行の金田一より夏八木勲の等々力警部の方が暑苦しくも目立っており、殆ど彼が主役のような映画だったと思っている(と、なんだかんだ言ってるが映画自体は楽しかったな~)

そして本命のBSプレミアムでは石坂浩二版を三本(「獄門島」「犬神家の一族」「悪魔の手毬歌」)と渥美清版の「八つ墓村」の計四本が連日流され、さらにスペシャルドラマとして「シン・ゴジラ」のランドゥ~・ヤグーチ(同じくシンゴジの石原さとみ調で言うとこうなる)こと長谷川博己が金田一を演じた「獄門島」が放送されたのである。正直企画に乗っかかったようなリメイクドラマにそれほどの期待値があったわけではないが、これが意外な力作であり怪作でもあったのだ。

タイミング良く石坂版の「獄門島」とセットで続けて見たのだけれども、話自体はほぼ同じながらドラマ版の方がより原作に近い設定になっており、石坂版金田一がどちらかというとメッセンジャーボーイのような役割で何処か傍観者然としていたものを長谷川版金田一ではそのこと(戦友だった鬼頭千万太の最後の言葉を直接聞いていて、それが「自分の代わりに獄門島にいる妹たちを助けてくれ」だったという)によってさらに深く事件に関わる体になっていたのだった。

この長谷川金田一の事件への「首の突っ込み方」は尋常ではなく( ̄。 ̄;)話の途中からはもう島の秘密すべてを明かしてやるぞ!と言った偏執的な行動、言動に少しずつシフトしていくのが怖さすら感じさせる。しかもソコにプラスして金田一が戦争で負ったトラウマに未だ苛まれているという要素も入ってくるため彼がどんどん病んでいる人に見えてしまい、なんというかこういう金田一像は過去に映像化された作品の何処にもなかったんじゃないかとも思えたのだった(全作見ているわけではないのでココは私見のみで語っているだけだけれども)

そういう意味でこの新作ドラマ版を「怪作」だと表記したのは間違ってないと思っているのだが、現代的なメンヘラ名探偵としてキャラはめっちゃ立っていたし、佐渡島でのロケがたいへん効果的(そして魅力十分)でどこが映っても怪しさ大ヒットだったのが映画版に負けず劣らずでたいへん素晴らしかったと思っているのである。

このままシリーズ化する気があるなら私はとことん付き合ってみたいが、次作はもう少し女優さんを目立つようにしてくれると嬉しい(今作の仲里依紗も悪くはないのだが、映画版の大原麗子や司葉子を見た後だとちょっとね(^_^;) )ラストで「次の事件は"悪魔が来たりて笛を吹く"だよ」みたいな告知(?)はされていたけど、そのときはもう一度西田敏行版を引っ張り出して比べてみよう。

あと書き忘れていたけど、このドラマの主題歌を唄っているのがマリリン・マンソンだったことにも驚いた(タイトルは♪KILLING STRANGERS♪)曲だけ聴いてもカッコイイのだが、オープニングタイトルとしても抜群(「悪霊島」のレット・イット・ビーよりよっぽど合っていた)

で、BSプレミアムではこれだけに止まらず、池松壮亮を金田一に立てて横溝正史の短編小説を三夜連続でドラマ化したのたった。私は1話の「黒蘭姫」と2話の「殺人鬼」だけを見たのだが、最終話の「百日紅の下にて」を見られなかったのは少々後悔しているところである(と、それくらいこの短編シリーズの方も良かったのだよ)

こちらはすべて三〇分ドラマとして作られていて、コンセプトとしては原作をとことん忠実に映像化することであるというのが前提になっており、そのため本編で用いられるモノローグ/ダイアローグはすべて小説から一言一句正確に流用され、クラシックな文体が映像に台詞としてオーバーラップされのである(これがまた画面と絶妙に合っていて良いのだ)

※下写真左が長谷川博己、右が池松壮亮の金田一さん
kindaichi.jpg池松壮亮はひょっとしたら最年少金田一になるのかな?(26歳)少年ぽい幼さを感じさせながら身なりは小汚く、しかし利発な印象を与えるのは従来の金田一イメージ通りだが、これはこれでアリだなと言う感じ。

またキャストに芸人さんを入れ込んできたのが意外にハマっていたり(レイザーラモンHGと鳥居みゆき。特に鳥居みゆきは喋らず黙って立ってたらめっちゃ綺麗なおねいさんに見えた)2話に出てきた海外で活躍中の女優・福島リラなんかもこういうジャンルに出てくるとビジュアルがけっこうコワいし( ̄▽ ̄;) 出演者の布陣も変わっていてそのへんはかなり面白かった。

演出面だと絵の組み方も1話が舞台劇のような見せ方になっていたかと思えば2話は一転してロケ・セットをフルに使った映画的な撮り方になっていたりと様々な試みがされていていろいろと楽しめる作り。

こっちも不定期でいいからシリーズ化してくれたら良いのだがなあ(以前同じBSプレミアムでやっていた満島ひかりの明智小五郎もまたやってほしいのだけど・・・)


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密林動画に迷い込む予定

今日で九月が終了し、ペナントレースもセパともに優勝チームが決定(ホークスファンの方はしばらく私と一緒にさめざめ悔し涙を流しましょう(T_T))まだCSも日本シリーズも残ってるけど、とりあえず明日はスカパーの契約変更を行い野球/映画系のチャンネルをすべて解約する予定である(と、言いながらも明日解約すれば10月末までは当月分無料でそのすべてのCHが見られるのである)但しファミリー劇場だけはウルトラQがあるので(^_^;)残すけど、それ以外を止めたらいよいよ満を持してAmazonプライムに入ってみるつもりだ。

これでhulu+Netflixに続き第3の配信サービスを導入することになり、自宅で視聴可能な映画/ドラマのコンテンツはすべてネット頼みという状況になるが、非・レンタル派の我が輩にとっては特に問題はなく、むしろ敢えて「録画できない」という状況を作ることによって「録って終わり」ではなくしっかりと一本を鑑賞する集中力がアップするのではないかと期待しているのである(プライムはダウンロードして残すと言うこともできるらしいのだが)

ほかの二つと比べたらAmazonの方が映画に関してはやや新作の登場率も高く「クリード」とか「エベレスト」なんかも入っていたのでその辺見るのも楽しみだし、私の好きな特撮物に関してはhuluの圧倒的勝利だと思っていたけどこちらには宇宙刑事シリーズ全三作や初期のスーパー戦隊シリーズがあったので、これも順次消化していかねばなるまいと決意(?)しているところである。

そんなわけで今年買ったFire TV Stick本来の用途をようやく試せる機会到来中。

 
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ふるさとは地球

この一月ほどの間にマニアックなドキュメンタリー(一部バラエティ)を三本ほど見たので備忘録として記す。

「「時代」と闘った男~脚本家・佐々木守のメッセージ」・・・2/19 BSプレミアムで放送

IMG_1118.jpg当初この番組は1月にNHK地方局だけでオンエアがあったそうで、その後の評判が良かったのかBSでも流れることになったらしい。

中身は主に60-70年代の映画・テレビで大活躍された脚本家/佐々木守さんの事を取り上げた内容になっているのだが、既に故人となって10年がたち、どの話も推測(彼はきっとこういうことを思っていたのでは、みたいな)でしかないのは仕方が無いこととはいえ、個人的にはその部分が少々物足りなかったように思っている。

いちばん余計だなと感じたのは「ウルトラマン・正義の哲学」で知られる神谷和宏氏が教鞭を執っておられる中学校での授業の様子を紹介したパート。佐々木さんが脚本を書いた「ウルトラマン第23話"故郷は地球"」を取り上げて生徒たちに感想を求めているシーンが収められていたところだが、あれを以て現代の子供たちにも佐々木さんの思い(テーマや作風のことをここでは長々と書かないけど)が届くのでは、という流れにしようとしたのは失敗だったと思うのである。

そもそも授業中に、しかも先生のシュミを押し付けられたような空間の中で子供たちから素直なリアクションなど帰ってくるはずも無く(特撮大好きだった中坊時代の自分がもし同じ環境にいたら、他の子たちの手前たぶん肩身狭く感じたんじゃ無いかと想像してしまうのだ←自分は名作だと思っているエピソードでも門外漢の子らからしたら「しょせんガキ向けカイジューもの」「オタクのおつきあいかよ」で済まされると思うし、後からそれを揶揄されて辛い気分になってしまうかもしれないわけで)誰一人生き生きと感想を語る子がいなかったことからしてもそれは明らかだと思ってしまったのだった(好き嫌いもあるけど義務教育にサブカルを絡めるやり方は私なら好感を持たない)

逆に良かったのは佐々木さんの生前住んでおられた石川県の仕事場(林の中の一軒家という風情のとても良い所)が今もそのまま残されており、その中を見せてくれたこと。氏のご家族が定期的に訪れて遺稿や所持していた資料の整理をされていて、ファンの一人としたら「佐々木守記念館」みたいなものをここに建ててもらえないかと期待してしまった。また佐々木さんの生前残した講演会の肉声や、創作に対する思いを綴ったノートの紹介等、そこは初めて見聞きするものばかりですべての言葉を聞き入ってしまう所でもあった。

IMG_1117.jpgそのなかで一番印象に残ったのは80年代に入りドラマの主流がどんどん現実的なモノにシフトしてきて、それまで佐々木さんが書いていた「アイアンキング」「シルバー仮面」と言ったトリッキーなヒーローモノや「赤いシリーズ」のようにあり得ない設定のドラマが少しずつ受け入れられなくなっていく中、それでも信念を変えずドラマとはこうだ!と強く語っていたのが(右写真参照)本当にオトコマエで、番組タイトルの通り時代に迎合することを嫌い自分の書きたいと思うことだけを書き続けたその姿勢はまさに「闘う脚本家」と言えるものだったと思うのである。

そこいらの纏め方がとても良かっただけに、45分という時間はあまりにも短かったなと思ったし、他にもたくさんある佐々木さんの個性的な作品群も紹介しながら、氏個人をもっと深く掘り下げた番組を90分くらいでやってくれないかと、これを見終わった後でNHKにリクエストメールをしようかと真剣に考えたほどである。

※この番組のことはお仲間であるびょうせいさんもブログに感想を書いておられます。


「ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~善か?悪か?時代に吠える怪獣王 ゴジラ」・・・3/9 BSプレミアムで放送(なんと3/15の今日、再放送があったそうだ。知ってたら一日早くこの記事書いたのに・・・)

IMG_1115.jpg毎回特定の人物を取り上げて、岡田准一がゲストとともにその人の人物像を解き明かしていこうという番組だが、最終回のこの日はまさかまさかのゴジラであった( ̄。 ̄;)

←この岡田がゴジラを語ることの違和感(サブカルと縁遠い人というイメージがあるので)がスゴいわ(゜Д゜;) いっそ「シン・ゴジラ」の続編にも出てくれたらええのに・・・

呼ばれたゲストは評論家の宇野常寛(私はこの人のことをよく知らない)そしてゴジラ映画に縁のある俳優、佐野史郎と釈由美子。

内容はゴジラを単体キャラだけではなく、あくまでも社会現象と捉えシリーズが時代とともにどう変遷していったのかをフォローしながら本質を探ろうというモノであったように思う。

どちらかというと我が輩みたいな昭和怪獣特撮村の住人が喜ぶようなマニアックな内容ではなく、世間一般の人に対するアプローチが前面に出ている感じがしてよく言えばライトでわかりやすい構成だった。

IMG_1116.jpgインタビュー映像に出てきた宝田明や渡辺謙、そしてギャレス・エドワーズ監督なんかは一昨年のNHK特番で使われたものの流用だし、あくまでも怪獣映画入門編と言った体の作りになっていたようである。

面白かったのはスタジオトーク部分でゴジラ・フリークの佐野史郎はともかく、釈由美子が意外に語る人だなというのが新鮮だったこと(°°;) 

考えてみたらこの人テレビで見たのも久しぶりだったけど、グラビアやってた頃の面影はすっかり無くなって今回は綺麗な論客さんに見えたな(そしてちょっと痩せすぎ。あの肉感ボディは何処に置いてきたのか)

まあ特に結論が出るようなテーマではないから(^_^;) こうして不定期にNHKがゴジラを取り上げてくれるだけでも結構なこと。

これでご新規さんの怪獣ファンが増えてくれたら言うことはないですわね。


「特別番組・みんな「赤影」が好きだった」・・・3/6 CS時代劇専門チャンネルで無料放送

IMG_1119.jpg同局では三月から「仮面の忍者・赤影」の放送がスタートすることになり、それを鬼念ではなく記念して(「赤影」知らない人には通じないダジャレですわ( ̄▽ ̄;))の特別番組

主役三人の中で唯一の生存者である(__;)青影役・金子吉延さん(61歳になるらしいけど実際の年齢より老けて見えたなあ・・・)をメインゲストに招き撮影裏話をみうらじゅんショッカーO野が聞いていくというもの。

前半はワクワクしたけど後半はわりとどうでもいいオッサン忍者写真撮影大会になってしまい( ̄。 ̄;) 取り立てて良い番組というわけではなかったものの、当時現場にいた金子さんの生の声というかエピソードトークがなかなか楽しくて(たぶんトークショーなんかで何度も語ったネタとは思うのだけれども)そこだけでも見て良かったなと(当時金子さんは撮影所に近い京都の小学校へ転校してきたとか。同じ時期京都に住んでいたみうらじゅんはその噂を聞きつけて金子さんを見るためだけに自分の学校をサボり、金子さんが通っているはずの学校で待ち伏せしていたそうだ)

「赤影」というと本放送は1歳の時なので我が輩などはまったく記憶にないが、子供の頃関西テレビ夕方の再放送で数え切れないくらいの回数を見ている(あれをヘビーローテーションというのだろうな。真面目な話20回以上はリピートがあったはず)あの時代考証など無きに等しく荒唐無稽でムチャクチャな話を再放送のたびに毎回喜々として見ていたし、特撮だ何だとジャンルを絞らなくとも大好きなテレビ番組に必ず入ってくる作品でもあったのである(音楽がまた良いのだよ)

全話DVDを持っているけどしばらく見返してもなかったので、この機会にどれか(全4部あるうちのひとつ)を甲羅干ししようと思っているが、ガキの頃は怪忍獣の出てくる三部の根来編と四部の魔風編が好きだったけど、たぶん今なら一部と二部の方を面白いと感じることだろう(見るならきっと卍等編になるだろうなあ・・・)

ちなみに今回のこの三本はどれもそれなりに楽しかったのでBlu-rayに保存済み。



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