You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

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Category: ◆映画は液晶前の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

たまに見たら侮れない

めっちゃ今さらだがイマジカで「猟奇的な彼女」を見た。



最近になって国内でも草なぎ剛主演のドラマでリメイクされているのだが、映画の方はもうけっこう古い作品になっていて、制作年度を調べたら2001年となっていたからほとんど10年前の映画と言うことになる。確か日本で公開されたときもそれなりに話題になっていたと思うのだが、そのときはまったく興味もわかなくて(と言うより韓国映画に対してツマラナイという勝手な決めつけを自分の中でしていた時期でもあったので)今回が初めての鑑賞だったのだけど、なんでもっと早く見ておかなかったのだろうと後悔してしまった。物語の全般でやっていることはほぼマンガなのに、けっこうホロリとくる良い映画ではないか(ワシがトシとったせいもあるかもだけど)

で、思ったのはこの映画はチョン・ジヒョンの彼女よりキョヌ役のチャ・テヒョンがひじょうにイイということなのである。特に傍若無人な彼女を相手に普通なら激高しそうな場面でも「あーこまりましたねえ」みたいな表情で常に半笑いの対応しているのがなんともいえない味があってつい引き込まれてしまうのだ。むろんヒロインのチョン・ジヒョンも冒頭のなんじゃこの女?という印象からどんどん可愛く見えていくようになる(実際美人なのだが)のは旨い見せ方だなと思ったし、役者の好演がそのままこの映画の好印象へとどんどん被ってしまうようにワシには思えてしまったのである。

さらにはいろんな障害を乗り越えてまっすぐなハッピーエンドが来ると思っていたところで突然ワンクッションあったのが意外だったのだけど、それがあってこそのラストシーンなのであのインターバル(現実にはほぼありえへん展開ではあるのだが)は大正解。「グエムル」以来またも韓国映画に感心したという、そんな夜でありました。


Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

フカヒレくんさようなら

二人の姪にせがまれて「オーシャンズ」を見に行ってきた。



当初は「アース」みたいな物かあるいはリアルな「ファインディング・ニモ」を予想して見に行ったらこれが大失敗。2時間かけてシーシェパードみたいな連中のプロパガンダ映画を見せつけられてしまった気分だ。最初の1時間はそうでもなかったのだが、どうも途中から雲行きがおかしくなり出して、気がついたら「そんな」画面作りになっており(フカヒレ用のサメを捕まえて棄てるシーンなどがどうみてもアジア人の手による物だったり)映画が終わる頃には「おまえらけんか売っとんのか」という腹立たしい感情しか残らなかったしねー。

予告や紹介記事ではまんまな悪啓蒙映画だなんてどこにも書いてなかったし、そういう編集もしてなかったから、たぶんわしと同じように憤慨した客はいっぱいいたのではないかと思ったわ。ともかく他国の食文化にいちいち口出しするような連中の口車に簡単に乗ってしまうような輩がこれ以上増えないことを祈りたいし、こんな子供だましな映画でそうなってしまう人が出ないことも同時に祈りたいと、そんな思いしか残らない悔しい2時間だった(唯一の救いはこの映画の出来が悪かったことだろう。これで思考転換するような人はよっぽどアタマが悪いとわしは思いますよ)

くそー、明日は鯨食ったろか!
Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

見えない物を見せなさい

パラノーマル・アクティビティ」を見た。



「ブレアウィッチ・プロジェクト」以降乱発されているフェイク・ドキュメンタリーの亜流だが、これがどうして今さら絶賛されたのかよくわからない。これと言った目新しさや驚くアイディアがあったわけではなく、オチも「だからなんですのん?」みたいな終わり方だし、自分的にはごくフツーの「ここ最近はやりのホラー」程度の印象しか残らなかった(深夜撮られたビデオの映像を朝まで早回しで見せたりと言ったちょっとした工夫は随所にあるのだが)

主人公のカップル二人がそれぞれ鬱陶しいキャラをリアルに見せていたのは感心したけど、途中で出てくる医者なんてわざとらしいにもほどがっあったしなあ(コワイか怖くないかで言えば固定カメラでの映像は少しだけ怖さを感じるが、ハンディの映像にはまったくそういうものがないので、ホラーとしても今ふたつ)

ヒロインの子のおっぱいがやたら強調されていたのだけが個人的には収穫(?)かと。


Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

くまのだんだらとは何か??

「かいじゅうたちのいるところ」を見てきた。



絵本で有名な作品とのことだがワシは事前情報がなかったせいか、もっとほのぼのとしたファンタジー作品だと思っていたのだ。ところがコレはあまりにリアルな子供の心象風景というか、まんまな少年第一次反抗期内面心理レポートみたいな、見ていてひじょうに心が痛む映画だったとワシは思ってしまったのだ。

母子家庭で母親が相手をしてくれず、姉も友達を優先して自分とは遊んでくれない。そんなときに母の新しいオトコが家に出入りするようになると言う「子供あるある話」(そのままではないがワシも多少近い経験があるので何となく共感は出来る)に主人公が精神的に押しつぶれそうになった瞬間逃避行動に出るわけだけど、その心の中をあの毛むくじゃら達(一緒に見に行った妻に「あの熊のだんだらみたいなヤツ」と説明したら通じなかったのだけど、そんな言い方する人ってあんましおらんのかね?)との戯れで見せられたのだとワシは勝手に解釈している(キャロルがマックス自身ではないかと思うのはあまりにも安直ではあるけれど)

自分はコドモだけどこの世の中には認めなければいけないことがあるのは子供なりに理屈でわかっている。でも素直に「そうだよ」とは言いたくはないという文字通り子供じみた態度をとり続けることにどこかで限界を感じてしまう、イヤな事で自分の成長を自覚してしまう(または「しなければならない」)そんな話だったよなあとワシは受け止めたのだが、違う見方ご存じの方はまたレクチャーよろしく。

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