You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Sort by 02 2017

Category: ◆本を読むと眼から血が出ませんか?=映画本読書感想文  

見慣れたカラータイマーの灯りが、何故だがあざやかに映るわ

IMG_1725.jpg年末から年明けにかけていろいろな本を買った(右写真のみなさん)

物量的にはたいしたこと無いのだが、いちおう一通り読んだので簡単な読書感想文を書いておく。

じつはこれ以外にも読んだモノは何冊かあるのだけど、これがまあ「清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実」とか「1993年の女子プロレス」「完本 1976年のアントニオ猪木」「1964年のジャイアント馬場」と言った野球・プロレスのドキュメンタリー本ばかりで( ̄▽ ̄;)ここに書けるようなジャンルの書籍があまりなかったというのもある。

ちなみに次に読もうと思っているのが「1984年のUWF」とまたしてもプロレス系(柳沢建さんのシリーズが続くな(ーー;))映画系は今月末に発売予定の「別冊映画秘宝・謎の映画」まで買うモノは無さそうだ。

それと同じ洋泉社からそろそろ出るという「謎の円盤UFO完全資料集」の情報が流れてこないのが気になっているのだけど、ひょっとして延期になったのだろうか??(価格が4000円超えるという話だから買うかどうかはまだ未定だけどねー・・・(__;))

と、いうことで読んだ本をあらためて一冊ずつご紹介。


 「ウルトラマンの飛翔」 白石 雅彦 (著)・・・「ウルトラQの誕生」から続くシリーズ本。タイトル通り「ウルトラマン」という番組がどういう経緯で始まり、どのように国民的人気番組へとなっていったのか、時系列に沿って発生した出来事を振り返りながら様々な関係者を綿密に取材した渾身のドキュメンタリーとなっている。

また各エピソードごとの解説も準備稿の一部抜粋から当初の製作意図を推察したり、企画会議や撮影スケジュールの流れを紹介して現場の生々しさを疑似体験させてくれる要素もあり。著者の白石さんは続いて「ウルトラセブン」の同本を出版すると明言されているので、そちらの方も楽しみだ(しかしこのペースで最新作の「オーブ」までウルトラシリーズを追いかけるとすると、いったいすべての本が完成するまであと何年かかるのだろうか・・・)


 「実相寺昭雄 才気の伽藍 鬼才映画監督の生涯と作品」 樋口 尚文 (著)・・・昨年末に京都で開催された「鬼才・実相寺昭雄 映像の世界」を観に行った際に主催者の方からこおいう本が出ますよと言う話は聞いていたので気にはなっていたのだ。しかし実相寺監督の関連本というのは既に過去何冊も出版されており、なかでも2014年に刊行された「別冊映画秘宝・実相寺昭雄研究読本」が極めつけで、これがあればもう他の本は不要なのではと思っていたのである。

それがたまたま仕事帰りにコレを書店で見かけてしまい、ぱらぱらっと目を通しているうちにいつのまにやら本を手に取りレジへと歩いていたのであった( ̄。 ̄;)これは著者の樋口さんも書いておられるのだが実は評伝という形で実相寺監督を取り上げた媒体は殆どなかったので、おそらくはこの本がはじめてになるのかもしれない。そこに目新しさを感じて購入したのだけど、ホントに知らない話が山のようにあってほうほうと読んでいるとあっという間に時間が経ってしまった。


 「怪獣少年の〈復讐〉 ~70年代怪獣ブームの光と影」 切通 理作 (著)・・・こちらは特撮論客の雄・われらが切通理作が24年も前に出した名著「怪獣使いと少年ウルトラマンの作家たち」の続刊である。

前著の方は主に初期ウルトラシリーズのメインライター達(金城哲夫/佐々木守/上原正三/市川森一)にスポットを当てた構成になっていたのだが、今回は70年代という時代括りで劇場映画・テレビ番組・メディア展開・社会現象まで手広く検証した内容になっており、さらには話の中心が第2期ウルトラシリーズ(「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」「ウルトラマンレオ」)だというのが当時のリアル視聴者であった我が輩(5歳から9歳の間)にピンポイントで迫ってきて、あああのときのアレはこういうことだったのかと今になって目から鱗がぽろぽろ落ちる状態になっているのだった。こちらも名著扱いして良い本だと思ったが、巻末の福井敏晴との対談は別に無くても良かった気はしたなあ・・・( ̄。 ̄;)


 「ゆめいらんかね やしきたかじん伝  角岡 伸彦 (著)・・・MBSラジオ「ヤングタウン」の頃からたかじんのファンだった我が輩は「砂の十字架」(劇場版ガンダムの主題歌。たかじん本人は生前この歌を嫌っていたのだけどね( ̄▽ ̄;))以降のレコードを殆ど聴いてきたし、徳島でコンサートが行われたときには会場で生歌(実はライブでは歌より漫談の方が尺は長いのだが)も聴いているくらい好きなタレントさんだったのである。

そのたかじんの人生を詳しく綴った物としてはかなりの良著だと思って読ませてもらったが、ここには百田尚樹の本みたいなスキャンダラスで暴露本的読み物ではない"人間・やしきたかじん"の短くも濃密な生涯が語られている。決して美辞麗句だけでは無くたかじんのダークサイドもしっかり書かれているし先の実相寺監督の本と同様「評伝」としての読み応えはかなりあると言えましょう(但し著者がたかじんの出自に妙に拘るのは少々感じが悪かったし理解に苦しんだが、それ以外は言うことなかったのではないだろうか)


magumapb8.jpeg 「サブカル・ポップマガジン・まぐまPB8~戦後特撮怪獣60年誌-「ウルトラマン」から「シン・ゴジラ」へ~」・・・この本はブログ仲間のお一人であるKeiさんこと新井啓介さんに教えていただいた雑誌。

表紙のイラストがなんだかとても気に入ってしまい(ーー;)これを見ただけでもう注文手続きを取っていたくらいなのだけど、中身の方もいろんな怪獣話が幕の内弁当のように並んでいて、同好のスキモノであれば読後は米粒一つ残さない状態になっているはずである。

※この本だけはAmazonで買えなかったので興味のある方は直接版元の蒼天社に注文してみてください(上記雑誌名のリンク先がソコになっています)

そして最後に私がもっとも好きだったたかじんの歌を貼り付けておきます。以前書いた「雨の日はバルゴンで」というしょーもないタイトルの記事はこの歌が元ネタでありました( ̄。 ̄;)


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