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You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

Sort by 06 2015

Category: ◆140文字では収まらない呟きがそこにある=ぶつ切り備忘録  

来年は3Dでよろしく

◆CS放送ムービープラスの編成がここのところ我が輩のツボを突いていて実に楽しい。今月放送分の中ではなんといっても「サメフェス2015」と銘打たれた海洋生物パニック映画特集が抜群に面白かった。オンエアされたのは「ディープブルー」「パニック・マーケット」「テンタクルズ("サメフェス"でタコというのもどうかとは思うけれども)」「ゴースト・シャーク」「シャークトパスVSプテラクーダ」の5本。半分くらい未見だったけど意外に良かったのは「ゴースト・シャーク」で、サメの幽霊に襲われるというアイディアは意表を突いていたし「水のあるところなら水たまりでもコップの中でも現れる」ってのは強引で笑ったなあ・・・(発想は殆ど「ドラえもん」の"お座敷釣り堀"みたいなものか)

続いて7月も「ハリウッドお宝映画アカデミー」のタイトルで「ダークスター」「宇宙の7人」「スタークラッシュ」「バーバレラ」が待機中。うーむ、こんなん続いたらしばらくは解約でけへんよな( ̄。 ̄;)(来年のサメフェスは「ジョーズ3D」を筆頭に3D大会にしてもらいたい)
 

◇貧乏海外ドラマファンにとってはひじょーに有難い存在であるDLife(この内容で無料というのが素晴らしいのだ)で7月から「エージェント・オブ・シールド」が始まるそうだ。「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の公開が近づき地上派でも衛星でもそれ関係の旧作がどんどんオンエアされているのでこれもその一環だとは思うけれども、以前WOWOWで1話だけを無料視聴する機会があったときからいつか続きを見てやろうと思っていたドラマだった。

同時期に「よみがえり~レザレクション~」と入れ替わりで「HELIX‐黒い遺伝子‐」のシーズン2も始まるので、同チャンネルはすっかりSFモードとなりそう。残念なのはけっこう楽しみにしていた「Xファイル」の再放送がシーズン5でいったん終わりそうな気配になっていることだが、8月から本家FOXの系列局でClimbがClassicと言う名前に変わることになり、タイトル通り旧作メインのコンテンツが並ぶため「Xファイル」はそちらへ移るのではないかと思うのである(今のところClassicではシーズン1の放送についてしか告知は無いが)あと残念と言えば開局以来の目玉番組だった「リベンジ」がここへ来て(第4シーズン)もう酷い状態に陥っていること(; ̄ェ ̄) たぶんこれがファイナルになると思うのだけど、もう完全に終わり頃を間違えた番組の末路を見ているようで毎回何とも言えない気分になってしまうのだよ。まあ最期を看取ってやるつもり(?)でラストまでは付き合うけれどもね、これでまだ続くようだったらさすがに怒るな。

◆今もっとも信頼出来る映画評論家である町山智浩氏の新刊が出たので買ってみた。タイトルは「狼たちは天使の匂い/我が偏愛のアクション映画1964~1980①」と文中でも紹介されている「狼は天使の匂い」をもじったもの(その元ネタ映画を僕はまだ見たことがない)中身は町山氏の名著である「映画の見方がわかる本」のアクション映画編のような構成になっていて、未見の映画でもこの本を読んでいるときっと面白いに違いないと思えてくるから不思議(全盛時の浜村純なみの言霊力がありますわ)

逆に過去何度か見ている「狼よさらば」なんかだと、あーなるほどなあと目から鱗のようなことが書いてあるので、思わずもう一回見てやろうかなと言う気分にもなってしまうのだった(だいぶ前に書いた自分の感想文もついでに引っ張り出してみたら、それほど的外れなことは書いてなかったかなと(^_^;)いつもスカタンな事書いてる僕にしたら珍しいことだけどね)このジャンルが好きな人ならまちがいなく"買い"の本。
 
◇明日のサービスデーに「マッドマックス/怒りのデス・ロード」を見に行こうと思っているが、これまたテレビでは地上波BSCSと際限なく旧シリーズを流している。自分の場合「マッドマックス」は三作ともDVDを持ってるので特に慌てて見返すことは無かったが、唯一「おおっ」と思って録画したのはこのブログじゃ定期的に話題となるお馴染みBSジャパンの「シネマクラッシュ」で放送された一作目の82年「水曜ロードショー」吹替バージョン(これは二年前に出たBlu-rayボックスにも収録されているらしい)

僕が初めて「マッドマックス」を見たのはこの翌年83年の同じく「水曜ロードショー」でだったが、買ったばかりのビデオ(以前も書いたがこれは今は亡きベータマックス)でこれを録画し(CMカットなんて後から出来ないからリアルタイムでやるしかないという、実に集中力を必要とする視聴。二時間後は指先がプルプルしたもんだ(懐))冗談抜きで二〇回くらいは見たと思うのである。おかげで後に字幕版を見たときの違和感たるや相当なもので(考えてみりゃそれもおかしな話ではあるけど(ーー;))僕にとって「マッドマックス」といえばこの声でなければピンと来ないところもあったのだ。中でもジョニー・ザ・ボーイの石丸博也はその小賢しい小悪党ぶりが本人(ティム・バーンズ←他の映画では見たこと無いなあ・・・)の芝居以上に印象的で、当時高校生だったコレを見た我々の間では「オマエラが夜空ァ見るたびに思い出すゥー」という台詞が局地的に流行っていたほど。Blu-rayのソフトを買わずしてこの版と再会できたのは嬉しい出来事だった。

ちゅーことで明日は残業にでもならない限りトゥーカッター(ヒュー・キース・バーン。役は違うようだけど復活してくれたのは嬉しい。そういえば口開けて「カーッ!」っていうのもよくマネしたな・・・(__*))とも再会できるはず。
 
Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

お盆の夜に出てこようとしているのは何処の何奴だい


a0180302_19591073.jpgまもなくラストプログラムの近づいている京都みなみ会館”超大怪獣大特撮全集PART1”も明日明後日の「地球攻撃命令・ゴジラ対ガイガン」「ガメラ対大悪獣ギロン」上映含めてあと二回(7月のファイナルは「北京原人の逆襲」と「極底探検船ポーラボーラ」)

特に「ガイガン」は72年にチャンピオン祭りへ行った思い出深いゴジラ映画でもあるので、なんとか都合をつけたかったのだけど今回は諸々の用事が入ってアウトになってしまった(T^T) 「ギロン」の方もブルーレイは買ったものの、大画面で見たことは今まで一度もなかったのでひじょうに残念な思いだ。

なお、昨年の「マタンゴ」上映以降続いている「一緒に食べてみるシリーズ」だが、今回は「"わかる人にはわかるお母さんが作ったドーナツと同じドーナツ〟宇宙おやつセット350円! 」が数量限定で販売されるとのこと。現地へ行った人はそれが何なのかを確認したうえで(^_^;)しっかり味わっていただきたいものであります。

-スケジュール-

◆6/27(土)◆

18:30 『ガメラ対大悪獣ギロン』 
20:15 『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』

◆6/28(日)◆

18:30 『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』
20:35 『ガメラ対大悪獣ギロン』


2本立て/当日券2,000円均一



そして特別枠になっていた夏の2大スピンオフ企画のひとつ「大特撮戦争映画ナイト」のラインナップも先頃以下のように発表となった。
 画像1「日本海大海戦」
 「太平洋奇跡の作戦/キスカ」
 「ゼロファィター大空戦」
 「電送人間」

_の四本立て(「電送人間」はちょっとムリヤリ感があるが、或いはそれ関係のゲストでもあるのか・・・)

さらに同日はこのオールナイトとは別で「日本のいちばん長い日」の上映もあるらしく(オールナイトの四本とは別料金になるので注意)これは特撮映画では無いけれども「戦争映画」という括りで見るならばセットにして鑑賞すべき映画とも言えるわけである(黒沢年雄がひたすらアツくて僕は好きな映画だ←まもなく新作でよみがえる予定だけど、あんな暑苦しい映画を今リメイクして大丈夫なのかねー・・・)

残念なことに私はこの6~7月の上映にはどれも参加することが出来ないのだが、8月に予定されている「怪奇映画祭ナイト2」にはなんとか足を運んでみたいと思っている(とはいえ同時期には一つ前の記事で紹介した高知のイベントもあるため流動的ではあるけど・・・)

こちらの方は今日現在でまだ内容の告知が無いため、どういう並びになるかは不明だが勝手な予想と希望だけで何本か候補を挙げてみた。この中に少しでもアタリがあったらそんときは拍手ご喝采を(そんな大仰なモンじゃないけど、もし全部外れたら逆に笑ってやっておくんなさいよ(ーー;))

参考までに昨年の第一回では「マタンゴ」「帝都物語」「地獄(1960年版)」となっていたのだが、今年は8/15と時期がお盆ピッタリなので、おそらく四谷怪談は外せないような気がするのである。

普通で考えたら名作の誉れ高き「東海道四谷怪談」になると思うのだが、せっかくなので深夜の眠気覚まし/一服の清涼剤としての効果も狙い「忠臣蔵外伝 四谷怪談」でもいいかなと(文字通り目を見張る高岡早紀の巨乳で目も覚めるってヤツで)

あとはマジメに(?)考えると我が輩の大好きな「吸血鬼ゴケミドロ」か「HOUSE」、あと東宝変形人間シリーズで残っている「美女と液体人間」あたり。またテレビドラマでもいいのなら「ウルトラQ」の”悪魔っ子”や「怪奇大作戦」の”青い血の女”、それから「悪魔くん」の”首人形”(これはガキの頃本気でコワかったなあ~(>_<))なんかも見てみたい気はするな(やや後年の物であれば「スウィートホーム」「ヒルコ/妖怪ハンター」あたりもアリ)

そして9月以降の”超大怪獣大特撮全集PART2”がいったい何になるのか?12月の”怪獣映画祭ナイト5”がどうなるのか?と、2015年後半もまだまだ楽しみは続いていくのである。


Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

いつか辿り着いたら君に打ち明けられるだろう

怪獣話に気を取られて( ̄。 ̄;)書き漏らしていたが、福岡で見たもう一本は「メイズ・ランナー」になってしまった。

コレ実は地元でも上映していて、わざわざ県外で見る意味はあまり無かったのかもしれないが他に見たかった「デッド・シティ2055」「フォーカス」の上映スケジュールが合わず、仕方なくコレを見ることになってしまったのだ。もともと予告を見たときから面白そうだなーと思っていたことも有り、何処かで見に行こうとは考えていたのでちょうど良かったといえばちょうど良かったわけだけれども。

こういう「わけもわからず記憶の無いまま謎の場所に放り込まれる→そこから脱出する」と言うシチュエーションは昔から好きだったし、またそうした謎解きミステリにさらに大仕掛けのVFXアクションも入ってくると言うのであればこれはもう期待するなと言うのが無理な話で、そんなこんなでこの映画についてはかなり楽しみにしているところがあったのである(スケールの大きい「CUBE」みたいな映画だったら良いなあと)

しかし残念ながら僕はちょっと乗り切れなかったというか(ツマンナイというわけでは無いよ)腹ぺこで飯食いに行ったら並んでる食材は多い割に腹八分目にも届かなかった”食い足りない感”にも似たような感覚でこの映画を捉えてしまったのだった。

それが何なのかというと例えばこれは最近の映画にありがちなこととは言え最初から三部作構成(実はそのことを知ったのは映画を見る直前だった(__*))の一作目であったということで、一応最低限の謎は明かしてくれるけど(それでも全体の割合からすると二割も無かったかのではないか)「一旦了」と言うよりは思いっきり中途半端なところで終わられてしまった気持ち悪さがまず一つ。また、この第一部が終わったところで次が気になるか?と言うと残念なことにまったく気にならない(ーー;)引きの弱さがさらに一つ(これは少年たちが集められた場所から迷路を抜け出すまでがけっこうイージーで全然スリリングではなく、脱出劇に必要な"苦労の末に訪れるカタルシス"が皆無であったことも大きなマイナス)

僕の場合この映画に興味があったのは巨大な迷路は一体何のためにあって、それをどのようにして解析し突破していくのか?というところ一本被りだったので、実際の中身を見たときに迷路の存在がゲームで言うただの第一ステージでしか無かったという扱いの軽さにかなりガッカリしてしまったのだった。

映画全体にそうしたある種某かのゲームをプレイしているようなノリというのか(普段からがっつりゲームをしているわけじゃないのであまり偉そうなことも言えないのだけど・・・)そうした「用意された物を粛々と消化していく」感覚とでも言うか、こうした(SFでありアクション物であり脱出劇であり、そのうえジュブナイルの要素もある)映画が本来持っているはずのダイナミズムがどこか欠落していたような気がしたのである。

アタマからイベント事は次々あって最後まで退屈するようなことはない映画だとも思うけれども(迷路の中のVFXと少年達の疾走感はなかなか小気味よく迫力ある映像が続く。また謎の怪物なんかも出るのでそこも楽しめる要素)上で↑書いたように何処か食い足りない気分は最後まで解消されることはなかった。たぶん我が輩次作以降はテレビでやるまで見ないと思いますわ(__;)


で、徳島に戻ってから見に行ったのは「寄生獣・完結編」

前編が意外に良かったので一応見ておかねばと思い劇場へ駆けつけたのだけれども、あれほど丁寧に原作を加工していた前作と比べるとかなり雑になってしまったなと言うのが全体の印象だった。原作の物量(単行本全一〇巻)で言えば前編が四巻までで完結編は残り六冊分と、処理する項目は増えていたがそこは前回同様適度に剪定すれば良い話なのに、どういうわけかこの「完結編」はそれをした形跡がまったく見られない。原作の大きな見せ場であった「市役所攻防戦」「田宮良子の最後」「後藤との戦い」を全部ぶち込んできたのは理解できるが、それ以外の省こうと思えば省けたシークエンスまでをことごとく入れ込んできたのはムリがあったのではないのか(いちいち「どれ」という指摘までは書かないが)

にもかかわらずこれは無いとアカンだろと思った「最終決戦直前のおばちゃん(光代さん)との邂逅」がばっさり切られてしまい、結果的に最強のラスボスのはずだった後藤との戦いが殆ど盛り上がらずに終わってしまったこと。さらにその戦いの途中でのミギーと新一の別れ→再会も全然ドラマチックにならず(ーー;) なんというか先に書いた「メイズランナー」の感想じゃないけど「はい、やるべき項目はこんだけありますよ」と機械的に見せ場を羅列してそれを順番に見せられていたような、そんな感じにも近かったような気がするのである(とにかく今回は見せ場として用意されたすべての場面で説得力がものすごく薄いのだ( ̄。 ̄;))

せっかく前作で漫画原作の実写化としては珍しく成功の部類に入るような物を提示出来ていたのに、この「完結編」だけを見てしまうといつもの「実写化して大失敗」のよくあるパターンと同じやないかいと思えて仕方がなく、そのことが実に勿体ないとも感じたのだった(個人的には前編を気に入っていたのでホントに残念。別にキャストもスタッフも何も変わってないのにどうしてこうなったのだろうかねー・・・或いはあと一時間あったら何とかなったのかもしれんなあ(×_×))

そんなわけで今回は二本続けて"ややハズレ"だった映画を見たはなし(しつこいようだがどちらもツマラナイわけではないので(ーー;)あくまでも意見の一つってことで)
Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

丸一日座っていたらアタマの中が伊福部マーチで爆発するかも

そろそろ福岡で見たもう一本と徳島に戻ってきてから見た映画の感想を書こうかなと思ったら、高知県立美術館からこおいう↓お知らせが届いてしまい、少し心がざわついているところなのである(ーー;)

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同所では昨年も怪獣映画の上映会があり、あれが好評だったのかどうかは知らないが、まさかの二年連続怪獣映画祭りとなってしまった。

全部昭和ゴジラなのはチョイスとしちゃ捻りは無いけど(ーー;)特撮怪獣映画のファンからしたらこのラインナップにハズレは一本もないと思っているので、何もなければ今のところは見に行くつもりでいる(このうち「怪獣大戦争」は2011年、「モスラ対ゴジラ」は2012年に京都みなみ会館でも見ているが)

今年も盛況に終わったら今度から年二回くらいのペースでやってくれると嬉しいのだが、それがムリなら三本立てを二日間の計六本上映ならなおイイなあ・・・

近場(と言っても高知までは車で片道2時間以上はかかるけどね(^_^;))でこの手の企画が増えていくのは怪獣映画ファンとしては喜ばしいことだし、サブカル過疎の四国で近年少しずつではあるけど今までなら他県へ素通りされていたような各種イベントが(香川:全国自主怪獣映画上映会/愛媛:特撮博物館/徳島:マチアソビ)開催されるようになってきた傾向にあるのも歓迎したいと思っているのである。

悩ましいのはこの四本を二日に分けて見るか一日で一気に見てしまうかだが(たぶんソレはしんどいな(ーー;))昨年同様同行者が揃うなら一泊して昼・怪獣→夜・酒→朝・怪獣ということに出来れば良いのだけれども(高知の夜は飲むだけでも楽しいし)

また、ここにアップしたチラシがスキャナで読み込んだ際に若干左サイド切れてしまったのだが、念のため裏表載せているのである程度コレで情報はわかってもらえるかと思う。もし県外から見に行こうと思われる人はローチケでも前売りが発売されるらしいので、そちらを検討していだきたい(おそらく我が輩もそれを買って行くことになるだろう)

< 公演情報 > 夏の定期上映会「永遠の怪獣映画 昭和の怪獣たち」
< 公演期間 > 2015/08/22(土)~2015/08/23(日) 両日とも9時30分開場
< 会場 > 高知県立美術館ホール
< Lコード > 68995 ※チケット料金他は上記画像参照


まだ当日までは日があるので、この上映会のことは直前にあらためて本ブログで取り上げたいと思っている。できることなら来年以降も継続開催してほしいので、ぜひとも満員になってもらいたいものですわ。




Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

おちゃめでチャーミング

一つ前のエントリーで書いたとおり先月末は福岡遠征に行ってきたのだけれども、主目的が野球観戦だったためこちらでは詳細をカツアイする。ソレ関係の話は別館ブログに書いているので多少なりとも野球に興味のある方はそちらをご覧くださいませ。

ひとつだけこのブログで書ける話と言えばドームの中で流れた選手紹介ビデオ(スタメンの発表等を大ビジョンで映すもの)が今年から一新されており、なんと「パシフィック・リム」のサントラがBGMに使われていたこと(__;) 絵の方もなんかアメコミ風(背景は「テルマエ・ロマエ」かと思ったが・・・)の処理をされていて不思議と曲に合っていた。

※左写真がドームで流れたPV。これに右動画の曲が被っておるわけである。
IMG_0693.jpg 

今回は試合までの待ち時間を使いドームの隣にあるユナイテッドシネマ福岡で二本の映画を見たのでその感想を綴っておく。

一本目は「チャッピー」
 
地元の徳島ではまったく公開の目処も無く、この地でコレを見ることが出来たのは偶然とは言えラッキー。それもあってかなりの高揚感をキープしたまま鑑賞に臨んだのだが、うーむ、当初思っていたのモノとは大分違ってたけど(^◇^;)なんか良い映画だったなあ。好き/嫌いの二極論で言えばすごい好きになれる映画だったと思いましたわ。

自分の中では正直もっとエッジの効いた捻くれ映画じゃないかという予想だったのだけど、お話自体は昔からある案外ふつうのSF映画で(大枠のフォーマットはやっぱり「ロボコップ」かな、そこに「AI」(成長するロボットの物語として)とか「ET」(こじつけだけどチャッピーが冷蔵庫開けるシーンで直ぐコレを思い出した)なんかのイメージも少し被る)特に意外性のある展開があるわけでもなく、本作の監督であるニール・ブロムカンプの前作「エリジウム」や「第9地区」にあったようなビジュアルに対する驚き、衝撃というのもこれまた薄いのだけれども、本作はなにより悪党側メンツがたいへん魅力的な映画だったと僕は思うのである。

その悪党の皆さんだが、ロボットであるチャッピーと不思議な家族関係になるニンジャ(ワトキン・チューダー・ジョーンズ)とヨーランディー(ヨーランディ・ヴィッサー)のカップルがとにかく憎めなくて、もういかにもアタマ悪そうな( ̄。 ̄;)どこをどう見ても悪人としか見えない人たちなのに(もうひとりのメンバーであるヤンキー(ホセ・パブロ・カンティージョ)が普通の人に見えてしまうくらい。街中でもしこいつらに出くわしたら僕なら間違いなく目伏せて逃げるな(@@;)あの迫力の前には頑張って悪役やってたヒュー・ジャックマンもただの小悪党にしか見えず)ずっと見ているとチャッピーの創造主であるデオン(「スラムドッグ$ミリオネア」の デーヴ・パテール。少年イメージが強かったけどもう25歳になるのか・・・)よりこいつらのほうに感情移入してしまったほどだったのだ。

こんな極悪な人相風体をしていながらチャッピーの母となるヨーランディーは全身でチャッピーを愛しており、また金儲けのためと思い盗んできたチャッピーに対し当初は冷たく扱っていたニンジャも少しずつ父としての愛情を持つようになるわけで、その不器用な父性を(そして極端な母性を)感じさせるようになる過程というのは、なんとなくこの映画がB級SFアクション映画(実際はカネはかかっているけど映画のムードはB級のノリだったな~)という体裁を保ちながら、ある意味家族映画としての側面を持っていたのかなと思わせないことも無かったのである。

また、後でも書くけど彼らが家族というユニットになっていくのが最初はけっこう急展開で「それはないやろ~」と思わせる説得力不足なところも多々あるのだが、その反面子供(チャッピー)との距離感を詰めていくリアクションが"親の反応"としてみょうにリアルなため、そこがそれまでの嘘くささを打ち消していたようにも見えた気がしたのだ(他の人は知らないがぼくはこの疑似家族が成立するところでそのプロセスに対し「そんなアホな」と突っ込む気にはなれなくなっていた)。

そうしたバラバラなところから集まった二人と一体(^_^;)がそれぞれ心通わせながら「家族もどき」になっていくのをクサくならず表現出来るのはたいしたものだと思ったし、それを見ているとああイカン、おれけっこう感動しているよ~(T^T) と珍しく素直に反応することも出来たのだった(あとニンジャがチャッピーに説く野生の犬の生き方/死に方の話が意外と深いなと(^_^;))

もっとも冷静に映画全体を見返せばいろいろ穴もあって、それどーなん?と感じるところは山のようにあったし、チャッピーに対する廻りの反応もけっこう唐突(↑上で書いた家族になっていく課程含め)というかムリからなところが沢山あるのだけれども、これは上にも書いたように細かいディテールを云々するような映画では無くひたすら好きか嫌いかだけで反応する珍しいタイプのSF映画だと僕は思っているのである。なのでチャッピーとその一家が肌に合わなかった人からはたぶんとことんツマランと言われるような気もするし、ハマるひとにはとことん好意的に受け止められる映画でもあると考えているのだ(余所のレビュー見てないからまだわかんないけど、中間地点の評価はあんまり無い気がする)

それで個人的に実質主役だと思ったニンジャ/ヨーランディーの二人だが、最初はよーこんなクセのある役者連れてきたなと感心していたのだけれども、後日ヒナタカさんのところでこの人達がダイ・アントワードというヒップホップグループだと言うことを知ったのである。それを知ってあー、ナルホド、あの味は数多いる役者さんではまず出ないよなとものすごい納得してしまったのだった(ーー;) しかも役名かと思ったらそれぞれ"Ninja""Yo-Landi"と実名で出演していると聞き、ますますこの人達に対する興味が上昇。ふだんヒップホップなんて聞かないけど、思わずyoutubeを漁ってしまったなあ・・・

そんなわけで本作はマトモな純ロボットSFを期待すると見事に肩透かしを食うが、人種も人知も越えた奇妙な家族愛の物語だと受け入れられれば最後まで楽しめる映画だと我が輩そう思っています(あ、2本目の感想書くの忘れた・・・長くなったんで次回廻しで)


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