You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

Sort by 04 2018

Category: ◆玄関開けたらトワイライトゾーン=海外ドラマを見た話  

今回は長くてクドい感想文に戦慄していただこう

「今回は」じゃないな、「今回も」だな・・・( ̄。 ̄;)

えー、それで今日のタイトルは故・大塚周夫さんの声で読んでいただきたいのだが、なんでかって言うと今から長々と「事件記者コルチャック」のことを書きたいからなのである。

この話には実は流れがあって、もともとはお仲間のエファさんのブログでNetflixが配信している海外ドラマ「ブラック・ミラー」(SFアンソロジー系のドラマだが、昔からこのジャンルは大好きだったのである)の話をしていた所から始まるのだけど、その際に我が輩「「悪魔の手ざわり」ってドラマが「ブラックミラー」に雰囲気似てるかもです」とコメント欄からプッシュさせていただいたのだった。

○「ブラックミラー」の番組紹介

○「悪魔の手ざわり」の番組紹介

いまちょうどニコ動が「悪魔の_」を相当数アップしていて(無料で見られたから権利関係は曖昧。そのうち見えなくなる可能性はあるかも)それらを嬉々として見ていたこともあったのだが、私はこの番組を本当に好きだったのである。

その中でもダレン・クマギャビン主演の回「逆行」「ジョージ」という2本のエピソードは三十数年前の初見時から傑作だと思っていたので、今回はソレを再見できたことがひじょーに嬉しかった(高校の時何度目かの深夜枠再放送を録画していたのだが、全部ベータマックスだったんで(__;)デッキの故障と共に全話視聴不可能になってしまったのだ)

いやー、今見たら安っぽい感じは随所にあれども、やはりアイデイアが突飛でこの部分の斬新さは全然色あせてなかったからなんだか嬉しかったなあ・・・

で、マクギャビンと言えばなんといっても「事件記者コルチャック」だろうと、ここへ話は繋がるワケなのだが(ーー;)残念ながらニコ動にコルチャックはアップされて居らず、youtubeを漁ると何話かはアップされていたが音声と映像がずれた状態の物が何本もあって見づらかったので視聴を停止してしまった。この番組はそれこそ「悪魔の手ざわり」以上に我が輩が愛してやまないドラマの一本だったのである。

○「事件記者コルチャック」とは??

↑の番組紹介Wikiページにもあるとおりこのドラマはアンソロジーではなく同一キャラクターによる連続活劇だが、やっていることは後発のドラマ「Xファイル」や日本の「怪奇大作戦」などに近く、私が気に入るのもそら当然だろうという作品カラーになっていたのであった。

IMG_0028.jpgもともとコルチャックについては90年代に全20話を収録したレーザーディスクのボックスが発売され、我が輩はそれを買っていたのだがご多分に漏れずこれも判断を見誤って( ̄。 ̄;)処分してしまい、またバックアップも取ってなかったので(その気になればVHSに落とせたはずなのに)以降このドラマを見る術を完全に失ってしまっていたのだ。

数年後ビデオ屋時代の友人から「オマエこれ好きだっただろ」と当時「Xファイル」の好調から湧き上がったオカルト系海外ドラマ人気の煽りで全話ビデオ発売の決まった「コルチャック」のサンプルビデオをもらったことがあったが、これが現在我が家に残る唯一の同作映像ソフトとなっているのである。

めっちゃ久しぶりにVHSデッキの電源を入れてこのテープを再生してみたが、無事見ることが出来たのでとりあえずはほっとした( ̄。 ̄;)

このサンプルビデオでは第1話「恐怖の切り裂きジャック」が吹き替え、第15話「闇に牙をむく女吸血鬼」が字幕で収録されているのだけど、何回見てもやはりこのドラマは吹き替え版が圧倒的に面白いと思うのである。これは達者で上手い声優さんたちを揃えていたというのもあるがキャストを見ればそれも一目瞭然で_

◎コルチャック(ダレン・マクギャビン)=大塚周夫
◎ビンセント(サイモン・オークランド←ヒッチコックの「サイコ」で最後に登場する(ダジャレでは無い(__;))精神科医役)=木村幌←「宇宙戦艦ヤマト」のナレーターでお馴染みの声
◎アップダイク(ジャック・グリーンナージ)=富山敬

こうしたメンツが毎回ほぼアドリブであろう掛け合いを演じてくれるのがひじょーに楽しく、ベースはホラードラマのはずなのにコメディ要素もかなり含まれているのがじつに面白かったのである。

特に大塚さんは主役の声でナレーションと予告編もすべて担当されており、その力の入れ具合というのもよく伝わってきたし(この役は相当お気に入りだったようで、5年前に出版された「別冊映画秘宝・怖いテレビ」の中で敢行されたインタビューの中では長時間にわたってその「やり甲斐」を言及しておられた)氏のアテレコベストワークは間違いなくコレだったのではないかと、異論のある方はたくさん居られるだろうが私はそう思い込んでいるのである。

IMG_0029.jpgそれと、このテープに入っているのは2本のエピソードだけなので出来れば何処かのCHが今からHDリマスターで再放送してくれんかと期待してしまっている(と、何処までも安く済まそうとするこの腐った性根(; ̄O ̄)) 

・・・てな事を考えていたせいかどうか知らないが、どういうわけか本屋でコルチャックが表紙の本を見つけてしまい、なんだろうと手に取ったら「ゴースト・ハンターズ完全読本 怪異を追う者たち――『事件記者コルチャック』から『死霊館』まで」なんてタイトルが付いていたのであった。

久方ぶりにコルチャックのことを考えていた矢先にこんな本が出るとはなんて素晴らしいタイミングだと思ってしまい、つい中身も見ずに買ってしまったのだが、これ要は怪奇現象を追跡することを生業としていた人物を「ゴースタハンター」と認定し、フィクションの代表としてコルチャックを取り上げたムックというワケなのである(ノンフィクションの方は超常現象研究家エド&ロイレン・ウォーレン夫妻を紹介←彼らのことはジェームズ・ワン監督作品「死霊館」で映画化されている)

なので全二七〇ページのうち半分は「コルチャック」のことで締められている同ドラマの完全ガイドブックと思っても良い書籍。今までだと上に書いてある「怖いテレビ」がもっともコルチャックにページを割いていたはずだが、今回はそれを凌駕する文章量で埋め尽くされていた。

著者の尾之上浩司氏は以前コルチャックの原作本を翻訳出版してくれた人でもあり、少し前には「世にも不思議な怪奇ドラマの世界」という本で「ミステリーゾーン」「世にも不思議な物語」のガイドブックを出した方でもある。

こういう構成の本は珍しいというか虚と実を綯い交ぜにして語っているやり方はなかなか面白いと思った。

ふつうのドラマ・映画本と違い読んでていて不思議な気分になれる中身だと思うので、この手合いが好きな人にお薦めしたい一冊でもある(昔よく読んでいた学研「ジュニアチャンピオンコース」のオカルト系本を少し思い出したよ)

ともかくコルチャックの残り18エピソードとテレフィーチャー版の二本、なんとかお安く見られない物かと現在思案中である(テレビシリーズの方はDVDボックスが出てるけどあとのふたつはVHSとLDしか発売されてないのだ)

 

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