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You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

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Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

でっかいことは良いことだ

少し前に妻からの要請で「図書館戦争 THE LAST MISSION」を一緒に見に行ってきた。


有川浩の原作をすべて通読するほどこのシリーズの大ファンである家内は過去にも劇場アニメ版実写劇場版第一作スペシャルドラマ「図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ」をすべて見ており、我が輩も半ば強制的に(?)鑑賞をすることを義務づけられていたのであった( ̄。 ̄;)

原作は未読のままだがその甲斐あってある程度「図書館戦争」の楽しさのツボや作品のエッセンス等もわかってきて、むしろ本作の前日譚扱いとなっていたドラマ版などは自分から見てみようかと思っていたくらいで、ここまではどうやら家内による家庭内啓蒙が上手くいってきたと言うことなのかもしれない。

この「LAST MISSION」では基本設定含めた作品世界のベースも既にわかっている中での鑑賞だったためにストーリー中心でを追いかけることができ、アタマから映画の中へと没入するのにさほど時間はかからなかった。殊に市街地での銃撃戦・高度な格闘術を駆使した肉弾戦含めて激しいアクションが長時間続き、そこは見応えある場面として十分「映画の売り」になり得るモノではあったけれども、ここでハタと気が付くのは果たして「図書館戦争」がそうした"ミリタリー映画"として何処まで本気なのかという疑問だ。

私がここまでのシリーズ・関連作を見ていて面白いなと感じるのは、おそらく原作ファンの人も皆そうだと思うのだけど、やはり"どこまでも恥ずかしげもなく展開される少女漫画的ラブストーリー"の方だという気がするのである。公開直前にオンエアのあったドラマ版「ブック・オブ・メモリーズ」などはその点を田中圭/土屋太鳳(ふだん若い女の子にはあまり反応しない我が輩だが、このときの彼女は本気で可愛いなと思ってしまった( ̄。 ̄;))のカップルに置き換えて上手く処理していた様に見えたので、映画版でもやってやれないことはないと思うのだけど、どーもそれを敢えてやらずに「オレはこれで勝負したいんだ!」みたいな佐藤信介監督の主張をすごく感じる作りになっているように思えたのだった。

その意気やよし!で、やろうとしていることは理解できるのだが残念ながらこの話に限っては観客側のニーズと制作側の見せたい物との、所謂需要と供給のバランスがあまり合ってないんじゃないのかという気がして仕方がなかったのである(前作含めて映画版二作の割合を見ていくと戦闘が8割で色恋沙汰は2割程度だったように思うのだが、極端な話これが逆でも全然問題なかったのではないかと思うのだよ)

それと小説の中ならまだしも映像でこのハンディキャップ戦(良化隊は通常攻撃が可能なのに対して図書隊が専守防衛で威嚇することしかできない点等)を見せることにより図書隊側の弱さが際立って伝わってしまい、延々と「負け戦」を見せられることのつらさがあるのもきびしいところで。さらにどう聞いても手塚の兄(松坂桃李)が語る図書隊の存在意義の方が理屈は通っているようにも感じられて、見進めば見進むほどに「こいつらは(図書隊)なんのために命がけで働いているのか」というのがわからなくなってもくるわけでねー。

むろん映画の中では「自分が好きな本を読むことすら許されない国家に真の自由は存在しない。いずれそれは本の検閲だけでは終わらなくなる」という主義主張がポイントポイントで台詞として語られるのだけど、どうしても空疎な印象を拭えないままなんとなく映画が終わってしまった感じだったし、僕はそこが少し消化不良だったかなと。

上でも書いてるけどこれが軍隊の中の恋愛話メインで進んでいけばその合間合間で入る本格的な軍事アクション(それにしても前作といい今回といい、岡田准一の動きはホンマにすごいな(ーー;) これだけやれるなら次の「エクスペンダブルズ」にアジア系悪役で出ても大丈夫なんじゃないかと思ったなあ←小さい体を利して大男達のアキレス腱を小刀でスパスパ切っていくとか・・・)がちょうど良いカウンターになってオトコでも楽しめるラブストーリーになっていたと思うし、思想的な押しつけや設定の不備等もさほど気にならなかったのではないかと思うのである。次回作がもしあるのなら多分それも見に行かねばならないので(^◇^;)個人的にはそこを再整備してもらいたいなとついつい期待してしまうのでありました。

しかしこれだけ関連作を続けて見ていると今までさほど興味の無かった榮倉奈々がカワイイと思えてくるから不思議だ。もともと小柄で肉感質な女性が好みの我が輩だったが、長身美女(見上げるような大女)も悪くないんじゃないかと一瞬趣旨変えしそうになったくらいで・・・
Category: ◆Indies Cinema Paradise=自主映画四方山話  

山陰、それは妖怪と怪獣の住み処

IMG_0831.jpg少し前の記事で書いたとおり10/24から一泊二日の予定で映画マニアの友人たちと旅行に出かけてきた。

目的地は24日の午前中が境港の水木しげるロード、午後から翌25日にかけては米子市で開催中の「米子映画事変」を見て回ることになっていたのである。

我が輩にとって鳥取は生誕の地でもあるため(ちゅーても生後四年までしか居なかったのでそれほどの思い出があるわけではない)勝手に第二の故郷だとも思っているのだけど現地入りしたのは実に丸8年ぶり。境港へはそのときも訪れていた。

左の写真にあるように境港駅前へこんな巨大な絵が掲示されていたのも今回初めて目にしたが、以前来たときより妖怪のブロンズ像の本数も増えてたし近隣のショップ等もずいぶん充実してきており、リピーターを生み出しながら優良観光地として成り立っていることになんだか嬉しいやら感心するやらで(海外から来た団体さんも沢山歩いていたなあ)これぞまさに妖怪、いや水木しげる先生様々といったところであろうか(水木さんは境港で使われる自分が書いたキャラのロイヤリティを殆ど取ってないそうで、こうなるとふるさと納税以上の貢献をされているのではと思ってしまう)

現地にいたのは10時~13時くらいだったと思うけど最後は水木しげる記念館(こちらも二年ほど前にリニューアルされており新鮮度はかなりのもの)を見学して境港を後にした。

img006.jpgその後米子へ移動して「米子映画事変」を見に行ったが、宿のチェックインと食事時間が映画事変の各イベントと微妙に被っていたため参加できたのはガイナックスシアターで開催されていた「ウルトラマンX」の第一話/第三話の上映会のみ(ガイナックス創業者で本映画祭の発案者・赤井孝美、特撮の田口清隆監督と三話のゲスト女優・佐伯日菜子(テレスドンを操る地底女として登場)によるトークショーは中座して見ることが出来ず)あとは翌日のイベント会場の下見をしたりして終了。

翌25日は朝から満を持してふたたび現地に戻り「第4回全国自主怪獣映画選手権"帰ってきた米子大会"」を見てきたのだった。会場はガイナックスシアターから徒歩で7~8分のところにある久米屋と言う場所。

おそらく以前何かの商売をやっていて今は空きテナントになっているような風情だったけど、この米子映画事変はそうしたシャッター商店街的なエリアを利用したある種の町おこしにもなっているようなイベントでもあった。

各会場はガイナックスシアターを皮切りに歩いて30分程度の時間で廻れる圏内に点在しており、久米屋の場所さえわかればあとは数軒間隔で次の会場が見えるような配置になっている。

我々は11時よりスタートする上映に合わせて20分前には到着していたのだが中に入ると既に先客もおり、なかなかの人気の高さが伺えた。さほど大きな会場ではないが50以上のパイプ椅子を敷き詰めた席はあっという間に埋まり気がつけば立ち見客が出るほどの大盛況。

そんな中で始まった今回の選手権は以下のラインナップとなっていたのであった。簡単な感想と共に上映作品を紹介しておく(司会進行は田口清隆監督と途中参加になった田中安全プロレス(社会人のインディーズプロレス団体)の代表・田中まもるさん(試合用コスチュームで登場したので最初は驚いたが(__*))

1.「プロメテウスの火・特報(別バージョン)」・・・高松で開催された第三回大会でも上映されたものだが、出来がよいのはわかったので早く本編を見せろと言いたくなってしまった( ̄。 ̄;)いつまでも予告だけで引っ張るなよと。

2.「STILL NOT DEAD」・・・シリアスなホームドラマの間合いで作られた独特な空気の侵略SFモノ。木訥で淡々としたリズムのドラマ部が面白く"やや外し"狙いの特撮パート(おもちゃ然とした巨大ロボや腹の出た巨大ヒーローと言った)もこの映画には合っていたようだ。ちなみに最後の投票でぼくはこの映画を一位に推している。

3.「大怪獣グラガイン」・・・第三回高松大会でも上映のあった作品だが田口監督から特に説明はなかったので(^_^;)単に忘れられていたのか、数あわせだったのかは不明。但し本作は前回私が一位に推挙した映画でもあったので二度目の鑑賞ではあったが十分楽しませてもらえたように思う。

4.「ゴジラ2015」・・・当日ゲストの田中まもるさんが作ったゴジラ愛溢れる紙芝居風のショートショートムービー。84ゴジラの名場面をいかに家庭用の道具で、さらにローテクを駆使してどこまで再現できるかという実験映画みたいな映像(ミサイルの噴射をティッシュペーパー素早く引っ張って表現するのは初めて見たぞ!(;゜ロ゜))もう扱いとしては完全に箸休め的余興の一環ではあったけど、この日最大の爆笑を以て歓迎された一篇でもあった。

5.「宇宙大怪獣ヌマギラス」・・・東京工芸大学の学生さんが撮ったプロっぽい作りの短編。CGをふんだんに使った映像のクオリティは高いが、どのカットも何処かで見た物ばかりのような既視感が強く、これといった特徴がないのが残念。なんというか監督の「これを見てくれ!」という拘りが薄いような気もしたのだが(ちなみに「ヌマギラス」というのは監督の名前が細沼くんなのでそうなったとか)

6.「爆進戦艦」・・・こちらと次の「ザラウドン」は東京造形大学の学生さんの手によるモノ。失礼ながら映画スキルはあまり高くないものの(大学生の作品だけどどちらかというと高校生の映画でよく見るパターンの演出がやたら目について親近感めっちゃ感じたなあ(ーー;))本編/特撮どのセットも殆ど段ボールで組んであるのは気合いの入った「できるかな」を見ているようでそこは感心した。あと意外と特撮シーンより銃撃戦場面の方にセンスある絵心を感じたので、この監督はそういうジャンルの方が向いている人なのかもしれない。

7.「大怪獣ザラウドン」・・・先の「爆進」に出演していた人が八割くらいそのまま出てきて、これも高校生映画あるある(他でも役者の演技経験なしなのが丸わかりとかカットが繋がらないとかアフレコがずれまくってるとか等々←やったことある人ならわかるが一度はみんなコレをやる(__;))だなあと思いながら見ていたが映画としての勢いは「爆進」のほうがあって、こちらは少しインパクトが弱い。怪獣デザインはわりと王道的で良かったのでそこは気に入っている。

8.「カブVSダイコン」「カブVSダイコン2015」「機光超人ガイア」・・・この3本はなんと中学生の子が弟たちと一緒に作り上げたという作品。彼ら三兄弟はたまたま前日の「ウルトラマンX」上映会のトークコーナーで田口監督と再会した子達らしく(三年前の米子映画事変にも来ていたそうで、このときの彼らはまだ全員小学生。なんでもその際に田口さんから「G」のDVDをプレゼントされていたとか)そのときの話で「"G"に触発されて実はその後怪獣映画撮りました」ということが判明したそうである。なら明日の選手権にエントリーしよう!というハプニングのようなノリでこの日の上映が急遽決まったとか(なんて自由な話だろう)

上映された三本のウチ最初が着ぐるみ怪獣同士のバトル(やや「ウルトラファイト」風)で次が人形劇と一作ごとに違う手法を取り入れ、少しずつ撮り方が上達しているのも子供の成長を見ている様でなんかほっこりしたな~・・・( ̄。 ̄;) それと田口監督の撒いた種がこういう形で少しずつ花開いていくのを見ているとこうした企画は特撮界にとって大いに意義があることだと思わずには居られないのだった。

正直まだまだ評価の対象に出来るほどの内容ではないけど、こんな子供達がデジタル特撮ではなく旧来のアナログな特撮に魅力を感じてくれて、さらには自分でも作ってみたというその事実に僕はひたすら感動してしまったのである(ノД`) しかも衣装の制作には彼らのお母さんも協力していたそうで、もうほとんど家内制映画製作の見本みたいな話だなと(規模は違うがロバート・ロドリゲスだって似たようなもの)

このままどんどん作品を作り続けてあと一〇年もすれば(それでも二〇代前半)プロの映像作家としてすごい特撮監督になっているかもしれないし、少なくともそれを見届けなければオレも死ねないなと(^_^;)今まじめにそう思ってしまうほど彼らの今後には期待せずにおれないのだった(田口監督も最初に怪獣映画を撮ったのは一五歳だったそうだし)

そしてあっという間に時間は過ぎ、スケジュールが押しになってきたため最後は挙手による優勝作品の選定(最初はアンケート用紙に採点を記入して集計後発表するはずだったのに、これも第三回高松大会の時と全く同じ流れ(ーー;))となったわけだが、なんとなんとこれが意外なことに「息抜き用コンテンツ」のはずだった「ゴジラ2015」が最高得票を獲得してしまい(;゜ロ゜)見事第4回の優勝を勝ち取ることになってしまったのだった。

この瞬間監督の田中さんも「良いんですかホントにコレで!?」と狼狽しておられたし、田口監督に至っては「最後はこんなオチかよ!」アタマ抱えて叫んでいたくらい( ̄。 ̄;) まあこのゆるさと適当さが自主映画上映会の良いところでもあるわけで、今回はこの日最大の爆笑をとったコノ映画で結果的には良かったんじゃないかという風には思ったけれどもね(^_^;)

そんなわけで楽しかった山陰の旅はこれにて終了。次回第5回が何処で開催されるかは不明だが、少なくとも西日本エリアならまた駆けつけなければと思っているところである。

※各会場前の通りを宣伝のため歩いていたご当地ヒーローのネギマンと敵役であるお城ロボのマツエ・ジョー。
negi.jpg


Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

あなたがわたしにくれたもの

先週の土曜日に夫婦で松山の衣山シネマサンシャインへ行ってきた。真夏の4DX体験に続いて今回は初めてのIMAXに挑戦してきたわけである。見てきたのは徳島では上映をガン無視されている(ーー;)「ジョン・ウィック」。以下映画及びIMAXの感想をそれぞれ書いてみる(今回は3Dではなく2Dでの鑑賞)

本作は全米公開から1年を経ての日本上陸と最近の映画としては遅い流入ではあったが、映画情報サイト等を見ていると本国ではなかなかの好評価+スマッシュヒットと言うことも相まって続編制作も決まったそうだ。

主演のキアヌ・リーブスは忘れられそうになると突然話題作に出演して息を吹き返す「死んだふりスター」だと僕は思っているのだが(^◇^;)今回は各方面で何度目かの「キアヌ復活!」という声が叫ばれている映画でもあるとのことでそれなりに期待して見てきたのだった(それとオープニングで最初にプロデューサーの名前がエヴァ・ロンゴリアと出てきて驚いたのだけど「デス妻」のガブリエルはこういう仕事もやってたんですな)

忌憚なく結論から書いてしまうと近代アクション映画としては実に平凡で並のレベル。キアヌの動きは年齢(五一歳)を考えれば相当頑張ってるなと思ったし、「マトリックス」の頃から比べたら映画のための格闘スキルもスゴい向上してたように見えたけど、売りとなっていたガン+カンフーのツープラトン技闘がさほど新味に感じられず見せ方自体も凡庸だったように僕には思えたのである。

ストーリー面でも「ナメていた相手が実は殺人マシンだった映画(「映画秘宝」お得意のフレーズ(~_~;))」の慣例に則ってさわり/きっかけは短めで後は無敵の男が大暴れ、というパターンに雪崩れこんでいくのだけど、どーもその肝心な「最強の元・殺し屋オーラ」がキアヌからあまり出ておらず、しかもどう考えても映画が終わるまでに三度か四度は殺されてもおかしくない様なスキも随所に見せていて、ソレを仕留められない相手敵側含めてお互いけっこうヌルいんじゃないかと思えないこともなかったのだ。

しかしこの映画はそうした脇の甘さ、ハードアクション映画としての構成の弱さをさっ引いてでも見て良かったなと思わせる魅力を持っていて、それが何だったかというと私はひとえにセンチメンタルなオトコ臭さだと思っているのである。まずひとつは殺し屋界の仁義とでも言うのか何人も出てくるアサシン連中(及び裏業界の方々)が仕事のためには手段を選ばないがルールは守りお互いをある程度リスペクトしているのがすごく伝わってきた点(そしてそれを大事にしないのはオンナの殺し屋だけというアイロニー風の描写(^◇^;)も面白い←心情ホモとまでは言わないが、ホントにわかり合えるのはやっぱりオトコ同士だけだぜ的な)

さらにジョン・ウィックがあそこまで(関係者は末端までほぼ皆殺しのレベル)のリベンジに走ったきっかけが”愛車を破壊された+飼って一日しかたっていない愛犬の殺害”という、文字にすればあまりにも弱い理由付けなのだけれども、その犬は(これがまた可愛くてよくしつけてある犬でね~(゜▽゜*)本気でキアヌになついている様に見えたのは動物演技(?)としてもたいしたものだと感心した)病死した妻からの最後の贈り物であり、その事が彼の中ではオンリーワンの存在として何人たりとも触れることの出来ない物でもあったわけで、それを一瞬にして(しかも嘲笑しながら)奪った奴らを許せない!となったのは理屈よりも感情の部分で賛同できる要素だったとも感じるのだ(劇中一度は捕らえられたジョンが「たかが犬コロくらいでなんでココまで!?」と問い詰められて感情を爆発させる場面があるのだが、このシーンがなかなかアツくて泣ける(T^T))←僕はココが最も気に入っている。

このように本作は映画全体としては取り立ててアレがスゴい!コレがスゴい!というものは特になかったけれども、個人的には上記2ポイントだけの魅力で十分カバーできた男泣き映画の佳作だったと僕は思うのである(しかし続編はここからどう引っ張るのか、それを予想すると若干の不安はあるけどなー(__;)こういう特殊な復讐劇は何回も使えるネタではない様な気もするし)

でもってここからはIMAXの感想を書きたいと思うのだが、簡単にこれがどういう物かというのは次のリンクを参照していただきたい。
imax.jpg

IMAXとは?(シネマサンシャイン)

事前の予想ではもう少しスクリーンサイズが大きいと思っていたが目視だとそこまでの巨大感はなく、期待していた細かくて大きなサウンドも「喧しいだけ(__*)」という印象で正直言うとちょっと期待外れ。唯一おおっと思えたのは画面の明るさとクリアさで、これだけは宣伝映像通り(シネマサンシャインに行くとイヤでも目にする下↓の動画。もうこのおばちゃん達の顔も何回見たかわからない( ̄。 ̄;))見事なもの。キアヌの髭の生え具合とか実に生々しく見えるのはさすがに驚いた。

しかしそれ以外は通常の上映方式との違いを劇的なほどには感じられず、4DXの時と同様すぐにこれでまた見てみたいとは思えなかったのだった。このあたりは劇場の規模によってまた違うのかもしれないし、座る位置によっても変わってくるだろうけど今度もし見るなら違う系列のシネコンでチャレンジしてみたいものである。

Category: ◆映画は六畳間の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

そういえば文化祭の時期だな

先週の三連休に就寝前1本ずつ映画を見た。どーして直ぐに感想を書かないかと我ながら自分の実行力の遅さがイヤになるのだけど、完全に忘れてしまう前に記録として書き留めておくとする。

「キューブ■レッド」ザ・シネマでのオンエア)
 
"ソリッドシチュエーションスリラー"と言う言葉を一般的にした傑作「CUBE」の続編または関連作かと思ったが、これは全然関係の無いスペインの同系統映画(原題は”La habitación de Fermat” ←ほんでコレなんて読むねん??(°°;))

数学者が集められ密室で謎を解いていく(正解しないと部屋がどんどん狭くなって圧死させられるという仕掛け)と言う流れはなんとなく「名探偵コナン」や「ライアーゲーム」みたいなノリにも近い様な気はしたが 、トリックの構造や犯罪の動機付けなんかは実に貧相。ただ全編に漂う手作り感というか、殺人クイズの部屋が殆ど学校の文化祭催しでやってる企画会場に見えてしまうあたりは逆にほほえましさを感じて(スリラー映画でこういう意見もどうかとは思うけど( ̄。 ̄;))その点は本家「CUBE」にもあった予算のない中でなんとか映画を作ろう的心意気を感じさせてくれる。そういう意味では出来はさほど良くないが憎めない映画でもあった。


「平成ジレンマ」チャンネルNECOでのオンエア)

昭和の時代に世間を騒がせた戸塚ヨットスクールの今を追いかけたドキュメンタリー(制作は2010年)九月末のスカパー10日間無料放送で見た中ではこれがいちばんおもしろかったかな。かつてこういう事件を起こして裁判でも罪が確定し服役した戸塚宏が、刑期満了後の今もヨットスクールで問題行動のある少年少女を指導しているのが映画の中では淡々と紹介されていた。

そこには殊更扇情的なナレーションを入れたり、スキャンダラスな方向での画面作りなどはされておらず、既視感の中で語れば「ドキュメントNNN」の雰囲気にも少し似ている感じがする。法的に犯罪者と認定された戸塚の元へ未だに彼と彼のスクールを頼って全国から行き場のない親子が続々と集ってきているというのはこの映画を見るまでまったく知らなかったし、そうした事象を俯瞰で見ていると「体罰含みの教育」というものが簡単な善悪二元論だけでは語れないなとも思ってしまった。ホントに追い詰められた人たちの最後の駆け込み寺がこういう場所になってしまう事実を我々はもっと知る必要があるのかもしれない。


「鑑定士と顔のない依頼人」ムービープラスでのオンエア)

劇場公開時にいろんな方々が「良い」と言っていたのでいつか見ようと思い続けていた映画だった。今回満を持してよーやく鑑賞したのだけれども、あんまりガッツリ他のレビューを読んだりストーリーラインを頭に入れたりはしてなかったので途中までは「老いらくの恋に身を焦がす厭なじーさんが美女にメロメロになって心を氷解させていくハナシ」なのかと思い込んでいたら、全然違っていたので驚いてしまった(ーー;)(まさか大詐欺サスペンスだったとは・・・)

正直ミステリーとしての作り込みは設定にかなりムリがあると思うし、映画的にはクレアとなかなか会わずして話が進んでいった方がもっと盛り上がったんじゃないかとも思ったが(邦題が「顔のない依頼人」なんだから直ぐ姿見せてどうするよという気もしたな(°°;)それと壁の向こうにいるのがクレアじゃなく実は完成した機械人形かもしれないと、ややホラー的な想像もしていたくらいで←アホやなー(ーー;))僕がこの映画でいちばんツボに来たのはヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)とクレア(シルヴィア・フークス)が最初は電話だけでやりとりをしていて、まだ会ったこともない彼女にどんどん心が惹かれていく描写だったのだけど、ここは心情的にモノスゴク理解できる部分があったのである。

今から綴るのは私の実体験だが、22年前に転職したばかりの会社が倒産して失業保険で食いつないでいた頃、時間だけはたくさんあったので知人に勧められるままツーショットダイヤルという物にチャレンジしたことがあった。要は自宅でやるテレクラみたいな物だけど(使い方の説明は敢えてやらないが(^0^;))つまりその番号に電話をかけて待機していれば外部からアクセスしてきた不特定多数の女性と会話が出来るというシステムである。

失業中で彼女もいなかった自分にとっては女の子と他愛のないお喋りをするだけでも当時はかなりの気分転換になったものだった。そんな中何人目かの女性と繋がった際に、会話のポイントが凄く合う人がいたのだが「もっとこの人と話したい」と思った僕は制限時間近くなった時に思い切って自宅の電話番号を教えた。イヤならかけてこなくてイイし、もう止めようと思ったらそこで電話をしなければいいからとダメ元で交渉してみたら次の日にその子からコールがあり、以後毎晩23時が来ると彼女から電話がかかってくるようになったのだった。受話器越しに会話は弾み、だいたいは深夜2~3時くらいになってどちらかが眠くなったら電話を切るという睡眠導入剤の役目も果たしていたかな(ーー;)

そんな電話が二週間くらい続いたあたりで当然だが「会いたい」という心境が湧いてくるのを押さえられず、それとなしにそういう振りも話の中に入れてはみるのだがナチュラルにスルーされる感じがしてそれ以上突っ込むことは出来なくなってしまっていた。結局そういうコミュニケーションスタイルはさらに一月続き、ちょうどその頃僕の再就職も決まりそのタイミングで「話し相手になってくれたお礼に食事奢るから一度会ってくれ」とストレートに告げてみたところ「明日行ける日決めて返事する」と言われ、いつも以上に翌日23時を楽しみに待っていたのだが、その日電話が鳴る事はついになかったのである。その後彼女からの連絡は一切途絶え、数日後仕事に行きだした僕はふたたびつまんない日常の中へ埋没していく日々に戻っていくことになったのだった。

残念だったけど不思議と腹が立ったりとか裏切られたという気にはなれずに(そらその日から数日はそれなりに凹んでいたけど(^_^;))むしろ死ぬほど澱んでいた日々を少しでも潤う状態に戻してくれた彼女には本気で感謝していたし、僕との交流を絶ったそのことに対してネガティブな感情はまったく持てなかった。そもそも電話をくれるようになったきっかけ自体ホントのことはわからないし、ひょっとしたらそのツーショットでアルバイトの"サクラ"をしていたのがたまたま暇つぶしで話し相手になってくれたとか、実は結婚していて亭主が夜勤でいない間の話し相手として僕を使っていたのかもしれない。スタートはお互い名前も顔も知らないウソだらけの中で始まった関係だったはずだけど、毎晩声を至近距離で交換しているウチに心が動いていくのを少なくとも僕は否定することが出来なくなっていたのだった。彼女がコンタクトを止めた真の理由は不明だが、どこかで自分と同じような心の動きが数ミリでもあったからだと今でも僕はそう思っておきたいのである(たぶんこれ以上はヤバイみたいな危機回避の心理が働いたのだろうけど、それが「本気になるかも」という心の抑制であればまだ嬉しいなと( ̄。 ̄;))

そんなわけで、この映画全体のテーマでもある「ウソの中の真実」というのはまさにこういうことだと僕は身勝手に解釈しているのだけど、クレアがヴァージルに対して少しは気持ちが動いたのではないか、或いはラストシーンあの店で待っている彼の前ににいつかクレアが来るのではないかという儚い期待は結果どうこうではなく「そう思いたい」ものだと強烈に共感してしまう物になっていたのである(オトコとは未練と思い込みで成り立っている生き物なのだよ・・・(T^T))
Category: ◆140文字では収まらない呟きがそこにある=ぶつ切り備忘録  

町は今オタの中

◇三連休終わり間際で気がついたけど今日まで徳島は恒例のマチ★アソビを開催していたそうだ。
※「マチ★アソビ」とは??       過去のイベントアーカイブ
毎回この時期が来ると阿波踊りのあるお盆以外では閑古鳥の鳴いている徳島駅前界隈が突如として賑わい、さらに異世界へとチェンジする空気を醸し出しているのはマチガイのない事実なのである。

僕は旧世代の懐古系特撮アニメおたくなので今人気のあるアニメが一体何なのかはサッパリわからないし、今回呼ばれているメインゲストの藤田咲/下田麻美という声優さん(で、いいのかな??)もまったく知らない子達でライブでやってることも理解はしていないが、そういうモノを目当てに全国津々浦々からこうして人が集ってくれるのは過疎の町・徳島に住む者の一人として嬉しく思う(別に関係者でも何でもないけどさ( ̄。 ̄;)しばらく見に行ってなかったんで来年のGWは久しぶりに覗きに行ってみようかな)

◆何気にテレビの番組表をチェックしていたらサンテレビで10日の深夜から「ピープロ特撮秘宝」なる番組が始まることに気がついた。コレ確か七月にテレビ埼玉で放送されたモノの再放送(と言うか地方巡業方式のオンエア?)だと思うのだけど、おそらくはピープロ関連特撮作品のBlu-ray発売を記念した便乗企画のような気がするのである。ちなみに内容は全四回で放送番組は以下の通り(放送時間は毎週土曜日二三時)

1.マグマ大使 第一話「わたしがゴアだ」  ※放送終了
2.電人ザボーガー 第一話「たたかえ! 電人ザボーガー」 (10/17放送予定)
3.宇宙猿人ゴリ(スペクトルマン) 第一話「ゴリ・地球を狙う!」 (10/24放送予定)
4.快傑ライオン丸 第一話「魔王の使者オロチ」 (10/31放送予定)

昨日の夜さっそく「マグマ」の録画を見てみたが画質は一昨年BSで見たときとさほど差は感じなかったのでマスター素材がブルーレイと同じ物なのかどうかはわからなかった(それでも十分キレイな画面ではあったけど)どうせならこれだけじゃなく他の作品も一緒に放送して貰いたかったけど、あと三回それぞれの第一話を高画質で楽しめるのかと思うとワクワクする。

サンテレビがどこまでのエリアで視聴可能なのかは不明だが(おそらく近畿二府四県+徳島あたりかな)受信可能な地域にお住まいでピープロファンの方は是非ご覧になっていただきたい。


◇まだ日程が煮詰まってはいないが今月24日に友人メンツで山陰旅行に行く予定。目玉は「米子映画事変」と呼ばれるサブカル系の大イベント(マチアソビとはちょっと趣が違う、今年二月に高松で一部のコンテンツが上映されたあの映画祭の本丸である)

中でもぜったい行かねばと思っているのは第4回全国自主怪獣映画選手権。境港で水木しげるロードの妖怪見て蟹食ったら日中は怪獣映画見て夜は皆生温泉だなと、今めっちゃアバウトにプランを練っているところだが( ̄。 ̄;)25日の朝にある「赤井孝美と行く『八岐之大蛇の逆襲』聖地巡礼の旅」というのもなんだか楽しそう・・・

※「八岐之大蛇の逆襲」本編+メイキングはこちら

◆この三連休は夜にけっこう映画を見ていたので次のエントリーでそれぞれ感想を書こうと思ってるけど、それとは別にこの先楽しみなのがCSチャンネルのザ・シネマで放送される「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」。これだけを見るために10月から再加入したようなものだが中でも以前ブログ仲間のトップダラー禍津方さんが紹介しておられた記事を読んで、そのときからめっちゃ見たいと思っていた「バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所」がオンエアされるのを心待ちにしているのである。

このチャンネルは毎年だいたいプロ野球の終了と共に(例年は11月~2月くらいまでだけど今年はシッチェスのせいで少し早くなった)よく契約しているのだけど、今月は他にも「ザ・キープ」とか「バトルガンM-16」なんてビミョーに懐かしい"二本立て上映の併映的映画"があったりして良いのだ。


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