You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Sort by 07 2007

Category: ◆映画は液晶前の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

台風対ハリー・キャラハン

今日明日と楽しみにしていたCS放送ザ・シネマの「ダーティーハリー祭り」が台風とバッティングするおそれが出てきた。パラボラ野郎にとって一番怖いのはなんといっても悪天候による受信障害なのだが、果てして今回は??

放送の方のラインナップは今日が「ダーティーハリー」1~5字幕版。明日が同作の吹き替え版。明日には台風も通過するので問題は今日の放送分のみ。

結果からいうと「2」の冒頭以外はまったく問題がなく受信ができたのでとりあえずは安心した。もともと字幕版の方はそれほど重要視していなかったので、明日の放送が完璧ならそれでヨイのだ。

録画したものを改めて夜にダイジェストで見直したのだけど、やはりこのシリーズは何度見てもおもしろい。元々ぼくは「ダーティーハリー」シリーズを見たのは遅い方だったので(劇場で「5」を見たのが最初だったという遅れてきたファンだった)世評では凡作といわれる「3」以降についても個人的につまらないと思ったことはなかった。

このへんは「007」シリーズと一緒で自分の中にある「これとこれを見たかった」的な定番の面白さを感じられる映画でもあるので、一作ごとの作品の出来不出来がそれほど気にならないところもあったのだろうと思われる。たとえば必ず本編中に二度使われる決め台詞であるとか(マグナム44を構えて銀行強盗に言い放つ”Do I feel lucky? Well do ya, punk!”であるとか、居丈高な国の某大統領も引用したという”Go, ahead. Make my day”またチャイナレストランで暴れる強盗の前に「突如として」現れ(いつ入ったんや!?」と何度見ても思ってしまう(__;))”You're shit out of luck.”等々)あとはアルバート・ポップウェル(「5」以外の全作出演。「1」では先記の台詞を言われてしまう銀行強盗役)が何の役で出てくるか?等)

今回は本編のおまけ的意味合いで「ダーティーハリー・ザ・オリジナル」というドキュメンタリーも放送されたのだが、これはイーストウッドはじめ出演者たちのインタビューが多数収録されていて興味深い内容となっている。近作でよく見かけるイーストウッドの老け具合はさほど驚かなかったのだが、ほかのメンバー、特に一番ビックリしたのはタイン・デイリー。最初見たときは誰やこの太ったお婆ちゃんは?と思ったくらい全く本人と一致しなかったほど(__;)「キャグニー&レイシー」の頃の面影は微塵もおまへんな・・・(後はパトリシア・クラークソンが思ったほど老けてなかったのがちょっと嬉しかったり)

しかし思い出の映画というのいつまでたっても飽きがこない。こうなると明日の吹き替え版も俄然楽しみとなってくる。












Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

600の瞳

代休ではないが休みを取った。自覚はないがやはり多少は疲れが残っているのか前日から体が重い(決して太っているからではない(__;))

朝少し寝てからは午前中に買い物に行き、一度帰宅した後改めてシネサンに向かった。こういう休みの日の気分転換は映画に限る。「ゾディアック」にするか「ダイハード4.0」にするか迷ったが、なぜか予定のなかった「300」を選択。



紀元前にあったとされるスパルタの兵士300人が何万人をも擁するペルシア軍と不利を覚悟で戦い抜いたという武勇伝記もの。このへんは史実らしいが例によって歴史に造詣が深くないので正確な事実については何とも言えない。それでもこの映画を見た者なら全編のデタラメぶりに「たぶん違うんだろうなあ」と想像するのは簡単だろう(ペルシア軍のメンバーはほぼ「北斗の拳」に出てきそうな連中ばかり。中国人と日本人がチャンポンになったような忍者軍団やら怪獣みたいなサイやら象やら(^◇^;)までが登場。なによりペルシアの王が身長3メートル(!)くらいのゲイ臭漂うキャラというのは凄いわ)

しかし、劇中においてはそんな事実の検証などはどーでもよく、むしろ負け戦に挑む300人の戦馬鹿どもに「負けるな!」とひたすら声援を送るような、そんな映画だったのではなかろうかとワシは思ってしまったのだった。そう、この「300」はまごう事なき純度100パーセント「オトコ(「漢」と書いた方が良いかも)の映画」と言えるだろう。

盾とヘルメット(?)以外はほぼハダカ(全員が無意味にマッチョで、その筋の趣味の方にもアピールは万全)という、少人数に加えて明らかに不利なガードしかできないスパルタの兵士たちが「戦うためだけに生まれてきた我々が戦場で死ぬる事の快楽」を喜々として語るシーンなんぞ、メンバーの男前ぶりにはホント鳥肌ものだった。

映画の構成も70パーセントはスパルタ対ペルシアの戦闘に当てられていて、もうドラマもへったくれもそこには存在せず、ひたすら「This is Sparta~!!」と叫ぶレオニダス王に「うぉー!」と追従したくなる兵士気分のみが満載。もうオトコなら戦って戦って死んでこそオトコぞ!と何回「男」の文字が頭に浮かぶねん!(__;)というくらいイイ意味でのむさ苦しさに満ちあふれておるのだ。

一歩引いて映画を眺めれば間違いなくマンガなのだが(なんて思ってたら原作は「シン・シティ」等で知られるフランク・ミラーのコミック。漫画調になるのはマチガイではないのだ)勢いとテンションだけは最後まで下がることのない、死にそうになりながら短距離走に挑むような、そんな作品である。

たぶん良識ある大人(?)であるとか、女性層からはそんなに支持はされないだろうが、ワシ的には久方ぶりに「燃える映画」と断言しよう(今後DVDで見る人は20インチ以下で見たらたぶんしょーもないと思えてしまうので(^_^;)なるべく大画面で見るように)



Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

「3」の法則と戦うべし

映画の日なので夫婦で映画鑑賞。待たされること一年近くなっていた「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」を見た。





前作「デッドマンズ・チェスト」が決して出来のよい「前編」ではなかったせいもあって、続き物としてのストーリーなどアタマの中になんにも残ってなどいなかったのだが、導入部はそのへんをなんとなく思い出しながら見ていた。

はっきり言って今回もちゃんとした「後編」(または「完結編」)たる作りにはなっておらず、ひたすら散漫度を倍加したかの如きまとまりがなく落ち着きのない作品になってしまったようだ。娯楽映画相手に細かいツッコミは無粋だし論評するようなものでもなかろうがという声もあるだろうけど、ホントにこの3本目を見て「あーオモシロカッタナア(>_<)ヽ」と感動している人がいるのであれば、その「感動のツボ」をワシにも分けていただきたいものだ。

まーとにかく、どうしてこうも物語がわかりにくくなってしまったのか、わしゃそれが一番不思議でならないのだけど、コレってもっと簡単な話にできたやろと思うのよ。なんか登場人物の発言や行動が全部その場しのぎに見えてしまうし、前作でいろいろ登場したキャラたちも出てきただけでさしたる存在意義も見いだせぬまま終わってしまったヤツばっかだったし(チョウ・ユンファの扱いはちょっと酷かったぞ)場面場面を振り返ってみれば実に退屈なおはなしだったと言う気がして仕方がないのだ。

それでも3時間というとんでもなく長い尺をムリヤリ見せてしまうのは特殊効果という大技あってのこと。これについてはいつものことながら「金のかかった大風呂敷映画は劇場で」という自分のポリシーにマッチする作品でもあったので、アクションや特撮はかなり満足したのも事実。でも残念ながらこの映画の魅力はホンマにそれだけだった(後はハンス・ジマーの音楽)

しかしこのシリーズが最初っからずっとこんな感じならもっと冷めた気持ちで続編にも入れたと思うのだけれど、罪なことに1作目があまりにもよくできていたので、そこが逆に続編を見るときの高い物差しとなっている部分は否めなかった。「マトリックス」の3作目よりは遙かに楽しめるが、今作もめでたく「シリーズ第3作目はハズレ」の法則に引っかかってしまったとワシは思うのである(もし、仮に4作目をやるのなら主役はぜーったい一人に絞り込むべき)








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