You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

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Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

婆羅陀魏山神が呼んでいるのか

※7/25迄のゴジラ関連情報※


今回ゴジラの話は小休止だが他の怪獣映画の話を二点ほど書く(けっきょく一緒やないかい!というツッコミはご容赦を(__;))

まず一つは先週土日(6/21-22)と行く気満々だった京都みなみ会館の月一企画【大怪獣大特撮大全集】「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」「大魔神逆襲」の二本立てに所用で行けなくなってしまったのである。あまりにも残念だったので当日土曜の深夜は就寝前にDVDで悔し紛れの自宅寝室テレビ一人鑑賞会をしようと思い立ち、ライブラリーを漁ってみた。「大魔神逆襲」は前に買ったソフトがあったので直ぐ見つかったが、あるはずだと思っていた「バルゴン」のDVDが何処にも見当たらず。

待てよと自分の記憶を辿って思い出したのは確か昭和ガメラはVHSでしか保存しておらず、以前テープを処分したときにDVDへデータを移していなかったのだった。アイタと思ったがしょうが無いんでこの夜は「大魔神逆襲」だけをセットして寝床へ。ウチの矮小な32インチテレビでは劇場の大画面・大音響の迫力は望むべくもないが、せめて気分だけは味わいたいなということで。

IMG_1090.jpg三作ある大魔神シリーズの中でも僕はこの「逆襲」が二番目に気に入っているのだけど、なんといっても主人公の子供四人組が全員健気でいじらしく、ひとりも小憎たらしいとかこのガキむかつく(ーー;)みたいなヤツがいないところが好感ポイントになっているのである。

ほぼ奴隷扱いの人夫として幽閉されたままの父親たちに会いたい、その一心だけで目的地までの唯一のルートである「魔神のお山(なんぴとも入山できない神の聖地と信じられている)」を子供達だけで越えていこうとする冒険譚にもなっており、見ようによっては「スタンド・バイ・ミー」のような友情ロードムービーの体も保っている。

その現地に行くまでの道中で何度も危険な目に遭いつつ、ピンチの度にそれを勇気と運と魔神のアシストで乗り切り、途中一人犠牲者を出しながら(実はこの辺がけっこうシビアな描写)それでも団結して進んでいくのを見ていると「がんばれよ!」と言いたくなる保護者目線になってしまい(ーー;)映画が進む頃には彼らに力を貸した魔神と同じ心境に陥っていることに気がつくのだ(魔神がシリーズで唯一見せる父性的慈愛とも言えるかも)

このようにドラマとしては充実している「逆襲」だが、特撮的には「大魔神」「怒る」ほどの驚きや新鮮味は無く、特に魔神の登場以降は旧作と同じようなカットばかりになってしまうのは残念に思う(たった一年で三本も撮ってりゃパターンが尽きてくるのもしょーがないんだけどね(^_^;))しかしながら雪を巧みに使った演出は見事なもので(豪雪の中から黄金のように光って魔神が出てきたときは正に神々しいばかりの存在感)今作ではそれまでの荒神・邪神・鬼神と言ったイメージはあまりなく、まるで怒れる菩薩様(?)のような印象を与えてくれるのが目新しい点だったかもしれない。

こうして半ばヤケクソのように( ̄。 ̄;)見始めたら結局最後まで見てしまったけど、あらためて「大魔神」というのがシリーズ三作全てに於いてよく出来た映画であるというのを再認識した夜でもあった(このとき時計見たら午前2時過ぎてましたな・・・(ーー;))それで「バルゴン」が見られなかったのが後でなんとも悔しくなり、レンタル屋にでも行こうかと思っていたらAmazonで北米版廉価Blu-rayが売られていたのを発見。なんと「大怪獣ガメラ」から「バイラス」までの四本が入って3000円弱という安さに驚いてしまった(゜o゜; (「ギロン」以降の4作はVol2に収録。こちらは今のところ買う気はないが今後の価格変動次第で購入検討の余地あり)

さらに他の連携Shopも確認したらimportcds_comというところで送料込み1500円だったので思わず購入ボタンを押してしまったよ(ーー;)(但し納品に時間がかかる。予定では届くのが来月アタマになるとか)昭和ガメラはまだ一本もHDで見たことが無かったので機会としてはありがたい。届いたらまた感想を書くつもりである。


そしてもう一つは来月にお隣の高知県でこういうイベント上映があるらしい。

○高知県立美術館ホールイベント夏の定期上映会「怪獣映画特集‐日本が世界に誇る特撮技術‐」 

ここは前にも書いたが何年かに一度ひじょうに侮れない企画が開催されており、このタイミングは僕にとって正に捨てる神あれば拾う神あり。京都には行けなかったけど翌月に四国内で同類のイベントがあるとは良い流れと言えるだろう。きっとこれも婆羅陀魏山神のご加護に違いない( ̄。 ̄;)

内容は7/20-7/21の二日間に四本の怪獣映画を上映するというもの。今回のラインナップは_

「空の大怪獣ラドン」
「大怪獣バラン」
「フランケンシュタイン対地底怪獣」
「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」

の計四本。確実な情報がないので何とも言えないが、おそらくDVDのプロジェクター上映では無く三五ミリフィルムを映写機にかけるのではないかと予想している。この美術館には過去何度か来たことがあり10年くらい前の「OH!水木しげる展」とその少し後にあった「明和電機博覧会」を見学したのを良く憶えている。映画や舞台を上演しているホールには入らなかったが建物はかなり立派なのできっと施設もそれなりのものだろう(写真で見る限りはちゃんとしているように見えるし)

今のところ友人達と徒党を組んで見に行こうと思っているが、首尾良く参加できたら楽しい時間になるハズ。「サンダ対ガイラ」だけは昨年の「京都怪獣映画祭ナイト3」でも上映されていたが、あのときはなにぶんスタートが朝5時だったこともあり(ーー;)全編の七割くらいは微睡んだ状態(と、言うより寝てたな(-。_)。。o〇)だったため大画面で再見できる良いチャンスを得たなと思っているところである(なかなか貴重な上映会でもあるし、お近くにお住まいの怪獣ファンの方も足を運んでみてはいかがでしょうか?)

※詳しい情報については本文中の各リンク、そしてチラシ画像に記載されたものを読んでいただきたい。
img_2.jpg



Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

やっぱり呉爾羅かもしんねえ

※7/25迄のゴジラ関連情報※


昨日は「ゴジラ(54)六〇周年記念デジタルリマスター版」を見て来た。


20120921_11c4ec.jpg徳島では昨日が初日だったのだが上映は一日一回しかやってくれず(ーー;)土日は14時、平日なら18時20分からとなっている。僕がこの最初の「ゴジラ」を劇場で見るのは二度目で、一度目は83年に企画された「ゴジラ1983・復活フェスティバル」というイベント上映のときだった(左写真がそのときのポスター)

当時はゴジラ復活の機運が盛り上がりつつある時代で(ちょうど今と事情が似ており、このときも最後のゴジラ「メカゴジラの逆襲」から10年近くのインターバルが空いていたのだ)おそらく東宝側でもそれがホンモノかどうを見極めようとしたのか、10本の怪獣映画(ゴジラ以外もあり)をセレクトし2本立てを3~4日の間隔で流していくというプログラムだった(これが成功したので84ゴジラに繋がったんじゃなかったかなあ・・・)

4000円の前売りを通しで買うと五枚の回数券が付いたチケットが貰え、10本すべてを一本当たり400円という素晴らしい単価で(ーー;)鑑賞可能となっていたのである。あの頃僕は高校2年だったがすぐこの前売りを入手してあるときは自転車で、またあるときは路線バスを使って数日おきに徳島東宝へと通い詰めたモノだった(一回熱出して学校休んだときも布団抜け出して見に行ったなあ( ̄。 ̄;)←あとでオフクロに蹴り入れられるほど怒られたけど)

で、「ゴジラ」は確か「怪獣大戦争」とのカップリングで上映されていたのだけど実は最初はあんまし興味が無く「大戦争」のオマケみたいなつもりでまあ必修科目(?)だし見ておいたほうがいいかな、くらいの軽い気持ちで見たのだが(古いし白黒だし怪獣がゴジラ以外出ないし、と言った小児的判断による先入観ってヤツで)見終わった後はしばらく椅子から立てないくらいショックを受けてしまい(;゜ロ゜)同じ日に見たゴジラの"シェー"のことなど記憶から吹っ飛んでしまうほど、オレはこんな凄い映画に触れることもなく今までトクサツファンを名乗っていたのかと自戒するコトしきりであったのだ。

何に驚いたと言ってもう映画の趣が自分の知る怪獣映画のそれと全然違っていたのである。この映画ではあきらかにゴジラを天災として(そして結果的には人間の生み出してしまった人災としても)描かれており、人知を越えた存在であるゴジラに対しなす術がない人類の無力ぶりがこれでもかと綴られていたのだった(言ってしまえばこの最初のゴジラは「大魔神」と同じく荒ぶる神のような物と言えるのかもしれない)

それとこの映画の無常観というのを強烈にプッシュしているのは終戦からまだ10年経たない昭和20年代のリアルな空気感、これの濃度の高さに尽きるとも思うのだが、これについては昨今の「ALWAYS」的な嘘くさい懐古バンザイ調のCGなどでは到底再現することも出来ない時代を切り取った生々しさとでも言うのか、そこに映り込んだ人々、建物、景色その他諸々の「現実」という説得力のすごさの前にはただただ黙ってひれ伏し頷くしかないのである。

書き出したらキリ無いけどそれは大戸島の住人達の暮らしぶりであったり、ゴジラによって廃墟と化した東京のまるで空襲後のような惨状だったり、避難所でそこらじゅう転がっている半死半生の人たちと親の遺体を泣きながら見送る子供等々、すべてに於いて言い方は悪いけど何から何までが本物臭く、戦争とは無縁の世代である自分が見てもそこには間違いなくグっと伝わるものがあったのだ。

IMG_1091.jpgと、初見時の思い出話が長くなったが(ーー;) 昨日は「GODZILLA」の前売りを買ってそれを提示すれば1000円のところ500円で入場できると聞いていたのでそのようにしたのだけど、なんと前売り特典でめっちゃでっかい「GODZILLA」ポスターを貰ってしまい少々途方に暮れてしまったのだった(^_^;) 

さすがにいい年した夫婦が(昨日はコレを見るのに無理言って妻を付き合わせていたのだ)「GODZILLA」と書かれた大袋を持ってモールを散策するのもどうかと思い、一度駐車場に戻って車に置いてきたが、ああいう大きなグッズはもっと若くてイキの良いコレクターかファンの人に廻して我々のような枯れた輩(^◇^;)にはなるべくポケットサイズの物にしていただきたいものですな(贅沢言うけど近年あまりポスターやパンフレットの類に執着心が無くなっていることもあるし)

それで少し心配していた客入りの方は思っていたよりたくさんの人が見に来ていたのでちょっと安心した。初日なのに客がアラフィフのオッサンばかりでぱらぱらしか居なかったら徳島でこんな企画上映もう絶望的だな、と思っていたから(客層も親子連れやカップルだったりと幅広かったし)別に劇場の関係者でもなんでもないけど(^_^;)なんか嬉しかったなと。

今回内容面について改まって書くことはないが、画質・音質のことを言うと過去に見た「ゴジラ」の中では最高にクリアなものだった。この精度の悪い僕の目玉でもそれはハッキリわかるほどで、さらには絵が綺麗になることによりアラがわかるんじゃないかと思った特撮場面もなんら不安を感じず(唯一気になった戦闘機のピアノ線が見えていたのはデジタル処理で消せなかったのかな)逆に完成度の高さに唸ってしまうのである(直近で見たBS日本映画専門チャンネルのHD放送のマスターより全然美しい画面だったと断言できるほど鮮明)

音声はたぶんモノラルじゃないかなと思うのだが、テレビで見たときは聞き取りにくかった台詞でも音がデカイせいでよく耳に届き、名台詞のすべてを咀嚼することにも成功(「私は見た!確かにジュラ紀の生物だ!」「もうすぐお父ちゃまのところに行くのよ」「いよいよ最後!さようならみなさん!!」等々)

IMG_1088.jpgまあ画質が良くなりすぎて少し前から(HD版放送やBlu-rayが出回りだした頃かな)何人かの人が書いていた大戸島の海女さんがおっぱいぽろんと放り出している場面とか(ちゅーてもあきらかにお婆ちゃんでしたが←これもデジタルリマスターだからわかるというもので(__;))「ゴジラ上陸!」を伝える新聞の本記事文章が「エロ本云々」(ーー;)と書かれたまったく別物であるというのが(しかもこの記事劇中でもう一回使い廻しされている)完璧にわかってしまうと言うのもあったけど、これはこれで楽しい粗探しってヤツだろう。

83年以降もうこれで何十回見たかわからないけど僕にとっては何度見ても姿勢を正して見てしまう、これはそういう映画なのである。

本作「ゴジラ」は怪獣・特撮映画の括りではなく日本映画の傑作として間違いなく公言できる特別な一本(もう一本「大魔神」も含めたいけど)であると今一度言わせていただきたい。

※劇場に行けなかった方は来月のBSプレミアムで同じマスターが放送されるので、そちらをご覧くださいませ。放送予定は一つ前のエントリーに纏めてあります(本記事最上段↑のリンクでも参照)

Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

甲斐性ものだよゴジラさん

※当面この記事は随時更新されながら後のエントリー先頭にリンク表示されています。


と、いうことで前記事に書ききれなかった新作「GODZILLA」公開日(7/25)までに見ることが出来る各ゴジラ番組オンエア情報ならびに「ゴジラ(54)60周年記念デジタルリマスター版」の公開情報、他出版物関連記事まとめ。こうして書き並べてみると日専Chの「55時間ゴジラ」(なんでもオンエアの総トータルタイムは55時間55分と何処までも徹底しているそうで)があればあと見なくてもいんじゃないかという気もするが( ̄。 ̄;)NHKとBS契約されている方はこちらでも是非ご覧になって頂きたい。

なお、BSプレミアムで放送する「ゴジラ(54)」は現在公開中のデジタルリマスター版と同じものとのこと。

-テレビ放送予定-

◆BS日本映画専門チャンネル◆

「GODZILLA(98)/吹替」 ※放送終了
「ゴジラVSモスラ」 ※放送終了
「ゴジラVSメカゴジラ」 ※放送終了
「ゴジラVSスペースゴジラ」 ※放送終了
「ゴジラVSデストロイア」 ※放送終了
「ゴジラ2000 -ミレニアム-」 ※放送終了
「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」 ※放送終了
「GODZILLA(98)/字幕」 ※放送終了
「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」 ※放送終了
「ゴジラ×メカゴジラ」 ※放送終了
「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」 ※放送終了
「ゴジラ FINAL WARS」 ※放送終了
「怪獣王ゴジラ」 ※放送終了
55時間まるごとゴジラ一挙放送(ゴジラシリーズ全作一挙放送)・・・7/19~7/21の三日間 ※放送終了
特別番組「ゴジラが来る!」(BSスカパーとスカチャン5で無料放送あり) ※放送終了
特別番組「史上最高画質!ゴジラ4Kプロジェクト」 ※放送終了
特別番組「ゴジラ予告編集 全作品一挙放送」(BSスカパーとスカチャン5で無料放送あり) ※放送終了
生放送!THE☆BEST 「ゴジラ総選挙」最終プレゼンSP ※放送終了


◆BSプレミアム◆

「ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版」・・・7/8 午後9:00~10:41 ※放送終了
「ゴジラ(84)」・・・7/15 午後9:00~10:45 ※放送終了
「モスラ対ゴジラ」・・・7/21 午後1:00~2:30 ※放送終了
「三大怪獣 地球最大の決戦」・・・7/22 午後1:00~2:34 ※放送終了
「ゴジラVSデストロイア」・・・7/22 午後9:00~10:44 ※放送終了
「怪獣大戦争」・・・7/23 午後1:00~2:35 ※放送終了
○「ゴジラVSメカゴジラ」・・・7/24 午後1:00~2:49
○「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」・・・7/25 午後1:00~2:46
「イノさんのトランク~黒澤明と本多猪四郎 知られざる絆~」(再放送)・・・7/16 午後10:00~11:00 ※放送終了
ザ・プレミアム「ゴジラの大逆襲~おまえは何者なのか~」・・・7/5 午後8:00~9:29 ※放送終了
特別番組「音で怪獣を描いた男~ゴジラVS伊福部昭~」・・・7/6 午後11:00~午前0:00 ※放送終了


BSスカパー/スカチャン5(585Ch)(スカパー契約者は無料で視聴できるチャンネル)

ゴジラ誕生60周年特別企画・ゴジラも知らない5つの話~Godzilla University~ 
日本映画専門チャンネル presents「ゴジラが来る!」 
日本映画専門チャンネル presents「ゴジラ予告編集 全作品一挙放送 <7.25「GODZILLA」公開直前ver.>」


-劇場公開-

「ゴジラ(54)60周年記念デジタルリマスター版」・・・6/7以降全国80館で公開中



-書籍発売-

「別冊宝島ゴジラ完全解読」 6/26 
「GODZILLA OFFICIAL BOOK」 6/30 
「Pen (ペン) 7/15号 ゴジラ、完全復活!」 7/ 1 
「ビッグコミックオリジナル ゴジラ増刊」 7/10
「ゴジラキャラクター大全東宝特撮映画全史」 7/15 
「東宝特撮全怪獣図鑑」 7/23  
「ゴジラ漫画コレクション 1954-58」 7/25  
「GODZILLA ゴジラ アート・オブ・ディストラクション」 7/25 
「別冊映画秘宝初代ゴジラ研究読本」 7/24




ここで気になるのは「別冊映画秘宝ゴジラ読本」と「漫画コレクション」だろうなあ。入っているのかどうかワカランけど秋田書店の「チャンピオン」か「冒険王」でコミカライズされたヤツをまた読んでみたいのだが。
Category: ◆映画は六畳間の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

ちょっとあれ見な蜥蜴が通る、スグレものぞと街中さわぐ

バンバだドログバだという名前を聞いても何処かの悪の組織(「イナズマン」のファントム軍団とか「ライオン丸」のゴースン魔人みたいな)の新怪人ではないかといった発想しか湧いてこない自分にも困ったものだが(ーー;) 世間はワールドカップ一色であるにもかかわらず悲しいかなサッカー門外漢の私にとってはその程度の感想しか持てていないのである。なんとなく今WC見てないヤツは非国民の烙印を押されそうな勢いだけど、しかしここではそんなものお構いなしで敢えて今日もゴジラの話を書くつもりだ。

新作ハリウッド版「GODZILLA」の公開がいよいよ来月25日に迫り、今月には日本全国で一作目の「ゴジラ」がデジタルリマスター仕様で上映されている。少し遅れたがうちの地元でもこの21日から上映開始なので初日に馳せ参じようと考えているところ。こうして少しずつではあるがじわじわとゴジラ熱の高まりだしてきた昨今、もうこのブログも7/25まではゴジラの記事だけをアップしようかと思っているくらいで(^_^;)

テレビの方でも継続中のBS日専Chゴジラ特集に続いて、来月からはNHKのBSプレミアムでも何本か放送されることが決まったそうだ(関連オリジナル番組もあるとか←本記事最後にまとめてみるつもりだったけど、データが多いので次のエントリーに廻して紹介予定)そしてこの日曜は日専Chで最初のハリウッド版「GODZILLA」(98年)が放送され実に16年ぶりにがっつり再見することとなったのである。

「GODZILLA」

本作の監督であるローランド・エメリッヒの前作「インデペンデンスデイ」はアタマの悪い最高に燃える映画(言っておくが褒め言葉のつもりである(^_^;))だったため、当時はそれなりに期待して劇場に足を運んだが、見て直ぐの感想としては「これのどこがゴジラやねん!!(--#)」と声が裏返りそうになるくらいプンスカとしたものになってしまっていた(`Д´)やはり着ぐるみミニチュア特撮至上主義の旧世代トクサツファンとしてはサイズも小さく放射能火炎も吐かず、通常破壊兵器で簡単に死んでしまうあの程度のモンスターを「ゴジラ」と認めるのは到底受け入れ難いモノがあったのである。

当時噂に上がっていたヤン・デ・ボンやティム・バートンらゴジラ・フリークとして有名な監督がメガホンを取らなかったのも何をどう撮ろうと批判を浴びるのがわかっていたからだと推察するが、それからすればエメリッヒはよくこのオファーを引き受けたなとある意味火中の栗を拾うような侠気も感じる話ではあったが、あの頃はそこまでの考えには至らずただひたすらこんな企画をカネでトライスターに譲り渡した東宝に怒りさえ感じるほどだった。

しかし自分を含め廻りのゴジラファンの評判も芳しくなく、公開後から数年経って復活した本家東宝ゴジラシリーズの中で「あれはゴジラではないと言われている」(「大怪獣総攻撃」)「やっぱりマグロ喰ってるヤツはダメだな」(「FINALWARS」)等々、思いっきり台詞の中で存在を否定されたり、何処までも不遇な扱いをされているのを見るにつれ少しずつ判官贔屓(?)が働いてきたのか、ここ最近「アレはホントにつまんない映画だったのだろうか?」という己に対する疑問も湧いていたのである。

そんなわけで、今回はひじょうに力の抜けた状態で見直してみたのだけれども、日本語吹替版だったのが良かったのか初見時(字幕版を見たきり)とは違いけっこう楽しんでしまった。たぶん心の何処かで「ゴジラ映画」というフィルターをかけずに鑑賞したのが良かったのだろうと思っているが、まさしくこの映画は"ゴジラ"と思わなければ十分面白いモンスター映画だったという感想を我が輩16年も経てから持ってしまったのだ(ーー;)

マンハッタン島を怪物の産卵場所として占拠され、マディソンスクエアガーデンがゴジラの卵だらけになるというアイディアは悪くないし、ゴジラがその全貌を見せるまでじっくり30分を費やして出現シーンの緊張感を煽るのも実は「初代ゴジラ」に準じた演出スタイルとなっており、なんだ意外とリスペクト精神は生きていたではないかと気がつかされてしまったりで(足形を俯瞰で撮るシークエンスなんてそのままだったな・・・)

またキャスト連中もエメリッヒ映画らしく賑やかなだけでバカなメンバーが揃っているのが何処か憎めず(^_^;)(ヒロインのテレビリポーターやってたマリア・ピティロなんてまともに考えたら酷い女だけどさ( ̄。 ̄;))果てしなくお人好しキャラのマシュー・ブロデリックも好感持てるし、本物のフランス人なのに嘘くさいフランス人をやらされていたジャン・レノもこの頃はまだまだカッコよかった(今じゃリアルドラえもんですが)それとこの日見返すまで気がつかなかったのだけど、オニール軍曹役って「デスパレートな妻たち」のトム(ダグ・サヴァント)だったんだ・・・キャラ設定が殆ど「デスパ」の時と一緒の天然マッチョだったので笑ってしまったなあ(^◇^;)

特撮面で言うとやはり最初のゴジラ出現シーンで桟橋を吹っ飛ばしながらずおおおーっと登場するのが怪獣登場場面としてはすばらしい出来。きっかけに使われた釣り人のオッサンが「ゴジラを釣り上げてしまう」という少し笑える場面から一気に驚きへと転化するあの流れは本作の中でもっとも優れた特撮カットだったと思うのである。

その後のゴジラ上陸からビル街を高速で闊歩する場面になると少しCG臭さが鼻についてくるのだけど、尻尾が触れたところのビル壁面が崩れたり、路上から人がゴジラを見上げたアングル等はけっこうリアルなもの。ただ残念ながら上記出現シーン以外では巨大感をあまり感じず、このあたりは初見時の感想とそう変わらなかった。それとMSGの中で卵から生まれた子ジラ(と、勝手に命名)の大群がわらわらと出てくるくだりはやはり今見ても不要と思える。ハッキリ言って「ジュラシック・パーク」や「ロストワールド」の焼き直しをあそこでやる意味は全くなかったと、ここだけは今回の鑑賞でも気に入らない部分ではあった(まだ幼獣のデザインがゴジラっぽかったら許せたんだけどねー、あれじゃ恐竜のラプトルにしか見えないし)

けっきょく16年ぶりに見てみればアカンところも目についたけど、なんだよー、わりと楽しい映画やないかいという気分で終わってしまったから自分でもちょっと驚いている(^0^;)なんでもそうだと思うけど歴史が長くてキャラの固まってる映画の新作はあまりガチガチに考えず肩の力を抜いて臨むべきだなと、今回の再見で思い知ったところである。

おそらく今度の「GODZILLA」はこの旧ハリウッド版より遙かによく出来ているハズなので(と、信じてるけど(__;))今は楽しみの方が大きいが、そちらについてもなるべく拘りを持たず(^◇^;)リラックスした心境で鑑賞出来れば良いのだけれど。
Category: ◆ネット地獄で漢をみがけ=エッセイもどき  

冷血眼鏡人の呼び声

ブログのプラグインをちょっとだけ弄ってみた。

以前は苦労の末映画記事をタイトル別に50音順で並べ小窓状に表示しておったのだが、情けないことにここ最近老眼が出だして( ̄。 ̄;)ディスプレイの文字もフォントが小さいとちょっと読みづらくなってきていたのである(そこに埋め込んでいた一覧は正にスモールフォントで行間も狭かった)結果生まれて初めて眼鏡の世話になることになってしまったのだけど、幸い手元以外はハッキリ見えているので老眼鏡の装着は必要時のパワーアップツールとしてしか使用していない。

それでまたその小窓の中に設置していたタグも何を間違えたか編集中に少しおかしくなってしまい、ちゃんとメニューが出なくなってしまっていたのだ。そんなこんなでもう良い機会だし、もっと読みやすくてわかり易いインデックスに置き換えることにしてみた。

で、どうせならと今まで映画タイトルしか準備してなかったものを「海外ドラマ」と「特撮関連」の記事と三点セットでインデックスを作成。本ブログ画面右サイドの"Page"ボタンで「↓」を押せば左側に出てくるので、気がついた方は暇つぶしに覗いてみるもよし。

ただしこれは前にも書いたけど昔の記事は細かくカテゴリ分けをしていなかった楽天ブログ時代(~2009年6月までの分)にアップしていた物なので、そのタイトルで検索をかけても本文中で触れられているのが一言だけとか(ーー;)(10行の内1行にも満たないときとか)の場合もあるため要注意。どーでも良い日常の話が長々と出て映画/ドラマ紹介が"屁"みたいな内容で終わっていたときはハズレを引いたと思っていただきたい。

一応メニューのフォントは大きめにして「映画」については50音順、「海外ドラマ」についても50音順だが同じ番組を何度か取り上げる時もあるので記事にナンバーをつけて管理している。「特撮関連」だけは製作会社やシリーズと言った様々な項目で振り分けているが、記事の整理方法は「海外ドラマ」と同じ。それぞれ画面いっぱいにインデックスが出るのでこれなら新人老眼(「ローガン」と表記した方が映画的でかっこエエかもしれんな( ̄。 ̄;))野郎の僕でも読めないことはないだろう。

それにしても眼鏡ってかけたらこんなによく見えるようになるんですなあ。夜に文庫本開いたとき特に痛感してますわ。



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