You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

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Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

地獄のジャーマン・シネマ・パラダイス(パリ編)

レイトで「イングロリアス・バスターズ」を見てきた。

連休中日ということもあってか雨にもかかわらず来客多数。映画仲間のKさんと同行したのだがワシらの両隣も空席が出来ずにやや窮屈な鑑賞となってしまった。

というわけで劇場で見るタランティーノ映画は「キル・ビル2」以来だったのでかなり楽しみでもあったが(「デス・プルーフ」は徳島でやんなかったのだよ・・・)冒頭ナチスのランダ大佐がユダヤ人を匿っている家に踏み込んでくるシーンが例によって会話が長い割にスゴイ緊張感があって、おー、出だしとしては最高やないかい、と期待したののも束の間、なんとも全体的にとっちらかったような内容で感想としてはひじょーに微妙な気分。。。

ビックリしたのはブラピ率いるバスターズと復讐を企むショシャナとが最後までリンクすることなく別々に動いて話が完結してしまったところなのだが、コレはハッキリ言って集中力が削がれるだけで(それぞれの描写が分断されるだけで)さしたる効果を上げているとはとても思えなかったし、話が進むにつれてバスターズ(特にブラピ)の存在意義がどんどんなくなってくるしで、これは単純に構成ミスではなかったかなと言う気がするのだよ。

時間配分を食い合いしたせいであれだけ個性的で頭数のいたバスターズがいつのまにやら二人しか残っていないのとか、酒場のシーンで主要登場人物が「一気に」減ってしまうのも使い方としてはムダなだけで勿体ないと思うし(ヒューゴーの出番はもっとあっても良かった)なによりどちらの側も軍隊規模がちっとも大きく見えないのはどうなんだという(米軍は10人も映らなかったんじゃないの??)戦争ネタの映画にしてはスケールが小さいなと言う点も気にはなったしねー。

オチも今ふたつくらいで思い返すと文句の方が多くなるが、それでも第3章のアタマからデビッド・ボウイの「キャット・ピープル」主題歌がかかるあたりの映像はちょっとかっこよすぎてゾクゾクきたり(このシーンだけは文句なしだった)ナチスの幹部を字幕で説明する腰砕けぶりが妙に可笑しかったりで気に入ったところも結構あったからなあ・・・

まあ個人的な好き嫌いで言えば好きな部類にはいると思うけど、映画としての出来はあんまり良くなかったというのが正直なところだろうか。




Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

思い出話もありですか

おそらく誰も興味がないであろうブログタイトルの謎について書く。前半の”you talki'n to me ?"と言うのはわかる人には直ぐわかる「タクシードライバー」劇中での台詞から引用した物である。では後半の「驚異を求めて」がどこから来たのか?というのを回顧録含めて長々と書いておきたい。

そのむかしほんの少しだけ同人活動なるものをしていた時期がある(と、言っても運営そのものをしていたわけでは無くて単に原稿を送っていただけの話だが。それも昨今のものと違って今で言う「資料性」ジャンルになるほぼ文字だらけの同人誌)それは昭和の怪獣ファンなら殆どの人が知っていたであろう「PUFF」というファンジンへの参加であった。

そもそもこの話を書くに当たってワシの身の回りのことから語らねばならないのだが、ワシは物心着いたころから特撮・怪獣モノが大好きなガキだった。年齢の上昇と共に「そういうモノ」と一度離別はしたものの、思春期を迎える頃あたりにふたたびハマってしまい、自分の中ではそこからオタクの幼年期を迎えてしまったと思っている。

時間軸で説明すると昭和53~56年頃だったと思うが、ちょうど世間では「第三次怪獣ブーム」などと言う物が叫ばれてテレビでも頻繁な再放送(関西では午後4時半から「帰ってきたウルトラマン」や「ウルトラセブン」等が毎日2話ずつ放送され、17時30分からは別のチャンネルで「ウルトラマン」の再放送がされているという、毎日90分ものゴールデンアワーが形成されていた)があり、出版物でもソノラマの「ファンタスティックコレクション」シリーズでゴジラやウルトラシリーズの子供向けではないアダルトを対象にした研究書的なムックが商業誌としておそらく初めて出版され、それまで怪獣モノ=ガキ向けと思われていた作品群に対してかつての怪獣少年達が(学校などでは良く「怪獣キチ○イ」とか言われていた連中だね(^_^;))「大人が見ても良いんだ」という免罪符を手にしたような、そういう新しい驚きを享受した時期であったとも記憶している。

そしてこの時期にソノラマから創刊されたSF特撮専門誌「宇宙船」創刊号に於いて、ワシは「ファンジン」と呼ばれる同人誌の存在を初めて認識する。それは同好の仲間達がファンクラブを作り、その会報として発行される所謂昔風に言うミニコミ誌と言うヤツのことであった。それによると全国至る所にそういうファンダムが存在し、ファンジンの中では会員達の思いの丈を綴ったエッセイが何十頁にもわたって掲載されているという(「宇宙船」では一部それらの記事が採録されていたがどれもこれも唸るような内容のモノだった←それは現在プロとして活動されている中島紳介さんや石田一さんの文章だったと思う)ど田舎で肩身の狭い思い(中学生にもなって「そんなモノに夢中になるイタイ奴」という偏見にさらされる)をしていたワシにとっては信じられないほど羨ましい話でもあったのである。



実際ワシの廻りでは同好の仲間などという存在は皆無に等しく、幼稚な変わり者扱いを敢えて受け入れクラスの中ではピエロと化すしかなかった自分にとっては堂々とファン活動をしている彼らがほんとに眩しくも格好良く見えて、またそういうグループに入って自分もファンジンを読んでみたいと痛切に思うようになってもいたのだ。

そこで紹介されていたファンジンの中ではやはり圧倒的に「PUFF」が魅力的だった。バックナンバーの過去記事の紹介だけでも「読みたい!」と思わせるに十分なキャッチーなタイトルが並んでいたし、他のファンジンと比べても書いている人の人数、毎号のページ数(平均して150頁以上のボリューム)と刊行頻度の多さに(増刊含めて20冊近かった)「すぐにつぶれることはないだろう」という妙な安心感(^_^;)もあって、ワシは「宇宙船」の紙面に連絡先が記載されていた代表の中島氏に最新号の購読問い合わせをしたのである。ややあって返信があり、次は21号(特集はウルトラシリーズのシナリオ掲載)が刊行されるので1000円を予約として振り込んでくれとのことだった。その通りに手続きを取り送られてくるのをそれはそれは楽しみに待っていたのだが・・・

なんと!ここから21号はまったく発行されることがなく入金から1年近くが経ってしまい、ワシはその間も何度か問い合わせをしたが「遅れている」の一点張りでどうにもならない状態が続いたのだった。そのうち「宇宙船」誌上(何度目かのファンジン特集だったかな)に於いて突如として中島氏が「何故PUFFの発刊が遅れているか」について言い訳だか居直りだかなんだかわからない文章を載せていて(「どうしてPUFFが出ないなら自分たちでもっといいファンジンを出してやろう!という若い奴が出てこないんだ!」みたいな論調だったと(^_^;)けっこうムリヤリな釈明だったなあ)このあたりからほんとに送られてくるのか、或いは発行自体されるのかどうかというのが不安になってきたのだった。

それからしばらくしてB6サイズ8頁くらいの「ミニPUFF・怪獣ランド通信」(^◇^;)という冊子が送られてきて、それによると本誌発行までの繋ぎと連絡用としてこれをお届けしますという事が書いてあり、もうまもなく21号はお届けできますよとも書かれていたので少しは安心したのだが、結局最初のコンタクトからワシがPUFFを手に取るまでは2年近い(ちょっとこの辺記憶曖昧)日数を必要としてしまったのである。

で、そんなある日突然なぜか21号ではなく22号が家に届けられ、驚いて中を見ると「とにかく一度なんでもいいから発行して体制を整えるために急ぎ「最新号」を発行します」と書かれており、遅れに遅れている21号は後回しにして(__;)とりあえずこれで再スタートを切ると実に潔い宣言がされていたのだった(確か22号は無料だったし、しばらくして21号も無事送られてきた)さらには待ちに待った初めての「PUFF」をようやく読めるのかと思うと、それまでの待機時間が長かっただけによけい感動もひとしおだったので、数年放置されていた怒りが霧散するのもそんな難しいことではなかった。

この最新号は特に特集記事などはなく、どちらかというとアニメ作品の評論が多くて僕としてはイマイチ入り込めないところもあったのだが、先に書いた潔い宣言をしていた代表編集者である富沢雅彦さんの文章がもうおどろくほど面白くてビックリしてしまった。彼のことは商業誌でときどき名前を見かけていたし「宇宙船」で読んだ「ガ・キーン」の記事であるとか「70年代石森ヒーロー特集」のエッセイであるとかで、とても個性的で読ませる文章を書く人だという認識があったのだが、メインストリームである「PUFF」の中ではもっと自由な記事を書いているというのが、初めての「PUFF」で一番印象に残ったことだったのである。もうなんというか硬軟織り交ぜ変幻自在で扱うテーマによっては突然文体も変わり、油断していると置いて行かれるかのような抜群のレトリック、いろんなジャンルからの言葉を次から次に巧みに持ってくるというあのテキストコラージュのセンスにはひたすら感心(いや、感嘆)するしかなかった。

puff.jpgその後中島氏は「PUFF」を離れて窓口は富沢さんに変わったのだが、以降遅れることなく発行されたもの(この時点では24号まで)を引き続き購読し、もうすっかりこのファンジンの魅力にハマってしまったというか、自分と世代的にはそんなに変わらない同好の仲間である人たちがこんなにも沢山いるんだという、むしろ近くにはいない戦友(?)たちを見つけたような気がして、読むこと自体がとっても嬉しい行為に変わっていったのだった。

毎回購読の注文は富沢さんへの「読後感想」と共に封書で送っていたのだが、ワシ自身はいち読者であって会員であるという意識は全くなかった。そんなある日の手紙のやりとりの中で富沢さんの方から「遠慮無くいつでも原稿送ってくれて良いですよ」と書いてきてくれてたのを見て「あ、参加してもいいんだ」とすっかり嬉しくなったワシは短いエッセイとテレビ評を書いて送った。むろん富沢さんが読んでアカンと思えばボツになるだろうと思ってのことだが、これがあっさり次の号に掲載され、それを見たときはもう舞い上がらんばかりに喜んでしまったのである。

その後数年にわたって手紙のやりとり+原稿送付という形が続き、気がつけばワシは富沢さんを兄の如く慕っていくようになってしまった(商業誌で連載していたコラム内容をワシのリクエストに応えて書いてくれたり、聞きたかったサントラのカセットを会ったこともないワシに郵送で送ってくれたり、そういう交流を心底嬉しく感じていたのだろう)結果それがアダとなって最後は無神経な手紙を何通も送りつけてしまい(基本オタク同士の関係というのはあまりお互いに踏み込まないモノが定説なのだが、当時のワシはそんなこともわからずにズケズケと失礼な対応をしてしまっていたのだ)すっかり立腹させてしまうこととなってしまったワシは半ば三行半を突きつけられたような形で彼との付き合いを断つことになってしまったのである。

その後「PUFF」は少しずつ刊行スピードが落ち始め、富沢さんが商業誌での仕事が忙しくなってきたせいもあってか編集後記では愚痴や嘆きも多くなっていた。ワシは上に書いたようなこともあって29号を最後に連絡をすることもなくなってしまったのだが、それでもいろんな誌面で目にした富沢さんの記事は読むようにしていた。それがある日突然告知もなく記事が載らなくなり、どうしたんだろうと思っていた矢先、とあるところで事もあろうに富沢さんの訃報を目にすることになってしまったのだ。

まさか!としか思えない話だった。なんと30歳という若さで彼は天に召されてしまった。有り余る才能を抱えたまま、人の何倍も早くウルトラの星へと旅立ってしまったのである。それを知ったときの喪失感・後悔の念というのはもうとんでもない大きさだったし、あーもうオレは一生富沢さんに許されることはないんだなと思うと自分がしたことの愚かさをホントに悔やむしかなかった。

トミザワそれからしばらくして富沢さんのお姉さんでアニメ評論の活動をしておられる五味洋子さんから手紙が来て「追悼本を出します」との連絡があった。ワシは心の整理がつかないこともあって追悼文は送らず、本だけを買わせていただきますと言うことで返事を返させてもらった。送られてきた追悼全集には富沢さんの原稿が多数収められ、彼の周りにいた人たちの暖かくもユニークな文章で囲まれていて、追悼と言う湿っぽさがあまりなかったのが救いのような気がした。

もう当時買ったファンコレとかの本は一切手元に残っていないが、この本だけは今でもときおり読み返すことがある。そのたびにいろんな思いがアタマの中を駆けめぐり、ガキだった自分とそんなワシに真正面から向かい合ってくれた富沢さんのことを思い出さずにはいられない(自分が思ったこと、感じたことを文章で綴る楽しさを教えてくれたのは親でも学校の先生でもなく、間違いなく富沢さんだった。僕はこの先も彼のことを忘れることはないだろう)

そんなわけで本ブログ「驚異を求めて」と言うネーミングはその「PUFF」の名物コーナーだったテレビ評欄のタイトルから来ています。報告旁々書きますが富沢さん、もうこっちは40超えてすっかりオッサンになっちゃいましたよ。いつまでも年を取らない貴方が、ホントに好きなことを全うして人生を駆け抜けた貴方がかっこよくてうらやましいよ。いずれ向こうで会いましょう。そのときはちゃんと謝らせてくださいね。

※参考※
・富沢さんの原稿が採録されている「不滅のスーパーロボット大全」
・富沢さんの紹介がされている「天使の王国」

また上記アフィリにあるキカイダーのサントラ解説は富沢さんによって書かれています。
Category: ◆玄関開けたらトワイライトゾーン=海外ドラマを見た話  

ドラマ流し見かわら版

ここ数ヶ月で見たドラマをたらたらと。

「ダメージ」・・・LaLaチャンネルで放送が始まったのでとりあえず見てみた。半裸のねーちゃんが血まみれでエレベータから降りてくるTVスポットが印象的だったのだけど、なるほどこういう話だったのか・・・起きた事件を起点として半年前の話から少しずつ現在に戻ってくると言うのはやり方としては旨いなと(しかし毎シーズンこのパターンをやられるとしんどいかも)基本弁護士のドラマだが主演女優のふたり(グレン・クローズが相変わらず顔コワイ(>_<))含めて登場人物に好感持てるヤツが一人もいないというのが逆に凄くて(^_^;)すっぱり13話で話が完結するのであればワシは◎を付けても良いと思っているほど今のところは気に入っている。




「プッシングデイジー」・・・AXNでシーズン1の放送が終了。事前情報ではやれティム・バートン調のファンタジーですよとやたら書かれていたのだが、色調だけのことかと思っていたらブラックな部分もほぼバートン調だったのに驚いてしまった。毎回毎回壮絶な死に方をした被害者を1分だけ生き返らせて事件の顛末を語らせるのだが、その死に様がどいつもこいつも凄すぎ(__;)

これって放送コードどうなん?と思いながらも不思議と陰惨な印象はなく、そのうえ全体のカラーはご陽気なラブコメというのがもうむちゃくちゃでなんともいえず面白いのだ。本国ではセカンドシーズンで終わったらしいがちょっと珍しいドラマだったので短命は惜しまれる(こっちで見られる残エピソードは約20数話なので楽しみは残っているけど)




「バイオニックウーマン」・・・AXNで全話放送終了。なんとたった8話で打ちきりという悲惨な結果になったのだが、それもそのはずでドラマの展開がやたら暗いうえ所属するチームも「24」のCTUもどきな感じで当然ながら話は対テロがメインという、なんともな今さら感が強く新鮮味はまったくなかった。さらにはジェミー役のミシェル・ライアンがワシにはどうにも魅力不足に思えて(妹役のルーシー・ヘイルのほうが美形だったと思うのだが)いろんな面でパワー不足というか、せっかくのリメイクなんだからもう少しオリジナルを踏襲した部分を増やしてくれても良かったのではないかという感想が強く残ってしまったなあ。みょうに「ギャラクティカ」のキャストがたくさん出ているのは楽しかったけど(^_^;)




「クリミナルマインド」・・・スーパードラマTV!でシーズン1から放送。4話まで見て現在視聴停止中。なんというか面白行っちゃあ面白いのだが、ドラマフォーマットが普通すぎてインパクトをまったく感じないのだ。プロファイリングの途中でそのイメージ映像が入り込んでくる見せ方なんかはおおーっと思えたが、毎回の事件そのものがどれもこれも他の番組で見たようなネタばかりで新味がない。レギュラーメンバーもそれほど自分の好みに合いそうな役者がいない(主役が何処にでもいそうなオッサンというのはワシ的にはちょっと・・)せいもあって気がつけば視聴ラインナップから外れてしまったという感じ。ドラマの出来としては完成度が高いのは間違いないので、このへんは好みの問題だろう。好きな人は永続して見られる番組だと思いますわ。




「CSI/科学捜査班」・・・AXNの帯枠でシーズン1から再放送。未見だったし良い機会なので見てみることにしたのだが、なんと上の「クリミナル・マインド」とまったく同じ理由で10話以降視聴ストップ中なのである。これも「合う/合わない」上の問題でワシの中からははじかれてしまったようだ。




「スーパーナチュラル」・・・スーパードラマTVの特集放送で2話ずつ放送されていたのを見た。こういうジャンルは好きなのだが行く先々で怪奇現象と対峙するにあたってコレ!というアイディアがないというか毎回なんとなく解決して行っているような感じがしてその後の達成感が(それで旅が終わるわけではないのでその部分はわからないではないのだが)殆どない。オヤジが残したスーパーグッズ的な小道具を使って退治できるようなシーンがあったらもっとカタルシスもあるのになと(これなら「デビルバスター」の退治シーンの方が何倍もおもしろい)

悪評名高い吹き替え版を見たせいもあってかハマるところまでは届かず。おそらくシーズン2以降は見る機会はないだろう。




「プリズンブレイク3」・・・FOXでオンエア。このシーズンの存在意義ってあったの?というくらい先に進まないグタグタばかりで13回終わったという感じだった。収監されているメンバー達は特に厳重でもなさそうなSONAのなかで比較的のんきな囚人生活を過ごしているように見えたし、さほど強敵でもないボスのルチェロはいろんなヤツに利用される程度の小物でしかなかったし、肝心なマイケルもこのシーズンに至ってはあの天才頭脳は何処に行ったんだというくらいフツーのあんちゃんにレベルダウンしてしまっていたしで、まあ終始イライラしたままシーズンフィナーレとなった印象。次の「ファイナル」の為の繋ぎと思えば辛抱も出来たが、最後はキレイにスパッと解決してくれることを祈る。




「HERO'S」・・・スーパードラマTVでシーズン3の放送が終了。まー、ハッキリ言って今回はかなり酷かった(__;) もう出てくるヤツ出てくるヤツ毎回言動不一致で何を考えているやら何をしたいやらがサッパリわからないし、最終回と1話が全然繋がらないまま終わってしまったのも結局なんやねんという感じだったし(次のシーズンでなんか展開があるのかもしれないけど)ここまで破綻したドラマ展開もそうそうお目にかかれるモノではないだろうというくらいデタラメぶりに拍車がかかっていたように思うのだ。

しかしオソロシイもんでデタラメを修正することなくさらにデタラメを増幅することによって不思議な面白さが生まれるという、なんとも説明不能な怪現象がこのシリーズで発生していたのも事実(?)なのである(思わずワシは「うる星やつら」のED歌詞が頭に浮かんだほど←♪変と変を集めて、もっとヘンにしましょ♪だったような・・・

極みはサイラーだろう。当初改心したように見せて「MIB」チックなエージェントに身を落としたかと思えば「トゥルーロマンス」もビックリの恋の逃避行(クリスティン・ベルの出番がコレで終わったのがひじょーに残念だった・・・)そして家族を捜して兄弟ごっこの「スーパーナチュラル」風ロードと2~3話ごとにスタンスと立ち振る舞いが他の誰よりも極端に変わってしまうと言うのが7変化的魅力もあってかワシはみょーに楽しかったのである。

もっともこんな楽しみ方というのはテレビドラマを見る上で邪道的な物だとも思うし、そうそう何度も何度も通用するモノでもないと思うので、まだ続けるのなら次のシーズンは軌道修正してくれることを願いたい。


Category: ◆映画は液晶前の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

既視感の中のおもしろさ

「ホットファズ/俺たちスーパーポリスメン!」をスターチャンネルで見る。



スタッフ・キャストともあの傑作「ショーン・オブ・ザ・デッド」のメンバーと言うことで期待感は高鳴るが、やや二番煎じ的な印象は拭えなかったかも。ジャンルは全然違うんだけど編集の仕方とか(カットバックの入り方とかびっくりするくらい一緒だったし←そもそもこれも初期のサム・ライミ臭い撮り方ではあるのだが・・・)あんまり変わってないやんという進歩のなさは感じてしまったなあ(^_^;)

ただまあ、この映画ってそういう「どっかで見たような絵やな」というのがさほど気にならないというか「平和で何の事件もないハズの田舎で起こるバイオレンス活劇」というそのこと自体が意外性に満ちていて面白いので、十分楽しめる映画であることにマチガイないし、特にテレビで見る映画としては最高の部類にはいるだろうと思いますわ(なんとなく微妙な言い回しだが褒め言葉なので、念のため・・)

脇ではすっかり悪役としての貫禄がついてきたティモシー・ダルトンが良かったなあ。もう007のイメージは微塵もないのが残念だけど(__;)彼を始めこの映画はサブキャストがみんなパワーがあったよかったし。


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