You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

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Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

勇気が、いま足りない

2015kyo.jpg早いもので明日から12月となり、例年この時期が来ると西日本在住特撮怪獣映画ファンにとっての大イベント・「京都怪獣映画祭ナイト」(場所は京都みなみ会館)の開催内容が気になるところなのである。

それが昨日になり少しだけ詳細が発表になったのだが、今の段階ではまだ未確認情報が多いため、とりあえず右のお知らせチラシ(最初にアナウンスされていたもの)にプラスして補足説明を追記してみた。

まず日程は12月26日(土)と言うこと以外タイムスケジュールの告知はされていないが、おそらく21時台開場・22時前後開始というパターンではないかと予想中。チケットは3500円で劇場窓口かチケットぴあでの購入となる(ぴあでの発売日は未定)

それでこのチラシを見た時点では「?」部分の上映作品がなんなのかわからなかったのだけれども、どうやら「ウルトラマンティガ」の最終回三部作を上映することが決まったそうである。つまり全体としては映画3本+TVシリーズ3話+ゲストによるトークショーという構成(上映時間が長くなりそうだからひょっとしたらスタート時間早くなるかも・・・)

さて、それで困っているのは同じくみなみ会館の別企画・毎月二本立ての"超大怪獣大特撮大全集"に今年は我が輩一度しか行けておらず、せめて1回目から去年まで唯一皆勤賞を続けているこの年末オールナイトだけは何をおいても駆けつけねば!と半ば義務か仕事のように(ーー;)参加するつもりでいたのだが、実はメインの上映作三本を聞いてから「うーむ、今年はどうしようかなー(__*)」と行くかどうかを未だに決めかねているのである。

「空の大怪獣ラドン」は昨年高知でそれこそみなみ会館以上の環境で見たばかりだし、「大怪獣ガメラ」については前からそれほど面白いと思っていた映画でもなく(ーー;)(昭和平成含めガメラシリーズで上映がまだなのはコレしかないのも理解しているが) 「ゴジラVSキングギドラ」に至っては伊福部先生の音楽と土屋嘉男の濃い芝居以外あまり褒めるところのない作品で(嫌いじゃないんだけどね、だいたい平成ゴジラにあんまり思い入れがないというのもあるわね)自分の中ではプログラムにちょっと物足りないところがあるのだ。

それとこれは上映内容とは別の話になるけど、初回・二回目あたりにあった牧歌的な上映会の雰囲気が動員のアップと共に多少殺伐としてきた感じが出てきて(主に物販会場の息苦しさと我先に駆け込んでくるヤツが年々増えていること含めて。もっとも当然だがこれは我が輩の個人的な印象なので少数意見の可能性大)私のような年代の輩がのんびり且つまったりと深夜に怪獣映画を楽しもうという趣が年々薄くなってきたのかなという気がしないでもなかったのである(高齢オタクとしては最低限トイレの込みだけはせめてなんとかしてほしいのよ(>_<)去年はこれが一番苦労したので)

但し「ティガ」の上映が決まったことであの三部作を大画面で再見することが出来るのかと思うと、やはり現地に行くべきではないかと今私の心の中では"行く派"と"行かない派"が地味な戦いを(野原でぽこぽこ殴り合ってる所詮は「ウルトラファイト」みたいな格闘レベルだけどさ)続けているのですわ。

たぶんぴあでのチケット発売開始ギリギリまで決まんないとは思ってるけど、最終的に針がどっち向くかはゲストの人選次第というところかな。もしも来場するのが吉本多香美(または高樹澪石橋けい)に決まったら我が輩きっと直ぐにでも京都行き高速バスのチケットを押さえに入ることでしょう(゜▽゜*) しかしめっちゃ無難にロバート・スコット・フィールド氏あたりに落ち着いたらその日の夜は家でティガのDVD見て過ごすかもしれない・・・orz (で、けっきょく全然予想外の人が呼ばれたりして・・・)


Category: ◆映画は液晶前の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

そんな環境ならいつでも代わり末世

やや間が開いたが前回からの続きで「シッチェスセレクション」残り4本の感想。

「ロスト・ボディ」

完全犯罪(じつは全然「完全」じゃないんだけど( ̄。 ̄;)この映画にとってそれは特に重要なことではない)で悪妻を殺したつもりでいたのにその直後遺体安置所から妻の死体が消えてしまうというミステリー。最初は何か超常現象的な展開になるのかと思って見てたけど、途中から実は妻が生きてるかもしれない(ーー;)みたいな"オソロシイ嫁はんサスペンス"(そんなジャンルはないんだけどさ)へとお話は転がっていき、最後はなかなかに意表を突いた纏め方でクローズするのだ。これ個人的には同じデンジャラスワイフ物だった「ゴーン・ガール」より遙かに面白い映画だったと思っているのだよ(最後のたたみ掛け方も気持ちよく騙された感じがして見事だった)

それともし僕が夫の立場だったらあの境遇甘んじて受け入れますけどもね(^◇^;)(あれだけ艶っぽくて超・資産家の年上女房に「仕事なんかしなくて良いから私の側にいなさい」と囁かれたら五歳児並のリアクションで二つ返事しとるわ。しかも妻役のベレン・ルエダはプロフィール見たら我が輩と同世代だったし余計グッと来ましたがな)


「恐怖ノ黒洋館」

今回のラインナップの中ではこれがもっとも取り扱いに困ったというか(ーー;)どう解釈したらいいのかいちばんわからない映画となっていた。ものすごく大雑把に物語のアウトラインを語ると「親の死をきっかけに何年も離れていた実家に戻ってみたらそこがお化け屋敷化していた(かも?)」というものだったと思っているが、屋敷の中にはいかにも「怖そう」「なんかありそう」と言ったアイテムがごろごろとあるだけで(そのアイテム自体はわりと良かったのに←怪異現象の撮影されたビデオテープとか)それがなにひとつ恐怖噺としての決定打になっておらず。なんだか雰囲気だけはやたらあるのにそれだけで終わってしまったようなそういう映画だった(解説によると監督自身の実体験を映画化したと書かれていたけど、見終わったあとでホンマかいなと激しくツッコミたくなってしまったよ・・・)


「人類滅亡計画書」

韓国版「世にも奇妙な物語」と言えばイメージが掴みやすいが、要はSFホラーをテーマにしたオムニバス物。全部で三話の構成になっており、1本目が「素晴らしい新世界」(ラブコメ+ゾンビ+風刺の贅沢三要素)二本目が「天上の被造物」(寺の案内用ロボットが突然悟りを開き、指導者(グル)になってしまう宗教サイバーパンク)三本目は「ハッピー・バースデイ」(あんまり笑えないスラップスティックSF)とそれなりに幅広いテーマで作られていた。

3本とも抜群に面白いわけではないが、すべての作品に於いて女優さんがたいへん魅力的で(三話目のペ・ドゥナも良いのだが我が輩は一話目のヒロイン/コ・ジュンヒがお気に入り)それだけでもお得感のある楽しい作品だったと思うのである。最初に「世にも」のことを書いたからではないけど、どちらかというと年末年始の休みあたりにテレビで見るのがちょうど良い映画かもしれない。


「バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所」

実は我が輩今回の特集放送の中ではコレを一番楽しみにしていたわけだけれども、残念ながら後半がよくわからないまま終わってしまって(ーー;) 誰かに説明して貰いたいくらいなのだが、最後が一体どういうことなのかが今以てまったく謎なのだ。前半から中盤にかけては"音響効果マン残酷物語"とでも言えばよいのか異国から来た技師のカルチャーギャップが可笑しさや哀愁を旨く醸し出しており、映画として実に分かり易い流れ方をしていたのに、なんか突然(徐々にじゃなくてホント突然)抽象的な映像が増えだしたかと思ったらあっさり「終了」みたいな感じで・・・。思わずその辺りだけもう一回見直したけど、その意図が僕にはぜんぜん理解できていないのである(;゜ロ゜)

しつこく書くが前半はめっちゃ面白く作られており、残酷シーン(画面にはまったく映らないが)用のSEを作るのに使った野菜や果物をどんどん捨てていったり(または食材として用いたり)経費精算するしないで揉めるところなんかついつい笑ってしまったし、主役である効果マン役/トビー・ジョーンズ(この人最近映画でもドラマでもよー顔を見かける)のしょぼくれ具合がそれを増幅させる効果もあり、あのままメタホラー風のコメディで処理してくれた方が良かったような気もしたが、或いは我が輩には見えなかった遠大なテーマがこの映画の中には隠されていたのかもしれない(ホンマかいな( ̄。 ̄;))

こうして計7本の映画を見てきたわけだけど、鑑賞済みの分も含めた他の5本も併せて大きくハズレな映画が1本もないのはたいしたものだと本映画祭の平均クオリティには本気で感心している。今年も全国主要都市(当然徳島は入ってないのだ(×_×))では6作品が公開されたようだが、こちらについても今後見る機会があればぜひとも全作目を通してみたい。

・・・と、思っていたら来年年明けにシネマ神戸というミニシアターで一週間の限定上映があるとの情報が飛び込んできた。そんなわけでコレはいっちょ行ってみようかと現在鋭意計画策定中である(神戸ならそんなに遠くないしアリだよなー)
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行ったこともないからよくは知らんけどさ

CSチャンネルザ・シネマで10月に特集放送されていた「シッチェス映画祭セレクション」全12本のウチ7本を録画し中二日のローテで鑑賞した(残り5本はブログに感想書いてない物もあるが全て以前に鑑賞済み。そちらのタイトルはそれぞれ「スリーピング・ビューティ/禁断の悦び」(「エンジェル・ウォーズ」のエミリー・ブラウニングが一糸まとわぬ姿で頑張っているが、胸が真っ平らな彼女の体を見ているとまるで小学生の裸を覗き見しているような痛々しさを感じてしまい、あんまり映画に集中できず←実年齢は撮影時22歳だからまったくのオトナなのだけど、あのロリ顔でこの体だとそういう趣味のない人間はちょっと引いてしまう(ーー;))「恐怖ノ黒電話」「夜明けのゾンビ」「人狼村-史上最悪の田舎」「レッド・ステイト」 ※リンクが張られている映画は本ブログ内参照記事あり)

そもそも「シッチェス映画祭」がなんなのかというのはこちらこちらを見て参照していただきたいが、この手のジャンル(SF/ホラー)の映画祭としては有名なアボリアッツファンタ(現在はジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭へと移行)や日本のゆうばりファンタ等よりも古くから開催されているイベントだそうである(スタートは1968年から)

この映画祭関連の作品については既にテレビでも二年くらい前wowowが特集放送をやっていたり、レンタルもとっくに出回っているため今更感が強いかもしれないが、とりあえず順を追って感想を書いてみることにする。


「EVA<エヴァ>」

スペイン語のSF映画ってあんまり過去に見た記憶がないためか最初は独特の間合いを感じてやや戸惑ったが、五分も見ていると直ぐ慣れた。中身については今まで映画に登場したロボット物をいろいろと思い出させる作りになっていて(「チャッピー」だったり「A.I」だったり場面によっては「サイレント・ランニング」だったり「アンドリューNDR114」とか)そうした近未来SFの舞台を楽しみながらも、この映画一番のキモはエヴァ役の子役/クラウディア・ヴェガだったと思うのである。

出生に秘密のある気の強い小娘(最初画面に登場したときはきれいな顔の男の子かと思った( ̄。 ̄;))というキャラを好演しているのがたいへん魅力的で、たぶんストーリーだけを見ていけば殆どの人は展開読めてしまうだろうと思うけど、この子の存在だけで映画の面白さはかなりポイントアップしていたような気がするのだ。そんなわけで、けっこう良くできたVFX含め我が輩は好きな部類の映画だったと思っている。


「アフターショック」

本作では製作と主演を兼ねているイーライ・ロス(クリンゴ役のあんちゃん)の旧作「ホステル」(こちらは監督作品)と構成が酷似しているが、それにプラスしてパニック映画(今風に言うと"ディザスタームービー"ってヤツだな)の要素も多分に加味されたひじょーーーにハイテンションで尚且つ救いのない作品だったのではないだろうか(映画の終わり方としては良い意味でだけど)

特に似てるなあと感じたのはチリで大地震が発生するまでの悪友三名のお気楽旅行ぶりで、「ホステル」のときはそれがオトコ側の登場人物目線でしか描かれてなったのだが、今回はさらに女の子が三名加わり悪趣味観光旅行の様子を伝える濃度が倍になっているという暑苦しさで(__*)そこがかなりの長時間(上映時間の半分近く使っていたような気がするなあ)描写されているため途中まで「あら?これ何の映画だったっけ??」と思わせるのも少し「ホステル」に近い流れがあったのだ。

地震発生以降はもう誰が主役だったかまったくワカラナイ状態に突入し、いったい最後に残るのは誰なのかさっぱり予想が立たない中で脱出劇がノンストップに続いていくのだけど、面白いのはこうした非常時の人間の反応(及び対応)がかなりリアルに作り込まれているところで、きれい事がまったく存在しないこの生々しさはサバイバル感をより高める効果もあり、そこは映画中盤から最後までとてつもない緊張感が持続していたと思うのである。

怪物も宇宙人もロボットも登場しないが、個人的には今回見た7本の中じゃコレが一番面白かったかな。


「道化死てるぜ!」

この邦題ってやっぱりブラックマヨネーズ・吉田のギャグから取っているのだろうかねー(探したこともないけどブラマヨ繋がりで或いは他にも「ヒーハー!」を模した映画があるのかもしれんな・・・)

で、そんなことはどうでも良く(ーー;)これは同映画祭2012年のグランプリ作品だったそうだ。ピエロがコワイというのはスティーブン・キングの「IT」や最近だと「アメリカン・ホラー・ストーリー/怪奇劇場」(これのピエロはホンマにコワイ!(>_<))なんかを見ていてなんとなくわかっているつもりだけど、困ったことにこの映画のピエロは最初から最後までなんだか全然怖くないのね(;゜ロ゜)

すっごい安い営業で芸を披露している途中、観客の子供に茶々を入れられソノはずみ(?)で事故死したピエロが10年後さらにお安い魔術で蘇り、かつて自分が死んだ現場にいた子供達に一人ずつ復讐していくというのが内容の全て( ̄。 ̄;) 本作で何が際立っていたというか特徴的だったのはその復讐シーンにおけるゴア描写だと思うのだが、これが残念なことに私が見た版ではより残酷なシーンに対して修正(カラー補正やソラリゼーション処理にピントぼかしといった最低限何をやっているかはわかる程度の物ではあったけど)がかけられていて、有料放送なのにそれはないんじゃないのと言いたくなるような編集のされ方(--#)

後頭部から自転車の空気入れを刺してエアで顔面破裂、なんてスゴイ場面でも最後だけその処理が施されハッキリ見えなかったりで(ほかにも傘で後頭部を貫いてそれを差したら○○が××だったという(あまり意味は無いが自粛(^_^;))ユニークな描写も含めて)劇場公開時、或いはDVDで見た人のバージョンはこんな修正かかってなかったのかもしれないけど、少し損した気分になってしまったのである(唯一の見所をこんなに見辛くしてどうするよと)いろんな意味で一風変わったホラー物でもあったので機会があれば無修正版を見てみたいものだ。

あと、この映画を見ていて思ったのは肉体破壊・損壊描写がここまで出来るなら筒井康隆の「トラブル」あたりを実写化してくれないかと、我が輩そんなことも考えてしまっていた。

うむー(ーー;)やはりこのペースであと4本はムリだな。長くなったんで続きは明日以降の記事でまた書こう。
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フィギュアなあなた

で、タイトルの同名映画とはまったく何の関係もないはなしを少々(該当作のショート感想はこちら

少し前に県立美術館で開催中のフィギュア展を見学してきた。

徳島県立近代美術館開館25周年記念 フィギュア展―ヒトガタ、人形、海洋堂―

どういう経緯でこういう事になったのかは不明だが、その筋では今や世界的に有名な会社である海洋堂が協賛しての展示会であるとのこと。見学前のイメージではおそらく四万十の海洋堂ホビー館が出張してきたような物ではないかと予想していたが、こちらの展示スペースの方が本家のあちらよりかなりゆったり取られていたためか考えていた以上の物量が用意されており、全部見て回るのにけっこうな時間を要した。

※4年前に四万十・海洋堂ホビー館へ行ったときの話1
※4年前に四万十・海洋堂ホビー館へ行ったときの話2

IMG_0884.jpgそれで我が輩長いこと特撮アニメ及び映画ファンをやっているが、実はフィギュアの類いにはそれほど興味が無く、自宅にはその手の物が殆ど飾られていないのである。

例外的に人から貰った物でサイズの小さくて邪魔にならないモノ(尚且つ妻から配置許可の下りている物)は数点置かれているが←左写真の数点がそう。だいたいは近年京都のオールナイト等でもらったオーナメント系が殆ど(ザラガス以外は全部そうだね(__*))

同系統の趣味を持つ方と初めて会ったときにこのことを話すと「変わってますね~」と言われてよく閉口したものだ( ̄。 ̄;) その都度オタクでありながら簡単なプラモすら作ったことの無いワタシのような輩はただでさえマイノリティーな昭和特撮ファンの中でも珍しい人種であることをあらためて自覚するハメになるのである(ノД`)

但し別に昔からフィギュアやプラモ自体が嫌いというわけでは無くて、単に自分が超の付く不器用な人間であるという事と(ガキの頃からパーツ6点程度のプラモでもセメダインがはみ出るほどぐちゃぐちゃにしたり、逆に接着剤が少なすぎて持ち上げた瞬間バラバラになったりとか(__;)とにかく工作がヘタだったのですわ)部屋にしろ車にしろあんまり装飾に興味が無いという事も理由としては大きい(それにああいうトイを手元に置くよりは元々の映像を見たり関連書籍を読んだりすることの方が好きなのだ)

知人の中にはそれこそフィギュアに埋もれるような部屋で生活をしている人もおられたけれども、それを羨ましいと思ったことは一度も無く(^_^;) 自分も買ってみようかなどと考えたことも一切なかったのである。

しかしそれらを「見る」ことは大いに楽しいことだと思っていて、件の友人宅でもお邪魔すれば喜々として見学させて貰っているし、大きな展示会があれば多少遠いところへも遠征して鑑賞するくらいこのジャンルへのリスペクトは持っているつもりだ。

ただでさえ僕は「自分の出来ないことを出来てしまう人」に対してはそれだけで尊敬してしまう傾向があるのだけれども、たとえばそれは字のきれいな人や絵を描ける人がそうだし、こうした造形技術を持っている人に対しても同様。それこそガレージキットなんかを作っている人はいったいどういう脳構造を持っているのか聞いてみたいくらい僕からすれば「信じられへんことをやっている匠のような連中」という認識すらあったのだった。

ともかく、今回は従来のキャラ系フィギュアに加えて動物・恐竜の類いから土偶や江戸時代の工芸品のようなモノまでを1000点以上網羅した力の入った展示会になっていて、我が輩隅から隅まで思いっきり堪能してしまったのであります。入場料は1000円とややお高めながらこれなら見て損は無い内容だったと言えましょう(そういえば物販会場もあったはずだがスルーしてしまった(゜o゜;))

そんなわけでこの展示会は今月29日まで開催中。仕事や旅行等でたまたま徳島に足を踏み入れてしまった方はついでのついでくらいの感覚で(ーー;)覗いてみてください。下には現場で撮ってきた写真を纏めてみたが、写真撮影は展示物の7~8割程度許可が下りていたので見学に行かれる方はカメラ/スマホ携帯必須(特にキャラモノはほぼフリー)また右下に写っている大魔神は二メートル級で売り物ではないと思うけれども間違いなく足停めて見てしまうはず。

大阪門真の海洋堂本社に行けば4.5メートルある本物の(実際に撮影で使われた)大魔神が奉られているし映画カッパさんのブログで紹介された京都・大映通り商店街にも同クラスの魔神像(こちらは後年イベント用に制作された物)が飾られていているが、四国・徳島でこれだけの魔神さまをお目にかかることはまず無いと思うので我が輩は軽く感動したのであった(思わず前横後ろと何枚も写真撮ってしまったくらいで・・・)

これからも県立美術館で定期的にこういうサブカル系の展示をやってくれるとホントにありがたいのだけどもねー。
kaiyo.jpg

Category: ◆不定期で乗っかかるいろんなベストテン話  

2015音楽映画ベスト10に参加してみました

ちょっと早くないか?と思わず声を上げた毎年恒例ワッシュさんちの「映画ベスト10」参加募集のお知らせが少し前発表になっていた。今年のお題は"オールタイム音楽映画ベスト10"

-ベスト10ネタのお好きな方には推奨-
※締め切りは12月12日の深夜24時までとのこと

○参加されているお仲間○

・トップダラー禍津さん
・スパイクロッドさん
・晴雨堂ミカエルさん
・ポール・プリッツさん
・UCさん
・シャオティエンさん
・MILLAFANさん
・ヒナタカさん

昨年の「アニメ映画ベスト10」に参加したのがついこの間みたいな気がしていたのと、おそらく番外企画で「おっぱい」を間に挟んだからだと(こう書くとなんだかヤラしいな(ーー;))思うのだが、それにしても1年過ぎるのがホントに早すぎますわね。

しかし「音楽映画」というのは前年のアニメ以上に不得意なジャンルでもあるし果たして10本埋まるかなと言う感じで己の脳内にある引っかかって出てこない記憶の引き出しを無理矢理こじ開けて下記にいろいろと書いてみたが、まーこうして眺めるとなんとも捻りなくて面白みに欠ける実にアタマ悪そうなラインナップになってしまったようだ・・・( ̄。 ̄;)(結果的に映画の内容はも一つでも音楽にインパクトがあればそれを優先した形になっている)

それで作品の選定条件としてはこおいう縛り(対象となる映画は「作中の人物たちに音楽が聞こえているもの」を基準)になっているそうだが、このやり方だと解釈次第でどんなジャンルの映画でも引っ張ってこられるし、とめどなく本数が増えて集計がワヤになるんじゃないかといらぬ心配もしてしまうのだけど(実際我が輩も一部そのようになってしまっている)ともかく例年通り末席を汚す覚悟で参加してみた。



1.ブルース・ブラザーズ(監督/ジョン・ランディス 主演/ジョン・ベルーシ 1980年)
2.ワイルド・アット・ハート(監督/デヴィッド・リンチ 主演/ニコラス・ケイジ 1991年)
3.マーズ・アタック!(監督/ティム・バートン 主演/いろんな人 1996年)
4.チャーリーとチョコレート工場(監督/ティム・バートン 主演/ジョニー・デップ 2005年)
5.モスラ(監督/本多猪四郎 主演/フランキー境 昭和36年)
6.キル・ビルVol.1(監督/クエンティン・タランティーノ 主演/ユマ・サーマン 2002年)
7.超時空要塞マクロス・愛おぼえていますか(監督/ 石黒昇・河森正治 主演/飯島真理 昭和59年)
8.時をかける少女(監督/大林宣彦 主演/原田知世 昭和58年)
9.ゴジラ対メカゴジラ(監督/福田純 主演/大門正明 昭和49年)
10.サウンド・オブ・ミュージック(監督/ロバート・ワイズ 主演/ジュリー・アンドリュース 1965年)



以下はその選定理由。

「ブルース・ブラザーズ」・・・良い意味でスター無駄遣い状態になっているところがスゴい映画だと思っているのだが、中でもジェームズ・ブラウンが神父をやっている教会で彼の説法ライブ(?)(曲は♪Old Landmark♪)を見たジェイク(ジョン・ベルーシ)が「神の啓示」としてバンド復活を宣言することろは最高にカッコ良い(神の言葉に威を借りたその後の強引なスカウト活動に(°°;)みょーな説得力があるのはこの前振りのせい)ラストに収監された刑務所で♪監獄ロック♪を唄うのがエンドクレジットになるのもベタ流れだけど(__;) ホントに楽しい映画を見たなあという気にさせてくれる終わり方で、これはもう僕にとってジャンル関係なしで大好きな映画でもある。

「ワイルド・アット・ハート」・・・セイラー(ニコラス・ケイジ)がルーラ(ローラ・ダーン)のために唄う♪Love Me♪がヘタウマでバカ丸出し(蛇皮のジャケット着てイッた目で唄っているセイラーと、こんな物に感動してジュンと来ているルーラーの姿もそうだし)なのがたまらなく面白い。他にも♪Powermad slaughterhouse♪と映像のシンクロ具合が見事だったり、リンチ映画の中じゃこれが音楽面では最高ではないかと僕は思っている。

「マーズ・アタック!」・・・恐ろしい火星人の弱点はなんと♪インディアン・ラブ・コール♪であった・・・って、なんてアホな設定だろう!(;´Д`) と公開当時は一人バカウケしていたのに、自分の周りでは賛同者があまりおらず(この映画見に行って怒って帰ってきた友人もいたくらい( ̄。 ̄;))なにげにトム・ジョーンズが最後に持ち歌(♪It's not unusual on♪)披露してエンディングになだれ込むあのムリヤリさも好きだったのだけど。

「チャーリーとチョコレート工場」・・・終わってみたら頭に残ったのは白塗りのジョニー・デップではなくウンパ・ルンパ(ディープ・ロイ。あの苦み走った熟練のハワイ系プロレスラーみたいな顔立ちが良かったのだ)ばかりという(__;) なんだかこびとさんワンマンショーみたいな映画だった。一曲目の♪Augustus Gloop♪を見たときにいったいあと何回コレやるのかと思ったが、これならあと5,6曲くらいあっても許せたなあ(音楽ジャンルが一曲ごとに変わっていくのも細かい気配り)

「モスラ」・・・怪獣映画好きとしてはどうしてもこれ(♪モスラの歌♪)は外せない。小美人を助けるためだけにまずは航路を使い海越え山越えダムを越え、東京タワーをへし折っての繭作りから成虫となり次は空路でロリシカ国まで一直線というあの従順さ、一途さがある種の純愛表現にもなっていて、仮にモスラが雄であるなら、女のために脇目もふらず邁進するのも同じ男子として理解できるものはあるのだ。

「キル・ビルVol.1」・・・2000年以降に買ったサントラの中では再生回数が圧倒的に多い一枚となった映画。中でもエル(ダリル・ハンナ)が入院中のブライド(ユマ・サーマン)を暗殺するためバレバレのナースコス(コレが異常に似合っていてカッコ良く、入院するならこんな看護婦さんに検温されたい!と思ってしまうビジュアル)をして向かう途中に吹き続けた口笛のメロディ(♪Twisted Nerve♪「密室の恐怖実験」というB級映画でバーナード・ハーマンが書いた曲の流用)がデ・パルマ風のスプリット画面にバッチリ合っていて印象的。

「超時空要塞マクロス/愛・おぼえていますか」・・・宇宙戦艦の先頭にアイドル歌手を外から丸見えの状態で搭乗させ、彼女の歌で戦争を終結させようというムチャな話をこの主題歌一本(♪愛・おぼえていますか♪)でムリヤリ丸め込んだような映画。全編使ってPVを見せられたような錯覚にも陥る不思議なアニメではあったが我が輩わりと好きなのである。

「時をかける少女」・・・今の自分の女性嗜好(自称巨乳原理主義者)を考えると意外でしかないが、当時わたくし(83年の公開時は高校生)原田知世の大ファンだったのであります。本編中では「桃栗三年柿八年」の歌も良いのだけど、それ以上にエンドロールで突然むっくりと起き上がり♪主題歌♪を歌う彼女の可愛さはとんでもない吸引力があったと思っている(またクレジット文字がなるべく知世の正面に被らないよう配慮しているスタッフの愛情も感じるのだ)

「ゴジラ対メカゴジラ」・・・国産特撮映画からもう一本入れたかったので「妖星ゴラス」♪俺ら宇宙のパイロット♪)かコレにするかで悩んだが、ムード歌謡みたいなメロディラインと沖縄と何の関係もない歌詞の歌(♪ミヤラビの祈り♪)で目覚めるキングシーサーが愛おしくなりこちらをチョイス。それとこの歌未だカラオケボックスでお目にかかったことがないけど配信はいつされるのだろう。

「サウンド・オブ・ミュージック」・・・これは10位に入れてはいるが私にとってミュージカルというジャンルを決定的に苦手にされたプチトラウマ映画でもあるのだ。中でも問題となるシーン(?)はトラップ大佐(クリストファー・プラマー)が"ただ階段を下りてくる"というシーンで♪エーデルワイス♪を朗々と歌い上げるくだりがあるのだが、これが最初見たときおかしくておかしてくしょうがなく、こんな何でもない場面で何カッコつけて色気出してアホちゃうかとまで思ってしまい(こんなんも今ならミュージカルだからアタリマエだけどわかるけど)以来この手のジャンルに関してはやや敬遠するようになってしまったのだった(但し映画としては本気で良作だと思っているので一応ココに入れてみた)

と、いうことでなんとか10本でっち上げてみたが( ̄。 ̄;) 今回は久しぶりに上位選出作品の予想が難しいテーマではないかと思っているので、集計結果が今から楽しみであります。


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