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You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

Sort by 03 2013

Category: ◆ネット地獄で漢をみがけ=エッセイもどき  

意外と少ない本気で悲しい訃報

数日前に納谷悟朗さん死去の話をブログに書いたばかりなのにまたまた寂しいニュースで追悼文を書くことになってしまった。

・坂口良子さん急死 女優、「池中玄太80キロ」 57歳

タイトルにも書いたとおり著名人の訃報というのは聞いて驚きはすれども本気で悲しい・寂しいと思える人って実はそれほどいないものなのである。しかし坂口さんの場合は自分の少年時代から思春期にかけて「かわいいお姉さん」としてずっとアタマに残っていた女優さんだったし、年齢も57歳と若かったので個人的にショックは大きかった(納谷さんの時も本気で悲しかったけど年齢は80を超えておられたから、どっかでしょうがないと思える気持ちもあったわけで)

僕にとって昭和30年代生まれ(自分から見て10歳程度上)の女優・アイドルというのはずっと"あこがれのお姉さん"的存在だった。長男として生まれ、後から弟や妹はできたが僕の人生に「姉」という対象は過去にもこの先も存在することはない。それもあってか子供の頃から少し年上の女性が大好きで(今はそれが行き過ぎて熟女好きになってしまったのだが(__;)それは置いといて・・)歌手だとキャンディーズの伊藤蘭、女優さんなら坂口良子を理想の姉像としてずっと心に抱いていたのである。

自分の場合印象に残っているのはやはりテレビの「池中玄太80キロ」のヒロインと、大映製作の「赤い激突」(妹役で秋野陽子と森下愛子が共演してたと思うがこれはこれで濃いドラマだった)の長女役になるだろうか。映画なら角川映画第一作目となる「犬神家の一族」の旅館で働く娘役がもう最高に可愛かった(ーー;) 後に2006年版で深田恭子が同じ役やったけどハマり方が全然違っていて、田舎出身で尚且つ性の臭いを全く感じさせない健康的純朴娘がこれほど似合っている人はこの先もそうは出てこないだろう。

坂口さんはそういう都会的ではない牧歌的な魅力、見ようによってはどこにでもいそうな敷居の低い可愛い女の子という今であればAKBにも似た要素の高い女優さんではなかったかと思うのである。それが災いして後年は役の幅が拡がらない事も多々あっただろうけど、僕からすれば最高の「おねえさん女優」だったと今でも思っている。

若すぎる逝去をほんとに惜しみたい。謹んでご冥福をお祈りいたします、合掌.(-人-)
 
Category: ◆Indies Cinema Paradise=自主映画四方山話  

5th Element~"In the AirTonight"

この三月はなんかしらんが忙しいことだらけで休日や平日夜は疲れて寝てばかりの日々が続いていたためにマトモに見た映画がとうとうひと月の間に一本もなかった(ーー;) 録り溜めしている海外ドラマもちーっとも消化できてないし(「glee」の3hird一挙放送がBSプレミアムで始まったり、既に最新シーズンの4orceもFOXで始まっているのにとても手が回らない)どーしたものかと思っていたが、もうここまで来たらゴールデンウィークまでストックしてそこで一気に見てやるしかないだろうと腹を括っている。連休中は睡眠時間を減らしてでもナンヤカンヤと見続けるつもりである。

まあそんなどうでも良い決意表明は置いといて、何も見てないなら昔話を書いてしまうことにするが今回は忘れた頃にやってくる自主映画回顧録の第5弾。

-1987~1991年-

自分たちのグループで初めて作ったビデオフォーマットによる作品「S」は様々な問題点を孕みながらも前回書いたとおりなんとか完成にこぎ着け、その反省を踏まえた上でいよいよ刑事アクション大作「T」の製作がスタートしたのである。もともとこの映画の企画自体は「S」よりも前に上がっており、完成シナリオもあるなかで実際に87年には何カットか撮影も行われていたのだが諸事情により製作が中止となっていたものだった。あらためて新作として取り組むに当たってシナリオも全面改訂し(標準語だった台詞はすべて方言に変更)年号も平成に変わった89年に撮影はリスタート。

本作では前回苦労した編集のタイミング(家庭用ビデオデッキを2台繋げて人のカンまかせによるやり方をしていた)を整備するためにメンバーの某が購入した業務用の8mmツインデッキを使用。これはタイムコードを記録してフレーム単位での操作が出来、なおかつ一度に何カ所もの編集ができるという優れもの(それこそサブリミナル映像みたいなのもその気になれば入れ放題なほど)

メインカメラの方もそれまで使っていたVHS一体型ではなくSony製Hi8カメラを複数台用意し画質・音声の質もアップ。過去ずっと完全アフレコだった音の処理も同録音声が殆ど使えるようになり技術面での向上は当時としてはスゴイ物があったのだ。夜間撮影もわずかな光源があればちゃんと映ってくれるし、撮影環境としては申し分なかった。クランクイン当日僕はこの映画が間違いなく今までで一番出来の良い作品になるだろうと確信に近い高揚感を感じていたのである(今回僕はADと言う名の雑用諸々(ーー;)とサブカメラを主に廻していた)

映画自体の粗筋は_

おとり捜査で麻薬取引の現場を押さえる寸前まで来ていた県警チームは突如現れた第三勢力の横槍によってそれまでの捜査が水泡に帰する事態に見舞われる。その後事件はどうやら香港からの日本侵攻ルートによる対抗勢力排除であることが判明し、現地のボスが徳島入りするという情報をキャッチした。香港側と徳島で取引先となっている暴力団との会合を押さえるべく捜査チームは奮闘するが・・・

と、やってみたらば目指していたのは"Miami:Vice"のつもりだったのに結果的にはアクション有りのやや泥臭い「部長刑事」のような味(ーー;)がブレンドされた独特の作品臭が漂う映画になってしまったような気がしないでもない。しかしながら上にも書いたとおり、テクニック的には機材・人材の充実ならびに経験値のアップがあったぶん今まででもっとも完成度は高かったと思っている(過去作と比べれば雲泥の差だと)

ともかく本作は製作にかかった日数も拘わったスタッフ/キャストの数も過去最大規模のものとなっており、当初思い描いていた我々的大作のイメージはほぼ覆ることはなかったが(尺も90分近くあった)なぜか映画が完成したときに今までのような満足感・幸福感・開放感・一体感といったこの趣味でしか味わえないその他諸々の入り交じった複雑な感情をこのときはさほど感じることがなかったのだ。これは自分でもほんとに不思議というか、トータルで4年もかかった映画に対して感情が爆発しなかったのはなぜだろうと。

思い返してみると高校時代からスタートしたこのグループ内の関係性が、自分も含めたメンバーそれぞれ全員二十歳を超えて大人になり、かつて文化部ではありながらも最低限の「縦のライン」で守られていた秩序が少しずつ乱れていたことが多少なりとも作用していたような気がしている。それは具体的にどうだこうだという話ではなく各自の肥大してきた自我と自我がぶつかりあって良い意味でメンバー同士が対等の関係になった故の現象ではなかったかと思うのである。

それが旨く運べばディスカッション面で有効に働き、より良い物を作ろうという意識が共有できる場合もあるけれども、その反面自分の意見が前面に出て他者の意見を受け入れにくくなってしまうケースも派生するわけで、他の人たちがどう思っていたのかは最早知る由もないが、僕個人はなんとなく全体の流れが後者に近づいていたのではないかという気がしていたのだ。

僕なりに考える自主映画本来の作られ方というのはまず監督に絶対服従した状態(廻りからある程度の提言は必要だが)でそれぞれスタッフが1→2→3と流れに乗って作業を進めるべきだと(少なくとも撮影が終わるまではそうしないと)思っている。しかしこのときは上に書いたように自分も含めた各部門それぞれの各人が不満や自己主張を出し始めて、結果的に一つの方向に向くことが出来なかったのが心底喜べなかった原因じゃなかったのかなと(まったく別方向じゃないけど微妙に違うところを見ていたような感覚)

この頃から少しずつではあるが自主映画という物に対して以前のように正面から向き合うのが難しくなった来たなと思うようになり、それと同時に仕事ではなく趣味だけで集うオトナの集合体が一枚岩になる難しさも感じ始めていたのであった。
 
Category: ◆テレビ・ストーカーSeason2=いろんなTV番組を見た話  

深海で出逢った貴方は

改まって書くほどのことでもないが子供の頃から今に至るも「怪獣」が好きなのである。それはテレビや映画に登場するゴジラやモスラのような作り物に限らず、俗に言う"UMA"と呼ばれる未確認の生物に対しても同様の興味をずっと持っていたのだ。基本的に僕は猜疑心の強い人間だと思っているが、多少胡散臭い話だとしてもこういう金銭的被害の派生しづらい事象については簡単に信じるようにしてて(あったほうが楽しいじゃないかという考えで(^_^;))なのでネッシーや雪男、はては鬼やカッパや人魚なんかも伝聞のままの姿ではないにしろ、きっと近い物は存在しているに違いないとも考えているようにしている。

今回見た(と言ってもだいぶ前に録画したままだったのをよーやく見たのだが)「NHKスペシャル・世界初撮影!深海の超巨大イカ」は正にそんな怪獣好きのオッサンにとってどんぴしゃな内容となっていた。

IMG_0385.jpg番組の内容は"UMA"とまではいかないものの、過去目撃例の殆どなかった生きているダイオウイカを深海で撮影に成功するまでのドキュメンタリー。

数年前の小さい発見→各エキスパートを揃えて状況証拠を導き出し、立てた仮説の中で作戦を敢行→最新機器を装備して対決(撮影)に成功、と、流れを見ていくとドキュメンタリーにも拘わらずまんま映画みたいになってるのに(映画だとたぶん潜行艇にトラブルなんかがあったりするんだろうけど(ーー;))かなり感動してしまった。ムリを承知でもう一言書けばクジラと戦っている映像があればもっとよかったが贅沢は言いますまい。

深海で元気に動いていたダイオウイカは「ザ・グリード」に出てきたモンスターのような口を持ち、触手を閉じてエサに向かって直進し一気に相手を包み込むようにする姿はややトリフィド風。そして大きくも思慮深くこちらを見やるその目は「寄生獣」のパラサイトみたいで、なんというか「静かなる深海怪獣」の風情がたっぷりとあって、言い方はおかしいかもしれないけどカッコ良いなと(__;)思ってしまったのだった(このまま人の体付けたら「パイレーツ・オブ・カリビアン」のデイヴィ・ジョーンズもどきになれる)

今回の放送を見てこの手の番組専門でやっているディスカバリーチャンネルナショジオチャンネル契約してみようかなと思ったりもしたが、経費のかけ方が違うのはやはりNHKが噛んでいるからだろうか。今度は是非ビッグフットかツチノコのようなものも取り上げてもらいたい。

 
Category: ◆ネット地獄で漢をみがけ=エッセイもどき  

負けたからではないけれども

WBC日本代表ベスト4敗退のショックもそこそこに(と、言うほど実は落胆しているわけではなくて、どちらかというと本命と言われていた国がどんどん負けていった今回の大会の方が過去二回よりも波乱に富んでいて面白かったと思うのである)長いこと使っていた基本テンプレを1年ぶりくらいで変更してみた(他の人はどの程度の頻度で変えておられるのかわからないが、辛抱のない自分にしては長い方)

いままで何が気に入って SLUG'S UPPERさん製作のテンプレを使っていたかと言えばそのレイアウトのセンスが好みのツボに合っていたことと、ワンカラムで画面の幅を目一杯文字で埋められるところが好きだったのだ。多少飽きたとしてもヘッダ画像を変更して気分を変えることにより、気がつけばこんなにも長く使っていたのだけれども、今回見つけたこのテンプレは2カラムながら文字幅が以前の物とかわらず、サイドバーの情報が下部にごてごてと集結して見づらかったものが縦にスッキリと揃えられ、以前のテンプレ唯一の不満部分が解消されている点も変更理由となっている。

ちょうど新年度にも入るので(?)当面はこのまま使用していくつもりだ。
Category: ◆ネット地獄で漢をみがけ=エッセイもどき  

悟朗がやらねば誰がやる

今日の昼休みに弁当食いながらネットを見ていると訃報が飛び込んできた。

「銭形警部、沖田艦長…声優の納谷悟朗さん死去 83歳」

僕の廻りの好事家筋ではもう10年以上前から納谷さんの声があきらかに衰えてきていたことに対して、大丈夫かと心配する声が上がっていたのだけれども、ついに来るものが来たという感じだ。我々のような趣味(特撮/アニメ/海外ドラマ/映画好き)を持つ人間にとって納谷悟朗の声というのは絶対になくてはならない存在でもあっただけにホントに残念な人を亡くしたなと言う想いがしている。

今回のニュースで代表作とされた銭形警部/沖田艦長は言うに及ばず昭和の「仮面ライダー」シリーズでは悪の大首領を貫禄十分に演じ、映画やドラマでも主にチャールトン・ヘストンの声を殆ど吹き替え(個人的に印象深いのは「猿の惑星」のとき)テレビでは「スパイ大作戦」でレナード・ニモイやマーティン・ランドーをアテていたのも印象深い。またアニメの「新造人間キャシャーン」や荒木由美子主演のスポ根ドラマ「燃えろ!アタック」等でされていたナレーターの仕事もインパクトとしては大きかった(タイトルに使ったキャシャーンのOP前口上は極私的ナレーションのベストではないかと思う)

僕の大好きな特撮映画の世界でも「怪獣大戦争」「フランケンシュタイン対地底怪獣」で演じていたニック・アダムスの吹き替えが忘れられない(今となってはもはやニック本人の声としか認識していないほどだ(ーー;) 役者の顔見た瞬間吹き替えの声が浮かんでくるような声優さんは他ではショーン・コネリー役の若山弦蔵とジャッキー・チェン役の石丸博也くらいのもの)

実写アニメを問わず様々な役を演じながらそのどれもでキャラが被ったりパターンに陥ることもなく、いろんな年代いろんなジャンルの作品でそれぞれ代表作を持っている氏のすごさをあらためて感じずにはいられないのである。謹んでご冥福をお祈りいたします、合掌 ( -人-)

 

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