You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

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Category: ◆ネット地獄で漢をみがけ=エッセイもどき  

ベッカンコの神様でもどうにもならないのか

私が山陰で地震にビビっていた先週から月末にかけてエンタメ業界では訃報が続き、それを聞いてかなり凹んでしまった。

そのひとりは声優の肝付兼太さんで20日に80歳でお亡くなりになったとのこと。私なんかの世代(50歳前後)だと子供の頃にテレビでこの人の声を聞かない日は無かったと言うくらいお馴染みの声優さん。自分の中じゃ「ドカベン」の殿馬、「銀河鉄道999」の車掌さん、そしてレコードも買ってたくらい大好きだった「ジャングル黒べえ」の黒べえが今でもアタマの中に残っている(もちろん他にもたくさん印象的なキャラの声をアテておられるのだがマイベスト3を挙げるとこうなってしまう)

◆芸能ニュースJP・【訃報】声優・肝付兼太さん死去 スネ夫、イヤミなど・・
◆毎日新聞・訃報声優の肝付兼太さん死去…ドラえもんのスネ夫
◆InternetLibrary・肝付兼太死去!ジャイアンもとへ…薩摩の名家!喜入肝付家の末裔だった!
◆Gigazine・【訃報】「ドラえもん」スネ夫役・「銀河鉄道999」車掌役の声優・肝付兼太さん死去

◇マナサビイさんのブログ「ソラリスの時間」でも愛に溢れた追悼記事が書かれています。
 

もう一人は肝付さんのようにニュース等で紹介されることはあまりなかった映画人・池谷仙克(いけやのりよし)さん。こちらは25日に76歳でお亡くなりになったとか。おそらく池谷さんのことはよーく知っている人と全く知らない人の二極に別れるのではないかと思うのだけど、主にテレビ/映画で美術監督として活躍された方である。また、わたしのような特撮ファンにっとっては怪獣デザイナーとして少年時代から慣れ親しんだ方でもあった。

<Wikiから経歴を抜粋>

御茶の水美術学院、桑沢デザイン研究所、武蔵野美術大学で学ぶ。学生時代に助監督のアルバイトを務めたことで映像業界に興味を持ち、テレビドラマ『海の音』で美術監督を勤めていた成田亨の誘いで円谷特技プロダクション(現:円谷プロダクション)の作品に参加。舞台美術や『ウルトラマン』(1966年-1967年)の特殊美術助手を経て『ウルトラセブン』(1967年-1968年)で降板した成田に替わり特殊美術として担当した。

『怪奇大作戦』(1968年-1969年)に参加後、一旦円谷プロ作品から離れ、一連の円谷プロ作品に参加していた実相寺昭雄らと共にコダイグループ(現:株式会社コダイ)を創立。実相寺昭雄の監督のATG作品を中心に一般映画の美術も手がけるようになる。以後、鈴木清順作品や寺山修司作品、相米慎二作品、篠田正浩作品など、数多くの著名な映画監督の作品の美術を担当。『写楽』(1993年)、『瀬戸内ムーンライトセレナーデ』(1998年)で日本アカデミー賞最優秀美術監督賞を受賞。

これらの映画の傍ら、円谷プロや宣弘社などのテレビの番組の美術、キャラクターデザインや、数多くのCM美術も担当。2016年10月25日、癌のために死去。76歳没。

<抜粋記事ここまで>

このブログでは何度も書いてきたが私が初めてリアルタイムで見たウルトラシリーズである「帰ってきたウルトラマン」の初期に登場する怪獣はすべて池谷さんの手によって書かれており、アーストロンやタッコング、グドンにツインテールと言った個性的な怪獣たちは番組の"掴み"として十分な魅力を持っていたと思うのである(放送当時5歳の我が輩は完全に心を鷲掴みにされた状態でこの番組のファンになっていったはず)

怪獣以外だと予算が削減された「ウルトラセブン」終盤で見せたサラダボウルを貼り合わせた円盤や注射器を改良したロケット群なんかも(下写真参照)後から聞いてそんな安いモノを使っていたのかと驚いたことがあったが(全然そんな風に見えなかったので)きっとやりくりとの旨さというのも持っていた人なのだろう。
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◆togetter・池谷仙克さんの忘れられない怪獣や星人が数々… #好きな池谷怪獣宇宙人
◆KAI-YO・美術監督 池谷仙克が逝去 「ウルトラ怪獣」デザインの第一人者
◆J-CAST・「ウルトラ怪獣」美術監督・池谷仙克さん死去 個性的で温かみのあるデザイン

その怪獣や超兵器の生みの親である池谷さんが亡くなったというのは自分をこういう世界に引っ張り込んでくれた人がまた一人居なくなってしまったと言うことでもあり寂しさを通り越した激烈な喪失感とでもいうか、そぞろ世の無常を感じずには居られないのである。ここ数年は定期的にこういう話が(訃報)入ってきており、何事も順番だというのは当然ながら理解しているのだけど、ホント毎回しんどい辛さを味わってるよなー・・・(;ω;)

ともかくアニメ・特撮界のレジェンドとも言えるお二人のご冥福を心からお祈りいたします。合掌 (-人-)

※右下の動画は「怪奇大作戦・ミステリーファイル」(2013年)タイトル文字の撮影風景。元祖「怪奇大作戦」(1969年)の美術担当だった池谷さんが若い特撮スタッフと楽しそうに仕事をしているのが印象的。それと確証はないが先日米子で会ってきた田口清隆監督もここにも映っているような気がする。


Category: ◆Indies Cinema Paradise=自主映画四方山話  

地鳴りと砂塵と雄叫びでアイツが現れる

IMG_1527.jpgそんなわけで米子映画事変の中で行われた「第七回全国自主怪獣映画選手権米子大会」上映各作品の感想を書いておく。

この上映会に参加するのはこれで三度目となるが、ここまでたくさんの作品を一度に見たのは初めて(合計二四本)

トータル4時間近くという長さにはなったものの会場の雰囲気も良くバラエティに富んだ作品が多かったせいでダレることも無く最後まで楽しませてもらえた。

惜しむらくは地震の影響で客足が鈍く、空席がけっこう目立っていた事が残念ではあったが、これはもう仕方の無いことでもあるなと。 ※以下上映順で感想を列挙。

1.『東京放棄命令 ガラテイア』(17分) 監督:奥野憲吾・・・故・川北紘一監督ゆかりの大阪芸大からエントリー。

師匠の演出ぶりを彷彿させるようなナイトシーンの都市破壊描写がなかなか迫力あり(ミニチュア造形の出来は本作が一番良かったような気がする)

本編側の演出で殆どの出演者が台詞を力みまくって喋っているのは「シン・ゴジラ」の逆を狙っているのかという想像もしてしまったのだが、やや音質が悪く何を言っているのかワカラナイ箇所もあったのは惜しかった。

画面下に英語字幕が出ていたのでいっそアレを日本語で表示してくれれば良かったかも。で、けっきょくこの映画は「セイバルコン」の新シリーズ第一話と言う解釈で良かったのかな??

2.『深海怪獣ナメンゴ』(30秒) 監督:山本康祐・・・ナメゴン風の怪獣が移動しているただそれだけの映像ながらCGでゆるくエフェクトをかけているのがみょーにオカしいショートムービー。"こんなのもあるよ"という賑やかしの一本と思えば許せるかな( ̄。 ̄;)

3.『甲獣、現る!』(3分) 監督:芦内亮太(大阪芸術大学)・・・これは見てからまだ一週間しか経っていないのに全然印象に残っていない(ーー;)申し訳ないけど数日で記憶から欠落してしまう程度のインパクトしかなかったということで(単に私の趣味に合わなかっただけだとは思うのだけれども)



4.『ガンキリュウ』(9分) 監督:名久井 晨(日大芸術学部・日芸特撮部)・・・我が輩はこの作品を一位に推した。内容面で言うと一本目の「ガラテイア」と丸被りな話なのだけど(ーー;) なんと言ってもヒロインの女の子がかわいくて演技がしっかりしているのが良いのである。自主映画経験者ならわかってもらえると思うけど、こういう映画に於いて女優さんの善し悪しというのはそれだけで作品の値打ちがガラッと変わるパワーを有しているのだよ。もうその部分でこの映画は突出した出来だと我が輩は断言してしまうのだった。

5.『シリウスの七日間 テレビスポット』(1分) 監督:豊住耕一・・・1分を切るテスト映像というか予告編のようなもの。映像の中のどれが怪獣なのかは不明だが、金属っぽいロープみたいなのがそうだとしたらちょっとエヴァンゲリオンの使徒っぽいイメージ。どんな映画になるのか予想し難くて興味は牽いたが、もう少し長い尺で見せてほしかった。

6.『鉄ドーン!』(3分) 監督:中川健成・・・完全な1アイディア映画なので「一発目のそれ」については面白い映像と感じるが(実は同じ事を「シン・ゴジラ」でもやっているという(^_^;))ちょっと長かったのではないかな~。それとこの監督さんはきっと怪獣より鉄道の方に思い入れがある人なんだろうね。

7.『ウルトラアラシ(完全版)』(5分) 監督:橋本 慧
8.『ウルトラメンエルディー』(1分30秒) 監督:竹下颯馬
・・・この二本はアマチュア特撮映画の鉄板「段ボールのミニチュア+段ボール怪獣とジャージ姿のヒーローの対決」形式で作られたモノ。粗っぽいにもほどがある特撮シーンが意外に巨大感を上手く表現出来ており「しょーもなー( ̄。 ̄;)」と感じながらもつい最後まで見てしまう作品群(このパターンで有名なのが庵野秀明監督の「帰ってきたウルトラマン/マットアロー1号発進命令」

9.『Red Raid』(2分) 監督:岡田 昭・・・来ると思った「レッドマン」(別名「赤い通り魔」)のパロディー。あの番組の基本フォーマットを遵守しつつ、なんと最初から最後まで怪獣目線によるPOVで撮られたサスペンスドラマ(?)にもなっているという、なかなかよく練られた短編。「レッドマン」を見たことある人なら腹よじれる面白さがあるはずだ。

10.『暗黒魔獣ワニガメイーター』(12分) 監督:升田規裕・・・この日のラインナップの中では少々毛色の変わった映画。エイリアン風(またはグエムル調)の怪物が登場するのも珍しかったし、すべての実景に人間やミニチュアを合成で処理した画面作りをしているのもユニーク。たぶん実際にロケに行ったのはカメラマン一人だけだったのではと思うのだが、こういう映像を80年代初頭に見た記憶があってなんだか懐かしくも感じた(「ワン・フロム・ザ・ハート」や「COSMOS」でこんな感じのを見たなあ)

11.『大海獣 酔鯨』(50秒) 監督:林 利彦・・・応募要項にアニメはダメとは書いてない!という殆ど「空白の一日」みたいな理屈で( ̄。 ̄;)エントリーしてきたアニメーションの短編。「鯨神」っぽいのを期待したけどそこまでのダイナミックさはナシ。もう少し絵が動いてくれると良かったのだがほぼ紙芝居状態なのが不満。しかしそのチャレンジ精神には天晴れ。

12.『ヒノガワクン』(1分40秒) 監督:稲田圭将・・・こちらは「シン・ゴジラ」にインスパイアされたお遊び的ショートムービー。出オチ映画だからもっとバカ丸出しても良かったのでは。

13.『トライアングルマンデルタ』(9分) 監督:黒川陽平(Y1)・・・昨年も同大会に登場した17歳の現役高校生監督による最新作。今作では初めて人間のライブアクション(演者は監督本人だが、意外なほどに芝居が上手。これなら今後はもっと前面に出て撮った方が良いのでは)が取り入れられ、より映画っぽく進化したように思えた。たった一年でここまで上達するとはこれも若さの特権なのだろう。何より毎回家族(弟二人と両親)で特撮映画を撮っているというのが素晴らしい。

14.『モンストゥルム』(5分) 監督:村松健太・・・特撮怪獣映画という括りで考えるとカテゴリーが違っているのではないかと思われる作りだが(どちらかと言うと雨宮慶太の作品に色は近い)「映画」として見たら私は本作が一番良かったと思っているのである。驚くような展開やオチは用意されていないけど独特の良い味を持っている短編だった。

15.『ライトアフェクターCX』(5分) 監督:鈴木優太(大阪市立工芸高校)・・・こちらはもうひとりの高校生の手による作品(今は大学生になっているそうだけど)全編が異常にほのぼのしてて(^0^;)ものすごく和んでしまった。怪獣映画でこの空気感はある意味スゴいのかもしれない。

-予告編大会-  
16.『ビビッドマンブレイヴ』 監督:川野悠介(武蔵野美術大学・ビビッドマン製作委員会)
17.『巨獣』(東京造形大学「J.A.G.U.A.R」)
18.『新聞怪獣カミラ』(立教大学特撮愛好会)
19.『ワークワーカー』 監督:戸倉光浩(早稲田大学怪獣同盟)
・・・これも自主映画の定番「ホンマに本編作る気あんのか?」的なノリの予告編四本。困ったことに全部面白そうで「予告だけで終わらずにちゃんと作れよ!」と言いたくなってしまった。古新聞が怪獣になる(で、良いんだろうか・・・(__;))「カミラ」なんか本編をめっちゃ見てみたいわ。

20.『オクトロブVSシシシンチュラ~大怪獣超攻撃~』(39分) 監督:武富勇太(早稲田大学怪獣同盟)・・・特撮もドラマ部も物凄く一生懸命作り込んでいるのは伝わるのだが、編集に勇気と思い切りが無い。不要なカットが多すぎて冗長になっているし、台詞部分の音質がバラバラで聞き取りにくのもマイナス。39分と今回のラインナップの中では最長時間の映画だったが、テンポアップして詰めていけば半分に出来たはず(登場する怪獣が二匹ともゆるキャラ感があってカワイイのは気に入っている)それと贅沢にも本作はダブルヒロイン制を敷いているのだけど、我が輩の好みではサブの娘の方が可愛いと思ったので(すごい失礼なことを書いてますが(__;))今度は是非あの子で一本撮ってもらいたい。

21.『ニューゴジラ2016』(3分) 監督:田中まもる・・・昨年の米子大会チャンピオンの新作。「シン・ゴジラ」の予告だけを見て一気に作り上げたそうだが、このタイトルだけで笑いそうになってしまった。例によって爆笑バカムービーに仕上がっているのだが(^◇^;)去年よりエフェクトのクオリティが上がっていてビックリしたわ。ほぼ田中さんの「顔芸」で魅せている所もある最高の箸休め映画(これは褒め言葉のつもり)

22.『一挙公開!赤ザクウルトラマン列伝』(21分)
23.『田口清隆監督が教える!君にも怪獣映画が撮れる!』(3分)
24.『大怪獣ガサキングα三和市場に現わる』メイキング+本編(18分)
・・・最後の三本は主催者である田口清隆監督の作品を一挙公開。最初の「赤ザク_」というのは監督が中学生の頃に撮ったというモノで、ここでも段ボールとジャージが大活躍(プロになる人でも最初はおんなじことをやってるんだというのがよくわかる良いテキストみたいな映画)していて笑ったが、随所で細かいセンスを感じさせるのはさすが。


と、いうことで最終投票の結果は三位「東京放棄命令 ガラテイア」二位「ニューゴジラ2016」と来て優勝は「トライアングルマンデルタ」に決定。

そして今回地震にもめげず参加した我が輩が何より嬉しいと感じたのは彼らのような若者たちが日本中で今も怪獣映画を撮り続けているということで、数年後にはここに参加した誰かが新作ゴジラやガメラのスタッフとして活躍してるんじゃないかと、そんな楽しい想像もしてしまうのだった(たぶん想像じゃなくてホントにプロになる子は何人も居るはず)彼らが頑張っている限り日本の特撮怪獣映画は今後もきっと新しいビジュアルを提供し続けてくれることだろう(「シン・ゴジラ」を超える作品が登場するのもそんな先のことでは無いかもしれんとですよ)

※過去参加した時の記事

第二回 さぬき大会
第四回 米子大会
Category: ◆Indies Cinema Paradise=自主映画四方山話  

妖怪に護られた二日間

img005.jpg前回記事でも書いたとおり、この22日-23日は夫婦で鳥取へ旅行に行ってきた。

金曜日に鳥取で震度6の地震が発生した翌日にも拘わらず( ̄▽ ̄;) そんなもんで予定変更してたまるかという根拠の無い抵抗心を拠り所として現地入りしてきたのだけど、目的地である米子は震源地である倉吉から60キロ離れており、こちらの震度は4だったことから(同時刻の徳島の揺れと同程度)深刻度は低いだろうとの予想の元に向かったワケなのである。

さいわい米子および私が宿泊していた皆生、23日に廻った境港~美保関あたりは地震の影響も無く滞在中は余震などもなかったおかげで楽しく過ごすことが出来たのだった(この両日は境港界隈に居たせいかなんとなく故・水木しげる先生と先生の書いた妖怪達に護られている気分になったなあ・・・)

ともかく今回最大の目的は昨年に続いて「米子映画事変」を見学することで、残念ながら我々は初日の土曜日しか参加出来なかったのだけど(二日目は妻の希望でベタな観光に充てていたのである)簡単に見てきた物を振り返っておこうかと思う。

その前にこのイベントがいったいナンナノカ?というのを説明しておくと「あらゆるアートは映画に含まれている。空洞化気味の中心市街地・商店街をステージ&スタジオに変え、自主製作映画とポップカルチャーで街を盛り上げる」と言うコンセプトの元2011年からスタートした所謂街興し的な企画なのである。

首謀者(?)のひとりはアニメ製作会社GAINAXの元取締役でもありインディーズ特撮映画の傑作「八岐之大蛇の逆襲」の監督でもある米子出身の赤井孝美氏(ドラマ「アオイホノオ」の中では中村倫也が赤井氏を演じていた)

今年のイベント詳細についてはアーカイブを兼ねて以下のリンクを参照。たぶん来年もこんな感じのモノが開催されるはず。

●第六次 米子映画事変 1日目イベント
●第六次 米子映画事変 2日目イベント
●第六次 米子映画事変 両日開催イベント
●第六次 米子映画事変イベントスケジュール&マップ

大雑把な話で言うとシャッター商店街的な廃れたエリアを利用して町中で文化祭をやっているかのような、そういうイベントだと思ってもらえるとわかりやすい。

そんなわけでまずはオープニングセレモニーの様子をご紹介。
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少々わかりにくいかもしれないが画面左端から大会実行委員長の赤井孝美氏、怪談作家・西浦和也氏、雑誌「ムー」の三上編集長、挨拶中なのはアニメ界の巨匠・押井守監督、少し離れて特撮の田口清隆監督、着物の女性二人は故・岡本喜八監督の奥様・岡本みね子氏と女優の佐伯日菜子氏、そして写真には映っていないが直ぐ近くにマルチライターの杉作J太郎氏が立っている。こうして見るとなかなか豪華なメンバー。こうした人たちが二日間トークショーをやったり自主映画の審査をやったり、はたまた自ら厨房に立って食事を提供したりと( ̄。 ̄;)本当にいろんな事をやっているのである。

IMG_1556.jpgこの日私ががっつり見ることが出来たのは二カ所で、ひとつは昨年も参加した「第7回全国自主怪獣映画選手権米子大会」。

これは作品本数が多いので明日以降に纏めて感想をアップする予定だが、もう一つは杉作J太郎氏が自らメガホンを取り10年の歳月をかけて製作されている(なんとまだ完成していないという(__;))「チョコレート・デリンジャー」と言う映画の"本編公開前のNG集大上映!"(順番がメチャクチャでなんだかよくわからないのだが)

上映会の前後には杉作さんのトークショーも行われており、この10年の経緯が詳しく語られたのだけど、もう中身が凄まじくて驚くやら面白いやらで(^_^;) いちばんウケたのは主演の松本さゆきがクランクイン時(2007年)現役のグラビアアイドルだったのに、時間の経過と共にいつしか結婚し子供も産んで芸能界を半ばリタイアしているという話だった。

この場合の「半ば」というのは何故なのかというと彼女の中ではこの映画が完成するまでは芸能人を完全に辞めることが出来ないんじゃないかというジレンマに陥っているからだそうで、聞けば聞くほどヒドい話だなと思ったが、同時になんて面白い話なんだと無責任にも笑ってしまったのである。

現状では来年4月に満を持して公開する予定らしいのだが、おそらく徳島では上映予定すら無いハズなので(ーー;)ビデオスルーか何処かで配信されるのを待って見るつもりだ(こうして完成もしていない映画のNG集を50分も見て、ここまで裏の話聞いたら本編をめっちゃ見たくなってしまっているよ)


松本さゆきは「映画秘宝」2008年10月号で表紙を飾り(左画像リンク参照)誌面ではその「チョコレート・デリンジャー」のことも取り上げられていたのだけど2016年10月の今、まさかの放置プレイ続行中。

ついでながらこの「チョコレート・デリンジャー」は吾妻ひでおの漫画を実写化したもので、松本さゆきは主人公である美少女私立探偵/チョコレート・サンデーを演じている(不法所持している36連発(ーー;)のレミントンダブルバレルデリンジャーが特徴だとか)

NG集の中で彼女はとても健気に頑張っていたので、なんとかこの映画が日の目を見ると良いなと思っているのだけどねー・・・

と、いうことで米子の話はまだ続いていく。

 
Category: ◆140文字では収まらない呟きがそこにある=ぶつ切り備忘録  

ミスター・デンジャーかいな

wd7.jpg◇海外ドラマ視聴報告短信・・・来週24日からFOX/Huluにて「ウォーキング・デッド」のシーズン7がスタート。前シーズンラストでレギュラーメンバーの一人が粛正されるのは確定(?)しているので(そのための凶器が有刺鉄線バットとはまるでFMWかW☆INGのリングを思い出す小道具)シーズンプレミアからいきなり修羅場となりそうなのだけど、いったい犠牲者は誰なのやら(本命:竹内力似のユージン/対抗:ハの字髭のエイブラハム/大穴:ここまでは不死身のグレン、と言う感じでしょうか)とりあえずウチではhuluで見る予定。

他だと毎週見ていたDlifeの「エージェント・カーター」シーズン1が放送終了。全8話のミニシリーズと言うこともあって話がどんどん進むし、主演のヘイリー・アトウェルが私の好みどストライクなのも良かったのだよ。最終話で「キャプテンアメリカ/ファーストアベンジャー」のラストシーンを彷彿させる状況(キャップの立場をアイアンマンの父ちゃん/ハワード・スターク(ドミニク・クーパー)に置き換えて)に持ってきたのは泣かせる演出だった(ノД`) 我が輩直ぐにでも続きを見たいのではよシーズン2もやってくらはい(もっとも本国では打ち切りが決まったのでそれがファイナルになっちゃう寂しさはあるのだが)

同Chの「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」もずっと見てるけどまさか中盤で小休止(事件がいったん落ち着いてしまう)があると思ってなかったから少しリセットされた気分になって視聴テンションも低下したまま。ほかだとプライムで「Mr.ROBOT」「Xファイル」と新旧ドラマコンビを、huluで遅まきながら「キャッスル」と少し前に無事最終回を迎えた「メンタリスト」をファーストシーズンから見返し中。Netflixでは「ルーク・ケイジ」「デアデビルSeason2」と言ったところを定期視聴中。

そんな中スターチャンネルで始まった「ウエストワールド」が気になっている。調べたら1話だけ無料(29日も無料でのオンエアあり)だったのでとりあえず録画してみたが、キャスト見たらアンソニー・ホプキンスとかエド・ハリスとかカネかかってますなー・・・( ̄。 ̄;) ユル・ブリンナーの映画版が好きだったからこのドラマ版にも興味は津々。金曜の夜に見て面白かったら配信系に流れてくるのをひたすら待つつもりだ(と、何処までも安く済ませようというセコさ)


◆最近読んでた本・・・この本はなんと私がリンクさせていただいているブログ「もうひとつの夕景工房」の管理人であるKeiさんこと新井啓介さんが出版された新刊なのである。

まさかお仲間に作家さんがいらっしゃるとは思わなかったのでそれだけで嬉しくなって買ったのだけど、中身の方はちょっと変わった実録青春物語になっていて最後まで一気に読めてしまった。

年齢関係なくこの時代(1978-79年)の記憶がある人なら間違いなく楽しめる内容だと思うし、70年代フォークに興味のある人にとっても良いテキストになるはずなので興味ある人は一度手に取っていただきたい(左画像をクリックするとAmazonの詳細ページに飛びます)


◇買いか?それとも無駄使いか??・・・以前自分のブログでこんなことを書いたのだがこのたびホントにまんまなモノが売られることになったそうである。

※ウルトラアイ老眼鏡発売決定

私が今使っている老眼鏡はセリアで買った108円のヤツなので(ーー;)この価格はかなりハードルが高いのだけど、ちょっと考えてみようかな~。これも来年放送開始50周年を迎えるウルトラセブンの商品展開のひとつなのかもしれないが、狙い目としてはなかなか面白い(もうそういう世代が対象になってると言うことだな( ̄▽ ̄;) ちなみに下右の動画は2年前に出たコラボ眼鏡のときのもの。こちらは価格が5万オーバーとさらに高価(;ω;))

◆まもなく行ってきます・・・昨年に続いて今年も「米子映画事変」に行く事になった。この週末22-23日を使って一泊二日の予定でいるが、今年も映画と温泉と妖怪のフルコースになるはず。一番の楽しみは第7回全国自主怪獣映画選手権米子大会を見ることだが、それ以外にも押井守監督のトークショーとかもあるので出来るだけ廻っておきたいと思っている(但し今回は夫婦旅行なので妻の許可が必要。怪獣映画を付き合ってもらうのに苦労したのでトークショーまではムリかもしれんな( ̄。 ̄;))ともかく現地行ったら思いっきし満喫して参ります( ̄^ ̄)ゞ


Category: ◆映画は六畳間の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

このジャングル意外と広いよ

前回書いたとおり10/1からプライム会員となり、連日Amazonビデオを漁り中。海外ドラマや映画の本数で言うとやはりhulu/Netflixの方がバラエティに富んでいて良いのだが、プライムの方は「あ、こんなのあるの?」と言ったニッチな作品が並んでいるのに興味を牽かれているのだ。私がこれで最初に見たのは「バッフィ・ザ・バンバイア・キラー」というB級作品だったけど、これはテレビドラマ「バフィー/恋する十字架」(ビデオ発売時のタイトルは「吸血キラー/聖少女バフィー」)の元になった映画なのである。

ドラマ版の大ファンだった我が輩は前から一度見てみたいと思っていた映画なのだが、予想していたよりなんかすべてが腰砕けというか、アクションもホラー要素もお色気加減もかなりヌルくて(ーー;) 基本設定はドラマ版と同じなのに作り手のセンスが変わるとこんなにもパンチが効かなくなってしまうのかといろんな意味で感心もした(キャストはけっこう豪華でドナルド・サザーランド/ルトガー・ハウアーなんかが出てるし、まだ無名時代のヒラリー・スワンクも登場。主役のクリスティ・スワンソンは美形ではありながら、どーしてもドラマ版でバッフィを演じたサラ・ミシェル・ゲラー(小柄のタヌキ顔巨乳でテコンドー経験者というバックボーンがあるのも強み←ここは我が輩の好みで語ってるだけですが( ̄。 ̄;))と比べてしまうので印象度は薄くなってしまう。

こうした「話題作でも何でも無いが今までちょっと気になっててなかなか見るチャンスが無かった映画」というのがたくさんあるのがプライムの特徴ではないのかと勝手に思っているところだが、これ以降目を通したのも「宇宙刑事シャイダー/NextGeneration」のようなVシネ特撮や「バイオ・インフェルノ」とか「ときめきサイエンス」みたいな微妙に懐かしいヤツばかり。そしてここ何日かは自分がガキの頃に見た"東映まんがまつりシリーズ"をずっと見ているワケなのである。

Z.jpg特におおー、これはこれはと思ったのは昭和49年に公開された「マジンガーZ対暗黒大将軍」(コレ含めてAmazonプライムでは一連の対決シリーズが現在6本配信されている)

この映画は当時映画館へ行って見ており(たしかフィンガー5の映画と一緒にやってたはず)マジンガーZがズタボロ(右画像参照)になって「もう、アカン(;ω;)」と大ピンチになったところで新ヒーローのグレートマジンガーが登場する、そのくだりで8歳だった我が輩は思わず映画館の椅子から立ち上がりそうになるくらい興奮したのをよく覚えているのだ( ̄▽ ̄;)

あのころは新番組の情報なんて殆どなかったから「マジンガーZ」の後番組が「グレートマジンガー」になるのも全然知らなかったし(だいたい人気絶頂だった「マジンガーZ」が終わることなど露程も考えたこと無かったわけで)映画館でコレを見たときは本当にビックリした。今見たら「グレート」のメインキャラである剣鉄也と何のために謎の予言者に変装していたのかまったくわからない(ーー;)兜剣造博士の声優さんがテレビとは違う人だったりするのだけど(鉄也が田中亮一で兜博士が大塚周夫)クライマックス場面は何十年かぶりで見た今回もアツかったな~・・・いや燃えた燃えたo(≧ω≦)o(50オトコの魂が42年ぶりに震えたとですよ)

そんなわけで我が輩もうしばらくこの楽しい密林で遭難しようかと計画中。そして映画見終わってからヒトカラ行って水木一郎メドレーを歌いたくなったのはここだけの秘密である。



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