You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

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Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

春はあけぼの、そして怪獣の帰ってくる季節

min.jpgなかなか詳細の判明しなかった京都みなみ会館「超大怪獣大特撮大全集」の全容がようやく発表となった(今回はとりあえずパート1ということで8月までのラインナップ)

左写真の通り毎月2本の怪獣映画を土日2Daysで上映する昨年と同じスタイル。二本立てのチケット代は2000円で来月の「三大怪獣地球最大の決戦」「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」は18時スタートとのこと。また3/28の土曜日にはこれが終わった後で「オトナのヨリミチ夜の青春映画特集Vol.2〈銀河鉄道999ナイト〉」という催しもあるそうだ。

なんと劇場版999の三本を500円で見られるという好企画。あんまり安いんで最初はDVDをかけるだけかと思ったけど、35ミリのフィルム上映だとか。さらに監督のりんたろう氏を招いてのトークショーもあるらしいし、この日の限っては正直18時からの怪獣映画よりこっちの方に食指が動いてしまいそう・・・( ̄。 ̄;)

※詳しいことは京都みなみ会館株式会社キャストまで

前半のラインナップを見ると殆どが「昭和ゴジラ対昭和ガメラ」の様相を呈しているのはなかなか面白い。しかし「バイラス」はけっこう最近映画館で見たのと他の作品もこの一年でBSやブルーレイ等で何度も見ていたため、自分が行くなら「東京大地震」(これ懐かしいなあ・・・確か「木曜ゴールデンドラマ」の一回目か二回目で放送されたテレビドラマだったと思うけど同時期の劇場映画「地震列島」よりこっちの方がはるかに面白かった記憶があるな)と「ガンヘッド」の上映がある4月の2本立てをまずは狙おうかなと計画中。

あと5月の「キングコング対ゴジラ」は短縮版と書いてあるから所謂"チャンピオン祭バージョン"だと思うんだけど、たぶん今見るならそっちの方がテンポ良くて見易いかもしれないんでコレも行きたいとは思っている(11年前にあった高松東宝の閉館イベントでも「キンゴジ」短縮版を見たけど有島一郎のそんなに笑えないギャグが全部カットされていたような気がするな)個人的好みで言うとカップリングが「ジャイガー」じゃなくて「ギロン」ならなお良かったけど←6月と5月の組み合わせを入れ替えてほしかったなあ・・・

そして7月には今回初の試みである「大特撮戦争映画祭ナイト」というのも開催されるが、私はあんまり得意なジャンルではないのでおそらくコレには行かない(適当に事前予想すると「太平洋の翼」「大空のサムライ」「連合艦隊」あたりで特撮監督が全作違うものを並べてみるとか)また昨年に続いて「怪奇映画祭ナイト2」も予定されていて上映作品は未定ながらこちらの方には興味津々。但し日程が8/15というのが自分にとっては若干ネックとなりそうだ。めっちゃ参加したいけどあとは内容とゲスト次第かな(それによっては無理してでも現地へ潜入することを考えるが)

それにしても毎回感じることだけど、この徳島-京都間の中途半端な距離がほんまに煩わしくて仕方がない。もっと気楽に行ける距離なら通しの券を買って全ての回に参加したはずなのに(と、同時にこんなイベントが年中ある関西在住のファンの方がたいへん羨ましいと思ってしまうのである)



Category: ◆映画は液晶前の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

あの日あのときあの場所で

イマジカBSでやっていた「キングコング」を見た(76年のジョン・ギラーミン監督版)

うーむ「キングコング」か、何もかもが懐かしい・・・( ̄。 ̄;)(ここだけは故・納谷悟朗さんの声で読むべし)と、言いますのも実は我が輩にとってこの映画こそ生まれて初めて映画館で見た"字幕付き外国映画"だったのであります(それまではテレビで放送されていた吹替版しか見たことがなかった)たしか小学校四年の冬休みの時だったと思うけど祖母(たいへん映画の好きな人だったのだが、大正生まれなのに正統派作品ではなくなぜかホラー・ゲテモノの類いを好んでよく劇場に行っており、当時どちらかというと「その手のジャンル」は苦手だった私をよく鍛えて(?)くれたものだった。他だと「スウォーム」とか「シャイニング」に連れて行ってもらったことを憶えているなあ←なんちゅう選定センスじゃ(ーー;))に連れられ徳島市内の繁華街ど真ん中にあったOSグランドという映画館へ行ったのである。

それまで僕にとって映画館と言えば「東宝チャンピオン祭り」をやっていた徳島東宝か「東映まんがまつり」をやっていた徳島東映くらいしか縁が無く(あとはガメラに行った徳島大映か)言っちゃ悪いけどこんな場所(昼間とは言えそこが歓楽街で飲み屋だらけなのは子供でもわかったし、直ぐ近くにはストリップ小屋なんかもあったからガキなりに「オトナゾーン」という認識もあったはず)で映画を見るのかという怪訝さを感じながら(^_^;)中に入ると館内の広さに先ず驚いたのだった。

構造は二階建てとなっており座席数は500近くあったかな。スクリーンも東宝や東映のソレより遙かに大きくて入場後椅子に座った私は口を半開きにしたまま広大な空間を一望していたはずである(のちほど判明したことだが徳島ではここが収容人数・スクリーンサイズとも県内最大規模だったそうだ)

話題の映画だったし日曜日でもあったので入場者は多く、席はあっという間に埋まってしまった。今じゃ考えられないような地元のパチンコ屋のCMとか何屋さんかわからない店のCMを見せられた後数本の予告を挟んで本編が始まった。最初に感じたのは画面デカイ!音デカイ!ということ(書き忘れていたが音量も他の劇場よりはかなり大きかったと思う(ーー;)ちなみに音楽は007シリーズでお馴染みのジョン・バリー)

そして劇中で会話のあるシーンになると自身初体験となる字幕を目で追った。私と同世代または上の方であればわかってくれると思うのだが、昔の字幕って手書き文字で縦(画面右端がデフォルトだったような)に表示されてたんですわ(ーー;) これが崩し字とかも混じってるもんで読めない字がちょいちょいあって困ったのなんの。一生懸命字を読んでるともう次の会話に移ってしまうのでたぶん導入部とか何やってるかわかってなかったんじゃないかと思いますな(なので映画が終わるとドっと疲れていたよ(~Q~;))

で、最終的に大好きな怪獣映画には違いないのでしっかり満喫して帰ってきたのだが、この後本作をビデオ・LD・DVD等で再見することは今までなぜかなかったのである(最初のテレビ放映の時は見たかもしれない)特に理由があったわけじゃないけど今日まで手を出さなかったのはどっかでそういう思い出みたいな物を大事に取っときたいと考えていたのかもしれない。

そんなわけで今回イマジカでのオンエアを見たのはヘタすりゃ三十数年ぶり?となる再会になったわけだけど、いやもう人間の記憶なんてまったくアテにならんもんだと思ったな~( ̄。 ̄;)「こんなシーンあったっけ?」みたいな全然憶えてないシーンがいっぱいあって何だか別の映画を見てるのかと思ったほどだったし。その殆どはコングの出てこない場面ばかりで子供(初見時私は10歳)にとっていかにこの映画のドラマ部が退屈だったのかホントによくわかる話でもあったんだなと(__;)

結局憶えていたのは島で原住民たちが♪コ~ング、コ~ング♪と舞い踊っている所にコングが初登場する所と、捕らえられたドワン(ジェシカ・ラング)がコングのぶっとい指で纏っていた布地をずらされおっぱいがちらっと見えてしまうシーン(なんとコレが私の映画おっぱい初体験でもあるのだ(__*)ちょっと記憶が違っていたのはこの場面もっとはっきり胸が見えたと思っていたけど映画の中では一瞬しか見えず。たぶんパンフレットに載っていたドワンのちょっと大きめの乳輪が映ったおっぱい写真がアタマに刻み込まれていたのだろう)あとそれ以外は最後の貿易センタービルのところくらい。目玉だったハズの大蛇との戦いは子供心にインパクトが弱かったのか今回見るまでまったく忘れていたくらいで(そういえばポスタービジュアルに蛇との絡みあったけど、迫力では完全にイラストに負けてたもんね)

あらためて今オッサンとなった目でこの映画を見てみるとやはりドラマ部を退屈だと思えたことに変化はなかったが、出ている俳優さんについてはこんなに色んな人がいたのかと少し驚いている。主演のジェフ・ブリッジスは今でも「アイアンマン」等いろんな映画に出ているスター男優だけど他にもチャールズ・グローディン(私の大好きな「ミッドナイト・ラン」でデ・ニーロと惚けたコンビを組んでいたあの人)やルネ・オーベルジョノワ(僕の中ではテレビドラマ「ボストン・リーガル」のポール役が一番印象深い)あと「スーパーマン」シリーズでゾッド将軍の部下をやっていた実写版トンズラーみたいなキャラのジャック・オハローランとか。

なによりヒロインであるジェシカ・ラングがこんなにキレイだったのかとビックリしてしまった。初鑑賞当時はちょっとオバちゃんみたいな印象があったのだけど(ラングは当時27歳)考えてみたら10歳のガキ目線だとそう見えてもムリはないわね(ーー;) 今ならどう見ても"きれいなおねいさん"にしか見えない。それと劇中では遭難して海を漂っている所を救われ探検隊のメンバーになるという流れだったけど、自己紹介の時に名前の説明をしてくれるのだが「わたしはドワン(DWAN)"夜明け"(DAWN)を入れ替えたのよ」ってこんなん言われたって当時はぜったい意味わからんかっただろうなと思ったよ(__;)

それでこのラング演じるドワンが最初から露出度満点の服を着ていて、しまいにゃ尻タプが見えそうなくらいカットしたホットパンツと下乳が丸見えのシャツを着て男ばかりの船内を彷徨くという、まことにもってケシカラン行動を取っているわけだが(と、建前を言いつつオトコ目線だとまったくケシカラナクナイたいへん有難い行動でもあるわけで)正直ヒロインの魅力度という点では最高に素晴らしく、RKO版(33)のフェイ・レイやピーター・ジャクソン監督版(05)のナオミ・ワッツを凌駕していたと私は思うのである(今やすっかりお年を召して「アメリカン・ホラー・ストーリー」等では怖いお婆さん役も似合うようになってきたけど、デビュー直後のこの頃は声もコロコロして可愛いし何より健康的なお色気も満開)

また特撮面では特殊メイクの巨匠・リック・ベイカーの手によるコングのスーツが本当に良く出来ていて、着ぐるみであることの違和感は殆ど感じられない完成度(これは着ぐるみ先進国・日本が誇る東宝のキングコングと比べても雲泥の差だったし、10年後の続編である「キングコング2」(86)よりもクオリティは高い。本作のコングは着ぐるみと等身大のロボット(「84ゴジラ」のサイボットみたいなヤツ)そしてコングの手だけを模したリアルスケールのセット三点を場面に応じて使い分けていたそうだ)クライマックスの貿易センター屋上でのバトルも迫力はかなりあったし細かい合成カットも巧く処理されていて古くさい感じはそれほど受けなかった。

上映時間が2時間以上あるのはこの映画のテンポだとちょっとルーズかなと言う気もするが個人的には思い出深い映画でもあり、今回は10歳の頃の自分とあのときの状況をいろいろ思い出せて僕にとって良い回帰体験になったと思っている。このとき「キングコング」を上映していたOSグランドは2003年に閉館(今その場所はファッションホテルになってしまった)この映画館へ僕を連れてきてくれたばあちゃんも亡くなってはや21年になるなあ・・・(T^T))
Category: ◆Indies Cinema Paradise=自主映画四方山話  

それは山陰からやって来た

img_yonago01.jpg前回話の続きになるが「第二回全国自主怪獣映画選手権さぬき大会」終了後、続けて同じ会場では「米子映画事変 3分映画宴」というショートムービーの上映会が催された。

これは鳥取県米子市で2011年から行われている映画イベント"米子映画事変 "の中で開催された同タイトルのショートムービーコンテスト参加作品から20本をより抜きで持ち込んだもの。

上映本数が多いため一本一本の紹介をここではやらないが、こちらが思っていた以上にしっかりとした作りの物ばかりで、このまま深夜のテレビでオンエアしても普通に通用するんじゃないかと思うほど高水準な作品が並んでいた。

そのうえ上映時間が最大3分以内という制限があるため、どれだけ見ても疲れないという効果も生んでいるわけである(^◇^;)(美味いワンコ蕎麦喰ってるようなもんだな)

EPSON001_201502192014505cf.jpg※右下に当日のプログラムを転載したので映画の内容はタイトルを読んで想像していただきたい(ーー;)

上映の仕方として面白いなと思ったのはまずここでも司会者が登場し(ふたたび登場のまるがめ→ぜ香西志帆監督に続いて本コーナーおよび米子映画事変のプロデューサーでもあるガイナックス赤井孝美氏(古い特撮ファンの間では昔から有名人だったけど、最近は「アオイホノオ」でもその名が脚光を浴びていた)同じくガイナックス米子の実繁浩一氏・さらに驚いたのはかつて"勝山梶"というコンビ名でムーディ勝山の相方を務めていた梶剛がここに現れたこと。聞けば彼も"地元住みます芸人"として香川を拠点に活動中という話しで(元々香川高瀬の出身らしいね)役者として香西監督の映画にも出演していたり、今けっこう香川では売れっ子のローカルタレントになっているそうである)この人達がパネラー兼任で一本終わるたびに一五秒のインターバル利用してツッコミを入れていくというスタイル。

但しこれは決して個々の作品を腐したりするわけではなく一観客として率直な意見もあればプロとしての鋭い観察眼も入ってきたり、はたまたそれらを笑いに持っていったりもしてこちらを飽きさせない構成となっているのである(家に友達呼んで一緒に酒飲みながらB級映画を見ている感覚に近いな)

米子の本戦でグランプリに輝いたのは「パーフェクトラウンド」という不思議な感覚のショートアニメ。コレ含めて全ての作品に対し思ったことだが、いわゆる昔のインディーズ映画と比べて素人シロートした趣の映画が殆どなく、ひょっとしたら何本かはプロの手による物ではないのかと感じるほどだった。

その中でも今回僕が特に気に入ったのは次の5本。

「荒野の独り言」(本戦では審査員特別賞を受賞)・・・何処の街にもいる"困ったオッサン"の紹介風映像がバカバカしくて可笑しい。また通常なら出オチだけで終わってしまうところを最後までゆるい笑いで引っ張れていたのはたいしたもの。

「ラブリー・スケーター(^3^)ノ⌒♡」・・・子役の女の子が上手かったなあ~。こういう某かのきっかけスタートで追いかけっこするパターンは昔から自主映画の世界では定番の展開だけど、役者が良いと全然面白さが変わってくるから不思議。

「Untouchable」・・・世の草食系男子の嘆きをラップに乗せて作ったヒップホップのPV。これもミュージックビデオというありがちなアイディアながら編集のセンスも素晴らしく、歌詞を聴いてるといちいち納得いく内容だったので(^◇^;)これは字幕を絶対出すべきだと思ったよ。

あと「寿司くん」というアニメと「SWAN」というこれまた職人芸みたいな作品がインパクトあった。それぞれyoutubeに動画が上がっていたのでご紹介。


こうしてほぼ半日近くを滞在することになったさぬき映画祭は当初の予想より遙かに楽しい時間を過ごすことが出来たのである。日程はまだ2/22(日)まであるので近隣にお住まいの映画ファンの方には足を運んでみることをお薦めさせていただきます。

○「さぬき映画祭」明日以降のスケジュール○

・2/20(金) ・2/21(土) ・2/22(日)

個人的に目玉だなと思うのは21日にイオンシネマ高松で上映される「時をかける少女」と「HOUSE」にゲストとして大林宣彦監督が来場することだろうか。二本立てではなく一本ごとのチケット(どちらも1000円)なのでトークの内容が被るのかどうか迄は不明だが、時間があれば行ってみたいなーと思っている。

この日二七本ものインディーズ映画を鑑賞して改めてその自由度の高さ、既成の枠を飛び越えた発想や遠慮の無い映像表現と言った物に「自主映画ってホンマに楽しいよな」というのを実感した気がする。スターありきで撮られた同じような話しのしょうもない商業映画を見るくらいなら、こういうのをもっとたくさん見た方が良いんじゃないのかとも思ってしまったですわ。

で、実のところ映画ファンの方でもこういうインディーズ映画というのはなかなかご覧になる機会も少ないと思うのでホントはもっと早く紹介したかったのだが事後報告になってしまったのは残念だった。しかしながら良いタイミングで今度はこういう映画イベントの古株でもある「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」が本日よりスタートするのだ。

場所が場所なんでおいそれとは行けない所だけど( ̄。 ̄;) これまた例年通りスカパーの無料チャンネルBSスカパー(プレミアムサービスだと585CH)でサテライト上映があるので、視聴可能な環境にある方はぜひチャンネルを合わせてみてください。

オフシアター・コンペティション部門/フォアキャスト部門の作品はおそらく全部オンエアがあるはず。一本目は今日の深夜三時(数時間後やないかい、告知としたらコレも急やな(;゜ロ゜))からの「眠れる美女の限界」。それからさぬき映画祭でも上映された香西志帆監督(今でも香川県で現役の銀行員をしていると言ってたなあ。過去には「猫と電車」という映画も撮られている)の「満月のパレード」も21日の深夜に放送予定あり。

それにしてもこの日は自主映画を満喫出来て本当に楽しかった。ちょっと来年からさぬき映画祭と米子映画事変はアタマに入れておかないとあきませんな・・・

Category: ◆Indies Cinema Paradise=自主映画四方山話  

UDONの国からギラギラ

img_kaijyu01.jpg昨日の2/15(日)は香川県高松市で開催中の「さぬき映画祭2015」を覗いてきた。

さぬき映画祭とは??

もう今年で9回目になるらしいのだがお隣の県でやっているにもかかわらず我が輩今まで一度も行ったことがなく、今回が初めての参加となったのである。

己の鑑賞意欲をぐっと高めたのはなんといってもこの日上映予定のあった「第二回全国自主怪獣映画選手権さぬき大会」というイベント。昨年第一回が鳥取・米子で開催され、その第二弾として今回さぬき映画祭のラインナップに入ってきたのであった。

その情報を二日前になりようやくキャッチした私は県内の友人と香川在住の友人二人に声をかけ、現地に潜入することを決めたのだが、場所は高松駅前にあるかがわ国際会議場というスゴそうな名前のところで(なんとなく入り口に万国旗が掲げられてジャミラでも登場するんじゃないかと妄想するような)所謂サンポート高松と呼ばれるエリアの中にある。 

映画祭そのものはここだけではなく県内いくつかの会場でも同時進行でイベントが行われているそうで、それぞれの上映作品に関係したゲストもかなりの人数が登場するらしい。

IMG_0588_20150216220236429.jpg無料パーキングが近隣になく車を置くのが面倒なので我々四名は集結ポイントである仏生山から琴電に乗り現地まで徒歩で赴くことにした。私は30年くらい前香川で住んでいたことがあり、当時は駅前にもよく来ていたのだけど電車を降りてぱっと景色を見たときそこが何処なのかまったくわからないほど変化を見せており、記憶の中にある方向感覚が役に立つことは全くと言って良いほどなかった(ここへ来たのは九年前に同所であった「ぴあフィルムフェスティバル」に訪れて以来だったけど、あのときは夜だったので眼前の景色イメージが今回と一致せず(__;)そのうえ凝ったデザインの高層ビルが隣立し多数の人々が行き交う「街っぷり」とでも言うのかな?田舎モンの私にすればそれに少し気圧されてしまうところもあったし、大阪や東京等へ行けばそれは毎回感じることだけど、自分のよく知っているところが都市化されつつあることへの違和感もあるのだろうなあ、わずか八〇キロ手前の徳島駅前とはエライ違いだよ)

さてそんなまるで地球防衛軍の研究施設みたいなビル(右写真参照)に入り会場である六階ホールに辿り着くと来場者は既に集結しており、中にはこの日この場所での上映予定はないが「UDON-MAN」というヒーロー映画のキャラが賑やかしゲストとして登場していた。

そして予定通りに始まった大会はこちらの予想を遙かに超えて楽しい物となっていたのである。
そのあたりを以下に追想記として書いてみた。

○12時50分 開場

司会として登場したのは吉本興業の"地元住みます芸人"・まるがめ→ぜの二人、実写版パトレイバーの辻本貴則監督、地元香川でOLをしながら映画を撮っている香西志帆監督、そしてこのイベントの企画者でもある特撮監督の田口清隆氏というメンバー。

taka.jpg冒頭挨拶で進行についての打ち合わせはしていないと言っていたが、正にその通り一本目の音は出ないわDVDがなかなか再生を始めないわとグダグダしたスタートではあったけど( ̄。 ̄;)これも自主映画上映会の醍醐味(?)と言うヤツだろう。

ここから合計七本の作品が流され、それらを観客に採点してもらい優勝を決めようという趣旨となっており、客である我々にはアンケートを兼ねた採点シートが事前に配られていた。

賞金があるなら責任重大だなと思っていたが(__;)名誉以外特に授与される物はナニモナイらしいので気楽に見させてもらうことに(今にして思えばトロフィーくらいあっても良かったのでは・・・)

1.「大怪獣グラガイン」(17分)

アタマ一分程度見ているとすぐわかるが、やっていることは和製「SUPER8」の怪獣版。

四人の学生さんが素人芝居ながらなかなか達者でCGによる怪獣との映像シンクロも巧くハマっていて見応えはあった。ただナイトシーンが多く画面上で何が起こっているのかよくわからないシーンが多かったのと、BGMが不必要な場面でも入っていてそれが邪魔をしていたところもあり。

オチもありがちだけどきっとこの撮影現場は楽しいだろうなと言う想像が容易に出来て、その良い雰囲気というのは見ているこちらにも伝わってきたためかひじょうに好感が持てる作り。

2.「M-09 首都防衛前線」(13分)

なんと高校生の男の子が趣味で作ったという作品(映画甲子園2013エントリー作)見ているともう端から端まで自分の高校時代(我が輩も一応自主映画経験者なので)を見ているようで心がざわついてしょーがなかった(ーー;) 前後まったく繋がりのないカット、意味のない空のインサート、ゴミ袋にしか見えない空飛ぶ大怪獣、同録とアフレコが混在したバラバラな音声、無許可で鳴り響く伊○部マーチ、おそらく拝み倒して出てもらったであろう女の子の棒立ち演技等々・・・

映画技術面の欠陥をさらけ出しながらも「俺はこれが好きなんだ!」という情熱のほとばしりのみが前面に出ている、これぞ高校生映画の王道という感じがして私は本作をまったく嫌いになることが出来なかった。嗚呼、青春って良いなあ(ノД`)

3.「地雷大怪獣イヴァラ Pilot Film」(2分)

予告と言うよりは実景とCG怪獣の合成テスト画面みたいな映像。全編このクオリティなら本編も見てみたいと思ったが完成は何年後になるのだろう・・・ロングショットで本物の市街地奥に怪獣を配置しているカットはちょっと気に入った。

4.「ハジラVSキングデスラ(短縮版)」(11分)

これは第一回大会でグランプリを取った映画のダイジェスト版と言うことだったのだけど、なるほどこれはオモシロイ(ーー;)なんと言ってもCGを使わないアナログ特撮にこだわった気合いを随所に感じさせてくれるのが良いのだ。大阪と京都の実際の景色をリアルにミニチュアで再現しているのも凄かった(やや平成ガメラ風味ではあるが)

ちょっとだけ残念なのは画面の色調に統一感が無く、すべてをフィルム風のエフェクトで調整してくれればもっと良かったとは思ったなあ(肝心な特撮パートが全部ビデオ感丸出しなのは勿体ない)これも是非完全版を鑑賞希望。

5.「プロメテウスの火-予告編」(2分)

特撮場面の質は高く一目で良くできているなとは思ったが、誰が見ても「巨神兵東京に現る」のエピゴーネン(言い過ぎかな?(ーー;))になっているのがわかる作りなのは実に惜しい。これも本編あるならその第一印象からどう変化していくのかを楽しみに見てみたい。

6.「解夢 ゲム」(32分)

もうファーストシーンの数カット見ただけでそれまでの5本とは明らかに完成度が違う。社会人野球を見に来たのに一試合だけプロのチームが参加していたような圧倒的な力量差を感じてしまった(出演者もちゃんとした役者さんを起用してドラマへの没入度を上げている)但しそれはテクニック的な面であって純然たる「怪獣映画」としてのパワー度で言えばそれまでの作品に及ばない部分があったのも事実。「映画」としてならこの日のラインナップで突出した出来だったと思うけど、私はその部分でこれを一番に推すことは出来なかった(要は映画がちゃんとしすぎてインディーズとしての可愛げが無かったんでしょうな(^_^;))雰囲気はちょっとだけ「牙狼」のイメージに近いかも。

7.「ZONE-絶対区域」(4分)

本作は主催者である田口監督の新作短編映画。あくまでも参考映像として上映されたので採点対象にはなっていないが、やっぱりプロが撮ると断然本編パートに迫力あるのがよくわかる。怪獣デザインもなかなか気持ち悪くて個性的。

と、いうことで上映インターバルの間一生懸命採点用紙に感想と得点を書いていたのだが、ここで田口監督から「決定は挙手で行いますので自分が選んだ最高得点の映画が呼ばれたら手を上げてください」という声が飛び、なんだよ最初からそう言ってよと思いながら私は「大怪獣グラガイン」に一票を投じた。結果から言うともう予想通り「解夢 ゲム」が最多得票を集め第二回の覇者となったのであった。

本作を撮った前畠慎悟監督(昨年急逝された川北紘一監督の教え子だそうだ)から受賞の挨拶もあったが、彼は関西人でしゃべりも巧く話を聞いているとなんだか応援したくなるオーラを持っていたのが魅力。たぶんすぐプロ監督としてデビューするだろうから今後の作品には大いに注目していきたい。

IMG_0585_20150216220240304.jpgで、これで終わりかと思いきや最後に田口監督の用意したプレゼント争奪じゃんけん大会が行われることになり、我々も嬉々として参加したのであった。ん?なんとなくこのシチュエーション年末の京都でも同様の場面があったなと想い出しながら、ふと隣を見ればこれまた今日一緒に来ているメンバーの中にはあの日勝者となったK先輩もいたのだ。なに?このデジャヴ感?と思いつつじゃんけんが始まると、なんとなんとなんと( ̄。 ̄;)K先輩はこの日も圧勝。しっかり戦利品を手に徳島へ帰ることが出来たのだった(ご本人は「じゃんけんだけは負ける気がせんよ、ふっ( ´-`)」とニヒルに笑っておられたが・・・)

ちなみにいただいたのは「ウルトラゾーンVol.5」のDVD。どうせなら田口監督にサインもしてもらえば良かったなあ~

そんなわけでこの「第二回全国自主怪獣映画選手権さぬき大会」はこれにて終了。このあとは「三分映画宴」という別企画があってこれも見てきたのだが長くなったのでこの項はいったん終わり、続きはまた明日に(たぶん(^◇^;))






Category: ◆140文字では収まらない呟きがそこにある=ぶつ切り備忘録  

カテゴリーを足してみたが果たして

もうずっと前から思っていたことなのだけど、このブログでは私が見た映画やテレビの話をすべて書いているわけではなく(劇場で見た映画についてだけは記録しているが)ある程度印象に残ったものだけをピックアップして取り上げてきたにすぎなかった。

しかしせっかくこうして趣味に特化したブログを書いているんだから、もう少し細かく備忘録のような使い方が出来ない物かと今までいろいろと対策を講じてきたのだが、自分にとってはどれも帯に短したすきに長しでピンと来る物がなかったのだ(それはたとえばツイッターを別アカで取ってブログパーツに埋め込んでみたり、メモ帳的なものを挟んでみたりと言った)

たぶんこういうのはセンス的な物もあるのか、お仲間の中にはフェイスブックを上手に使ったり私には出来なかったがツイッターを有効に利用したりと旨く運用されている方もたくさんおられるわけで、これはもうひとえに私のやり方がマズかったのだろうと思っているのである(×_×)

そんなわけで原点回帰じゃないけど考えた末に辿り着いたのはこんなん結局本文に入れてしまうのがもっとも手っ取り早いじゃないかと言うことで(ーー;) 今日からカテゴリーを1個追加し、そうしたとりとめのない独り言とかホントの備忘録のような物をここに書いていくことにしてみた。

※カテゴリ名は"《140文字では収まらない呟きがそこにある》=ぶつ切り備忘録"

おそらくは自分にしかわからないメモ帳のような使い方になると思うので、話は脈絡なくバラバラなものになるだろうが、その分更新頻度がややアップするのではという効果も期待してのもの(^◇^;)

以下さっそく試し書き・・・


スターチャンネルで無料放送されていた「ハンニバル」シーズン1全13話の録画が完了していたのを確認。いちおうシーズン2の第一話も録ってるけど次の無料放送は一年後か??(とことんまでセコく見ようという魂胆)

「矢島正明・声の仕事」という本を買うかどうかでもう三日くらいAmazonの書籍紹介ページを睨みながら悩んでいる(ーー;) 3,024円というのがなー・・・

◇今朝方NHKの杉浦友紀アナの結婚報道を聞いて少しショックを受けている(ノД`)近年では私の好みにどストライクな女子アナだったので残念だが(私にそんなことを言われる筋合いはまったくないけれども)せめて人妻となった後も「サタデー/サンデースポーツ」には出続けてもらいたい。

◆2月からスカパーのチャンネル契約を変更して映画→野球モードになったのだけど(ハリウッドセットHDを解約しセレクト5GAORAとFOX・SportsとフジOne、そしてFOXスパドラ。後は単品で日専イマジカBS)ホークス戦用に契約したFOX・Sports「グレイヴ・エンカウンターズ」をやっていたので見た(調べてみたら月に5,6本は某か映画をやっているみたいなのでちょっと楽しみ)考えたら今年入って家で見た映画ってコレと「バタリアン」「バーニング」「メリー・ポピンズ」だけというデタラメすぎるチョイス(__*)

◇BSジャパンの007シリーズ放送がすべて新禄じゃない地上波吹き替え版なのが嬉しい。今度(2/13)の「サンダーボール作戦」は 『月曜ロードショー』1977年4月放映のものだそうだ。 

・・・とまあこういう感じでしばらくやってみる予定。もし途中で飽きたらさっさと止めよう( ̄。 ̄;)



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