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You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

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Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

星の林に月の舟、乗るのは男二人旅

今年はウルトラシリーズ40周年という事で、色んなところでそれ系のイベントが執り行われているのだが、40年も続いていると言うことは当時の関係者はみんな年を取ってしまったと言うことでもあるわけで、定期的に訃報が飛び込んでくるのはもはや仕方のないことなのかもしれない・・・

このたび、映画監督・実相寺昭雄氏と音楽家の宮内國郎氏がほぼ同時期にお亡くなりになった。今更説明の必要もないが、実相寺監督は「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」など、円谷プロ黄金期に伝説的な演出家として活躍されたディレクターである(今巷で流れている「ぱちんこウルトラセブン」のCMで使われた「狙われた街」の映像も氏の演出)。また宮内國郎さんは同じく「ウルトラQ」「ウルトラマン」などの劇判を担当された方であり、特撮ファンの一人として一度に二人もの功労者が亡くなったしまったことが残念でならない。

ご両人のご冥福を心からお祈りし、心より合掌いたします(-人-)










Category: ◆テレビ・ストーカーSeason2=いろんなTV番組を見た話  

徳島はドラマネタになりやすいのか??

昨日の撮影話を仕事場でほんの少し自慢して悦に入っていた私なのだが、なんと今日は妻が内田康夫ファンクラブのイベントで撮影現場に「ご招待」となっていたのである(当然ながら私が昨日呼ばれたのと同じドラマで、今日は脇町で行われるロケを見学に行くとのこと)

帰宅していろいろと話を聞いたが、やはり単なるエキストラで参加した僕とは扱いが違っていたようだ。なんとプロデューサーの人の案内を受けながら沢村一樹たち出演者との記念撮影があり、決定稿である台本を全員がお土産にもらうという歓待ぶりだったそうだ(エライ差ですなあ・・・(__;))

そしてわかったことは、このドラマのタイトルが「月曜ゴールデン/浅見光彦シリーズ23 藍色回廊殺人事件」であると言うこと。さらに放送日は来春(当然ながら月曜)妻が持って帰ってきたシナリオに目を通して、昨日の場面がどういう経緯で行われていたのかをようやく理解した。若林豪たちは徳島の人という設定だったのだなあ(その割りには放言が出てなかったが)

他にも、昨日はわからなかった二人の女優さんが今村恵子遠野凪子であるということも判明(今村恵子って「ゴジラVSモスラ」
で小美人をやっていた子ではないか。完璧に忘れていた・・・)

俄然オンエアが楽しみになってきたのだが、ちなみに妻たちは見学のみで出演はなかったそうだ。旨くいけば夫婦競演の可能性もあったのに、少し残念かも・・・






Category: ◆テレビ・ストーカーSeason2=いろんなTV番組を見た話  

呼ばれたドラマは何?

数日前に連絡のあった某刑事ドラマの刑事役でのエキストラ出演は予想通り「身長175センチ」という大いなる壁に阻まれて実現しなかった。しかし今回改めて「阿波之里のお客さん」役で出演依頼が飛び込んできたのだ。当然のようにすぐ休みを取り、本日の撮影へと参加することとなった。

先方よりの指定は「ちゃんとした格好」ということで、しばらくぶりにスーツを着用。ネクタイを締めると若干首廻りが苦しいものの、これならなんとかなるだろう。17時も過ぎた頃、多少早めに集合場所である阿波之里駐車場へ向かうが、現地では担当の人から「撮影が押しているので1時間待ってくれ」とドラマロケの常套句を告げられる。

そして改めて18時半に再集合となったのだが、ここからさらに90分ほどの待機(__;)僕は一人で参加していたので現場では話し相手もいない。他の参加者と話してみようかとも思ったのだが、15人ほどいるエキストラの面々は全員友人知人と連れだって来ており、そこに「どうもどうも」と割って入るのはかなり難しそうな雲行きだった。

その後ADさんから出番の告知があり、我々は宴会場の方に移動。丸テーブルに適当に振り分けられ、僕は女の子二人組で来ていたエキストラ参加の人と同席になった。正直おばさまチームやオッサンチームに入れられなくてホッとしたものだ(自分自身がオッサンであることはこの際おいといて・・)

さて、この部屋に入る直前、ようやく今日のドラマが「浅見光彦ミステリー」であると言うことが判明(放送日は未定)私は殆ど見たことがないのだけれど、妻が原作者・内田康夫のファンクラブに入っているため「なんとなく」概略はわかっているつもりだった。

TBSでの作成なのでそうなると来ているのは沢村一樹のハズである。テーブルが一緒の女の子に彼の居場所を教えてもらい、ようやく肉眼で主演男優を発見!ほほー、彼が沢村一樹か(と言いながらもこの人の出ているドラマを今まで見たことはなかった)

今回のロケではちょうど宴会場ど真ん中で浅見光彦親子たちが会食をするというシーンの撮影を行う。廻りにいる我々は言うなれば動く背景、書き割りのような存在である。撮影準備が整うにつれて出演者も揃っていく。浅見光彦の母親役で加藤治子が登場(おー!)名前は知らないが綺麗な女優さん二人登場(おおー!)そして最後は今回のゲスト、若林豪が登場したのだった(おおっっー!)

僕はその昔「Gメン75」
を熱心に見ていた事もあり、今回来ていた俳優さんたちの中ではこの人に会えたことが一番嬉しかった(*^^*)

さて撮影場面は上記メンバーでの会食シーン。どうやら鯛飯を食べるカットを撮るようだ。鍋の蓋を開けて実際の料理を大写しにするところから撮り始めたので、この辺は我々もカメラに写らない。したがって完全にお気楽な見学者状態である。しかも「この鯛飯は我々にも振る舞われるのでは?」という淡い期待も抱いたりしていたのだった。

その後宴会場全体が映るカットに切り替わり、僕らもようやくお仕事開始。このとき思っていたのは「料理を食べに来ている客なのだから、テーブルにフルコースが並んでもおかしくないよな」と言った勝手な想像だったのだけど、残念ながらそれは勝手な妄想へと変わっていく。用意されたのは小鉢が二皿。そしてワインに見せかけた水の入ったグラスと、ノンアルコールのビールグラスが1本という有様。

その小鉢を撮影が始まる度に何度も何度もつついては少しずつ口に入れていくという動きを繰り返す。量が少ないから固形物が直ぐ無くなってしまい(__;)むなしく箸を突っ込んではごぞごぞと動くという動作しか出来なくなっしまった(それでもこの小鉢は美味しかったのだが・・・確かスモークサーモンと半熟卵が一緒になったものと、もう一つはよくワカランもの)

隙を見ては役者の人たちの動きを目で追っていたのだが、沢村一樹の細かいアドリブに(リテイクのたんびに毎回芝居が違っている)加藤治子が「またかいな」みたいなうんざりした表情を見せたのが面白かった(^_^;)

結局撮影そのものは1時間程度で終わり、いつもの事ながら本番より待ち時間の多いロケと相成ったのでありました。さらに撮影終了後、私はずっと気になっていた事の解明に挑戦。同席した女の子がどうやら職場で見かけるお客さんであることが判明したのだ(__;)どこかで見たことある人だなあと現場に来てからずーっと思っていたのだが、直接本人に声をかけたら正にドンぴしゃ(先方も同じようなことを思っていたそうだ。しかし徳島は狭い(>_<))こんな事なら待ち時間にもっと喋ってもらえば退屈しなかったものを・・・

期待していた鯛飯は欠片ももらえず、このままご苦労さんで終わるのかと心配していたのだが、県の担当者をつかまえて「何も出ないのでしょうか?」と聞いてみたところ、ちゃんと記念品と弁当の配布があった。
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しっかりと袋に入れて持ち帰り、家で全部平らげたのは言うまでもなかろう。小鉢と水だけでは腹も減りますわなあ・・・

これで通算3度目、なんとなく新しい「趣味」の予感が(と言ってもオファーが無いと意味はないのだけど・・・)

呼んでくれたらまた出ますとも、エエ。



Category: ◆テレビ・ストーカーSeason2=いろんなTV番組を見た話  

そしてのだめだけが残った

3本同時に見出した秋のドラマも気がつけば2本挫折。今や見ているのは「のだめカンタービレ」のみとなってしまった。

尻すぼみのままもはやその尻すらなくなってしまった「セーラー服と機関銃」いつ面白くなるんやあー、と思いながらいつまでも面白くならない「嫌われ松子の一生」

それに比べて「のだめ」の楽しさは毎週群を抜いていた。これはやはり音楽の力と言うべきなのか、今更ながらにクラシック音楽の潜在的なパワーに驚かされてしまうのだった(事実毎週演奏シーンになるとぐっと引き込まれてしまうわけで、これにかかる千秋のモノローグがイイリズムで画面と絡む)

後の心配はこれを残り数回で”どう纏めるのか”の1点に尽きるのだが、頼むから「またスペシャルで会いましょう」みたいなほったらかしで終わるようなマネだけは止めてもらいたいと切に願う。



Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

マティーニの海で溺れたい

北島シネマで開催された「007/カジノロワイヤル」の試写会に行く(妻の出した応募はがきが今回も当選)
 
常に「映画館で見る映画の筆頭」という思いが自分の中では強い007シリーズ。当然のように新作が公開されるごとに劇場で見ているのだが、今作では従来の色合い(お約束ごと)はかなり薄味だったように思えた(主題歌だけは007汁120%出まくりだったので帰り際妻に「主題歌がヨカッタよー!」と告げると「ふーん、ちょっと古くさい感じしたけど」と言われ少し凹んでしまった・・・)

劇中では痛そうで汗臭いアクションがあり、潜入したものの失敗もあったり、「情」にあまりにも簡単に引きずられるなど、我々が知っている映画版ジェームズ・ボンドのキャラクター性からは少し逸脱しており、途中までこれが007映画であるという感想はまったく浮かんでこない。 イメージ的には「ロシアより愛をこめて」のロバート・ショウが主役のスピン・オフではないのかと錯覚してしまいそうなムードがあったし(どーしても主役のダニエル・クレイグがロシア系テロリストに見えてしまうのだった・・)

ストーリーも焦点が定まらず旨く話が流れていかず、ぶつ切りのような構成に感じられて、とてもではないが良くできた映画とは言えないかもしれない。 さらにこの007が初代なのか○代目なのか、その辺の時間軸も曖昧でこれが最近流行のビギニング系とも言い切れない作りになっているのも気にはなった(出てくるテクノロジーは明らかに現代だったし、その割りには「マティーニ」「アストン・マーチン」といった007的キーワードを所々ちりばめたりして、余計混乱を招くようなことをしている)僕はあくまでも今回は「007はじめて物語」だと思っているのだけど。

しかし不思議なことに、これほど引っかかるところが有りつつも(上手くは表現できないのだが)この映画は「悪くない」という感想がものすごく残ってしまったのである。何十年も毎度お馴染みをやり続けて、変化と言えば役者の交代くらいしかなかった007シリーズで、安定路線(パターンの踏襲)から撤退しようとしている勇気は評価するべきとしても、それとは別の「ひょっとしたらいい新シリーズになっていくかも知れない」という漠然とした期待感のような物を感じてしまったのだ。

ことに物語終盤で、そこまでまったく英国紳士に見えなかったダニエル・クレイグが突如として「僕らが知ってる007」に一瞬見えてしまったり(単なる錯覚と言われればそれまでですが(__;))エンドロールで館内に鳴り響く007のテーマ曲を聴きながら、今から10年かけて3本くらい撮れば、今までで一番007らしいボンド役者が誕生するかもしれないと、そんなことがアタマを過ぎるほど説明不能な高揚感が湧いてくる作品なのだった(人に感想を問われれば、この「悪くない」という言葉が絶対口を突いて出る)
Category: ◆映画は六畳間の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

たけし映画を心眼で見よ!

金曜日にゲオで妻が「コレを借りタイ」と手にしたDVDを昨日今日の二日がかりで見た。

菊次郎の夏

所謂「たけし映画」というのは初期の2本(「その男・凶暴につき」
と「3-4×10月」
)と「BROTHER」
くらいしか見たことがなかったのだけど、それを含め自分の中で漠然と思っていた北野武という監督像が、ひょっとしたら違っていたのではないかと。また、この映画はビートたけしという人の本質が実は一番色濃く出た作品ではなかったのかと僕は思えて仕方がなかった。

この映画は祖母に育てられている少年が唯一心の拠り所にしていた「どこかで僕のために働いてくれている会ったことのない母」に会うため、たけし扮する菊次郎と一緒に豊橋まで行くという、ホントにたったそれだけの話なのだ。そしてその珍道中があまりにも穏やかなロードムービーとして形成されており(母に会うまでは二人の関係が子供同士で、母と会ってからは親子のような距離へとシフトしていくのが旨い)特に後半井出らっきょやグレート義太夫たちと数日キャンプを過ごす場面なんて言うのは、芝居ではなくてホンマに楽しんでるんじゃないの?と思ってしまうような、何とも言えない暖かさを画面から受けてしまったのだった。

暴力描写の印象が強かったたけしの映画でこんなにほっこりできたのがあまりにも意外(__;) 今後もこういう路線で映画作りをしていった方が良いのではないかと、個人的には思えた(多分だけど、おそらくやりたかったのは「パリ・テキサス」だったのでは)




Category: ◆映画は六畳間の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

玄関に結界アリ

本日一度も外へ出ず。

まあ天気も悪いし寒いし{{ (>_<) }}で、要はだらだらしていただけなのだが・・・朝は前日Sさんにいただいたパンで朝ご飯(食ったのは11時だが)昼飯兼用で美味しく頂く。

午後からはPC作業をやりつつ「ヒトラー~最期の12日間~
を見た。「バルトの楽園
に出ていたブルーノ・ガンツがヒトラー役をやっている、ほぼ史実通りのお話(と言うことだけど歴史に造詣が深くないのでこの辺適当)

ヒトラーと言われてピンと来るのは手塚治虫の「アドルフに告ぐ」くらいな物なので、今回初めて「あー、こういう人たちがナチスにいたのか」という新鮮な驚きがあった。なんとなくNHK深夜のミニシリーズ的作りにも感じたけれども(どっちかというとテレビでやるネタだった気もする)紋切り型の「せんそうはよくないんだあ」調のテーマの押しつけがなくて、彼ら一人一人を普通のドイツ人(人間)として描いていたのがむしろ好感持てる作りになっている。

しかしこの映画はヒトラーの秘書だったユンゲの視点で描かれているのだけど、ラストシーンで「本物」のユンゲさんを登場させて、なんだかんだ喋らせたのは少し興醒めしたな(偶然にも「バルト」のラストと同じような感想を持ってしまった)

今日はこんな感じでたらたらとスターチャンネルを見続けていたのだが、この後もバカアクション映画を2本も見てしまった。一応記録として感想を記しておこう。

エレクトラ

腕の筋肉が異常に盛り上がっているジェニファー・ガーナーが微妙だ。こんな感じの人が向こうでは美形と謳われるのだろうか、僕にはよーわからん・・・

アメコミの映画化らしく実に漫画的な展開を見せるのだが、敵の忍者集団が何奴も此奴も弱すぎて話にならない(ボブ・サップのキャスティングは日本向けか??)この手のアクション映画で「最強の敵」が存在しないなど、ハッキリ言って以ての外だ(やっぱりテレンス・スタンプと戦わせないと)

まったく面白くないわけではないけど、色んな意味で「安い」映画だった(テレビ女優にテレビの監督にローカルタレント総出等々)

ワイルド・タウン/英雄伝説

こちらも実在した保安官の物語・・・と紹介されていたのだけど、映画を見ていくにつれて「そんなヤツおらんやろ~」と口を突いて出そうになってしまった。ホンマかよ!?この話(^_^;)

事の真意はともかくとして、ことアクション映画として見た場合の面白さは間違いなく「エレクトラ」の100倍はあった。とにかくすべてが剛速球なのである。水島新司の漫画で「男ドアホウ甲子園」という直球しか投げない投手が主人公のシリーズがあるのだが、この映画は正にそんな感じのノリが終始漂っているのだ。

最初から終わりまで映画的な伏線とか捻りとかスカシは皆無。故郷に帰ってきたー→この町は腐敗してしまったー→おれが何とかしてやるー→何ともならなくてスマキにされたぜー→もう一回なんとかしてやるー→何ともならなくて訴えられたー→自分で弁論して逆転無罪だー→ついでに保安官に立候補したら当選したぞー!→街から悪者を一掃だー!

と、書いていてなんてアタマ悪いんだと思ってしまうが、誇張なくこれがこの映画の内容ほぼすべてなのだ(__;)これを剛速球と言わずしてなんとしよう。しかもランニングタイムはたったの80分、見る物なくて困ってる人には緩くお勧めしたいところだ。





Category: ◆Indies Cinema Paradise=自主映画四方山話  

PFF観客初体験

朝方自宅で微睡んでいると実家の母から携帯へ着信。電話に出ると2歳の姪二号が「おっちゃん、なにしよん??」と聞いてきた。すかさず「休みなのでゆっくりしているのだよ」と幼児に説明しても仕方のない話をたらたらと。と、なんのことはなく、コイツから電話があるときは間違いなくばーさん(私の母)が「買って欲しい物のリクエスト」をさせているのである。クリスマスも近いしねえ(結局またまたアンパンマンのグッズを買うことになりそう)

午後からは妻と共に”サンポート高松”というところへ行くために出かける。今日はこの会場で「ぴあフィルムフェスティバル」のイベントが執り行われているので、それを見に行くつもりだった。

pff

「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」というのは知っている人は知っている国内最大級の自主制作映画の登竜門となっている大会なのである。ここからプロになった人たちは数知れず、というより今やプロデビューのステータスとして、一種の権威にまでなっている大会とも言えるのではないだろうか(野球で言えばドラフト指名対象選手のようなもの)



今回はサンポートで3日間いろいろな上映が行われるのだが、僕が見たかったのは今年のグランプリと準グランプリの作品2本。これが18時からの上映予定となっていた。

時間的な余裕もあったので、道中「まんぷく堂」なるうどん屋さんで昼食をとり、牟礼町のSさん宅にお邪魔する。当初は夫婦で一緒にサンポートへ行くはずだったのだが、Sさんが最近購入した木村拓哉のDVDの魅力に妻は負け(__;)そちらの鑑賞を優先。結果ぼく一人で会場に行くことに変更。

せっかくなので移動は琴電を使い、駅前まで行ってみようと当初から考えていた。Sさん宅から駅は歩いてすぐの所にあるので、16時30分頃に出発。妻とSさんのお見送りを受けてプチ一人旅の開始である。またタイミング良く(?)雨も本降りになっていた。

実は香川には18から23の間に、期間はバラバラだがトータルで3年半住んでいたことがある。そのころは住んでいたアパートから自転車で琴電栗林駅に行き、高松築港へ。そのまま歩いてJR高松駅から高徳線で帰徳というのが移動のパターンだった。

したがって琴電乗車はそれ以来、ほぼ20年ぶり。さあどのくらい郷愁感が募るかと楽しみにしていたのだが、香川県はいろんな所が変わってしまっていた。途中瓦町で乗り換えがあるのだが、今やここはぼくの知っていた小便臭いうらぶれた駅ではなく「動く歩道」などを備えた近代的な建物に変貌していたのだ(既に高架済みで天満屋と合体という大技も)

あらーと思いながら築港行きに乗り、二駅で到着すると外へ出て驚いた。中はさほど変化を感じなかったのに、すごく綺麗な「琴電高松築港駅」と書かれた看板が光り輝いているではないか。で、周りを見渡せばそこはもはや別世界。花時計が目印だった質素な駅は姿を消し、なにやらよくわからぬ高層ビル群が建ち並びそこら中がネオンと照明でライトアップされている。ぼくの知る高松は何処へ行ってしまったのやら・・・(昔と変わらぬ宇高国道フェリーの看板を目にしてようやく位置関係を把握。あ、コレが中央通りだったか・・・(__;))

雨の中地図を見ながらサンポートホールを目指して歩いたが、そのエリアに入ってしまうとますます自分のいる場所がワケワカラン。思わず「何処やねんココは!?」と声に出さずにはおれない。

そして徒歩5分ほどで到着したサンポートホール。いやー、なんちゅう凄い建物か・・・会場である4階「小」ホールで当日券を買い(この時点で17時30分)次の開場をロビーで待つ。約15分後に受付の人から「入場できます」と声がかかり中にはいると、えー、これで「小」なの?と驚いてしまった。客席は350席で座席はゆったり座れる上、傾斜もきつめに作られているし、スクリーンもそんなに小さくはない。照明設備の多さからしてたぶん普段は芝居とかコンサートに使われているのだろうが、十分映画上映にも耐えられる仕様だ。

設備にひたすら感心しつつ一番後ろの席に座ったのだが、上映が近づいても入ってくるお客さんはまばら。やっぱり自主映画に1200円払ってくる人はあんましおらんのか(それとも時間と天候のせいだったのか)最終的に20~30人くらいだったように見えた。最初にぴあの方から挨拶があり、上映は始まった。

「隼」

赤貧生活にあえぐ若い夫婦の日常を、救いがないムードで見せつつもなぜか暗くなりきらない空気で描いた長編。テーマ的にはありがちな「おまえ(あなた)でなきゃダメなんだ」という夫婦愛の話だと思うのだけど、全編の枕詞たる”貧乏”の描写がぬるい。本当の赤貧生活とはああいうのは言わんよ(古いとはいえ一軒家に住み電気もガスも水道も供給されているのに)

あれがホントに悲惨なものとして映像化できていれば最後の結びがもっとドラマチックになったのではないかとも思ったが、しかしそうなると最初に書いた「暗くなりきらない」(コレはこの映画の良い部分の一つだった)状態にはならなかったかもしれない。

だが僕が気になったのはその貧乏描写だけで、それ以外はかなり良くできた映画だったように感じた。ハッキリ言って映画としてのレベルは相当高いと言える(もう15分くらい短かったら絶対グランプリだったと思うなあ)

とにかくまず役者がよい。夫婦役の二人含めてすべての出演者が味があって生々しい演技を表現していたし、エンドロールで流れていたオリジナル主題歌が(聞きようによっては歌詞で言いたいことを説明しているようにも聞こえたけど(^_^;))これまた暑苦しくて押しつけがましくもホロッとさせてよろしい。僕はこの映画気に入ったよ。

「はっこう」

自分の子供がなかなか喋らないことを発端に、だんだんおかしくなっていく主婦の日常を描いた不思議な映画。こちらも役者が良いのだ(主役の子が鈴木紗理奈のようなイントネーションで淡々と呟くモノローグが面白い)

正直オチは見えていたけど、そこに来るまでのプロセスが実に心地よく引き込まれてしまうと言うかプロレスの良い試合を見たときのような高揚感が残った(想定内だったけど満足できるというアレ。試合で言えば75年の猪木-ロビンソン戦のような←プロレスファンにしかわからぬ例えでスマヌ)

あと笑ったのは、蝿叩きをダンスで表現するところ。あんなん初めて見たわ(^◇^;)

この短い尺でこの濃い内容。なるほどコレがグランプリになったというのは反論の余地がない。ブラックに終わりながら、こちらも妙な余韻が残るという奇妙かつ異色な映画。

この2本が1200円なら決して高いとは思わなかった。むしろ商業映画で「カネ、返せ」と思う事の方が多い昨今、もっといろんな人に見てもらいたいと思ったなあ。自主映画ってやっぱり面白いのだよ。

劇場を出たらまだ雨が降っていた。妻に電話を入れ今から戻ると告げる。既にSさん宅では妻と二人して晩ご飯の支度をしてくれているとか。いや、なんともありがたいことで・・(__;)

帰りも同じルートで琴電に乗り、瓦町で乗り換え。志度線に行く人はこの時間僕だけのようだ。後ろを振り返ってダレもいなかったときはちょっとだけ「狼男アメリカン
の駅のホームシーンを思い出して怖かった(^_^;)

21時にSさん宅に戻りると、しばらくしてご主人も帰宅。いや、考えてみれば軽く2年は会ってなかったので久しぶりのご対面である。4人でテーブルを囲み美味しい食事(写真を撮っておけばよかった。それくらい美味しいご飯じゃった(>_<))と楽しい歓談。気がつけば時刻もとっくに23時をすぎ、外はもう真夜中。

満腹の我々夫婦はさすがに帰ることに(おみやげのパンまでもらいってしまった・・)Sさんご夫婦、今宵の歓待まことにありがとうであります(ロ_ロ)ゞ たぶん近いうちまた来ます(゜;)\(--;)オイオイナニイッテンダヨ

と、帰りは時間も時間なので、予想通り妻は県境手前でぐー(-_-)゜zzz… あんなにいっぱい珈琲を飲んだのに(原材料の豆から生成した特製珈琲まで飲んだというのに)さほど効果はなかったようだ。ま、予想内ではある。自宅到着10分前に起きた妻は体感移動時間がきっと20分くらいだったハズだ。

部屋に戻りシャワーを浴びて横になると、眠くなるのは早かった。久しぶりの濃くて楽しい土曜日。充実の疲れというヤツでありましょうか・・・




Category: ◆テレビ・ストーカーSeason2=いろんなTV番組を見た話  

ジーパンかテキサスか

今日の夜にまたまたメールでエキストラの依頼が届いていた。今回は脇町で撮影されるTBS製作の刑事ドラマに「刑事役」のエキストラで出てほしいとの要請内容だった。

刑事ドラマ大好き人間の僕なので、ココはすぐに了承して参加希望の返信。しかし先方の指定として「身長175センチ以上」というのがどうにもネックになりそうだ。出る気満々なので是非呼んでほしいのだけど、たぶんこういう役は希望者殺到するだろうし、身長の制限がなあ・・・(正直に書かずにサバよんで返事するべきだったかも)あとの指定が「地味なスーツとネクタイ必須」というのはまったく問題ないのだが。



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交渉してないがな

こないだ録画していた「交渉人・真下正義」
見た。

地下鉄爆弾テロを狙う謎の犯人が真下刑事に挑戦するという話・・・と聞いていたのだが、出だしの期待感とは裏腹に一向に盛り上がらぬ気配を見せぬままで終わってしまったという感じだった(見ている間中「いつ面白くなるのだ??(__;)」とずっと思っていたのに)

ぼくはもっと真下と犯人の対決(それこそ「交渉人」なのだから、もっと交渉シーンがあってナンボじゃないの?)がストーリーの中心になっていると期待していたのだが、なんか鉄道マニアばりに地下鉄の細かい説明とか、キャラを作り込みすぎて逆に鬱陶しくなってしまった(國村隼はあれではタダの失礼なオッサンだよ)登場人物達のどーでもいい会話にまったく感情移入することもなく終わってしまったことに大いなる落胆を覚えてしまった。

どこかの映画レビューで「傍観者・真下正義」という書かれ方していたけど、実際その通りでユースケは主役らしい活躍はなんにもしていないのだ。

さらにコレは私含めた「踊る大捜査線」
テレビシリーズのファンからしても、スピンオフと言うにはあまりにも中途半端な代物だったようにも思える。しかも犯人が誰だったか明かさなまま終わることの意味が、この映画の内容でどれほどの意味があるのか?(「オマージュ」という便利な言葉で安易なパロディに走るのはそろそろ考えた方が良いのではないかね)

たぶん映画館に行っていたらかなり腹立っていたわなあ・・




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