You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

Sort by 03 2012

Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

現実逃避にちょうど良い

年度末で仕事が忙しいせいか最近深夜まで起きているのが難しくなってきた(__;)(えー、それってトシのせいじゃないよね??)こういうときは突飛な世界で脳を遊ばすのが一番体に良いと根拠無く信じているが、僕にとってはそれが特撮ヒーロー/怪獣物と戯れる瞬間だとも思っているのである(短い時間であんまり考えずに楽しめてしまうという点で)

そんなわけで今日現在自分が見ている現役番組は4本になるが、それぞれの簡単な感想を書いてイヤな現実から少しだけ待避させてもらうとしましょう。

「ウルトラゾーン」
 

もう今夜で最終回か?最初はウルトラ怪獣を使った「カリキュラマシーン」みたいな笑えないコントばかりを見せられるのかと鼻持ちならない不快感が事前イメージとして募っていたのだが、実際最初のころやっていたコーナーや(怪獣の通う整骨院や星人がカリスマ美容師の連作等々)ずっと続いていたラゴンケムール人M1号のシュール劇なんかが全然つまらなくて(__;)このへんは大体飛ばし見で処理してきた(アレの笑えるツボを誰か僕に教えてくれ)

ただゼットンの不良番長シリーズや「怪獣ことわざ」「Kaijyu-English」なんかの枠が割と良くできていたのと、途中からやるようになったちょっと真面目な作りの短編はけっこう面白かったのだ(岡みつ子扮する未亡人とザラブ星人の不思議な交流を描いた「THE LOVE」とリアルにダダが怖い(__;)「ホシの招待状」が特に面白かった)

それとコレは半ば条件反射みたいなモンだけど、音楽が「ウルトラQ」「ウルトラマン」のBGMを限りなくオリジナルに近い形で再演奏(アレンジ・演奏は福田裕彦氏)されたものを使っているため、あの旋律が聞こえてくると好き者ならどうしたってそっち向いてしまうところはあるのである(__;)(いい訳がましいが毎回x2音楽聞くのが楽しみみたいな所もあったからなあ)

※福田氏絡みの過去のおはなし

ラス前の前回はベムラー登場で終わったから最終回はひょっとしたらウルトラマンが出るのか?それとも高田里穂が巨大化するのか?と色々夢想中。どっちにしろ0時30分までなんかとても起きてられへんので(×_×)録画して明日見ましょう。


「特命戦隊ゴーバスターズ」
 

スーパー戦隊シリーズはこの春で定期交代。もう36作目(__;)となる新番組も既に数話がオンエア済みだ。ここのところやれ侍だ天使だ海賊だと(__;)古いおっさんファンとしては少々とっつきにくい設定にやや戸惑いを感じながら「なんとなく録画だけして」見てきたところはあったこのシリーズだが、今回の「ゴーバスターズ」はここまで一度も飛ばし見することなくすべてを本気で視聴できている(ちなみにスーパー戦隊は「ゴレンジャー」から「チェンジマン」までが必死扱いて見ていた時期でこのあとの「フラッシュマン」~「ゲキレンジャー」まではそれぞれ数本ずつくらいしか見ておらず、その後については以下の通り)

正味な話ここ何本かのこの枠は面白いと思える部分が断片的になっていて、上に書いた「飛ばして見ている」理由とは正にコレなのだが、たとえば「ゴーオンジャー」ならヒロインの良質さ(アイドル風イエローツンデレ系美人のシルバーとセクシー熟女悪役という完璧な布陣)以外真剣に見ようと思える理由はなにもないと思っていたし、他でも「ゴーカイジャー」なら知っている過去のスーパー戦隊がゲストの回以外はまったく倍速再生の手が止まることもなく、ましてや「ゴセイジャー」など初回見ただけであまりの肌の合わなさに(♪そのうちなんとかなーるだろう♪と植木等みたいな性根のレッドがダメだった・・・)予告以外すべてすっ飛ばしていたほどで唯一「シンケンジャー」だけは外道衆サイド(特に薄皮太夫絡みのエピは秀逸)と丈瑠の生い立ち関連のドラマ部が面白かったものの特撮/アクションシーンにさほどの目新しさを感じなくてこの部分を飛ばしていたのだ。

今度もそうなるのかと思いながらレコーダーを義務的に再生したら、おいおいなんだか面白いやないかいという事で今や予想外に楽しみが増えてしまっている状況なのである。これは設定が前作までに比べて多少は現実味を帯びた物にシフトしている点にムリを感じなかったことと(主人公たちが体内にプログラムを取り込んでいて、そのせいで特殊能力と欠点(動き続けると熱暴走するみたいな一種の「人間PC」的なもの)が派生しているというのも荒唐無稽だけど、前作までのことを思えば気にならないレベル)基本ストーリーがエネルギー奪取を目指す悪側とそれを防衛する正義側というわかりやすくもユニークな対決軸になっている点が今日的だと思えたことがまず大きい。

さらにこのメンバー三人がどういう関わりでどういういきさつでここに至ったかというのを数回にかけて描写したのが功を奏してか、チーム物ドラマとして最大の魅力である「異なる個性が融合することによって生まれる大いなる力」のカタルシスをこんな初期の段階で感じられたというところにある。少なくともここ最近のスーパー戦隊ではメンバー集結の理由があまり説得力のある物ではなく(__;)なし崩し的に5~7人集いましたみたいなところもあったから「ゴーバスターズ」がその辺をちゃんと描いているのは作品作りとしてひじょうに丁寧だなと感じる部分でもあった。

そして今回もっとも感心したのはあまりに東映ぽくない(__;)特撮シークエンスの数々で、市街地のロボット戦や戦闘マシンの出撃シーン等がここまでリアルっぽく(おそらくオープンセットでの撮影と思われるが自然光を取り入れることにより特撮と本編のつながりが違和感がなく、いつもセット撮影で感じていた狭苦しさを感じることがなかった)作られているのを過去の戦隊シリーズで僕は見たことがない。

また地上戦絡みのシーンなどでも、たとえばOPにも使われているヒロムがバイクを運転している実景の背後にエネトロンのタワービルのミニチュアが合成で入り込んでいるが、手前の実写バイク移動画面と奥の合成画像が旨くシンクロしてホントの景色のように見えてしまうところとか、過去の東映では考えられないくらいキメの細かい処理が施されているとも思うのだ。

想像するにやろうとしている事は「トランスフォーマー」+「マトリックス」+「ミッションインポッシブル」のチャンポンみたいな物ではないかと思っているが、序盤は良いあんばいでお話しが展開されていて僕のような古参の昭和特撮ファンでも十分ハマれるドラマとなっている。おそらくこの後は恒例のメンバー増員もあるだろうけど、できれば本部にいるミホとトオルをそのまま追加要員にしてくれたらムリを感じないのだけどねー。とにかく次回が楽しみな戦隊シリーズは僕にとってほんと久しぶり(どっちかって言ったらスーパー戦隊じゃなくて「ソルブレイン」とか「エクシードラフト」なんかのメタルヒーロー後半の雰囲気があるかも。だから見てるのかもしれない)

と、書きだしたらやたら長くなってしまったので(__;)とりあえず今回はコレでクローズする。あとの2本は「ウルトラ列伝」と「フォーゼ」だけど、そのうち書くこともあるだろう。
Category: ◆玄関開けたらトワイライトゾーン=海外ドラマを見た話  

無料とはなんてすばらしい響き

この土曜日にBSデジタルの新チャンネル・DLifeが開局した。

 

このチャンネルは番組中に宣伝を大量に挿入する民放スタイルの運営を取っているため(広告収入で賄っている)視聴料金は永続的に無料となっているそうである。最初そう聞いたときはBS11やトゥエルビのようにどうせ通販番組と韓流ドラマばっかりのつまんない内容に違いないとタカをくくっていたのだけど、公式サイトの番組ラインナップを見たら予想外に内容豊富だったので少々意表(?)を突かれた感じ。

既に多局で放送済みの番組が多いとは言え、これだけ大量の海外ドラマをシーズン1から放送してくれるのはハッキリ言ってありがたい話(今まで見てなかったモノもけっこうあるのだ)しかも週一放送のコンテンツに関しては字幕/吹替版の両方が流されるし、月5~6本程度で劇場用映画のオンエア(こちらは吹替版のみ)もあるというのはこちらの想像を超えたものだった。さらには僕のような青スカパー(ハイビジョンではないSD放送)で海外ドラマチャンネル(FOXスーパードラマTVAXN)を見ている者からしたらハイビジョンで見直しが出来るということにも大変魅力を感じているのである(ちなみにe2の方では無料BSメインでHD放送を見ている。有料で契約しているのは日本映画専門Chのみ)

今回は開局日の記念番組を見たのと、その番組に出ていた芦名星が声を当てた新作ドラマ「リベンジ」マデリーン・ストウが出てるのわかっただけでもう毎週見るつもりになってるよ(^_^;))を土曜日に。今まで未見だった「Dr.HOUSE」(一回目のゲストがロビン・タニーだったのか・・・)と「グレイズ・アナトミー」キャサリン・ハイグルがメインヒロインだと思ったらエレン・ポンピオのほうだったとは。どう見てもビジュアル負けてるでしょ?(__;)←アメリカ人的にはこちらの方が美人なのかねー、それとも僕の個人的嗜好の問題か??)の一回目を日曜日にそれぞれ見た。

各番組の細かい感想はもう少し本数見たらまたアップしようと思うが、旧作ばかりの中で上に書いた「リベンジ」と新作がもう一本あって、それが「プリティ・リトル・ダイアリーズ」(DVDは出てるみたいね)なのだが、こちらも見る気マンマンで録画待機中である。

「地上最強の美女・バイオニック・ジェミー」のリメイク版「バイオニック・ウーマン」で主人公の妹役をやっていたルーシー・ヘイルが主人公の一人をやっているのがちょっと楽しみ。この人「バイオニック」の時に主役の女優さんよりぜったいキレイだと思っていたから表舞台に出てきたのはよかったなと思ってしまった(なんか親戚のオッサンみたいな心境だなあ・・・(__;))

参考にそんときのエントリー記事

今年の9月でBS-FOX238の無料放送が終了するので、代わりにこうして良質な無料チャンネルが増えてくるのは良いことだ。小さいことだけどこれで楽しみが増えましたな。


Category: ◆テレビ・ストーカーSeason2=いろんなTV番組を見た話  

次は何色でしょう

BSプレミアムで放送のあった「巨匠たちの“青の時代”スタンリー・キューブリック 俺の眼を見つけた!」をやっとこさ視聴完了。その内容は映画監督としてその存在を知らぬ者はいないであろうと思われる数少ない巨匠/スタンリー・キューブリックの若き日を紹介したドキュメンタリーである。

もともとこの人は報道系スチルカメラマンとして名を馳せてから映画界入りしたそうだが、最初に世に出たのが雑誌の「Look」に掲載された大統領死亡のニュースを見て悲しんでいる男性の姿を捉えた写真だったとされている。以前なにかの書物でその顛末を紹介されているのを読んだことがあったのだけど写真の現物は今回初めて見た。それはぱっと見た瞬間何かの映画のポスターかロビーカードではないかと見紛うほど構図がばっちりと決まり、某かの意図を感じられるかのようなあまりにも「出来すぎた写真」となっている。

当時撮られた他の写真も同様の印象。どう見ても全部が映画の1シーンだよ・・・

さらにはそういう写真を17やそこらの年齢でモノにしてしまうと言うそのセンスにも驚嘆してしまうのだが、番組が進むにつれ判明していくのはどうやら彼の「作品」には今で言うやらせ的なスパイス(と言ってもそれは事実を歪曲して伝えるような類の物ではない)が加わったモノであるというのがわかってくるのだ。

それは本来報道カメラマンとしてはやってはいけないことなのだろうけど、自分が思い描くベストな構図やアングルを求めてよりよいイメージを見ている人に伝えようという「演出家」としての姿勢(もっと言えば素養)が前面に出ていたと言うことなのだろう。結果としてこの人が場面を切り取る写真家から映画監督へと立場をシフトしていったのは流れとして当然のように思える話でもある。

番組は映画監督になった直後あたりで終了するのだが、キューブリックの才人ぶりがあらためて伝わる良いドキュメンタリーだなと思えたし、これからもいろんな映画監督でこういうのやってくれると嬉しい。ぜいたくを言えば”○○の時代”部分の色を変えて何回かで生涯を取り上げてくれたらもっといいけどね(^_^;)

あとキューブリックと言えば僕は好きな監督の五指に必ず入る人でもあるのでもう少し作品解説なんかがあっても良かったかなとは思うが、本編で少し流れていた「シャイニング」の1シーンがあまりにもキレイな画質だったのにたいへん驚いてしまった。アレは今売ってるブルーレイのマスターと同じ物なんだろうか・・・もしそうなら真剣に買おうかなと思ってるほどだ(持ってるソフトは何年も前に買ったSD画質で4:3のものだが画面は少しぼやけ気味であまり美しくない。メイキングがあるから手元に置いてあるけど)

実は僕にとってのキューブリック体験はこの映画から始まっているのだ。1980年の劇場公開時、当時中学生だった僕はこれを映画館で見て(ウチの地方では同時上映が「チェーン・リアクション」(キアヌ・リーブスの映画ではナイ(__;))というB級アクションながら今日的ネタを持った快作だった)そのあまりの恐ろしさに情けない話だけど「早く家に帰りたい~(T_T)」と真剣に座席で震えていたのである。そんな映画は僕の場合未だこれだけ。

その受けた恐怖の感覚とはそれまでに見たホラー映画のようなびっくり箱的な驚き(突然ワー!っと来る感じ)ではなく、もうこの映画の内容通りに閉じ込められた広大な建物の中で「何か起こるんじゃないか」と言ったこれから発生する”かもしれない”事態に対する不安感から来ていたように思っている。

たとえて言えば仕掛けは極端に少ないが距離が長くセットの出来があまりにも良いお化け屋敷を通っている感覚に近いかもしれない。「シャイニング」という作品はまさにその未知への恐怖という単発で終わらない果てしなく続く不安感と戦わなければならない映画でもあったのだ(じわっと何かが出そうな気配を感じているときに突然「水曜日」などと(__;)ただの日付変更の描写が入ったりするのがより怖かった)

なので書いてしまえばクライマックスに進むにつれていろんな事が動き出すのだが、実際に事が起こり始めると恐怖の度合いは薄味になってくると言う、それまでに感じていた不安感からは少し解放されていくのだけど、以降はジャック・ニコルソンに対する「壊れた人間と接することの恐怖」へと怖さの種類がまた変わっていくのである。(あの超有名な場面(見た人ならみんな「ハイハイ」と頷いてくれるとこですね)は何度見てもぞくっとしますな(__;))

懲りに凝った映像の面白さ・美しさに加えてこういう色んな形の恐怖の呈示等々、普通のホラー映画ではまず味わえない濃い濃い魅力を内包した作品だと僕は思っているし、人によっては異論もあろうが「2001年」「博士の異常な愛情」なんかより自分の中ではランクが上のキューブリック映画だと今でも思っているのである(やはり思春期の刷り込みは効果は強力だ(__;))

と、気がつけばなんだか「シャイニング」の話がメインになってしまった感はあるけど(^_^;)今回の番組は大いに満足できる内容だった。BSシネマで「シャイニング」含みのキューブリック特集をやってくれたら買わなくて済むのだが(ここでやるのはだいたい「2001年」ばっかだからなあ)果たして待ちきれるだろうかねー・・・

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Category: ◆映画は液晶前の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

ちっとも整理が出来ないとですよ

もう三月だというのに年末年始に録画しまくった物の整理が実は殆ど出来ていない(@@;)

だいたいはBS/CSでやってた映画だけど、三月入ってそろそろやらねばと思っていたらBSの新チャンネル開局に伴う無料放送が11日までということで、今はそちらに気を取られて日々ザッピングと追加録画の毎日である。あとでますます整理する時間が増えてしまうが、もうこればっかりはどーしようもないよね(__;)(タダほど魅力のある物はないからなー。無料の日にやっていた「犬神家の一族」なんかを嬉々として見てたよ・・・何回も見てる映画なのにやっぱり面白かった)

ちなみにこの場合の「整理」とはまず録画して見たモノを消すかブルーレイに残すか、という作業のことを指す。つまり一度はちゃんと見てからその後どうするかを判断しているわけなのだけど、こんなやり方してるからいつまで経っても処理が進まないのではないかとも思うが、以前は良く「見ないで録画したままほったらかし」というのをやっていたので、敢えてそうならないようにしているところもあったりするのだ。

そんななかで「残さない」に入った映画がまず2本出てきた。それは「SP/野望編」と「SP/革命編」である。

 

劇場版を二部構成にすると公開前に聞いていたので「野望編」はおそらく佳境で話が終わるのだろうと思っていたら、なんとまあメインストーリーに突入する直前の比較的どうでもいいパートしか本編がないという(__;)これはホントに詐欺みたいな映画だった。主演の岡田准一始めSPメンバーがアクションでけっこう頑張ってるのはすごい伝わってきたけど、それが売りの映画で観客に余裕持って「頑張っているなー」と思われるようでは本末転倒も甚だしいわけで(ホントに良くできたアクション映画とは客に余裕を与えてくれるような代物ではないはずだ)

ぼくはテレビで見たからまだ良いけど、これを劇場で見た人の心境たるやどういうものだったのかと気の毒に思うほどだ(この内容なら少なくとも正規料金の半額程度に設定しないと失礼ではないのか)

さらに続く「革命編」では「野望編」からの連携が殆どなく、そのままストーリーが進行していき驚くほど陳腐な”革命”を延々と見せられるハメになってしまった(×_×)国会議事堂を占拠して何をするかと思えば閣僚たちに過去の悪事を自分で告白させていくだけって・・・こんな小学校低学年のホームルームでやるような行為を”革命”とか言って良いのか??(こんなもん「ぼくはきのうとなりのいえのかきをとりました、ごめんさない」と子供に言わせているような程度の低い反省大会だよな)

そしてこちらでも国会議事堂のセットをスタジオに組み込んでリアル度をアップはさせているけど、やっぱり「よく作ったなあ」という上から目線で単発の感心しか残らなかったのは「野望編」と変わらず。劇中でホントの"革命"が(ここで言う「革命」とはあくまでも映画的なクライマックスの意を指すのだが、残念ながら今回の映画には二本ともそれが存在していない)成し遂げられていたらそんなことも大して気にならなかったろうに、合点のいかないところがやたら目に付くとどうしたって集中力は散漫になるものだ。

まあとにかくツマランとかナントカというよりただひたすらにガッカリな連作だった・・・断っておくが少なくとも僕はテレビ版の「SP」を面白いドラマだったと思っている者の一人だ。国産のポリティカルアクションとしてはひじょうに良い独特な雰囲気を持っていたし、ぬるいドラマばっかりやってる昨今の日本のテレビでスケール感の違いはあれど「24」みたいなこともやれるんだなって言うのを証明してみせたという点では大いに評価できるとも思っていたのである(同時期にあったこちらも「24」臭のするドラマ「ブラッディ・マンデイ」より出来は良かったと思っている)

さらにテレビ版で僕が感じた最大の面白さとはストーリーに於いても登場人物の設定にしても常に「何かあるんじゃないか?」と思わせる作品ムードそのものにあった。結果的に最終回及び劇場版に至っても「何もなかった」ということで(>_<)結果は出てるんだけど(あー、今思い出したけどこの気持ちって「LOST」を見終わったときの心境に近いかも・・・)それでも連続ものとしての引き的魅力(次回への視聴意欲を湧かせる力)は十分にあったワケで、テレビドラマとしては合格点のラインを超えていたと思うのだ(テーマ曲もカッコ良くて好きだし、役者配置はみんなハマっていて無理はなかった。なにより真木よう子がヨイのだ。今度続編やるならテレビで良いから彼女を中心に添えて貰いたい)

そんなわけで今回の劇場版がきっとこの「何もなかった」部分を補填してくれると期待していただけに見終わった後の落胆は大きかった。やっぱりテレビドラマはテレビの中で完結しろってことですわな(これは「踊る」シリーズにも同様に当てはまるはなし)

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Category: ◆ネット地獄で漢をみがけ=エッセイもどき  

旨くいかんものだねと嘆き中

はじめてテンプレをいじってトップ画像だけを変更してみた。画像はいろんなところで拾ってきた自分の好きな映画をコラージュしてカラー調整したものだが、当初のイメージではもっとステンドグラス調に何十本といろんな名場面を貼り付けるハズだったのに、至ってシンプルな感じになってあんまり面白くない(__;)(画像はたくさん用意していたのだが)

こういうのはやっぱりセンスが必要だねー・・・(僕にはこういう絵心がないなあ)

しかしスタイルシートもさわってみればいろいろできて面白いなとは思ったけど、今出来上がっている物がガタガタになったときに直せないんじゃないかという恐怖もあるから(^_^;)なかなか思い切ったレイアウト変更は出来ないところもある。とりあえず飽きたらまたトップ画像だけは変えていくようにしようか。

ちなみにタイトル文字が被って全く見えないのは「シャイニング」と「博士の異常な愛情」である。「時計じかけのオレンジ」もイーストウッドの横にどん!と配置しようと思ったが旨くいかなかった(__;) 

こういうテンプレそのものを作って提供している人たちってホント僕は尊敬しますわ。


Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

発明してないけど許せるよ

1日の映画の日に「ヒューゴの不思議な発明」を見てきた。

 

一緒に見に行ったウチのカミさんは「不思議な発明」ではなく「見事な修理」と邦題を訂正すべきだ!と文句を言っていたが(__;)そんなことはもはやたいした(?)問題ではない。話題の映画公開初日(アカデミー賞発表のタイミングに公開スケジュール合わせたのだろうけど、あれだけいろんな賞を受賞すれば宣伝効果も絶大だったか田舎を自負する我が郷土の劇場も来場者多数)に自分が見に行ったのも珍しいが、鑑賞後にこんな満足感でいっぱいだったことも最近じゃ珍しい。

とりあえず今思いっきり言いたいのは”この映画モノスゴク良かったよ!”と言うことに尽きますわな(^0^;)

そもそも作品の基本情報自体もあんまり入れずに行ったせいもあったが、てっきりあの人形が”最後は別世界で動き出して異形の者たちと戦った末になんやかんや”みたいな最近よくある雨後の筍みたいなファンタジー映画(そういうのをスコセッシが撮ったと言う物珍しさがあって見に来たところもあったんだけど)かなと思っていたら全然違っていて(__;) 良い意味で予想が裏切られたのも結果としてはホント良かったなとも思えたしねー(まさかジョルジュ・メリエスの話とは思わんかった・・・)

おそらくこの映画の根底にあるのは「素晴らしき哉、人生!」と同系列のテーマなのだろうと自分なりに推測するのだけど、つまりこの世にはどんな人にも必ず某かの役割があり尚且つその人を必要としている場所は世界のどこかに必ずあるんだって言う、もういろんなところで60年以上も繰り返されてきたネタをここまで見事にわかりやすく、そして無駄なく娯楽映画に仕上げた作品なんて久しく無かったんじゃないかと僕は思うのだ(「この世界が一つの機械なら僕ら一人一人はその部品なわけで、一個でも欠けてしまえば世界は廻らないんだ」っていう台詞(この通りじゃ無かったかもしれぬがニュアンスはほぼこれ)にそのことが集約されていた)

しかもこれって出演者全員がハッピーエンドで終わるという超大団円の映画でもあるというのが、昨今のイヤなこと続きの世の中では癒しとしての効果も高くて実に小気味よく感じられ、なんていうか昔ながらの映画らしい映画だったのかなっていう風にも思えたのだった。

そんなわけで涙こそ流れなかったけど(^_^;)何年かぶりで見た「良い映画」だったなと、見てきて二日も経ったのに未だ感動が収まらない、これはそんな作品でした(個人的にも最近タマシイが疲れ気味だったのが効いたね(__;))あとは枝葉の小感想をピックアップしてこのエントリーを終了。

・2D版を見たが特にガッカリ具合はなし
・けっこうおいしい役どころのクリストファー・リーが渋くてヨイ
・バンドマンの中にジョニー・デップがカメオ出演していたような気が・・・
・劇中で再現された「月世界旅行」の撮影風景復元具合がリアルでドキュメントみたいだった

※こんなに誰彼無く人に勧められる映画は久しぶりなので、老若男女問わず未見の人はすぐお近くの映画館までどうぞ。

 

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