You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

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Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

じっくり古都古都見込んだカイジュー(ミヤラビの祈り編)

そんなわけで怪獣映画祭ナイト4の話、後編。

04時00分・・・三本目は三年連続となるテレビ特撮部門(?)のウルトラシリーズ。この上映前インターバルを利用してようやくトイレにも行けたがとにかく人が多くて、端の席だったにもかかわらずすぐ隣にパイプ椅子が置かれていたので窮屈感もあり、人を避けながらじゃないと用も足せないのはちょっとしんどいところもあった。客を入れたいのはわかるけどそれだったら来年から連休狙いの2デイズにするとか(たとえば来年なら12/26-27土日の二回興業にしてゲストは初日しか来ないけど二日目はその模様をスクリーンで流す、みたいな←権利関係の問題でそういうことが難しいなら二日目はゲストナシでチケット代金をすこく安くしてみる等)そういうパターンもアリだとは思うのだけど、このへんはアンケート用紙にも書いておけば良かったかな(^◇^;)

ウルトラマン80:第21話:永遠に輝け!!宇宙Gメン85」
ウルトラマン80:第44話:激ファイト!80VSウルトラセブン」
 
どのタイミングで出た話だったか忘れてしまったが、当日のラインナップが発表になったときからの疑問だった「どうして「80」なのか?」という問いに主催者の方がお答えしてくれてのだけども要は「我々が見たかった」ということだそうで(;゜ロ゜)なんて明快な回答だろうと逆に感心してしまった(ついでに言うともう京都/関西の括りではネタ切れで編成ができひんという事も言っておられたが)

その「80」からの二編はどちらも特撮を楽しむだけのエピソードになっているのがひたすら潔くて気持ちよい。実際お話はどちらも酷くてどーしようもないのだけど( ̄。 ̄;)かたや佐川和夫、こなた神澤信一とマニア好みのカメラワークを駆使する腕利きの特撮監督による映像はテレビという枠を超えて劇場レベルでも十分堪能できるものになっていた。それはたとえば二一話の宇宙人から攻撃を受けた後の廃墟の見せ方であったり、四四話の暴れる妄想セブンをカメラがドリーでずっとフォローする激しい動きのあるカット等々。

お話不要と割り切ったのと25分ずつという尺が時間的にちょうどよかったのか、この二本上映中はまったく眠くならなかったのだからその時刻に合わせた選定センスは見事であると言わせていただきたい。そして無節操なラインナップだと思っていたが主役の長谷川初範は「ガメラ」に続きこの日二度目の登場。イトウチーフ役の大門正明は次の上映作の主役と、意外にきれいな流れができあがっていたのは少し感心した(主催側が狙っていたのか偶然なのかは不明)

atari.jpg05時00分・・・最終上映前にちょっとしたイベントコーナー。この日木原さんが東京から持ってきたご本人が書いた本でもある「「ゴジラ」東宝特撮未発表資料アーカイヴ プロデューサー・田中友幸とその時代」をじゃんけん大会で勝った人にあげようという太っ腹な企画を急遽開催。

しかもこれには生前川北監督にいただいたというサインも書かれており、その上この日新たに木原さん、同じく共同執筆者のキャスト中村社長と清水俊文さん、飛び入りゲストのM11号じゃくてロバート・スコットフィールドさんのサインを書き足したこの世に一冊しかない門外不出の書籍となったわけである。

さっそく全員が起立してじゃんけんが始まったが、私は早々に敗退。最後に残ったのは三人だったが、ふと前方を見るとこの日一緒に来たK先輩がまだ残っていて、おー先輩がんばれ!と思っていたらなんとなんとあっさりと勝ってしまい(^_^;)彼が大ファンである吉田館長の目前でその本を受け取ることができたのだった(上写真左上参照)初参加でこのようなラッキーにヒットするとは先輩、こんな年末ギリギリで残った運を使い果たしてませんか?? 

「ゴジラ対メカゴジラ」
 
先のじゃんけん大会で燃え尽きたわけじゃなかったけど、そろそろ心身ともに限界に来ていたのも確かだったようで(~_~;)90分近い本編の中でおそらく半分は寝ていたのではないだろうか(-。_)。。o〇 ぜったい見なアカン!と思っていたメカゴジラが正体を現すところまで(ここは大画面で見るとよりカッコいい)はしっかり見ることができたが、あとはけっこう断片的。それ以外に起きていられたのは田島礼子が綺麗で声が色っぽいと言うのを確認(?)したところと、さすがにゴジラ生誕二〇周年記念というのがあったせいか平田昭彦/佐原健二/小泉博といった豪華メンバーの登場シーン、そして♪ミヤラビの祈り♪からラストまで。

それで実はこの映画も「キングコングの逆襲」と同じく"ゴジラ1983"のリバイバルで見て以来の劇場鑑賞だったのだけどストーリーはそんなに悪くないと思っていて、その後のテレビ・ビデオ鑑賞の際も飛ばしたりすることなく通しで見られてしまう楽しいゴジラ映画だと思っていたのである。また舞台がある意味「南海」の沖縄ということもありご陽気なドラマパートと併せて佐藤勝の音楽がピタリと画面にはまっているのも魅力として感じていた部分で、続編の「メカゴジラの逆襲」を見たときに思ったがメカゴジラは伊福部昭より佐藤勝の曲の方が合っていると僕は思っているのだ。

特撮としては偽ゴジラが浜辺のホテルを破壊するところがやたら精巧にできていたのと、それ以外はメカゴジラの出ているシーン以外見せ場がそれほどなかったというのが正直なところだけど、登場しただけで「おーかっこいい!」と感じてしまうメカゴジラのキャラクター性はずば抜けており、この映画に限ってはゴジラもキングシーサーも露払い程度の存在感しかない分メカゴジラのキャラ力だけで立っている珍しいゴジラ映画とも言えるのかもしれない。

しかし♪ミヤラビの祈り♪をフルコーラスでかける意味はあんましなかったんじゃないのかと(ーー;)無粋なツッコミも入れたくなりましたなあ(ベルベラ・リーンってこんなおばちゃん顔だったっけ??これなら平田昭彦の娘役やってた松下ひろみにこの役振って歌だけ吹き替えたらよかったのに)

06時50分・・・終了。

体はガタガタだったものの(__*)最後に来年以降のみなみ会館・怪獣イベントの予告を見てから退場。まず年明け1/24・25 には「ゴジラVSビオランテ」「モスラ2」の二本立て上映があるそうだ(川北監督追悼特集として)これにはたぶん来られないだろうけど、来年も極力足は運びたいと思っている。

omiya.jpg帰宅後は泥のように寝たが、意識のあるうちにと思いお土産を確認。一つは川北監督関連のポストカードが三枚。そして毎年とんちの効いたミニオーナメントシリーズではメカゴジラのフィンガーミサイル「指一本分」が同封されていた。このサイズならウチにも飾れますわ。

こうして怒濤のオールナイトは今年も終了(そして大成功)今回最も印象的だったのは怪獣ファンの世代交代が確実に行われているなと言うのを現場で体感したことで、去年までのようにどっちを見ても50前後のおっさんばかり( ̄。 ̄;)という事態はなくなっていて、明らかに平成世代の方々というのが目立って来場していたのはとってもうれしいことでもあった(僕のとなりにいたお兄ちゃんは藤谷文子のサインをもらって手が震えるほど感動してたくらいで、なんてピュアなんだとわしゃ泣きそうになってしまったよ(>_<))

今や絶滅危惧種とまで言われている国産怪獣映画を愛する人が我々の世代で止まらずに次世代へと裾野を広げていってもらうためにもこういうイベントは必要だと言えるだろう。主催の方々は毎回ほんとに大変だと思うけれども可能な限り続けていっていただきたい。私も微力ながら老体にむち打って参加可能な時には顔出し続けたいと思っています。

この日一緒に何時間も過ごした怪獣映画ファンの皆さん、またどこかの劇場でお会いしましょう。
そして良いお年を!! 

Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

じっくり古都古都見込んだカイジュー(神話編)

予定通り27日夜から京都みなみ会館で開催された"京都怪獣映画祭ナイト4"へ地元怪獣仲間のK先輩と一緒に参加してきた。以下はその現場報告ならびに感想である。

iriguchi.jpg21時30分・・・チケットカウンターで受け付けを済ませて整理券番号順に並んで待った(これは例年通り)今年私が買ったチケットの番号は129番だったため、ヘタしたら待機場所が会場外になるかもしれないと心配していたが、なんとか階段途中の踊り場にいられたので寒さを凌ぐことはできたようだ(そもそも来場直前に晩飯と防寒対策を兼ねてビールも飲んでいたのでさほど寒さは感じてなかったけれども(~_~;))

21時45分・・・入場開始。今回前売りはかなり前に完売しており、急遽設営されたパイプ椅子席+立ち見席の券もおそらくは売り切れ、文字通りフルハウスの来場者があったもよう。過去三回年々少しずつ客は増えていたけれども、ここまで盛況なのは今回が初めて。中へ入ると急いで空いている席を探しなんとか座ることに成功、私は後部5列目あたりの右端、目の悪いKさんは前から2列目に座っていた。

22時00分・・・みなみ会館の吉田館長、司会の木原さん、主催会社のキャストさんによるご挨拶、開会宣言を経て一本目の上映開始。

「ガメラ大怪獣空中決戦」
 

劇場で見るのは公開時(95年)以来だから二度目だけど、DVD等で再見したのはわりと最近だったので退屈して寝たらどうしようと(寒いところから暖かいところへ→酒が抜けて時刻も0時に向かうという通常なら完全なるオヤスミナサイモード)思っていたが、とっぱちの大映マークに大谷幸さんのBGMが♪ばぼん!♪と大音響で鳴り響くのを見聞きした瞬間背筋は伸び目がシャキ(こういうのが怪獣ファンにはどんな精力剤より効果覿面)

ここからはもう最後まで一気に引っ張られた感じ。わかってはいたけれどもこの映画ってやっぱり無駄(というよりはダレ場的なちょっと一休みポイント)なところが殆どないのだ。巨大環礁の登場から間を置かず姫神島でギャオス出現、環礁の正体がガメラであることが判明後その二匹がともに福岡を襲撃し、ギャオス=捕獲/ガメラ=撃退という人間側の間違った対応のせいで(とは言いながら実際そういうことがあったらこんな判断をするのも無理はないだろうという説得力はあって、怪獣映画にありがちなムリヤリ感は薄いのだ)ギャオスによって東京までが大変なことになるという、説明プロセスを丁寧に重ねながら(しかもそれが諄くならず説明のための説明台詞にもならず)持ってくるこの流れが実に旨い。

伝わりにくい喩えで言うと地方巡業での対戦を経て最終決戦を東京の大会場で行う一昔前のプロレス(そして常にガメラと敵怪獣の戦いを三度程度入れていた昭和ガメラのルーティンをここだけは遵守していたのも好感)みたいな感覚があって、ガメラとギャオスが対峙したときにはそうしたビッグマッチの高揚感というのが画面の隅々まで充満していたのである(最後はベビーフェイス側の新・必殺技で快勝という完璧なブック(ーー;))

そして怪獣映画の場合だいたい人間側は添え物になってしまう傾向があるのだけれども、本作は主要登場人物すべてが怪獣との関わり合いが深く、よく言われる狂言回しの役割をはるかに超えた存在として描かれているのもみごと。ことにガメラのシャーマンとなる浅黄(藤谷文子)の存在感はやはり別格で、棒読みと天然の中間(ヘタウマとはまた違うな( ̄。 ̄;))みたいな独特の芝居がこの役にはマッチしていたのだろう。

特撮面では樋口監督お得意のオープンセットを使った天然光下のミニチュアワークが何度見てもすばらしい。これぞ究極のアナログ特撮という雰囲気なのと(リアリティという部分でのクオリティは昨今のCG特撮に劣るけれども、都市破壊描写のワクワク感というのはこちらの方がはるかに大きい)ギャオスの生物鮮度というか"生きてます感"がすごく強くて、これは平成ガメラの敵怪獣レギオン/イリス含めすべてそうなのだけどそのデザイン+造形技術の高さは20年たった今見てもまったく古さを感じることはなかった(前半のギャオス登場場面がいちいち怖いのも良いのだ)

このイベントでは一昨年から3→2→1とシリーズを逆さまの順番で上映してきたが、僕はやっぱりこの一本目が一番おもしろいとあらためて思いましたわ。そしてエンディングでかかる爆風スランプの「神話」がこんなに良い歌だっけと今更のように感動(__;)

○映画終了後の待機中に日付変更 12/28(日)に突入

00時05分・・・藤谷文子トークショー+サイン会

司会の木原さん(下写真左端)キャスト中村社長(同右端)に続き藤谷文子さん(同中央)が舞台に登場。たった今大画面で見た美少女が19年の時を経て目の前に登場するというこの不思議(;゜ロ゜) あんまりほかのメディアで近況を見ていなかったこともあったが現在三五歳とまだまだ美貌は健在(下の写真では少々わかりにくいけど、良い年齢の重ね方をしていると思ったなあ)
ayako.jpg

実際のトークを聞いていると劇中の浅黄役同様ひじょうに力の抜けたフラットな女の子というか、なんとも飾りのないナチュラルなムードがあっていわゆる「ワタシジョユウヨ」オーラを一切発していないのがタレントさんとしては新鮮で珍しかった。彼女はこの「ガメラ大怪獣空中決戦」がデビュー作だったそうだが思い出話の中でもなぜか用もないのにスタッフルームに入り浸ったり、特撮現場に頻繁に顔出したりと普通の女優さんならぜったいやらないような行動をよくとっていたそうである。それだけ「映画」というもの、ひいては裏方の仕事なんかにも興味津々だったのだろうと思うが、この話を聞いて何年か後に監督をやったりするんじゃないかという想像もできてしまった。

トーク後のサイン会も深夜と言うこともあり、ある程度で切り上げるという話だったのだが結局ほとんどの希望者にサインを書いてあげ(100人超えてたんじゃないかなあ)そのサービス精神も天晴れなもの。好印象を残して退場した彼女をこれからちょっと応援したくなりましたな(^◇^;)

02時00分・・・二本目の上映開始。の前に先日急逝された川北紘一監督を偲んで全員で黙祷。200人近く集まったこの日の熱いファンたちからの想いはきっと天国の川北監督にも届いたことだろう。さらになぜか飛び入りで現れたロバート・スコットフィールドさん(川北さんが特撮監督を務めた「ゴジラVSキングギドラ」にM11役で出ていた人)がこの後上映される「キングコングの逆襲」のヒロイン/リンダ・ミラーから届いたというメッセージを翻訳、しかも関西弁に多重翻訳して(^◇^;)紹介してくれたのだった。正直マイクが聞き取りにくくてよくわからなかったけど、前振りとしては最高。

「キングコングの逆襲」
 

これは"ゴジラ1983"でのリバイバル以来31年ぶり二度目の劇場鑑賞(けっこう最近BSでも見たが)もう何が意外だったかって参加四回目にして初めてこの時間に眠くなってしまったことだな、これがもっともショックだった(__;) でも言い訳じゃないけど、この映画ってこんなにグタグダした話が前に進まない映画とは思ってなかったのもあって(超・極端に言うと、とにかく怪獣がひたすら穴掘ってるという印象( ̄。 ̄;)何度か見たことあるのにどうしてストーリーを覚えてなかったのかと思ったけど、単純につまんなかったということなのかもしれないな(~_~;))起きていられたのはオープニング(潜行するエクスプロアー号にタイトル文字が被って伊福部テーマが流れるところはすげーカッコええーと思ったが)とゴロザウルスとの絡み、メカニコング登場、東京タワーの戦いあたり。

見終わって頭に残ったのは三体の怪獣(プラス巨大海蛇)たちとリンダ・ミラーのミニスカから覗く太ももときれいなお尻のライン、さらにはマダム・ピラニア(浜美枝)のお色直しのみ(出てくるたんびに衣装と髪型が変わっているのがすごい(@@;))という結果になってしまった。最初に見たガメラに比べたらもうドラマのテンポはかったるいにもほどがあったけど、しかしながらこれは"特撮怪獣映画"なのでそれ以外のところで少しでも魅力があれば成立するジャンルなのである(__*)

たとえば特撮の予算的に本作はかなりの金額を使っているそうで、合成のマスクもブルーのちらつきが出ない方法で作られていたり(そのへんの光学合成を川北さんが一部作業されていたそうだが)この時期の「フランケンシュタイン対地底怪獣」や「サンダ対ガイラ」と同様この映画でもキングコング等怪獣たちの設定は二〇メートル前後とされており、その分縮尺の大きくより精巧なミニチュアが組まれ、そこでの怪獣同志の戦いに於いてはもはや十把一絡げに「怪獣プロレス」とは言えないほどの迫力を生み出しているのだ(東京タワーでの戦いは上映一本目の「ガメラ」と比べても遜色ないし、落下したメカニコングがバラバラになるシーンなんかもタワーの高さ・ロボットの重さをリアルに感じさせてくれる)

と、いうわけで例によって長くなってしまったのでいったん終了してコングと一緒にモンド島に帰ります(__;)
Category: ◆本を読むと眼から血が出ませんか?=映画本読書感想文  

やっと逢えたね、と辻仁成ばりに呟いてみる

今まではそんな台詞わしゃ死んでも言えんわ!と、思っていたが、先日某古書店で一瞬だけその気持ちに浸ってしまったというはなし。

少し前のエントリーで羽仁未央さん逝去の事を書いた際、参考画像として「スターログ」創刊号の写真をアップしたがこれは私の所持しているモノではなくネットから拾ったモノに過ぎなかった。自分が持っていたツルモトルーム版「スターログ」はキューブリック特集の載っていた26号から「ザ・フライ」のブランドルフライが表紙だった100号までで、そのうえそれも10年ほど前に他の本達(朝日ソノラマの「ファンタスティックコレクション」や「宇宙船」、徳間の「スーパービジュアルマガジン」、講談社の「○○大全集」等、大判でビジュアル中心のものとケイブン社の「大百科」や小学館の「コロタン文庫」シリーズ等、小さいけど本棚のスペースを占拠しやすい物ばかり)と一緒に叩き売ってしまい、今や一冊も手元には残っていなかったのである。

u1.jpgだが最近になり某古書店でひっそりと売られていた「スターログ」と「宇宙船」の創刊号を発見し、思わずタイトルのようなことを声に出してしまいそうになりながら( ̄。 ̄;) どちらも良心的な価格(1500円)だったのですぐに購入してしまったのだった(某オークションで「宇宙船」の創刊号に7000円の値が付いているのを見たときは複雑な心境だったなあ・・・)

「宇宙船」は元々発売当時(1980年)に同じ物を買って何百回も読んでいたので懐古気分以外の物は特になかったけれども(ーー;)メイン特集の「ファンジンインデックス」を読み返したらそのころ(中二の頃)「PUFF」「衝撃波Q」「コロッサス」の各代表さんに購読のためのコンタクトを取った事とかを思いだしてナツカシさのあまりつい涙出そうになったよ・・・(T^T) 他でも開田裕治画伯の"THE MECHANICS"(「禁断の惑星」のロビーや「宇宙家族ロビンソン」のフライデー等の想像内部図解)なんかも同様に懐かしかった。

SL1.jpgさてそれで実は正真正銘「初めて読む」のがスターログの創刊号。発行は1978年とあるので36年も前の雑誌だが、思いの外状態も良く、オマケのポスターもしっかり付いていたのは嬉しかった。書店の管理が良かったのか元の持ち主が大事にしていたのかはわからないが、せっかく縁あって手に入れたんだからこれはもう今後売ったりせずに持ったままにしなければいけない(と自戒中)

今改めて読むと当たり前だが情報として有用な物は何も無いけれども( ̄。 ̄;) この当時の「SW」が起こした"熱気/熱さ"というのは読んでいても十分伝わってくるものがある。また、本誌は「スターウォーズ」公開の年そのブームに乗っかるような形で創刊された雑誌ではありながらあくまでも雑誌の括りは「SF」という大きなジャンルを扱っているため映画・ドラマは当然のことながら小説・アート・音楽等々、扱うジャンルはさまざまだ。

その編集スタイルはまさに「僕の知っているスターログ」そのもので、最初から既にそうしたポリシーが出来上がっていたというのは嬉しかったし、途中で芯がぶれたりすることはなかったんだと感心もした。しかしこうしてかつての愛読書だった物と再会しふたたび手許にできたというのは状況もスケールも違うけれども、なんとなく「里見八犬伝」で仁義八行の玉を見つけたかのような気分にもなれますな。

IMG_0482 (2)そして古書ではない最近の本も何冊か買ってみたのでこちらも簡単にご紹介(左写真参照)

「別冊映画秘宝新世紀特撮映画読本」・・・一つ前の記事でも取り上げた本だが、全体としては国産海外問わず"特撮映画"というジャンルが今後いったい何処へ向かっていくのだろうかというのを冷静に分析したムックでもあり、ひじょーに読み応えは深かった(私個人は特に切通理作はじめ各論客の対談内容が面白かったと思っている)

「本多猪四郎 無冠の巨匠」・・・その切通理作が書いた本多猪四郎監督の評伝。過去数多の特撮系書籍が出版されてきたが、本多監督関係の物だとだいたいはご本人(または関係者)のインタビューおよびエッセイであるとかが多く、作品解説等ではどうしても特撮パート(要するに円谷さん側の仕事)の方を語られがちだったと思うのだけれども、この本のようにあくまでも一監督としてその作品論、演出論が語られたことは私の記憶では殆ど無かったように思うのである。しかもそれが劇場作品だけではなくテレビ作品にまで言及されているのは読んでいて新鮮だった(無論私が知らないだけで今までそういう物もあったのかもしれないけど、あくまでも個人的にそう感じたということで)

「東映特撮物語矢島信男伝」・・・主に東映作品で活躍された矢島信男監督のロング・インタビュー本。この人の名前は昭和のトクサツファンならみんな知っていると思うけど、ここまで詳しい経歴というか半生について書かれた内容はどれもこれも初めて聞くことだらけ(ご本人がいたって豪快な人物であるというのも初めて知った(^◇^;))また同時にこれも今までそんなにフィーチャーされてなかった特撮研究所の方々の話も取り上げられており、そのパートもじつに興味深い。

「別冊映画秘宝タイムトラベル映像読本」・・・表紙見た瞬間ぜったい売る気ないやろ!って思ったけど(ーー;) (むかし学研が出してたオカルト本の表紙かと思ったわ)中身は編集者の趣味が良い意味で偏向してて楽しい読み物になっている。考えてみたら「タイムトラベル物」というのはジャンルとして(カテゴリーとしたらSFの中の一つになるんだろうけど)未だ根強い人気を保っているし、この本で紹介されている映画なんて僕からしたら嫌いな/つまんないヤツは一本もなかったくらいだから( ̄。 ̄;) その鉄板ぶりがわかるという物だが、読了後はこれでベスト10組んでみるのも面白いかもしれないなと思ってしまった(我が輩なら一位に「タイム・アフター・タイム」を推すはず)

今回は古書/新書含めてハズレはゼロ。それぞれ年末年始にもう一回読み込んでみようかと画策中。

 
Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

京都マル秘指令 ザ特撮組

JktvY_20141217203733ce7.jpg27日の京都行きはなんとか劇場+高速バスのチケットも押さえ、同行者も確保し無事参加できる体勢となったが、あと心配なのは当日の天気のみ。そしてこの日のタイムスケジュールは少し前下記のように発表されていた。

京都みなみ会館"京都怪獣映画祭ナイト4" 開場:21:45/開始22:00(終了予定翌6:30)

22:00  「ガメラ 大怪獣空中決戦」
23:45  藤谷文子さんトークライブ&サイン会
01:45  「キングコングの逆襲」
03:50  「ウルトラマン80」 
     第21話:永遠に輝け!!宇宙Gメン85
     第44話:激ファイト!80VSウルトラセブン
05:05  「ゴジラ対メカゴジラ」

既に固定座席チケットはソールドアウトとのことで、こんなに早く前売りが完売したのは4度目の開催にして初めての事ではなかっただろうか(僕がぴあでチケットを買ったのは発売日初日だったが、それでも整理券番号が120を越えていたのは何をか況やってことなのでしょうなあ)これなら来年以降もこのオールナイト企画は間違いなく続いていくことだろう(^^)

今みなみ会館では急遽「立ち見席」(パイプ椅子も用意するそうだ)を追加して当日対応するそうである(追加できるとすればあと2~30人程度か)なんにせよ怪獣映画のイベントが盛況になるのは大いにけっこう。今回の京都に限ったことではないが、ここ数年「パシフィック・リム」や「レジェンダリー版・GODZILLA」等、世界的に怪獣映画が盛り上がる機運を見せているさなか、遂に国産ゴジラも2016年に復活することが決まってしまった。

「ゴジラ」完全復活…日本版新作、2016年公開(読売新聞)
ゴジラ:新宿で雄たけび…来年4月、日本版映画復活PR(毎日新聞)
東宝版「ゴジラ」復活ニュースに米国版2ちゃん「Reddit」でも議論勃発中(アメーバニュース)
東宝、ゴジラ戦略会議発足 専門プロジェクトで61年目以降を目指す(AnimeAnimeニュース)
「国産ゴジラ」12年ぶり復活 東宝、16年公開(日経新聞)
日本版『ゴジラ』が12年ぶりに復活、東宝制作の完全新作で2016年公開予定(マイナビニュース)

上記各記事の通りだと2016年に公開予定とあるが、前年2015年には「ジュラシック・ワールド」翌2017年には「パシフィックリム2」2018年に「GODZILLA2」とビッグバジェットの大作怪獣映画がずらりと並んでおり、東宝サイドとしたらその流れで"真打ち登場"とばかりにゴジラを投入したいと思っているのかもしれない。しかしハリウッドで作られたあれだけ凄まじいレベルの映像を挟むように見せられたあとで、いったい何を売りにして勝負をかけようというのか。ろくに勝算も拘りもなくただただゴジラで客入るんならウチの持ちモンなんだし、ちょっと撮ろうやみたいなノリでやるのは(もしそうなら)止めてくれよと言う気にもなってしまうのである。

そら単純に特撮/怪獣ファンとしたら東宝ゴジラの新作は見たいと思ってるよ、思ってるけどじゃあ現実問題ハリウッドほどかけられない予算の限界が初めからわかっている中でショボイ制作費使って特撮をフルCGでやるのか、それともやはり日本特撮の伝統芸としてどこまでもアナログな技(精密なミニチュアを作り怪獣は着ぐるみで戦闘機は吊りで等々)で対抗するのか。でもそういう従来のやり方であればどんなに頑張っても平成VSシリーズやミレニアム以降、或いは「84ゴジラ」と同類のモノしか出来てこないんじゃ無いかと思うし、それだったら国内で12年ものインターバルを経て新しいゴジラを作る意義がどこにあるのかと個人的には思うわけですよ。

気概のある特撮マンの中には「カネかけなくたって似たような絵は撮れるんだ」と言った強者もいたけれどもそれは技術屋の意地的な部分であって客からすりゃ今さら同じ事をやってどーすんだ?と言いたいし、むしろ今やらないといけないのは欧米特撮カットの劣化コピー版を撮ることなんかじゃなくて古来から日本映画が持っている独自の魅力というのを前面に出した「ザ・メイド・イン・JAPAN」と胸張って言えるような純和風スタイルの特撮怪獣映画を撮るべきじゃないのかと、それをわたしは大きな声で叫びたいのだよ。

と、なんだかせっかくの目出度い話しに文句ばっか言ってるような感じになってきたけど( ̄。 ̄;) ここはいちおトクサツファン歴40年を越えるキャリアに免じて許してほしい。それだけ日本が誇る大スターであるゴジラを軽々しく扱って欲しくないと我が輩本気で思っているわけである。

そして皮肉なことにこのゴジラ復活のニュースが流れるのとほぼ同時期に特撮監督の川北紘一さんがお亡くなりになってしまった。

川北紘一さん死去 平成ゴジラシリーズを手がけた特撮監督(ハフィントンポスト)
『ゴジラ』映画における最後の"特技監督"川北紘一さん死去、特撮への想い(マイナビニュース)

IMG0478JPG.jpg今年ホントにいろんな方が亡くなったけど、ここへ来ての川北監督の訃報はかなりのショックだった。

イベント等で直接お目にかかったことは一度もなかったが、まだ72歳と若く最近でも日本映画専門チャンネルの企画「特撮国宝」で以前と全く変わらない特撮への情熱(その辺は川北監督の自伝である「特撮魂」を読むとよくわかる)を熱く語っておられたし、企画物ではあったがテレビ大阪の「装甲巨人ガンボット」では大阪芸大の若者に混じり、なんと監督として陣頭指揮を執っておられたわけで、まだまだ現役感の強い方だなあと思っていたからよけいに惜しいと思ってしまうのである(T^T)

今度の復活ゴジラはそうした特撮マンの偉大な先人達を安心させるような(むろんファンである我々も同様だが)映画になってもらいたいと願っているが、そのためにはなにをどうすりゃいいのだろうかと。

と、言うことで今から書くのはジジイの暴論且つ妄想でもあるので適当に流して読んでいただきたいが「私はこうして欲しい」という希望のみをまるでアホの子のように書き殴ってみた。

◇すべての関係者が予算がないことを言い訳にしない
◇シノプシスを一般公募にして候補を10本程度絞り込み、最後はネット投票で決定
◇名のあるキャストは脇役のみ一人か二人だけを配し、あとのキャストはすべて無名俳優をオーディションで決める(キャスティングはネット投票にしても可)
◇予算削減のためBGMは過去のゴジラ映画から流用
◇監督は東宝が選ぶのではなく内外問わず「オレが撮りたい!」と言って一部自己資金を持ってくる人を立候補させて公開プレゼンで決選投票を行う(唯一の条件は商業映画の監督経験があること。したがってジャンル・キャリア・性別年齢・所属等は一切考慮しない)
◇特撮はCGと着ぐるみとミニチュアワークをバランスよく使用。各シーン・場面にもっとも適した使い方を行う。
◇「特撮監督」という役職は置かずそれぞれの分野の第一人者を責任者として配置し、すべての演出は本編監督が行う 等々

・・・と、書き出すと殆ど愚にも付かない提言ばかりになってしまったが、できるだけ今までとは違うアプローチでゴジラ映画にチャレンジして貰いたいと思っているが故のヤカラでもある。そして比較的マジメに考えているのはドラマ部の方向性を少し変えてみたらどうだろうというところで、例えば時代劇の中にゴジラを持ち込んでみるとか(多少荒唐無稽になっても「赤影」のような忍者対怪獣という図式もアリだと思うのだが)現代劇でやるなら辛気くさいネタをすべて排除した平成版チャンピオン祭り(完全にゴジラをヒーローにして怪獣ではなく悪人退治をする勧善懲悪もの)のようなノリに挑戦してみるとか、とにかく極端なことをやってでも「今度のゴジラは違う!」といったものになってもらいたい。もう懐メロ大会やオタクの小ネタ探しに終始するようなゴジラは見たくないのだ。

続編なんか考えない一発勝負で「2016年のニッポン・ゴジラ」を力ずくで作り上げてくれる、そういう気骨ある監督さんの登場を期待したいものですわ(で、けっきょく山崎貴あたりに決まって「三丁目」の夢ゴジラみたいな感じに落ち着いてしまうのかもしれないけどね(ーー;))あー、なんだか今回は(「今回も」が正しいな(__;))とっちらかった纏まりのない話になってしまったなあ・・・

※映画秘宝別冊「新世紀特撮読本」には川北監督のロングインタビュー(「レジェンダリーGODZILLA」の特撮に関する)が掲載されている。おそらく生前最後に取材を受けた物ではないかと思われるので(違ってたらスイマセン)興味ある方は是非ご一読を。

謹んで川北監督のご冥福をお祈りいたします、合掌(-人-)


Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

いっそ「手っちゃん」を実写化しては

だいぶ前のことだけど1日のサービスデーに「寄生獣」を見てきた。
 
思っていたよりよく纏まっていたというかあれだけ濃密な原作を旨く剪定しながら(役どころの配分を微妙に変えてみたり、エピソードや登場人物の絞り込みが無理なく行われている)パラサイトが変形するVFXも「マンガのまんま」というのを意識したのか、どちらかというと原作既読派の人を最低限満足させるための作りになっていて、僕は悪くなかったと思っているのである(マンガを未見でこの映画を見た人がどう思ったのか、むしろ今はそっちの方に興味がありますなあ)

映像面では予告でも流れている最初の被害者が出る場面(読んだ人ならすぐにあーあーアソコねと想い出す"バツン"と頭食われるシーン)のようになるべく原作のイメージを損ねない処理になっていたとは思うけれども、やや流血臓物の量は控えめ。しかしながらギリギリの所までゴア描写は頑張っていたという感じではなかっただろうか(このへんはR12の限界ながら苦手な人なら目を背けたくなるシーンも多々あり)

今回は二部構成の前編と言うことでだいたい全一〇巻の内の四巻程度までは消化されていて、この感じなら完結編もそんなに酷くはならないだろうと思うのだが印象としてはとっても無難な作り( ̄。 ̄;) 映画オリジナルの要素としては新一母子の関係をややウェットに描いた部分のみが新たに足し込まれていて、そこは「泣かせ大好き」な山崎貴監督の色として表現されているのかなと(しかもスゴイ生活臭漂う演出になっていたし(ーー;) こういう追加は好き嫌いが別れるだろうなあ)

そして上に↑書いたようになんで自分が原作未読派の人の感想を知りたいと思ったかと言うと、僕が感じた「無難なおもしろさ」というのは既読派ならではの反応であって、たとえば新一の変化の仕方がアレだとわかりにくいのではないかとか、平間刑事が突然新一宅にやってくる経緯が唐突ではないかとか、そうした諸々を初見の人が果たして疑問を持つことなく最後まで見ることが出来たのだろうかと思ったからである。そういう意味ではやはり"一見さん"の方にはあまり配慮をしていない映画なのかなと思った点も少しある。

それからキャスティングは下写真のようになっていて、そんなにミスキャスト感はなかった気はするが(新一の母ちゃんだけはもう少ししゅっとしたキレイな人が良かったけどね(^◇^;)東出と深津絵里は特にハマっていた)ただミギーの声が阿部サダヲだったのはやっぱりちょっとムリあったかもしれない(ーー;) 原作版にしか出てこないジョーという別のパラサイトの声ならピッタリだったと思うのだが、芝居が上手いんでずっと見てれば慣れてくるけど、やや選考の余地はあったんじゃないかなー(じゃ誰が良いというとこれが思いつかなくて困るのだが、役者や声優ではなくナレーター業をメインでやってるような人ならどうだったろうという気はしたかも←故・中江真司さんみたいな(「ウルトラセブン」のメトロン星人の声参照))

そんなわけで映画そのものとして特に秀でた傑作とまでは思わないけど、昨今の漫画アニメ実写映画の中では良い部類に入ると思うし、劇場で見るには一見の価値ありというところでしょうか。
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で、実のところ人気漫画の実写化というのはナニをどう撮っても気に入らないという人は出るモノで、ましてやその原作が漫画にしろアニメにしろ人気のある作品であればあるほど実写(映像)化に対するアレルギー反応というのは大きくなってしまうわけである。

僕はそんなに筋金入りの漫画/アニメファンではないので、ある程度こういうことについては寛容でいるつもりだけど、例えばこれは実写化ではないがもあまりに原作版とイメージの違った「うる星やつら」などのように、アニメ化でも違和感を受けることは間々あるわけで一概に実写化だけがダメとは言い切れない側面もあったりするのね(アニメから入った人はそうでもなかったけど僕は高橋留美子の元絵が好きだったから第一話見たときはちょっとキツイと思ったなあ・・・)

今回の「寄生獣」映像化については既にアニメ版が先行した形で放送され、私は未見ながら評判を聞くと賛否両論あるなかでむしろ肯定派の方が多いような印象。予告を見た限りでは今の時代に合わせた細かい改変(キャラのビジュアル変更であるとかミギーの声が女性のアイドル声優であることとか)があるものの、基本的な部分はこちらも原作を踏襲しているような感じ(本編を見てないのであくまでも印象でしかないが)

原作マンガについては連載当時から読んでおり単行本も全10巻をすべて揃えていたが、もともとは作者の岩明均がその前に「モーニング」で連載していた「風子の店」という作品を凄く好きだったのだ。当時僕は香川県内で外回りの仕事をしていたのだけど丸亀市内にあった今にも潰れそうな食堂で( ̄。 ̄;)安いランチを食べながら「風子」を読むのをホントに楽しみにしていたのである(そこは「モーニング」のバックナンバーが積み上げてあったので足繁く通っていたのだ。結局最後は単行本を自分で買ったなあ)たぶん「寄生獣」はその流れで読んでいたのだと思うが、その食堂には「アフタヌーン」も置いてあったのでそうなったのだろうと(__*)

この人の漫画って僕はこの二つしか知らないのだが、絵はなんだか昭和のエロ本みたいなタッチなのに会話のリズムが独特で不思議な間合いがあるのをとても気に入っていた。さらに「風子」でも「寄生獣」でもそうなのだけど、どんなシリアスな場面でも何故か妙なタイミングで入る淡々としたユーモアがあって(これは文章で説明するのが難しいので「読んでくれ」としか言いようがないな)そこがこの作者ならではの味というか個性として特筆すべきポイントだとも思っているのである(今回の映画版にはそれが一切考慮されていないのがもっとも残念)

ちなみにまったく参考にならない過去の漫画アニメ実写化映画を自分の好みだけで分別すると_

○・・・「SPACEBATTLESHIP YAMATO」「ゲゲゲの鬼太郎」「ヤッターマン」「スピードレーサー」
△・・・「キューティーハニー」「CASSHERN」「二〇世紀少年」「GANTZ」「妖怪人間ベム」
×・・・「デビルマン」「ガッチャマン」「どろろ」「怪物くん」「NIN×NIN 忍者ハットリくん」

_と、こういう並びになるが、「寄生獣」は○グループに入ると思っている。

あ、それでタイトルに触れることを忘れていたがあまり気にしないでいただきたい。最初「寄生獣」を読んだとき真っ先に思い出したのが古谷三敏の「手っちゃん」だったという、ただそれだけの話であります・・・(__;)


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