You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

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Category: ◆映画は六畳間の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

なつやすみのしゅくだい・しあげへん

連日続くレコーダー掬いの報告。

「フライトナイト」・・・スターチャンネルでの放送。
 
これは85年オリジナルの方。公開当時劇場で見たそのときからこの映画は気に入っていたのだ。隣に越してきたイケメンが実はヴァンパイアで、尚且つ明らかにバイセクシャルの香りをぷんぷん臭わせたキャラクターというのが面白かった(吸血鬼を演じていたクリス・サランドンの怪しいセックス・アピールがそう思わせた所以ではないかと思うが、リメイク版でこの役をコリン・ファレルに振ったのは良いキャスティング。こちらの方は女好き度がググっとアップした印象だけど、まだその新作は見てないなあ・・・)

ストーリーは吸血鬼映画の定番的展開に「怪奇映画のスター」という設定のロディ・マクドウォール(この映画で初めて猿以外の素顔を見たぞ(__;))がメタ・フィクション風にドラマへ絡んでくるのが目新しく、さらには映画全体の醸し出すムードがどことなく青春映画の空気になっていて、その部分でも珍しい映画ではなかったかと思っている。

僕にとっては数年に一回くらいは見返したくなる独特の魅力を持っている映画だ。それと上右に貼り付けてある動画は本作の主題歌(♪Fright Night/The J. Geils Band♪)だけど、もう聞けば聞くほど80年代の音楽なのが世代的にはたまらなくツボでもあった。


「シャイニング」・・・WOWOWシネマでの放送。
 
ずっと大事に持っていたSD画質のDVDがなんだったんだと言うくらいモノスゴイ綺麗な画質(ーー;)おおーっ、オーバールック・ホテルがこんなにクリアで広く見えるなんて・・・やっぱりステディカムの効果は大画面の16:9で見なければよくワカランなと本編見ながら今回はそっちの方ばかりに感動していたのであった。

この映画のことは三月のエントリーに長々と書いたのでそれを取り出してみたが、今回の見直しで気がついたのは_

○包丁持って走るウェンディ(シェリー・デュバル)がやたらコワく(__;)音消してそこだけ見たらコイツが殺人鬼に見える。
○最後に出てくる犬オトコがなぜかキュート(リンク先のこじかさんブログ参照)
○”シャイニング”という能力は映画の中ではほぼ役に立っていない等々

そして何度目かわからないほど見ているのに、今回もきっちり怖いと思えたのはさすが。


「ハンナ」・・・スターチャンネルで放送
 
状況設定はマジメな「キックアス」みたいな始まり方だったけど、ハンナ役シアーシャ・ローナンのアクションの切れがイマイチで、そこが個人的にはやや不満(薄幸美少女の魅力は満開だったので、このあと見る予定の「ラブリー・ボーン」は少し楽しみになっている)それ以外の格闘系アクションシーンもちょっとパンチ不足の感あり。

ただまあ冒頭からエリック・バナの父親と合流するくだりあたりまではけっこうハラハラして見られたし、途中ハンナと仲良くなるめっちゃクソ生意気なソフィー(ジェシカ・バーデン)一家との交流場面は浅いけれども悪くなく、劇中では一服の清涼剤という趣があって良い場面だった。最後は特に何もないまますぱっと終わった感じだったのでなんとなく物足りない気はしたが、割と好きな部類のビジュアル(ハンナが監禁されている所から脱出するシーンのBGMと編集がバッチリ決まっているところとか)が多かったので好編だったとは思っている。


「アジョシ」・・・WOWOWシネマで放送。
 
この休み中に見た映画じゃこれが一番面白かったなあ・・・ふだん殆ど韓国映画見ないのに自分でも意外な反応(ーー;) 基本プロットは完全に「レオン」をやっているのだけど、あちらが超・美少女とその彼女に毒気を抜かれた純情ロリコンオトコの純愛物語だったのに対して、こちら「アジョシ」はテシク(ウォンビン)が救おうとする他人の娘・ソミ(キム・セロン)に生まれることのなかった自分の子供の姿を投影しているというのが心情部分でひじょーに共感できて、これはベタ中のベタ的展開ではあるけれども、そこがモノスゴク良かったのである(T_T)

またこの映画はこのすぐ後で見た高倉健の「夜叉」と同様、過去を背負ったオトコの物語としても良くできており個人的には昔からそのパターン大好きだったので(^_^;)それだけで好印象に覆われてしまったところはあったとは思っている。回想以外で一切表情を変えなかったテシクが最後の最後で笑顔を見せたり、場面場面であー良いシーンだなと言うのが定期的に訪れるのも見ていて心地よかったのだ(それと上に書いた「ハンナ」と比べてもアクション描写はかなりハード)


あと見たものだとサスペンス風に始まってスラッシャー物に転じるかと思わせておきながら最後は謎の地底人退治の話になるという(ーー;)構成ばらっばらなデタラメ不思議映画「ディセント」、田中裕子の野良猫女ぶりにあー、でもこんな女って実際おるよなと思えて仕方なかった「夜叉」、上映時間が三時間もあるのにいっこうに画面では戦況が掴めずナレーションだけで話が進んでいく「連合艦隊」あたりが印象に残ったかな。あ、「さよならジュピター」も見たな・・・


まだいくらか見ているのでアタマの中で整理が着いたらまたアップいたしましよう。
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なつやすみのしゅくだい・えいがのかんそうぶん

そんなわけでテレビ廃人になる寸前になんとか帰還、この半月はどっぷりレコーダージャンキーと化していた我が輩である(ーー;)見た物の本数が多くなったんで走り書きっぽくなるが一本ずつ思い出しながら書き殴ってみよう。

「リミットレス」・・・スターチャンネルでの放送。
 
予備情報もなにもなくたまたま新聞読んでるときにオンエアが始まったので、そのままにしていたらけっこう面白くなって最後まで見てしまった。謎のドラッグで特殊能力を身につけて云々ってアイディアは特に目新しくないけど、薬で覚醒した感覚を映像で見せるセンスが(カメラが何処までもノンストップですごい距離を走り続けるような処理等)なかなかユニークで新鮮。小品感満載なのにロバート・デ・ニーロが出てたりでやや大作の味もあり。オチはイマイチだったけどグロスでは面白い映画だったかなと思う。


「アジャストメント」・・・スターチャンネルでの放送。
 
こちらも特に意識もせずに流れで深夜に見たけど、こんな話とは思ってなかったからビックリしたのと(てっきり陰謀劇だと思ってたら、まさかディック原作のSFだったとは・・・)そのトンデモ感がいつまで経っても娯楽映画の気分に転換して行かないので最後までイライラした印象が拭えず、せっかくの意表を突いた展開がただの鬼ごっこに終始していてつまらなかった。運命調整局の連中の出で立ちや行動が紋切り型で全然捻りなかったしなあ。


「ブロブ・宇宙からの不明物体」・・・WOWOWシネマでの放送。
 
過去に見たような気もするが記憶が曖昧だったしもう一回じっくり見てみようと録画した。いやー、なんて面白いんだろう(__;)酒飲みながら見たらもっと楽しかったのではないかと思うほどアタマ悪くて豪快な内容ですわ。ゴアシーンが強烈なんで途中からこの映画が「人食いアメーバの恐怖」(ビデオタイトルは「マックイーン絶対の危機」)のリメイクであることも、はたまた脚本をフランク・ダラボンが書いている(実はコッチの世界の方がこの人向いているのではないかと感じるほどキャラ(特にヒロイン)の使い方は自由度が高い)ということも完全に忘れてしまう(ーー;)ほとんど怪獣映画の作りになっているのが気に入ったポイントでもありましょう(参考動画はマックイーン版の予告)


「ピラニア」・・・WOWOWシネマでの放送。
 
ちなみにこれは元祖78年ジョー・ダンテ監督版のほう。ホントはお色気残酷度の上がっているリメイクを見たかったが放送予定が無いんだからしょーがない。ちょうどダンテ作品の中では未見作だったし(ちなみにジョー・ダンテは好きな監督さんの一人である。「グレムリン」と「マチネー」を特に気に入っている)各方面での評価も概ね好評だったので期待しながら見てみた。するとだな・・・おい君ィ、これのどこが面白いんだよと(@@;)見終わってからいつまで経っても落胆に怒りがプラスされた感想しか湧いてこなかったのでありますよ。

むかしの映画と言うことを差し引いてもこんなスローテンポでお話進んでいいのか?と思ったしパニック映画なのにどうしてこれほど眠くなってしまうのか自分でも不思議ふしぎ(×_×)思わずみんなこの映画の何処を評価したのか?って聞いて廻りたくなったわ(こういう映画の重要なアイテムである女優さんたちにも一切魅力感じなかったのも大きなロストポイント)ダンテ映画で初めて大ハズレに当たった気分だ。


「呪怨」「THE JUON/呪怨」・・・スターチャンネルでの放送。

ハリウッド版を未見だったので良い機会と思い一気に続けて二本見た。主人公が外国人であること以外はまったく同じ事をやっているのに驚いたが、ラストだけはだいぶ変えてあったな。ハリウッド版の方は続編を作りやすい終わらせ方にしていたけど僕はちょっとだけ「ゴケミドロ」のラストと印象被る日本版のオチが好みに合っている。

しかしねー、2本通じて僕が気になったのはこの映画ってホントに心底怖かったか?と聞かれとき返事に躊躇するんじゃないかという気がするのだよ。たとえばカヤコとトシオは出番が後になればなるほどもうコンビ妖怪化しちゃって全然恐怖感がないし、やっぱりこういう幽霊噺はあんまりはっきり姿見せたらアカンと思うんだな。だから途中カメラがパンしたりエレベータが動いたときその向こうに「ちらっ」と映り込んだトシオの姿なんかはめっちゃ怖ろしかったのに(>_<)アップで登場したとたん口から発するのが猫の声って(__;)あの演出もどうなんだと(最初はビックリするけど何回もやられるとしまいにゃ「かわいい」と思えてしまった)

海外の人にとっては新鮮な恐怖と感じられたかもしれないが、やっぱり”怨霊もの”であればもっとその根幹にある因縁の部分を解いてくれなければ心底コワイとは思えないのではないか(「わけのわからん恐怖」というのもむろんテーマとしてアリだと思ってるけど、この舞台設定でそれをやっても映画の中の恐怖連鎖が繋がらない気がする)そういう意味では世評で言われている「お化け屋敷映画」というイメージは言い得て妙だったなと、見た今ならなるほどと納得してしまう部分ではある(一回入ったらもういいな、みたいな浅さというか軽さというか)

あと限りなくどーでもいい話としてはサラ・ミシェル・ゲラーがピンチに陥ったとき、ナゼいますぐ得意のテコンドーを使わないのかと(__;)真剣に思っちゃって「バフィー・恋する十字架」の印象が未だ拭えてないという小さな(?)発見もあったなと(ホンマにどーでもええな・・・)

・・・と書いているウチに長くなったんでいったん締めよう。続きは明日以降。
Category: ◆テレビ・ストーカーSeason2=いろんなTV番組を見た話  

最後の切り札は未使用B-CASカード

今年は夏休みがこの13-15となっていて、こんなお盆らしいマトモな日程は久しぶりだなと思いながら突如として我が家にある初代地デジレコーダー(5年前懸賞でもらった逸品)のB-CASカードがまったくの未使用であることを唐突に(__;)思い出したのである(要はスカパーの無料体験申し込みがまだだったということ)

当時はまだBS環境もなく地デジとアナログが見えたらそれでいいということでそのままになっていたのだが(2年前新たにブルーレイレコーダーを買ったそのタイミングでパラボラも設置し、スカパーへはそちらのカードで申し込みをしていた)テレビ環境が整った今これを使わない手はあるまいと夏休みにうまくハマるように11日から無料16日間がスタートになるような申請をしてみたのだ。

これでいくとWOWOWが約一週間、それ以外がほぼ月末まで視聴可能ということで8月の番組表見た際「これ見たいなあ~」と思っていたものをほとんど見ることができるのだ。そのことを確認してからと言うものここ数日はイヒヒヒヒと端から見れば嫌な笑いが止まらない状態になっているのであった(ーー;)

幸いというと怒られるが今月は夏休み以外にも妻が旅行で不在の日があり、独り寝の夜がたぶん数日程度あるためまさに渡りに船(?)テレビの前で果てしなく座り込むことができそうなのだ。もうこの数日はレコーダーの予約画面に指令が貯まること貯まること(~Q~;)

大きく楽しみにしているのは_

・スターチャンネル「一ヶ月丸ごとホラー特集」(元祖「フライトナイト」がちょうど見たかったのだ)
wowow「ハイビジョンリマスター版・ウルトラマン」「ジャイニング」(買わずに辛抱していたHDワイド版)
・東映チャンネル/テレ朝チャンネル「スーパーヒーローMAX2012」(毎年恒例の三局合同企画でファミリー劇場だけは契約していたのだけど、ほんとに見たいのはほぼ東映に集中している)

だいたいはこのあたりだけど、たぶん16日間が終了する頃には相当な数のものを見ていることになるだろう。それをどこまでこのブログに感想として反映できるかはわからないが(__;)印象に残ったものはなるべくピックアップするつもり。

まあそれにしても13日以降のwowow23時台って「キャリー」「シャイニング」「ブロブ」「ピラニア」と連日続くラインナップのなんてすばらしいこと。やっぱり衛星系じゃいちばん魅力あるチャンネルですわ。今まで何回も書いてるけどホント後1000円値引きしてくれたら今すぐ契約するぞ!と思ってるんだけどねー・・・

ともかくそんなわけで盆から月末にかけての私はプチテレビ廃人を目指します(ーー;)
 
Category: ◆映画は六畳間の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

ホントに怖いのは人間ですよ

いろいろ映画もドラマも見ているのに更新してなかったのは単に暑くてやる気が出なかったのと(~Q~;)後で別エントリーにも書く予定だがある事情でテレビの前から動かない時間が増えてしまったことが大きかったのだ(自分のパソコンはデスクトップでテレビからも離れているため”ながら入力”ができない。最近スマホに変更したとはいえ、とてもあれでブログ更新しようなどとは思えないし・・・)

そんなわけで遅まきながらいろいろ見たモノの記録を書く。

「東海道四谷怪談」・・・日本映画専門チャンネルで見た。

なんて8月に合った映画だろうと思いながら久しぶりに見たけど、こういうのは昔お盆時期が来ると地上波で深夜連日やっていたよな。過去に何本もあった四谷怪談映画を僕は全て見ているわけではないが、本作はその中でも大映版「四谷怪談」(監督:三隅研次 伊右衛門:長谷川一夫、お岩:中田康子)と並んで間違いなく名作と呼べる一本だと思うのである。

大映版の方は中田康子の岩が艶っぽくてオトナな雰囲気だったのに対して(その分「尽くす妻」の描写はこちらの方が上だったので悲劇度とは相当高くなっている)こちら若杉嘉津子の岩は世間知らずのお嬢様がそのまま浪人の妻となり悲しい死を迎えてしまうと言う見せ方をしているので、怨霊となって登場してからの彼女のあまりな変わり様が本当に恐ろしいと思えてしまうのだ。

また場面転換の演出等でもどちらかというと全体的に舞台調の表現をされており(人を切る場面で効果音ではなく太鼓の音色を被せたりとか)ひとつひとつのシーンが激しくメリハリが効いているためか、どこを切ってもパンフレットに使えそうな「キマった絵」になっていることにひじょうに感心してしまった。

悲劇ではありながらラストシーンの美しさもモノスゴク印象に残る実に「良い映画」たまにはこういうのもちゃんと見直さないといかんなと思ったよ。

蛇足だが本作の監督である故・中川信夫監督作ではもう一本「亡霊怪描屋敷」という映画が僕のトラウマ恐怖映画なのだが(子供の頃深夜のテレビ放送見たとき本気でコワイと思った(>_<)マジでトイレに行けなんだからねー)もう長いこと見てないのでこの機会に見直してみたいと思っている(思わず日本映画専門チャンネルにリクエストしたぞ(ーー;))
 

「青春の殺人者」・・・日本映画専門チャンネルで見た。

これはDVDも持ってるけどハイビジョンで原田美枝子のおっぱいを見てみたいという(わっはっは(^0^;))それだけの理由で録画したのだ。映画の感想は以前書いた時とこのたびの再々鑑賞でもそれほど変わることはなかった(も一つついでに書くとHDで見た彼女の胸は形・大きさ共にやはり私好みと再確認(__;))

今回面白かったのはセットで放送していた岩井俊二監督のコーナー「マイリトル映画祭・長谷川和彦映画祭【後篇】」で長谷川和彦監督の発した数々の内幕話だろう。なかでも母親役の市原悦子が「役作りのため」腋毛を生やしたままに(__;)していたと言う話や(リアルなオカン(?)を表現したかったのだろうと)オヤジゴコロ剥き出しでアシスタントの若手女優ふたり(黒木華刈谷友衣子)に「君たちこの映画の原田美枝子みたいな役がオファー来たらハダカになれるか?」という質問を振ってニヤニヤしている様であるとか(また振られたこの子達があっさり「やれます」と言い切った所に女優さん特有の負けん気の強さを垣間見られたなあ)当時の原田美枝子は「17歳の躁鬱があってそれが本編にも良い方向で出ているが、悪いときは突然アフレコで一言も喋らなくなったりして往生した」と言った内容等々。

これも破滅的でひどい話なのに、なぜか最後は水谷豊の開放感を自分も共有できそうになってしまう不思議な作品。良い映画とは言わないけど個人的には好きな映画だ。
 

「冷たい熱帯魚」・・・ゲオの100円レンタルで見た。

前から気になって見たくて見たくてしょーがなかったのだけど、いつまで経ってもBS/CSで放送予定がないので仕方なくレンタル屋まで走ってきたのだ(最近まったく借りに行ってなかったから会員証がどれだかわかんなかったよ(__;))家に帰って即再生したのも久しぶりだったなー・・・

で、見終わっていざ感想書こうとすると何書いてもネタバレになりそうな感じがしてひじょうにむつかしい、これはそういう映画だった(__;) 個人的には園子温監督の映画っていつも変わっていて面白いんだけどオチの趣味だけが自分と合わなくて常にモヤモヤしたまま映画が終わってしまうという印象なのだ(今回も残念ながらそれは健在。「愛のむきだし」のときもなんでこんな終わり方なんだ?って4時間近く真剣に見ていただけによけいそう思ったしね)

そこはまあ好き嫌いの世界だからこれがエエという人もいっぱいいるんだろうけど、僕はちょっと気持ち悪かったなと思っている(死ぬほど出てくるグロシーンのことではなく(これはむしろ大好物(ーー;))精神的にスッキリしなかったという意味で)

この映画の見所というか最大の面白さはでんでんの台詞があまりにもスバラシイところにあると思うのだ。たとえば吹越満に怒濤の説教をするシーンなんかめっちゃ説得力あって、その場にいたらおーそうだよ!オレもそう思うよ!!と追従したくなること請け合いで(「オレは人も殺すが常に解決策を用意している!」っていう一言が特によいし、もう見続けてると完全にでんでん主演の映画だよなって感じてしまう)それだけでもこの映画は見る値打ちあったなと思うから、その分オチだけ何とかして欲しかったなと言うのは(くどいようだけど(__;))よけいに感じてしまう所ではあったな。あとは神楽坂恵の出演シーン全てがヨイぞと追加のプッシュもしておきましょう(__;)
 
Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

蝙蝠だけが知っている

昨日の"映画の日"は「ダークナイト・ライジング」を見に行ってきた。

 

前作「ダークナイト」が紆余曲折の末いつしかカルト風味の名作として映画ファンの間で定着していたことは少し意外だったが、僕自身前作はあくまでも特殊なケース故に(死期の近づいていたヒース・レジャーの芝居を超えた怪演のおかげという部分も大きかったし、アレは本人に自覚があったにせよ無かったにせよ内面から自然に滲み出ていた凄みのなせる技だったのではないか。またそんな彼に引っ張られたかのように「本当の善とは?/本当の悪とは?」と言った禅問答的展開が延々と続いた事による妙に気持ちの良いアンバランスな不安感(←文字にするとわかりにくいしなかなか伝わらないけど「ダークナイト」を見たときのトータルイメージはこういう印象だった)が全編に被さっていた事等々)異色作となったものだったと思っていたので、今作が同じ色になることはまず無いだろうと予想していたのだ。

※蛇足ながら「ダークナイト」公開時に自分が書いた感想を引っ張り出してみたが、我ながら「デロリンマン」状態という表現は自分らしい奇っ怪な見方をしていたなあとヘンに納得。この場合オロカメンはやっぱりアルフレッドかね-・・・「バットマンよ魂のふるさとへ帰れ!」

結果的に「ライジング」はどちらかというと「バットマン・ビギンズ」の延長線上に近いノリの至って明快な娯楽活劇になっており、その分わかりやすさも増大し単独ヒーロー物の完結編としては申し分のない出来だったのではないかと思っている。他の人はどうだったか知らないけど、個人的にこの捻りのないストレートな展開も全然悪くないと思えたし、三時間近い長尺をダレさせないパワーもきっちり持った力作だったのではないだろうか(「ダークナイト」だと中国企業との絡み場面がけっこうかったるくて邪魔なパートだったけど今回はそういうのも無く)

キャラクターサイドではどうしたってベインじゃジョーカーには勝てなかったものの華的添え物だと思っていたアン・ハサウェイのキャットウーマンがなかなかに良く(こういう役が似合うようになったとはオトナになりましたな(ーー;)レザースーツにふくよかなラインが映えてセクシーさ加減も上昇)レギュラー陣に加えてスケアクロウがちゃっかり皆勤賞だったりとか、あんまりいろいろは書かないけど最後のアレがナニしてアアなってしまうのも「ザ・完結編」という体裁をひじょーに強く感じられて、映画を見終わった際は全身にモノスゴイ満足感が覆っていたのであった。

こういう三部作全ての出来が良いシリーズなんてそうは無いと思ってるけど、もし今後何らかの形で続いていくなら新作も率先して見に来るぞ!って心境に今はなっているなあ(と言うか続けてくれよ!)

とにかく今作はツッコミどころがいっぱいあるのも含めて(敢えて細かいことは書かなかったけど(^_^;))単純かつ純粋に面白いと言える映画だったと思いますわ(-.-)y-~~

なお、大きなお世話だがこれから劇場行かれる人は今一度旧作を見直してから行かれることをお勧めしたい。そのほうが満足度はより高くなることでしょう。



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