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見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

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こんなビデオ屋なら常連になりたい

年に何度か心をざわつかせてくれるCSチャンネル、ザ・シネマで4月から放送され始めた好企画「町山智浩のVIDEO SHOP UFO」がとても楽しかったので、あらためてココで紹介してみることにした(こんな気分になったのは同局が一昨年やった「ゴッドファーザー」地上波吹替版一挙放送の時以来だな)

これはどういう番組かというと映画評論家の町山智浩さんが"ロスにあるマニアックなビデオショップの店長"という体で登場し、おすすめの映画を案内してくれるというもので、ちょっとタイトルは忘れたのだが水野晴郎先生が生前やっておられた映画紹介番組のスタイルに近かったのではないだろうか(我が輩の地方では毎週土曜日の正午にやっていたと思うのだけど)

この番組は"第一弾"として町山さんがセレクトする6本の映画(これがまた他局ではまず流れないようなものばかり(;゜ロ゜)我が輩「バニー・レーク_」以外は全作初見となった)の本編放送前後に「前解説」「後解説」としてセットになって流されており、まるで古のテレビ映画劇場のような放送形態になっていたのだけれども、おかげでその世代の(「ゴールデン洋画劇場」とか「月曜ロードショー」等で育ってきた)視聴者だった我が輩などはたいへん懐かしい気分で楽しく見ることができたのである。

私はコレを見たいが為だけに5月だけザ・シネマと契約していたのだが、今月(6月)そして来月(7月)とまだ全作が放送ラインナップに入っているので視聴可能な環境下にある方には是非ともご覧になっていただきたいと思います(しかも内三本が自分の契約月にはオンエアされなかった地上波吹替版だし、我が輩7月だけも一回入ろうかなと真剣に思案中である。ちなみに「バニーレークは行方不明」でローレンス・オリビエの声をアテている原保美さんは「怪奇大作戦」のSRI/的矢所長役の人で特撮ファンにはお馴染み)

そのラインナップは下記の通りだが、それぞれのトレーラーと「前解説」の動画をセットにして貼り付けてみた。

1.「サボテンの花」 (監督 ジーン・サックス 出演 ウォルター・マッソー)
 

2.「追跡」 (監督 ブレイク・エドワーズ 出演 グレン・フォード (納谷悟朗))※吹替版
 

3.「バニー・レークは行方不明」 (監督 オットー・プレミンジャー 出演 ローレンス・オリヴィエ (原保美))※吹替版
 

4.「泳ぐひと」 (監督 フランク・ペリー 出演 バート・ランカスター )
 

5.「大反撃」 (監督 シドニー・ポラック 出演 バート・ランカスター (久松保夫) )※吹替版
 

6.「恐怖」 (監督 セス・ホルト 出演 スーザン・ストラスバーグ )
 

このうち何本かは町山さんの「後解説」が無ければ「?」のまま終わっていたであろう映画群で、特に私は「泳ぐひと」の異質・異様さ(?)にまったくついて行くことが出来ず、この解説を聞いてようやく喉につっかえた魚の小骨が取れた気分になれたのだった(それくらいまあみょ~な映画だったなと(__;))また、前からずっと見てみたいと思っていた「恐怖」が期待に違わない良作で、わたしは今回のセレクトではこれが一番面白いと感じられたのである(そして当然ながら「後解説」は放送の中でしか見ることはできない)

この企画はまた時期を見て第二弾を計画しているそうで(或いは形を変えて町山さんに登場してもらうとか)そちらの方も期待できそう(どうせなら今度は最初から吹替版も用意しといてもらいたいもんだ)
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タダ(無料)ほど素敵なチャンネルはない

スカパーと契約して居る人ならご存じだと思うが、ここでは契約年数に応じたアニバーサリーサービスがあり私の場合だと今12年目に突入していて、近年はだいたい該当月(毎年6月)に「月額合計2000円まででお好きなチャンネル1月無料視聴プレゼント」というのを貰うようにしてきたのである。

こういうときに普段月額が高くて手の出ないところを選ぶのは当然の流れであって( ̄。 ̄;)我が輩は何の躊躇も無くスターチャンネル(通常であれば月額2300円とリミットを超過しているが、このチャンネルに限りキャンペーンは有効になる)を毎年のようにチョイスしてきたのであった(6月は「ベイビードライバー」とか「ラ・ラ・ランド」とか「お嬢さん」なんかがあるのでひじょーに楽しみ)

そのスターチャンネルがいつからやっていたのかは知らないのだが少し前から無料放送の枠をかなり増やしており、今では「映画をもっと。」というコーナーで情報トーク番組を連日、某かの映画本編を週2程度でオンエアするようになっていた。おそらく今こうした衛星放送系のチャンネルはどこもネット配信サービスとの戦いに苦慮していると思うのだけど、同チャンネルでの無料枠拡大には相当な危機感を抱いているのが伝わってきた。

で、「無料」という言葉が大好きな我が輩は(°°;)3月くらいからずっとこのこの企画を録画し続けていたのだが、意外と今まで知らなかったけど見てみたら面白いがなっていう映画が多くて、ちょっと得した気分になっていたのである(これはメジャー作だが「ヘルレイザー」全三作や「バスケットケース」と言ったホラー、ドキュメンタリーの「アイアム・ヒース・レジャー」、異色のノンフィクションストーリー「不死細胞ヒーラ/ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生」あたりが無料で楽しめたのはありがたかった)

その中でも特に気に入ったのが「手紙は憶えている」という作品。

恥ずかしながら今回見るまでこの映画の存在自体を我が輩全く認識しておらず、私の好きな俳優であるマーティン・ランドーが出ているというそれだけの理由で見るのを決めたような物だったのである。

とりあえずネタバレにならない程度のあらすじを以下に紹介。

<Wikipediaより抜粋>

ゼヴ(クリストファー・プラマー)は今年90歳で、介護施設で暮らしている。最近は認知症が進行し、最愛の妻、ルースが死んだことさえ忘れてしまうようになっていた。

ある日、ゼヴは友人のマックス(マーティン・ランドー)から1通の手紙を託される。2人はアウシュビッツ収容所からの生還者で、ナチスに大切な家族を殺されていた。その手紙には2人の家族を殺したナチスの兵士に関する情報が記されていた。その兵士の名はオットー・ヴァリッシュといい、現在は"ルディ・コランダー"という偽名を使って暮らしているという。コランダーと名乗る人物は4人にまで絞り込まれていた。

体が不自由なマックスに代わりゼヴは復讐を決意、1通の手紙とかすかな記憶だけを頼りに、単身オットー・ヴァリッシュを探しに旅に出る。

<抜粋終了>

上のあらすじ紹介にもあるとおり、基本は老人の復讐劇という流れでストーリーが進行していくわけだけど、序盤はなぜか殺伐とした雰囲気が一切無くて、どこかほのぼのとしたロードムービーを見ているような気分になってしまった(ちょっとだけデヴィッド・リンチ監督の「ストレイト・ストーリー」を連想させる)

なんだコレ、サスペンス設定のハートフル映画なの?と思いながら見ていたのだが、まあこれがあるポイントから話の軸が見事なくらいサスペンスに戻ってくると言う、実に組み立ての巧みな映画だったのである(; ̄O ̄)

たぶん普段から推理小説を読み込んでる人であれば予期できたオチかもしれないのだが、我が輩は完全に虚を突かれた気分で気持ちよく裏をかかれたのであります。こういう映画は10の説明より本編見てもらった方が遙かに早いと思うので、機会があれば是非見ていただきたい。

※同作はAmazonプライムでも現在配信中


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エイプリルフールのホント

今日の休日出勤も朝早くからなかなかに堪えた(; ̄ェ ̄) ブルーカラーが50過ぎると体のキツさも顕著になってくるという事なのだろうなあ。もうとっとと早くGWに突入してもらいたいとここ数日はそればっかり考えているよ・・・(ノД`)

さいわい明日4/1はゆっくり出来そうなので家でぼえーっとテレビ見て過ごそうと思っているが、ちょうどスカパーが毎月第一日曜にやっている「スカパー無料の日」にヒットしているので野球以外にもいろいろ見てやろうと思っているところである。とりあえず映画に限定して調べてみたら下記の放送が予定されていたので片っ端から録画してやるつもりだ。

○FOXムービー

「アルティメット・エージェント」
「ダーク・グラビティ」
「ワールド・オブ・ライズ」
「極秘捜査」


○シネフィルWOWOW

「ブーメラン [吹替版]」


○ザ・シネマ

「沈黙の制裁」
「美しい絵の崩壊」
「クローズ・デイ」


○Vパラダイス

「[吹]ロード・オブ・ウォー」


○ムービープラス

「狼/男たちの挽歌・最終章」

どこも肩の凝らないアクション映画が多くて、寝っ転がって楽しむにはちょうど良さそうな感じなのが今の我が輩には実に好都合(ーー;) 特にザ・シネマの「クローズ・デイ」は全然聞いたこともないタイトルだったのでとても興味を惹かれている(ロシア産のSFアクションというのが面白そうだし↓下の予告動画参照)

基本スカパーと1CHでも契約している人ならもれなくこの「スカパー無料の日」を見ることはできるので、せっかくの好機会を逃さないようにしましょう(当然ほかのチャンネルでも無料対応の所は多々あり。我が輩は無料の日にディスカバリーチャンネルとかアニマルプラネットもよく見ているのだけどね(^_^;))

ともかく明日はわしゃなんもせんとのんびり自宅籠城しているつもりぢゃよ(-.-)y-~~


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このペースだとあと5,6本はあるかも

映画・ドラマ鑑賞のメインを三つのオンデマンドサービス(hulu/Amazonプライムビデオ/NETFLIX)に変えて久しいのだが、最近我が家ではネットフリックスが中心になりつつある。ナツカシ特撮物が増殖し続けていたAmazonプライムは「シュシュトリアン」あたりを最後に追加がピタリと止まってしまい、しかも今まであった作品の契約がどんどん切れだして用事のある作品(宇宙刑事シリーズやキカイダー、イナズマンといった70~80年代のもの)がPrime見放題から外れていったのである。

huluの方は昨年のシステム変更から少し使い勝手が悪くなってしまったこともあり、どちらかというと気楽に観られるバラエティ系の視聴が中心になって来ていた。目玉だったFOXチャンネルの見逃し配信も我が輩が「ウォーキング・デッド」を脱落したことにより(シーズン7の途中で遂に心が折れてしまったなあ・・・・・( ̄。 ̄;) 当初から愛着あるレギュラーの扱いが酷い番組ではあったが、ちょっとなんぼなんでもという感じになってきたのでね~)さほど用がなくなってしまい、あとは春からのジャイアンツ戦完全中継を見られることだけがメリット(映画も普通に見てたりするが、ややアプリの動作が重いところもあって少し控えめの視聴)

結果安定して動かしているのはネットフリックスと言うことになり、これだけは毎日のように就寝前何かを見ているのである。一番使い勝手が良いのはやはりスキップ機能等の操作が軽快で作品検索や設定変更がイージーな所だろう。他の二つが字幕・吹き替え版を一つの映画・テレビで二本ずつ用意しているのに対してネトフリでは殆どのコンテンツが切り替え可能(DVDの仕様に近い感覚)となっているのも魅力。

これが海外作品だけではなく日本映画・ドラマでも適用されているのが深夜鑑賞派であまりテレビを大きな音にできない私にとってはありがたい事なのだ(もっとも、適用の仕方が極端なところもあって、ウルトラマンが戦闘中に発する「ヘァ!」という叫び声までが字幕として表示されるのはどうかと思ったけど(__;))

そんなネトフリで最近見たのが「クローバーフィルド・パラドックス」である。

画像1


これは2月5日より全世界でネトフリ限定一斉配信となった劇場ではかからない”映画作品”なのだけど(少し前から配信されているポン・ジュノ監督の「オクジャ」なんかもその類い。ネトフリはこうしたオリジナル作品がドラマも含めてひじょうに多い)J.J.エイブラムスが制作する「クローバーフィールド」(これの一本目は我が輩大好きななのだよ)シリーズの最新作になる。前作の「レーン」はあまり続編・シリーズ物の雰囲気がなく、なんでこのタイトルやねん?と思いながら本編を見ていたのだが、今回の「パラドックス」も中盤まではそれに近い感覚だった。

舞台の殆どが宇宙船の内部で「エイリアン」と「ゼロ・グラヴィティ」っぽいビジュアルを見せながら、ははーコレはSF脱出劇として展開していくのかなと予想させつつ、いやいやこれこそ「クローバーフィールド」ですよと最後には思わせてくれるようになっているのが我が輩は楽しかったと思っているのである。

あとコレは後から知ったのだけど、この「パラドックス」は一作目の「クローバーフィールド」の前日譚になっているそうで、今思えば確かにそういう流れだよなと理解できるのだが最初見たときは完全に三作目(「レーン」の後の話)だと思っていたし、仮にそうだと言われてもそんなにおかしくない終わり方でもあるなと(そこいら敢えてどうとでも取れるような形にしているのかもしれないけど)

基本的に難しいテーマ性や暗喩みたいなものは皆無であろうと感じるくらい筋立ては至ってシンプル(予告動画と公式サイトのあらすじを見てもらえば一目瞭然)尺も100分程度なので時間に関係なく気楽に見ることが出来るのも良いのだ。

おそらく製作バジェット的にはかなりの予算が投入されていると思うのだけど、そこはかなく漂うB級SF感というのが個人的に気に入っている所でもある(とは言いつつチャン・ツィイーとかダニエル・ブリュール(「イングロリアス・バスターズ」や「シビルウォー/キャプテンアメリカ」なんかに出てた人)みたいなメジャーどころで活躍している役者さんも出ている)

しかしまあこんなんがネット限定で簡単に見られてしまうと(私の場合だとネトフリには650円/月(画質はHDではなくSD)しか払ってない)これから映画館はもっと頑張らないといけないだろうね。

※興味ある方は一ヶ月の無料体験で制限無く全コンテンツ鑑賞可能なので見るだけ見たらスパッと解約するもよし、気軽にお試し視聴してみることをお薦めいたします(^_^;)

それから「クローバーフィールド」はシリーズとして既に次作製作が決定しているらしく(報道によっては既に完成済みと書かれた記事もあった)タイトルは「クローバーフィールド・オーバーロード(仮)」で今年10月にこちらは劇場公開の予定ありだとか。「パラドックス」からの続きなのか、またまた前日譚になるのかはわからないが、なんにしろコレが続いていくのはけっこうなこと。

※旧作の「クローバーフィールド」はネットフリックスで、「10クローバーフィールド・レーン」は現在Amazonプライムで配信中。


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笑ってゴマかせこの恐さ

画像1前記事に続いて今回もスティーヴン・キング絡みのはなし。

先日CSチャンネルのFOXムービー「クリープショー」(この映画でキングは脚本を書いている)のオンエアがあり、しっかり録画・視聴することに成功した。

以前も書いたが我が輩はLDソフト(右写真参照。ジャケットに写っているのはアイキャッチ風に登場する骸骨ホスト。と、言っても別に喋るわけじゃ無いし名前もよくワカランのよ(__;))で同作を数年保持していた時期があり、今回はそれ以来の鑑賞となったのである(ハード含めて売っぱらったのがかれこれ15年くらい前)

4KレストアだHDリマスターだと何かにつけて喧しい時代に大きな声で言うほどの話ではないけど、自分にとって初めてのHD画質による「クリープショー」はこれくらい映っていてくれたら十分だなと言うレベルのクリアさで、わたしはまずそこに満足してしまったのだった。

しかしなにぶん古い映画(1982年)なので簡単に内容の説明から書いておくと、もともと1950年代にアメリカで人気のあったECコミックス(ホラー系がメインの各種漫画雑誌群)の大ファンだったスティーヴン・キングとジョージ・A・ロメロがその再現(まんまの映画化では無い)を狙って企画したものだと言われていた。

そのこともあってか随所に漫画のコマ割り調のカットが挿入され、これがコミックベースの映画であることを示唆した演出となっている。

※作品データについてはこちらで

中身の方は120分の尺を5本の短編とプロローグ/エピローグに狂言回し役として登場する親子のショートショートムービーを足した以下のような構成。



P.・・・”ECコミックス”風の雑誌をこっそり読んでいることを父親に咎められた少年が本をゴミ箱に捨てられてしまう。映画はその本の内容がこうだよという体でページをめくるようにスタートするのである。

CS.jpg1.「父の日」・・・遺産をわけたくない一心でなんと184歳まで生きた(わっはっは( ̄∇ ̄))強欲な資産家のじいさんが生前誕生日がくるたびに「ケーキ持てこーい!」と暴れ、それに辛抱たまらなくなった娘(しかも恋人をこの親父に殺されていたという)に撲殺されるのだが、死んでもなお誕生日兼命日に「ケーキモテコ~イ!」と暴れ続けるジジイゾンビの物語である。

見てもらったらわかるがもう中身は半ばコント化していると言って良く(__;)特殊メイク(担当はゴミ収集人役で出演もしているトム・サビーニ)の出来が良いので気持ち悪いっちゃあ悪いのだが、ジジイが出てくるたんびに毎回どうしても笑ってしまうのである。なお、この映画の特徴としてまあまあの豪華キャストが揃っており、本パートではエド・ハリスがまったく目立たない婿養子役で登場。

2.「ジョディ・ベリルの寂しい死」・・・隕石を持ち帰った農夫が謎の病原体に感染し変異を始めるメタモルフォーゼもの。ものすごいありがちな話(我が輩が高校の頃自主映画用に書いたシナリオもこんなんだった)だが、この農夫の役をなんとスティーヴン・キング自ら演じていて、そこが唯一最大の見所でもあるのだ。芝居は微妙なセンだけどなんだか楽しそうなのが見ていておもしろい。

3.「押し寄せる潮」・・・浮気した妻と間男を波打ち際に首まで埋めて、それをライブ中継で鑑賞し水死するのを見届けようという悪趣味な復讐をする大富豪の話。とうぜん彼にはホラー的リベンジが待っているわけだが、映像面でもアイデイア面でもひねりが殆ど無くて、この映画の中ではいちばんつまんないパートだったかもしれない。その大富豪にレスリー・ニールセン、間男をテッド・ダンソン、浮気した妻は「ゾンビ」のヒロインだったゲイラン・ロス(マトモに顔が映らないから誰だかわからんけど)がそれぞれ演じている。

4.「木箱」・・・偶然発見された謎の木箱に潜んでいた怪物を利用して悪妻を殺そうとするダメ大学教授の話。こと「怖さ」で言うとこのパートが一番怖かった。古い学校の地下室の片隅に何かある(何かが居る)というその状況だけでもコワイのに、それを「壁の向こう」「箱の中」といったカーテンで隠しておき具体的なモノを最後まで見せずにビビらそうと言うのは古典的手法ながら効果は抜群。このパート以外はどんどん怪異を見せる映画だっただけにこの項の見せ方は意外だった(教授役には「カプリコン1」「ダーティーハリー2」のハル・ホルブルック←悪妻に対する妄想シーンで爆笑できるのもツボ。また悪妻役のエイドリアン・バーボーはジョン・カーペンター監督の前妻。「ザ・フォッグ」「ニューヨーク1997」等初期カーペンター映画のレギュラー)

5.「やつらが忍び寄ってくる」・・・潔癖症の大金持ち(こちらは米国テレビドラマ界の大スター、E・G・マーシャル。「スーパーマンⅡ冒険編」で合衆国大統領を演っていた人でもある)が自己欺瞞と清潔を求めすぎた故に不潔の象徴たるゴキブリに制圧されるという、なんだか教訓めいた(?)エピソード。最初に書いたLDソフトでこの映画を持っていた頃、我が家では遊びに来た友人と映画を見ながら酒飲んだり食事しながら雑談するのが定番となっていたのだが、そのときにこの回はよく自宅上映されていたのである(今思えばなんて趣味の悪いことを・・・(;゜ロ゜))なかでも女性客にはこれと「遊星からの物体X」をセットで見せるのがお約束のようになっていて、毎回必ず「ひょえー」と悲鳴が上がっていたのが今となっては懐かしい思い出だ。ちなみにだがあのゴキブリの大群はすべて本物だそうである(__;)

E.・・・コミックを捨てられた少年が呪いの人形を作って父親に復讐しようというところで幕となる(この子役はスティーヴン・キングの実子で現・作家でもあるジョー・ヒル)



と、いうことでかなりのブランクを経ての鑑賞となったが、ひじょーに楽しい2時間となってくれた。やっぱり80年代のホラー映画って良い意味で遊び心があるのと、どこか洗練されてない所が逆に良かったりするのだろうな。もう35年も前の映画だから古典扱いになると思うけど、そろそろどこが特典付き完全版の日本語対応Blu-ray/DVDを出してやっても良い頃では無いでしょうかね(下記アフィリのDVDは日本語字幕が入っていない)

それからこの映画には「クリープショー2-怨霊-」という続編もあるのだが、これはビックリするくらいつまらんパート2なので(あくまでも我が輩の主観。お好きな方が居たら申し訳ないス)敢えてオススメはいたしません(__*)


 

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