You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

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Category: ◆Indies Cinema Paradise=自主映画四方山話  

2(Double)impact~"Murder by Death"

前回の同エントリは別記事から移動させたモノだったために少々説明不足な感じになっていたが、もう少し詳しく当時を振り返るとまず全体予算は学校から「部費」という形で支給されており(金額は記憶が曖昧なのだがおそらく年間で3万程度ではなかったかな)足りない分は部員がそれぞれバイトをしてその一部からカンパしていた。機材は学校の備品として置いてあったのかOBの置きみやげなのかは今となっては定かではないがシングル8スーパー8の8ミリフィルムカメラ2台があったはずだ。どちらも同録は出来なかったので現像後はフィルムを磁気コーティングしてアフレコを行うというやり方を採っていた(映写機(これはエルモ製だったか・・・)に録音機能があったような気がするなあ)他の備品だと小さい照明灯が2基、編集用の手動式ビューワ、同じく編集用のスプライサー、さらには完全お手製のベニヤ板にアルミホイルを貼り付けたレフ板(__;)そして三脚と言う並び。

制作の流れとしてはまず脚本を決め、それに沿ってキャスティング→スケジュールを立てて撮影にはいるというパターンでずっとやってきたけど、なぜかどの代の監督も絵コンテを切ることをせず、またそういうモノなのだろうと高校在学中は特に疑問も持たずにそのまま進行されていたのであった(ワシは個人的に絵心のない人間だったから最初からそれを放棄していた部分はあったが)

そして最後は撮り溜められた膨大な現像フィルム(1本のフィルムが確か3分30秒)と格闘しなんとか1本の作品にでっち上げると(^_^;)最後にアフレコ。ゼロ号試写を経て公開というのが大まかな行程である。高校三年間はほぼそれに準じた制作スタイルで作業が行われていたのだが、ビデオにシフトするのは卒業後の話となる。

-1983年-

前年度の上映が盛況に終わり、その翌日から新体制がスタート。新部長も決まり次回作についての会合が82年の冬から頻繁に行われるようになっていた。このときはワシも含めた5人程度の部員がそれぞれシナリオを書き、それをコンベンション形式で決めようということで話がまとまっていたのだが、最終的には7,8本の準備稿が集結。あんなにシナリオが集まったのは後にも先にもこのときだけだった。当時ワシは2本のシナリオを書き上げて持ち込んだと思うのだけど、一本は近くに落ちた隕石のせいで特殊能力を身につけた男の話で(よーある話だなあ・・・)もうひとつはもう全然記憶に残っていないからきっとたいした話でも無かったのだろう。このときは最終決定をアドバイザーとしてお願いしていた有力OBの方に頼んでいたのだが、集まった次回作候補のシナリオを一読するやどれもこれも不甲斐ない(__;)というご意見で(今から思うとOBさんの趣味に合わなかっただけではないかという気もするが(^_^;))意気消沈した現役メンバーの我々は氏に新作脚本の執筆を要請。結果的には「俺たちは天使だ!」調の探偵モノ映画が作られることに決定したのであった。作品タイトルは「M(仮)」となる。

かんたんな粗筋は・・・順風満帆な人生を歩んでいた青年が突然あらぬ濡れ衣をかけられて流転の毎日を送ることになってしまった。それから数年、自分に嫌疑をかけた人たちに対し彼はひとり、またひとりと復讐を開始していく。今後襲われる可能性のある人物の姉から護衛を頼まれた探偵事務所のメンバー達と、同じ事件を追う県警の精鋭部隊とが絡み合いながら少しずつ犯人を追い詰め、最後は徳島全域中(?)での大カーチェイスの末・・・っていう話だったハズ(__;)

小さな街で発生する小さな復讐劇を豪快なアクションでパッケージする作品にしよう!と意気込んではみたのだが、スケジュールは遅れに遅れ、またメンバー間のちょっとした不協和音(さらには複数の主要メンバーが学校離脱(退学者含む)したりと予想外の出来事も重なったり)などもあって前年はきっちりやっていた撮影直後のフィルム精査とシナリオのチェックもおざなりになっていたのか、なんと締め切り予定日を過ぎた当たりで「撮影していないカットがある」ことに気がついてしまったのだ(__;)もう焦ったのなんのって今から取り直す時間などとてもなかったし、仕方なくジャンクフィルムをつなぎ合わせてなんとかそれっぽい編集で誤魔化すしか術はなかった(そのせいで終幕はシナリオと全然違うモノになってしまった)

そしてなんとか最終編集を終えたのが上映日前日の夕方となり、アフレコはそのまま徹夜で行われることになったのだが(主要メンバーはこの日学校を欠席していた)深夜の音入れ作業は不思議なテンションを生み(アフレコ・ハイとでも言うのか)時に怒号が、時に爆笑が生じる時間の中でどーにかこーにか完パケ状態になったのが翌朝7時。この数時間後にはもう上映が始まるのですぐに準備をして学校に戻り、朦朧となりながらスタンバイを終わらせると、この日来ていたOBの方に事情を説明して映写機の操作等をお願い。健康状態(?)の他スタッフにも同様の事を伝えて徹夜組の数名は客から見えないスクリーンの真下に横になり、上映中に仮眠を取るという荒技に出たのだった。ひとりでもイビキのでかい人がいれば見つかっただろうが会場の設計が旨いこと演台近辺で死角になっていたためか最後までばれず、なんとか数時間の睡眠を取ることに成功。微睡む意識の中で来場者の歓声を少しでも聞きたいという思いからの対応だったが、それ以前に我々は睡魔との戦いに敗れそれを確認するどころではなくなっていたのだった。

ここからはあんまり自分の記憶としては曖昧なのだけど、おそらく上映は成功したのだろう(^_^;)それなりの来場者があり、それなりにウケてもいたので作品の善し悪しはともかくイベントとしてはいちおう成功だったかなと今では思うようにしている。後からあらためて本編を見返すとあー、ここはもう少しこうやれば良かったなあとか、コイツこんなに味のあるキャラなのにもっと前面に出せば良かったとか、そんな反省ばかりがやたらと目に付いた映画ではあったが、裏を返せばもっと面白くなる要素がいっぱいある作品だったのかもしれない。

しかしながら高校三年間の活動中、この上映日前後の数日間は本当に充実していたというか(そこに至ったプロセスの是非はともかくとして(__;))当時のメンバーが集えば共通してこのときの出来事が語られるというのは、思い出としては悪くなかったなあと、僕はわりとまじめに思っているのだった。


Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

ヒーロー引き継ぎ式2011

姪二号のお供で「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕」を見に行く。



姪二号は数年前まで怪獣ものが大好きなちびっ娘だったのだが、親からの締め付けでもあったのか(女の子はこうでなければみたいな)最近はそういうものに反応することもなくなっていたのに突如として特撮モノを見たいという。好き者の叔父としてはうれしいことだと思っていたがよくよく話を聞くとシンケンレッド役の松坂桃李くんが「カッコイイ」ので見に行きたいという事なのであった。まさか六歳の子供の口から「イケメンが好き」という言葉を聞かされるとは思いませんでしたわ・・・(__;)

さて映画の方はこの時期恒例の大・引き継ぎ大会をやりながらうまいことはなしを纏めていたなという感じではあった。シンケンレッドが外道に落ちそれをゴセイジャーたちと合同で助けようという展開は二つのチームの個性がうまくぶつかり合ってほどよいイベント感ができあがっていたようだ。

しかし映画本編以上に予告で流れていた「仮面ライダー」の新作に心が動いたのは仕方のないところ。



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