You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Sort by 09 2015

Category: ◆玄関開けたらトワイライトゾーン=海外ドラマを見た話  

タヒチってコワイとこなんだよ

不定期で書いている昨今の海外ドラマ視聴状況短信。現在定期録画中なのは「エージェント・オブ・シールド・1st」(Dlife)「HELIX-黒い遺伝子・2nd」(Dlife)「GRIMM・3rd」(スパドラ)「メンタリスト・6th」(スパドラ)とやや少なめ。それから少し前に終わったばかりの「リベンジ・4th・Final」(Dlife)含め、以下超簡単に感想その他諸々。

「HELIX-黒い遺伝子・シーズン2」・・・物語の舞台もレギュラーの性格も1stからガラリと変わっていて序盤は面白かったのだが、ドラマの中で30年の時間を行ったり来たりするのが途中から少し鬱陶しくなってきた(しかもメインじゃない30年後のパートのほうが見所あるというのもどうかと思うし)

「メンタリスト・シーズン6」・・・レッド・ジョン事件がようやく解決したもののさすがに引っ張りすぎて半分くらいもうどうでもよくなっていたのと(^◇^;) 最終候補の容疑者7人のうち半分くらい「アンタ誰だっけ?」みたいな人選で尚且つその正体もなんだかなーみたいな、6年待ったラスボス登場と退場がこんなんでいいの?という終わり方だった。それも第6シーズン8話という中途半端なポイントでの解決で残りのエピソードはハッキリ言って"店終いモード"に入っている感がアリアリだけど、一回リセットしたことにより初期の良い雰囲気が戻ってきたのは歓迎できる。次のファイナルシーズン含めてあと20話前後、良い意味で大団円を楽しめそうなムードは充満中。

「リベンジ・シーズン4ファイナル」・・・とにかくこのファイナルシーズンは初回から酷い内容で( ̄。 ̄;) 正直心情的にはとっとと終われよと思いながら一応つきあってみたのだけれども、最終回が完璧なハッピーエンドだったためか気分的にはめっちゃすっきりした感じになれている。もう僕はこのラストエビソードだけで全てを許せる気持ちになってしまったなー(ーー;)

「エージェント・オブ・シールド・シーズン1」・・・そして今節我が輩がいちばんハマっているのはこのドラマなのである。もうwowowではシーズン2がスタートしているのでとっくに見ている人もたくさんおられるだろうとは思うが、マーベル映画のスピンオフ(便乗)企画とは思えない独立した魅力(ヒーローたちが暴れた後の”残務処理”に奔走するそれぞれ事情を抱えたチームメンバー各自のドラマが抜群に面白いのだ)が存在するのと連続活劇ならではの引きの強さも際立っている。さすがは我らのジョス・ウェドン、彼の関わるドラマにハズレなしと再認識中。

「ウィイワードパインズ・出口のない街・シーズン1」・・・この後があるのかどうかはワカランけど最終回が思っていたよりはほったらかしにならんかったなあ(^_^;) 中盤まではなかなか大胆な設定で楽しめたし、未回収な伏線はまだ何本もあるけどこれならよく纏まった方だろうね。ドラマの空気をわりと気に入っていたので出来ることなら続きがあって欲しいと思う。

「GRIMM・シーズン3」・・・秘密を隠す必要が無くなって一気にチーム化したのは良いとして、ヴェッセン相手なら違法捜査もなんのそのという事になってしまうとお話が安易に流れていきそうな心配もあるが、今のところは良いバランスでドラマが成立している感じ。地味に超人化していくニックもこれ以上強くならない方が良いんじゃないかと思うけど。

そして来月はBSプレミアムで「ワンス・アポン・ア・タイム」のシーズン3がスタート。ハッキリ言ってシーズン2のラスト忘れてますが・・・(ーー;) 始まったら一応これも定期録画の予定。あと「ウォーキング・デッド」のシーズン6もFOXで始まるけどそろそろ飽きてきたのもあるし、コレはどうしようかねー・・・(たぶんこのシーズンでも終わらないだろうし)


Category: ◆映画は液晶前の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

言えないよ、録画していただなんて

本ブログでは過去何度も書いているが我が輩自宅で映画を見る時はレンタルではなく地上波/衛星問わずテレビ放送されている物を録画して時間のあるときに鑑賞するというスタイルを取っている。それらを見てみて良ければBlu-rayに残し、ツマンナければHDDから消去というパターンなのだけど基本よっぽど酷い映画でない限りはロクに確かめもしないでディスクに保存しているため「あー、これ録ってましたやん」ということが多々あって、同じ映画を二枚焼いてしまうような事が何度もあったのである(「チャイナ・シンドローム」がなぜか三度も重複していたり・・・)

そのへんをブログに都度都度記録していけばデータの整理にもなって良いのだが、意外とこれがなかなか出来ないのね( ̄。 ̄;) ふと気がつけば記事のカテゴリでも先細りになってきたし一回このあたりで夏にテレビで見た映画の脳内棚卸し作業をやっておこうかと思っている(半期が近づくと年中こんなこと言ってるような気もするな~(ーー;))例によってそれぞれ簡単な感想コメント付き。

「オーガスト・ウォーズ」・・・「パシフィック・リム」のパチもん映画だと思ったら全然違っててビックリした。僕にとってコレは思わぬアタリだったので本記事最後に追記。
「凶悪」・・・犯罪レポートだった原作を物語にするため多少のアレンジが加わっていて、最初は余分な追加だと思っていたが最後の最後でそれが効いてくるのに感心(池脇千鶴が上手いのもプラスに作用)ピエール滝とリリー・フランキーのリアルで厭な悪者面も良い。
「エクスペンダブル・レディズ」・・・全体の95パーセントはしょーもない内容だけど微妙に懐かしい女優陣(特にブリジット・ニールセン。見た目が殆ど引退した女子プロレスラーみたいな風情)が楽しくて最後まで見られた感じ。
×「藁の盾」・・・シリアス/マジメ度が中途半端でそのうえ「どうだい、驚いた(美しい)だろう?」とピン芸人だった頃のでんでんに言われたような「はぁ?(;゜ロ゜)」としか思えないオチも含めてまったくの尻すぼみ。これなら次々に金目当ての刺客(いろんなタイプの殺し屋)が手を替え品を替えやってくるアクション活劇にしてくれたほうが良かったんじゃないか。
「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」・・・マーベル関連の映画じゃコレがいちばん面白かったなあ。こういうことなら「ウルトロン」より前に見ておけば良かった。前作の「ファースト・アベンジャー」よりストーリーに起伏もあって飽きさせないし私の好きだったTVドラマ「リベンジ」から流れてきたエミリー・ヴァンキャンプがレギュラーになりそうなのも嬉しい。
「舟を編む」・・・出版社での仕事部分は見ていて面白いのだが、松田龍平と宮崎あおいの恋愛パートがいくら映画とはいえかなり嘘くさく、僕はその部分でちょっと映画に入っていけなかった。
「キャスト・アウェイ」・・・バスケットボールに名前を付けて島で過ごすあたりが面白さのピークになってて、後の場面がなんか付け足しのようになってしまったかも。帰れるのがわかったところでスパッと終わってくれた方が気持ちよかったのに。
「空気人形」・・・正直に書いてしまえばどういうことだったのかよくワカラナイ映画だったけど(ーー;)(わたしに理解力がないだけでしょうが)ペ・ドゥナがとにかく美しい。
「一三人の刺客」(2010年版)・・・稲垣吾郎の外道芝居が途中までは最高。なのに最後はそのままじゃマズイと言う判断でもあったのか「ちょっとカッコイイ悪役」で退場させたのが残念。あの役ならぶざまに消えてこそのものだろうに(彼をとことん酷いヤツと思わせるだるま女の描写とか上手く機能していただけに勿体ない)
「県警対組織暴力」・・・川谷拓三の取り調べシーンだけでご飯三杯食えるくらい(ーー;)台詞がいちいち面白くて見入ってしまう。
「フィギュアなあなた」・・・「空気人形」と同じ系統の映画だと思ってたら石井隆のいつものパターンでエロとバイオレンスが前面に来ているため「空気_」の魅力の一つだった"掃きだめの中の鶴"的要素があまり無い(ただ無反応な裸ねーちゃんがいるだけという風に見えてしまって)プロレスファンとしては風間ルミの「こんな役かよ!」という登場にややウケ。
×「ソルト」・・・いやいやいや、これでいいのかこの映画( ̄。 ̄;) どう考えてもここからもう二山あるだろうというところでぶっつり終わってるし、一瞬放送事故かと思うくらいの唐突な終わり方(肝心なソルトの出自/存在説明も「そのままやないかい!」な捻りのなさ)
「SAFE/セイフ」・・・ステイサム版「レオン」みたいな話だったけど救出対象の女の子が可愛くないのを(°°;)除けばけっこう気に入っている。特に地下鉄の中のアクションは速攻勝負でカタルシスありあり。
「砂漠でサーモン・フィッシィング」・・・アイディアは面白いものの、基本ラブストーリーなんだからもっとベタでも良いとは思ったなー。エミリー・ブラントが魅力的だったので途中からもっと出番増やしてくれよと言いたくなった。
「テッド」・・・思ったほどの大爆笑は無い映画だったけれども、いい年したオッサン同士の友情物語と思えば共感ポイント多し。
「マーダー・ライドショー2・デビルズ・リジェクト」・・・やっと続編を見る事が出来たのだが、もうこの内容ならホラーじゃないよね( ̄。 ̄;) なんとなく某かのニューシネマ見てるみたいな気分になったしまったなあ(「明日に向かって撃て」や「俺たちに明日はない」みたいな)

・・・たぶんもうちょっとあったハズだが思い出せたのはこんなモン。このうちどれを残しているのかは一回チェックしないとハッキリはわからないが、たぶん殆どそうじゃないのかという気はしますな。

中でも期待以上だった「オーガスト・ウォーズ」は全編ロシア語で展開される露製の映画で、今まであちら系の作品と言えばどんなに目が冴えていても確実に眠れる旧ソ連のタルコフスキー作品(「惑星ソラリス」「ストーカー」等)以外見たこと無かったのだけど、出てる役者一人も知らないし映画文法も新鮮なんで先がまったく読めず、しかも戦場場面の異常なリアルさたるや娯楽性ゼロの生々しさがあって緊張感も相当な物なのである。もともと映画のベースにあるのは実際に起きた2008年の南オセチア紛争を下敷きにしているため、絵空事感はひじょーに薄く導入部から随所にインサートされる少年の妄想描写も「こんな現場にこの年でいればこうなるわな」と思わせる説得力に満ちているのだ。

わかりやすくイメージすれば話の真ん中を「かいじゅうたちのいるところ」にしてさらには「ビッグ・フィッシュ」のラストシーンを付け足し「戦場の小さな天使たち」でブレンドしたようなそんな映画だったかなと(←よけいわかりにくいがな( ̄。 ̄;)) また、母性愛を描いた作品というのは何処の国の映画でも良くあるけれども、この映画のように「母の前にまず女としての自分」を大事にしていた人が急転直下"母性大爆発"に転じて突っ走る流れになっていくのは珍しい。

そんなこんながある中で我が輩この映画はたいへん気に入った作品となってしまったわけであります(ちゅーわけでコレは無条件で「残す」グループに追加)

で、一〇月以降は野球もオフが近づいて映画を見る時間も少しずつ増えていくだろうし、以前のようにもう少しマメに1記事で3~5本程度の感想を書けたらいいなと思っているところである。


Category: ◆本を読むと眼から血が出ませんか?=映画本読書感想文  

イヤよイヤよも好きのうち

前記事の続きで「別冊映画秘宝・厭な映画」の読書感想文。

タイトルの「いやな」の部分に「嫌」ではなくわざわざ「厭」を使っているのは、その言葉の方がより業の深いイメージがあってのことだと想像しているが、額面通りの意味だとまさに「不愉快きわまりない・もうたくさんだ」ということになるわけで、誌面の中ではハッキリとしたカテゴライズこそされていないが、要するに広い意味で「後味が悪い」映画をあれもこれもと集めた編集になっていると私は解釈している(そして裏を返せば「厭だけど嫌いじゃない映画」でもあると)

そこにはホラー/サスペンス/モンド等ジャンルは広範囲にわたり、インデックスこそないものの相当な本数の"厭な映画"が紹介されており、言い方は悪いが敢えて味噌もクソもごっちゃにした構成なのは本のテーマに沿った編集方針とも言えるだろう。

中でももっともページ数を割いていたのは公開40周年を迎えた「悪魔のいけにえ」についてだが、残念ながら僕はこの快(怪)作を見たのがかなり後になってからだったので、そこまでの思い入れもなくコレという影響も受けていないためか若干記事の熱さについて行けないところはあったのだけど、当時の関係者が語る制作裏話含めた読み物としてはひじょうに面白く、この項は一気に読めてしまったのだった。

元祖「悪魔のいけにえ」をもっと早く見ておれば良かったのだが、たぶん初見は平成入ってから(90年くらいだったかな~)レンタルビデオでの体験による物で続編の「悪魔のいけにえ2」を先に鑑賞した数年後だったと記憶している。「2」があまりにも面白いホラーコメディだったので元祖との色合いの違いにはビックリしたけど(また最初のVHSの画質が酷かったのなんの)80年代中期に訪れていたホラー/スプラッター映画のブームにどっぷり浸かってそんなんばっか見ていた身としてはさりとて感動したりトラウマになったりと言うこともなかったのだった(映画を見るのは時代と順番を間違えると感動をスルーして不幸なときもある)

IMG_0813.jpgそれ以外の項でもよくこれだけたくさんのモンがあるなと( ̄。 ̄;)(←写真のようにコーナータイトルも秀逸)半ば感心しながら読み進んだのだけど特に興味深かったのはマーロン・ブランド主演「D.N.A」(H.G.ウェルズ原作「モロー博士の島」の三度目となる映画化)とジョン・ランディス監督の「眠れぬ夜のために」(我が輩はミシェル・ファイファー目当てで見たはず)についての記事。どっちもそんなに心に刻まれた映画ではなかったけど、コレ読んだらちょっと再見したい気分になってくるから不思議( ̄。 ̄;)

で、読み終わってから自分にとって「厭な映画」っていったいなんだろう?と思いながら脳内リサーチをかけてみたが、ぱっと浮かんできたのは「マーターズ」「セブン」「ギニーピック」「食人族」「鬼畜」「黒い太陽731」とまあまあベタでメジャーな物ばかり。この中だと公開時にリアルタイムで見た「食人族」と「ギニーピッグ」が自分の中じゃ抜けてるかなとは思うが、おそらくこの本に載ってるタイトルの何本かの方がより厭度は高いだろうと予想している(「セルビアン・フィルム」とかも紹介記事だけ読んだらなんちゅう映画やねん?(゜o゜;) と思うくらい興味津々だし)私が近年見た物だと「スリーピング・タイト/白肌の美女の異常な夜」ってのがやや厭指数高めだったような・・・

この手の映画もここ最近ご無沙汰してる感があるので映画脳のバランスを取るためにも少し大目に見ておくべきだと考えているが、そうした映画のガイド誌的使い方も出来るのでこれは有用な本であると推奨したい。こんなジャンルに興味ある人には必読のムック本だとも言えましょう。



Category: ◆本を読むと眼から血が出ませんか?=映画本読書感想文  

ふっしぎしぎまっかふしぎル~ワ~

IMG_0811.jpg先週Amazonから届いた2冊の本を読了。ひとつは毎回いつ出るのかまるでわからないシャブ中の発作の様な本"海外ドラママニアックス"シリーズ最新刊「別冊映画秘宝/不思議TV」。もう一冊はおなじく別冊映画秘宝の「厭な映画」

まず「不思議TV」の方から感想を書いておくと、シリーズとしてはスタトレ特集だったVOL.5(2009年発行)以来の発刊だと思うのだけど(一昨年出た「怖いテレビ」が今回と似た様な内容だったので同系列にカウントした方が良いのかもしれないが)メイン特集はまもなく13年ぶりに新シリーズが(最近は映画だけじゃなくてドラマもリブートだ続編だと騒がしい限り。あの「ツインピークス」までもが復活するそうだし)オンエアされる「Xファイル」。

誌面では全シーズン及び劇場版2作についてのガイドならびにトリビアが満載(約80ページの大特集)「Xファイル」については日本でレンタル開始された当初からずっと追いかけていた番組だったのでそれ関係の記事も当時そうとう読んだ物だったが、この本を読んでみると意外に知らないことは山のようにあって新鮮な驚きに満ちていたのだった(スピンオフドラマ「ローン・ガンメン」のオンエアが数年早かったらヒットしていたハズだというプロデューサーの自信に満ちた(或いは負け惜しみか?)コメントは笑ったなー(__;) あんな華なくて胡散臭いオッサン(しかもすべてブサメン)三人組が主役のドラマじゃそうとうテコ入れしないとムリだろ←OPテーマ曲だけはめっちゃカッコ良かったけど(下右動画参照))

振り返れば自分にとって「Xファイル」がホントに面白かったのは俗に”ミソロジー系”(所謂宇宙人と人間の密約、そして内乱云々というネタ。正直これは後半になればなるほどそんなに面白い物にはならなかった)と呼ばれるシーズンを跨いだ話の方ではなく、単発で描かれる怪奇現象エピソードの方だったと思っているのだが、各シーズンのガイドを読んでいても印象深い話はそんなんばっかりで、今思うとそちら(純オカルト要素)中心で展開していればキャストを交代しながらでもまだ続けられたんじゃないかという気にもなってしまうのだった。

新シリーズ(全6話のミニシリーズとのこと。本国での放送は2016年1月からだそうなので日本でも直後には見ることが出来るのではないか)がどんな感じになるのかはまだわからないけど、できれば私の望む形になっていてくれたらうれしい。
 
これ以外はいつもの"海外ドラママニアックス"と同じ構成で本国(米英)でオンエア予定、及び始まったばかりの新作ドラマの紹介と(取り上げられていた物の中では「BLINDSPOT」がすごい面白そう)毎回編集者の趣味が丸出しな旧作ドラマの特集。今回はタイトル通りちょっと不思議なアンソロジー系を集めたものになっていたが、有名どころの「トワイライトゾーン」や「アウターリミッツ」を差し置いて「悪魔の手ざわり」(原題は"The Evil touch"下右の動画を見るとわかるが毎回のホストは名優・アンソニー・クェイル(吹き替えは柳生博)が演じている)が長々と紹介されていたのがもっとも楽しかった。

これは僕が16~17歳くらいの頃だったろうか、地元の四国放送で深夜に放送されていたのをほぼ全話見たのだけれども、30分番組ながら毎回ものすごい捻くれた(捻りすぎてばかばかしいときも間々ある( ̄。 ̄;))展開のエピソードが多く、かなりツボに来ていた番組だったのである。詳細な作品リスト/データまで見たのは初めてだったかもしれないが、なにせ今まであまり雑誌等では取り上げられることもなかった地味なシリーズだったし(自分が知っている範囲だと「MM9」の作者・山本弘さんが著作「トワイライトTV」の中で”ヘンなドラマ”として言及しているくらい)録画していたビデオなんかも10年以上前に処分していたのでとても懐かしい気分になれたのだった。この記事を読んだあとまたぞろ見返したくなってきたので何処かの専門チャンネルが放送してくれないかと期待してしまうが、DVDも未発売ということらしいしそう思うと今になって処分したテープが惜しくなってきますな。たぶん10話程度は残していたはずなので。

IMG_0812.jpgこのように今回も捻くれ海外ドラマ好きには堪らない内容で存分に楽しめたのだけれども、実はいちばん良かったのは読み切り漫画として掲載された陸奥A子先生の短編だった(右写真参照)

僕はこの人の作品を過去一度も読んだことはなかったのだが昔読んでいた江口寿史の漫画によく名前が登場していて(「すすめ!パイレーツ」だったかな?なんの脈絡もなく突然「陸奥A子だもん!」という台詞が出てきて「誰や??」(ーー;)となってしまい、あとで聞いたら「りぼん」等に連載のある少女漫画家の人だったと知った)その名前だけはずっと憶えていた作家だったのだ。

掲載作は誌面の内容に合わせたちょっとだけ不思議な50歳ハイミス(って、今はこんな言い方したらアカンのかね)キャリアウーマンの物語だったけど、いやもうこれがなんか今時こんなピュアなマンガもあるのかと言うくらいキレイな話で、いつもならその手のモノには悪態をついてしまう我が輩でも素直に感動してしまうほどすーーっとアタマに入ってきたのである(おんなじ話を三条友美先生あたりが描いたらとんでもないストーカー系エロマンガに発展しそうなネタでもあるのに)これが「おとめちっく」と呼ばれる所以なのかと思ったが、主人公を50歳に設定したのが同世代として共感できたところもあったのだろうなあ・・・

と、書いているウチにいつもの如く長くなってしまったので(゜o゜;)「厭な映画」の話は次に廻そう。

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

君は聞いたかあの鳴き声を

今月最初のサービスデーで「ジュラシック・ワールド」を見てきた。

3Dではなく2Dでの鑑賞ではあったけれどもかなり前列で見ていたため十分迫力はあり、洋物恐竜怪獣映画としては申し分のない娯楽度の高さに大いに満足して帰ってきたのだった。また、映画の骨格はシリーズ一作目「ジュラシック・パーク」から20年後という体になっているようで、話としてはそこから直接繋がる続編と考えた方が良いのかもしれないと思っているところである。

今夏は国産怪獣映画ばっかを大量に見ていたせいで最近何を見てもソレ反応してしまう傾向がある私だが(__;) 本作の「恐竜を島内で人間がコントロールしている」「かつて扱いに苦労した恐竜たちが新たなる敵と連携して戦う」と言った流れを見ているとあーなるほど、これは「怪獣総進撃」なワケやねと一人納得してしまうのでありました(「ロストワールド」や「Ⅲ」に登場した恐竜たちも随所で現れるし、同一画面にあと8匹(種類)くらい出てきたらもっとそう思ったことだろう)

容赦ない残酷描写が魅力(?)だった1作目と比べてその手の直接的流血描写は控えめになっており、どちらかというとファミリーユースのお客さんを相手にしているかのような感じで、捻りのない感想になってしまうけど本当にライドへ乗っている感覚を存分に味わえるようにもなっていた(USJのアトラクションもこれきっかけで舟から丸い乗り物に変えてくれたらいいのに)

他で意外と良かったのは添え物にしかならないと思っていたドラマ部分で主役の一人である少年の家族問題(両親が離婚の危機にあって二人の兄弟が今後どうなるかわからないという不安に苛まれる描写等)にかなりのリアリティがあったこと。調べたわけではないのでなんとも確証はないのだけど、監督のコリン・トレヴォロウ(なんとこの人デビュー二作目でこんな大作に抜擢されたそうで、今後は新作「スターウォーズ」最終作の監督も決まっているとか。こうなるとデビュー作の「彼女はパートタイムトラベラー」もチェック入れとかなアカンね)の実体験があってのことじゃないかと想像するほど切実さが生々しく伝わってきたのである。僕もまんまではないが似たような経験(両親の離婚で兄弟離ればなれの可能性に遭遇すること←ウチは実際そうなってしまったけどね)があるのでココはちょっとグッと来たところがあったのだ(ノД`)

その反対に クリス・プラットブライス・ダラス・ハワードのカップルの成り行きは完全に童貞野郎の描く恋愛ファンタジー( ̄。 ̄;) になっていたけど、この内容なら寧ろこの方が(結果論かもしれないけれども)話の邪魔にならずにすんなり受け入れられて良かったと僕は思っている。

全体としては悪いところの殆ど見つからない楽しい恐竜映画ではあったが、敢えて希望を付け加えるとしたらオーウェンとラプトル達との関わり方を極端に漫画的なものにしても良いので、それこそ馬のように彼らに跨がって(「ドラえもん」に出てくる"桃太郎印のきびだんご"みたいなツールを開発したということにして)パーク内を疾走するような場面があっても良かったのではないかと思ったし、もっとベタに恐竜と交流出来るようにしてくれた方がクライマックスで「本能VS刷り込み」の中で揺れるラプトルの気持ち(?)により感情移入できたような気もしたが、まあこれは余計なお世話と言うことで(°°;)

あと音楽の方はしっかりジョン・ウィリアムス作曲の「ジュラシックパークのテーマ」も使われており(担当はマイケル・ジアッチーノ)それだけでも安心感は相当なもの。やはり長寿シリーズでお馴染みのテーマ曲は欠かせないわけで、こういうのは他の映画でもきっちりやってもらいたいなと思ってしまう。

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