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モンキー・ゴー・ホーム

ホークスの日本シリーズ進出が決まり、ようやく安心して映画を楽しめる状況が整ったので台風一過だった月曜日の夜にシネマサンシャインで「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」を見てきた。

この新シリーズも早い物で今回が三作目の完結編となる(ハズだよね?)公開始まったばっかの映画のことをあんまり細かく言うのもどうかと思うのでいつもの如く漠然とした感想に終始するつもりだが、大河ドラマ的連作の幕引きとしてはベタで安定感のある終わり方だったと思ったし、特に一作目から見てきた人にとっては納得のいく締め方では無かっただろうか(映画がシリーズ化されたときによく言われる「名物と続編に美味い物なし」(←誰が言うとんねん??(__;))の慣例にも当たらなかったし)

最初から三部作を全体の流れで捉えていたとするならばたいしたもんだなと思うのだけど、シリーズとは良いながらこの新しい「猿の惑星」リブート版では作品ごとの色合いが毎回違って居るのが特徴的で、たとえば一作目の「創世記」だとシーザーの立場はあくまでも特異点でしか無く、突然変異的に出現した生物に対して人間が右往左往していく人類目線の"SF物"だったが、続く「新世紀」になると今度は「ヒト対猿」の"戦争物"となり、また同時に猿(エイプ)目線で描かれた同胞による骨肉の争い物語(共に大義を持った者同士のボス猿の座をかけた闘い←私はコバにもそれ(大義)があったと今でも思っているのだよ)がメインとなっていたわけで。

それが今回の「聖戦記」の場合、前作の「新世紀」と同じ戦争物のカテゴリではありつつも実は"戦場物"と言った方がいいような流れに見えてしまい、我が輩などは劇中でやってることが「戦場にかける橋」とかテレビの「コンバット」(「のらくら」もそうだたりして)なんかとそう大差ないように思えたのだった。

最終的に地球が完全に「猿の惑星」へとシフトしていくことを示唆して映画は終盤に突入するのだけど、個人的に感じたのはその結果が今回はとてもソフトに、自然の流れで「そうなってしまった」というか、リーダーであるシーザー(アンディ・サーキス)が最後に見せた姿が私にはまるであしたのジョー風に真っ白に燃え尽きた状態のようにも思えたのである。

かつてこの新シリーズのオリジンである「猿の惑星・征服」でシーザー(こちらはロディ・マクドウォールが熱演)が「今ここに猿の惑星が誕生したのだ!」と高らかにアジる姿に高揚した事を思い返すとなんて静かな支配者(万物の霊長)の交代劇なのかと、鑑賞中すっかり猿目線に同化していた私にとってはそこが若干森足りないところではあったのだけど、シーザー王の一代記完結のストーリーとして見たならばひじょーに叙情的な終幕で、意外にココは感動があったと思っているのだ。

それにしてもこれだけキレイに終わったんならもう次は止めとけよと言いたいけど、なんとなく成長したコーネリアスを主役にした新・新シリーズが始まったりしないのかと余計な心配もしてしまうのだが、今後はどうなるんでしょうなあ・・・( ̄。 ̄;)

そのコーネリアス含めて旧シリーズの登場人物を名前だけ流用しているのはファンからすると嬉しいところでもあったが、ストーリー的には旧作とリンクすることが無いと「創世記」公開時に聞いていたのでせめて名前くらいはもう少したくさん使ってもらいたいなと、わたしは以前から密かに希望を持っていたのである。

今回は発病によって聾唖になった人間の女の子を旧作のヒロインだった"ノヴァ"という名前で登場させたし(旧作のノヴァはリンダ・ハリソンというセクシーな半裸のおねいさんが演じていた。我が輩はコッチの方が好みでしたが(__;)←メイキングのインタビューで「当時プロデューサーと付き合っていたから出演できた」と堂々と公言していたのには笑ったなあ(そのPとはのちに結婚もしたそうですが))先に書いたようにシーザーの息子がコーネリアスという旧作とは親子関係を逆転させていたのも楽しい配置だけど、どうせなら「ジーラ」と「ザイアス」くらいは各エイプに振ってほしかった気はするけどね(または大佐の名前を「テイラー」にしておくのもアリだったな)

まあそんなわけで、これからもし「聖戦記」に行こうと思っている人はまず「創世記」と「新世紀」を見てから行った方が絶対面白いはずだと断言しておきましょう。メンドくさいだろうけどここは敢えて復習してから劇場に向かうことを推奨いたします。

□「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」鑑賞時の感想文

□「猿の惑星:新世紀(ライジング)」鑑賞時の感想文




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宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえないが、絶望の産声なら案外聞こえるそうですよ

そしてこれはほんの数日前に見てきた「エイリアン:コヴェナント」のはなしである。

新シネサンの鑑賞環境が快適だったので敢えてイオンではなくこちらの劇場を選んで見てきたわけだけど、それ以前にポイントが溜まりに溜まっていたのを早く消化したいという目論見もあったのだった。

前作「プロメテウス」が事前期待値の高さに対してけっこうなガッカリ具合だったことを思うと、その続編を無料で見ようというプランは実に無難な戦法(まあガッカリとは言いつつ「プロメテウス」もそれなりに良かった所もあったわけだし、エイリアンシリーズのファンの一人としてもコレを外すわけにはいかないという半ば義務感みたいな物もあったわけで(^_^;)そこいらが劇場まで足を運ばせた最大の理由)

しかし徳島では公開から僅か5日程度しか経っていないのに客足は鈍かった。そりゃ連休明けの週初めで平日夜の最終上映だとこんな物かという気がしないでも無いのだけど、8スクリーンあるなかでも最大キャパ300席の部屋が目視カウントできるくらいの入りでは少々寂しい。

で、たぶん殆どの人がそうだったと思うのだが、我が輩「プロメテウス」の内容を殆ど覚えて居らず(ーー;)前夜自宅で復習的DVD鑑賞を行いそれからここへ来ていたワケだけれども、その行為そのものにはあまり意味が無かったかもしれないのだ・・・

なんというか前作で「人類の起源を作ったと思しきマッチョ宇宙人が(我が輩”スペースジョッキー星人”と勝手に呼んでますが(°°;))作っておきながら自らそれを滅ぼそうとする」という、よくわからない行動を取ろうとした所でデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)とエリザベス(ノオミ・ラパス)に阻まれ、今作ではそれに駄目押しがされたところで退場となってしまい、結局なんのために出てきたのかさっぱり理解できないまま出番(存在意義自体)が何も無くなってしまったように思えたのである(製作側がなんとなくイジるの面倒になってきたんで設定上一回リセットしようか、みたいな処理をしたようにも見えたな~(ーー;)←そら見る人が見たら彼らの存在ってすごい深い意味があったのかもしらんけど、私のような愚鈍野郎にはなんにもワカランかったですわ)

それで途中からは我々が知る姿形をした一作目のエイリアンがどういう経緯で誕生し、誰が造物主だったのかという説明的な展開に終始して最後はまるっきりその「一作目」の焼き直しになって終わるという(いろんな場面で一本目の再現が試みられていたが新ヒロインのダニー(キャサリン・ウォーターストン)が完全にリプリー風の出で立ち(ポスター見たときは「エイリアン2」かと思ったくらい)をしていたのもそうだし←この人ホントはもっと綺麗な女優さんなのに、それを微塵も感じさせなかったのは或る意味スゴいなと・・・)もう言いたくは無いけど敢えてこの状況を喩えるならば何年もかけて後ろ向きにマラソンを行いスタート地点まで戻って来た気分に近いのではないだろうか。そしてそこからもう一周同じコースを走り出すと同時にさほど聞きたくも無かったそれまでの裏話をくどくどと聞かされてしまったような、老人のブーメラントーク的辟易感をすっごく感じてしまったのだった。

わたしは5年前「プロメテウス」の感想を”とにかく無粋で夢が無い”という体で書いたのだけど、今回もそれに拍車をかけたかのような客に夢想/想像させる機会(スペースジョッキー星人の存在については逆に謎しか残ってないけど、これはこれで何処までも説明不足だらけ。どーでも良いことは委細語ってくれるのになんでこっちはほったらかしなのか)を全然与えてくんない映画だったなと思っているし、やっぱり「前日譚」だの「ビギニング」(「プロメテウス」以降のこのシリーズがそうだとは明言されてないのでその点は曖昧だけど、でも見てる方からしたら九分九厘そう思って鑑賞してるハズ)なんてのはどうしたって辻褄合わせにしかなんないんだってのを今回はきょ~れつに感じた次第である。

しかしそういったシリーズの流れとかはいったん置いといて、この映画を単品で見たならばモンスタームービーとしての楽しさ・魅力は多々あるので(R15になったゴア描写もなかなか本格的になっていて怖さと迫力はかなりのもの)前半は流し見しつつ(__;)後半の怪獣ショーを満喫するのが鑑賞スタイルとしてはよりベターな選択かもしれない。

それと我が輩このたびは2D字幕版で見たのだけど、本作はむしろ4DX等のアトラクション対応で見るのが正解なのでありましょう。



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鋼鉄の羽を毟る男、スパイダーマン!

タイトルは香山浩介(現・藤堂新二)さんの声で脳内再生するように。

これは比較的最近のはなし。徳島に台風が直撃した今月三連休の中日、シネマサンシャイン北島で「スパイダーマン:ホームカミング」を見てきた。

じつはシネサン北島は7月に全面リニューアルを行っており、わたしは改装後初めての劇場入りとなったのだった。今年春にイオンシネマが出来るまで徳島では映画興行を一強独占(ミニシアターがもう一館あるけどシネコンはココだけだったので)していた同劇場だが競合他社がいないと言うことは企業努力をあまりせずとも良いという判断でもあったのか、2001年の開業以来目立った改修は殆どされてなかったと思うのである。
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もうここ数年はシートのクッションもへたって背中/尻が痛くなる時間がどんどん早くなっていたし、繁忙期だろうと閑散期だろうと4つあるチケットカウンターが二つ以上空くことは一切無かった人員配置の不備であるとか(長蛇の列発生率が実に高かった)何よりトイレが何個も壊れていて使いづらいうえ見た目も貧乏くさく衛生面でもどうなのかというマイナスポイント等がやたらと目に付いていたのだ。

それがこのたびは見事なくらい全てが解消された状態になっており、なんやねん、出来るんだったらもっと早くやっとけやと思わず運営側に文句を言いたくなってしまったのだが、写真を見てもわかるようにエントランスそのものが一気に綺麗な物に変わっていたのであった(やはりどんな業態も競合なくして進歩は無いと言うことでしょうか)

以前の辛気くさい面影とかは全然無くなっており、チケット販売も券売機がメインとなりポイントカードもサービスデーの設定も席の選択もそれで全てが行えるようになっていたのである(係員もいるので操作方法がわからなくとも直ぐに確認できる)

これが4台置かれ別の場所にはネット/カード事前払い済みの人専用の発券機も2台設営。あれなら余程のことが無ければ混雑することもなさそうだ。また長年の懸案事項だったトイレも同様に全面改装されており、気持ちよく用を足すことが出来た。

シアターの方は8スクリーン体制で以前と変化は無いが、一カ所に4DXを導入(四国では三カ所目)シートについても全席入替が行われ座り心地は以前とは雲泥の差だったしひじょーに快適。これならまたこちらを主戦場(家と仕事場からはイオンよりこっちの方が近いのだよ)にしてもいいなと思っているところである。

さて、そんな快適空間の中で見た「スパイダーマン」新シリーズだが、原作コミック版(確か中学生くらいの頃だったかな?我が輩は小野耕世が監修した日本語版コミックを読んでいた記憶があるのだよ←たぶん当時弟が好きで買っていたのだと思うが)や映画版旧シリーズに比べるとずいぶん明るい作風になっていたのは少し意外だった。

ご陽気なMCUのカラーに合わせるための配慮かとも思ったのだが、元来ギークキャラで常に迷える子羊的少年だったピーターが普通に青春していたのはイマドキ対応ということなのだろうか(但しスパイダーマンが活動中にグダグダいらんこと喋り続けたり、昔からお馴染みのフレーズである「親愛なる隣人/スパイダーマン」という言葉がやたら出てきたりするのは各映画版の中で最も原作に近かったかもしれない)

もともと主演のトム・ホランドは初登場だった「キャプテン・アメリカ/シビルウォー」の時から浮かれたあんちゃんぶりでピーターを演じていたので、今度のスパイディがああいう感じになるのはある程度予想は出来たわけだけど、上にも書いたとおり基本は青春ヒーローものの体裁を保っていて、今作での彼には気の置けない親友や両想いのガールフレンドの存在がいたり(文武両面でライバルたちとも対等に渡り合ってたし)その上ピーター自身が秀才という設定をあてがわれ学校でも一目置かれているというのは過去のスパイダーマンでは見られないシチュエーションだったと思うのである(一番の違いはメイおばさんが若くてキレイな人(マリサ・トメイ)になっているという点ですが( ̄。 ̄;))

あと敵役が80年代にヒーロー映画の(しかもライバルであるDCコミック系の)主役だったマイケル・キートンだったのもかなり狙ったキャスティングだったと思っているが、彼は今後もまだ出てくるのでしょうかね~。全然憎めない悪役だったんで(__*)わたしはけっこう気に入っておるのだけど・・・

正直アクションの格好良さとかやエフェクトの完成度は「アメイジング」の方が上だったと思っているが、孤独で陰々滅々でカネ無く華無く運も無く、ひたすら延々と悩んでいるイメージだったスパイダーマンがこういう形でリセットされたのは観客サイドとしても実に気楽な気分で見られるし「アベンジャーズ」の繋ぎ映画としても十分楽しめる要素で溢れていたなと私にはそう感じられたのだった(今のところ同様の繋ぎ映画では「アントマン」と双璧の面白さ)

もっとも、結果的においしいところは全部スターク/アイアンマンがかっさらっていくところも間々あったわけだけど、それ込みで今度の新シリーズはかなり自分の好みの近く、満足度としてはかなり高かったと思っている。ちなみにこの新スパイダーマンは来年公開予定の「アベンジャーズ3・インフィニティウォー」に続けて登場するらしいので、果たして出番が何分あるのか(__;)それだけでも確かめねばイカンなと(「怪獣総進撃」のときのバランみたいにならなければよいのだが・・・)

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邦題と中身が合ってませんがな

暑い夏も終わってようやくマトモな脳活動が行えるようになったので(ーー;) 数は少ないがその間見ていた映画の話を少しずつ回顧していく。

これはなんと先々月に行ってきたという「怪盗グルーのミニオン大脱走」の遅い遅い感想文である。

確か野球観戦で丸亀に行ったとき時間潰しと避暑を兼ねてふらりとイオンシネマ宇多津に寄ったのだけど、特にアレを見たいコレを見たいという希望は無くこの日時間の合う三本(後の二つが何だったかはもう忘れた( ̄。 ̄;))の中から消去法で「グルー」を選んだのであった。

もともとこのシリーズは今まで一本も見たことが無く、ミニオンについてだけはなんとなく知っていたくらいで怪盗グルーがどういうキャラなのか、みたいなのは全然把握していなかったのである。本作がスピンオフ含めた通算5本目であると言うことだけは理解しつつ、とりあえずは映画に没頭。

なんとなく状況設定に既視感があるなと思いながら見ていたが(ちょっとだけ「スパイキッズ」の何本目かを思い出したなあ・・・)シンプルで簡潔なストーリーのおかげでひじょーに見易い作りになってましたわ。

なるほどこの取っつきやすさがファミリー層に受けた原因なのかと序盤はそう思っていたのだけれども、途中でミニオンたちが登場するとこちらの視線が一気にそちらに引っ張られてしまい、あっという間に眼が釘付けに( ̄。 ̄;)

微妙に姿形の違う二頭身の黄色いモンスターたちが大勢で意味不明の言語を発しながら連携して動いているのを見ていると、理屈抜きに楽しくて仕方がないのである(~_~;) ここに至りああこのシリーズはこいつらのキャラ力で持っていたのとか得心してしまった。そして自分なりにこの面白さはいったいなんなのだろうかと考えると、所謂「群体キャラの可笑しさ」というのがあるように思えてならないのだった。

今近いものを思い返してみてもたとえばアニメなら「となりのトトロ」と「千と千尋の神隠し」に出てきた"まっくろくろすけ"、特撮ものなら「侍戦隊シンケンジャー」の黒子、ここからは漫画になるが「うる星やつら」に登場する伝言ゲームのド下手なチビ忍者軍団や「宇宙家族カールビンソン」に出てくる特撮関係者の名前をもじった原生生物たちであるとか、そういう連中を彷彿させる楽しい魅力をミニオンたちからは感じるのだ。

そこにはゆるキャラ的なマスコットが大量にいることの絵的な面白さがあるのだと思うのだけれども、じゃあこれがかわいければ何でもいいのかと言うとおそらくそうではなく、どこかで少しずれたところがあるが故に目を惹くのではないかとも思うのである(この場合形容詞として一番しっくりくるのは「キモカワイイ」かな??)

じっさい此奴らが出てくると途中からグルーたちのことはどうでもよくなってしまい(__;)もっとミニオンたちの活躍場面を増やしてくれないかと思ってしまったくらい(そもそも「ミニオン大脱走」が全然話の中心になってなかったし・・・)そのせいか私はこの映画終わりで奴らの主演作である「ミニオンズ」を見たくて仕方のない状態に陥っておるのですよ(°°;)(コレは近いうち絶対見るつもりですが)

で、この映画そのものについては最初に書いたとおり一見のおっさんでも食い付きやすい物語とミニオンのインパクトもあって思いの外楽しめてしまい、ホント何の気なしに入った映画だったのに大いに満足してしまったのだった。それと今回は2D吹き替え版と言うことでグルーの声を笑福亭鶴瓶がアテていたのも初めて見たのだけれども、私が西日本の人間のせいかアニメに関西弁が飛び交うことにさほど違和感を感じず、むしろグルーの声にはベストマッチだったと言う気がしているのだ。

過去にも「シュレック」は浜田雅功が合ってると思ったし、「ファンタスティック・フォー」のアニメ「宇宙忍者ゴームズ」(日本放送時のタイトル)で悪役が名古屋弁を喋ったりするのも特に気にならなかったわけで←ただ単に我が輩の感性が鈍いのかもしれないが、実写だとしんどいところはあるけどアニメならアリかなと思えてしまうところはあるのだよ。

とりあえずプライムとHuluが一本目の「月泥棒」を配信しているので、まずはこれから見ていかなければなるまい。


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謎めく霧も晴れていく

今月中旬にイオンシネマ徳島でMX4Dを体験してきた。初チャレンジに選んだ映画は「ルパン三世/カリオストロの城」である。

4dxmx4d.jpgちなみにこの体感型シアターというのは現在日本国内では主に二種類があり、一つがユナイテッド・シネマ系列(四国ではシネマサンシャイン)の4DXでもう一つがTOHOシネマズ系列(同じく四国ではイオンシネマ)のMX4Dとなっている。

"4DX"については以前愛媛のシネマサンシャイン・エミフル松前で「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を見たときに体験していたが今回の"MX4D"は全くの初めて。効果についてはやや"4DX"の方が激しかったかなという気がしたけど、これは人によって体感差が出るんじゃないかと思うのであながち決めつけるわけにもいかない。この「カリオストロの城」での"MX4D"に関して言うと少々雑というか、風にしろ水にしろスモークにしろ全てのタイミングが同じでメリハリがない感じがしたのだった。

※参考 4DXとMX4D 違いのまとめ

この名作をスクリーンで見られたことはとてもありがたかったし、すごい満足したのだけど正直に言うと"MX4D"の効果は本作の場合少し邪魔だったかもしれないと思っている。これがのべつ幕なしじゃなくてピンポイントでココだ!っていう演出をしてくれれば(たとえば大司教に化けたルパンが城の中で花火をぶっ放すところとか、城に幽閉されたクラリスを最初に助けに行く大ジャンプの名場面とか)もっと没頭出来たんじゃないかと思うので、そこは今後検討の余地ありではないだろうか。

いやしかし何回も見てる映画だけどこれだけデカい画面で見たらばやっぱり面白かったですわ(ーー;) 「カリオストロの城」についてはもういろんな所でいろんな人たちによってさんざん語り尽くされてて今更な感もあるため詳しい感想は敢えて書かないけど、我が輩はラストシーンのアレよりルパンが語るクラリスとの最初の出会場面の方にグッとくるモノがあったのである。

あそこは誰かも書いてたけど(ちょっと原典がなんだったか失念)行き倒れになりそうだった釈迦にスジャータという娘が乳がゆを与えて命を救った話の(そしてその直後に釈迦は悟りを得る)イメージだと言う説を読んだことがあって、まさしくその通りだなと今回は物凄く納得してしまったのだった。

そこでクラリスに命を救われたルパンは釈迦のように悟りを得るわけではないが、そのことによってその後泥棒としてのステータスをさらに上昇させ「世界一の盗人」になったはずなのである(つまりクラリス無くしてその後のルパンは存在しなかった可能性もあるのだ)

その彼がクラリスをただ単に窮地から"救う"のではなく"盗む"ことによって解放してやる事を選んだのは(わざわざ言葉にして宣言したのは)コレはもう「世界一の盗人」にしてくれた人への泥棒なりの恩返しとして必然であったんだと感じたし、照れ隠しや誤魔化しじゃなく、それが天文学的数字の金銭的実入になる偽札の原板を盗むより値打ちのあることとして行動に及んだのはひとりのオトコとしても理解出来る部分ではあった(意図や事情をクラリスに一切説明せず、最後まで謎の泥棒さんとして風のように去って行くのはちょっと格好良すぎるところもあるけどね( ̄。 ̄;))

・・・みたいなことを書いてるともう一回見たくなってきたなあ。うーむ、イオンシネマさんには出来れば特殊効果なしで普通に上映してもらうことを改めてお願いしたいですわ。




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