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You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

Sort by 09 2018

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

頭脳と体力の限りを尽くして見たつもりだが

28日の水曜日に「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」を見てきた。

今までこのシリーズは前作「ローグ・ネイション」を除いて全部見ていて、そのすべては独立した物語になっていたので前作は見ていなくとも大丈夫だろうと今回も安心しきって劇場へ来てみたのだけど、鑑賞済みの人であれば既におわかりだと思うがこれが完璧な前作の後日談として描かれていたのであった( ̄。 ̄;) 

いやもう完全に失敗したなと思ったモノのどうしようもないのでなんとか前回の設定を想像しながら見ることにしたのだが、まあとりあえず最低限のストーリーを追いかけることは出来たのではないかという感じだった。

しかしミスったなあ。「ローグ・ネイション」はちょっと前にスターチャンネルの無料月にオンエアがあったのを録画していたし、AmazonのPrime見放題ラインナップにも入っていたから、いつでも見ようと思えば見られたものをなんて迂闊だったのかと猛省してしまったよ。

それでこのMIシリーズと言うのは毎回監督の個性が前面に出ていて同一連作の趣があまり存在しない、それぞれ独立したアンソロジーの形になっているのが魅力だと思っていたのだけれども最新作の「フォールアウト」にはあまりそうした物が感じられず、しかもスパイアクション映画と言うよりは寧ろジャッキー・チェンの主演作や「ワイルド・スピード」系の作品に近い肉弾戦とカーチェイスの連打で構成されていたために、どこか冗長で飽きが来る気分を生んでいたような気がしているのである。

本来であればアクションに付随したスパイ小道具をもっと使って、それこそロジャー・ムーア時代の007みたいなノリをもっと見せてくれても良かったハズなのに(私が見た過去四作にはそれらを多少なりとも見せ場に使うという演出をされていたし)それが殆ど無かったのがわたしは物足りなかった。

あと強奪された三個の原爆を巡る展開についても本編中でこれらが「今誰が持っていて何処にある」という説明を全然してくんないので、最後に「ああなる」事が最後までよくわからなかったのである(「え!?(゜Д゜;)いつの間にそんなことになってんの?的な。これはYahoo!知恵袋にも私と同じような疑問符を持った人が質問をアップしていたけど、まったくあの人の意見に同感でしたわ←ネタバレ質問なんでリンクは張っていない。知りたい人はそれっぽいキーワードを並べてググってみてください)

で、それ以上にわたしが本作中で気になったのはトム・クルーズの老化と覇気のなさだった。毎回の売りになっている「トムの観光地全力疾走および大ジャンプ!とんでもない高所でわおー!!( ̄□ ̄;)!!」(一部の人には"笑い処"としても好評)は今作でもしっかり描かれているが、どうもさすがにかなり無理してるんじゃないの?という風に見えて仕方が無かったのである。

このイーサン・ハントの役もかれこれ20年続けているし、彼もそろそろ還暦に近づいている事(公称では現在56歳)を考えると、トム・クルーズを主演にしたこのシリーズは潮時に来てるんじゃないのかとも思えてしまった(私個人はたとえばトムをIMFの偉いさんに仕立て上げて別の若い役者をイーサンのポジションで起用してみるのも面白いと思うのだが)

本家の「スパイ大作戦」だって細かいメンバーチェンジは頻繁にあったわけだから(番組の顔だったフェルプス役のピーター・グレイブスも二代目のリーダーだったし)そういうことがあってもいいと我が輩は思うのだけどね(上では↑「若い人に」なんて書いたけど、次作はいっそベンジー役のサイモン・ペッグを主役にしてみてはどうだろうか。絶対無い話だとは思うけど( ̄▽ ̄;))

なんせとりあえずとっとと「ローグ・ネイション」を見てしまわないと、気分的に完結することができないですわね(__;)

最後に蛇足的追記ながら本作はテレビシリーズ「スパイ大作戦」でラロ・シフリンが書いたスコアを例のOPテーマ曲以外にも何曲か流用していて、個人的に好きだった毎回の活動開始と締めのシーンに使われていた♪たー、たらー、た、たったらー♪(サントラの曲名は"The Plot")もBGMになっていたのはけっこう嬉しかった。この点は雰囲気アップにかなり貢献していて良かったと思っている。

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

恐怖蟻男と怪異雀蜂女

突然だが「アントマン&ワスプ」をかなり前に見てきたはなし(劇場はシネマサンシャイン北島)

ちょうど少し前に「金曜ロードショー」で前作がオンエアされたばかりで、私もその放送を見たのだけれどもホープ(エヴァンジェリン・リリー)の吹き替えがまったく合って無くて呆気にとられてしまった(~_~;) さすがにアテレコ肯定派の我が輩でもここまでキャラが乖離しちゃうとちょっとミスキャストだったんじゃないの?と言いたくなってしまったなあ(ちなみに字幕版は以前に鑑賞済み。後で知ったけどあれ内田有紀の声だったそうで、実年齢は彼女の方が上なのだがどーにも幼い声に聞こえてしょうが無かった)

今回の続編も吹き替えキャストに変化は無いと聞いていたから迷う事無く字幕版をチョイスしたのだが、映画の方は前作同様最初から最後までライトコメディアクションに徹していてひじょうに楽しい作りになっていた。現状のMCUの中で「アベンジャーズ」がどんどん悲壮感溢れる展開に突入していることを思うとこの「アントマン&ワスプ」が一服の清涼剤というか癒やし効果満点の箸休め映画になっていたのは精神衛生上たいへんありがたい存在とも思えたのである(この次の「キャプテン・マーベル」もそれに近い存在になってくれるだろうと期待しているけど)

そして今作ではアントマンの相棒として新たに二代目ワスプが登場し、その無双ぶりには完璧なヒロインと呼ぶにふさわしいキャラ付けがなされているわけだけど、その反面横に鈍くさい男性主役ヒーローであるアントマンが立っている配置は前作以上に感情移入がしやすい映画構造になっているように思えたのであった(そこには判官贔屓もあるし、優秀な女の引き立て役になりながらもそんな彼だからこそできる活躍を随所に見せていく流れはそうとうな爽快感もアリ←言い訳がましいが駄洒落ではないぞ( ̄▽ ̄;))

ともかく今作は肩の凝らないお気楽娯楽映画としては一線級の魅力を持っていたなと、わたくし前作含めてかなり気に入っておるのだが、唯一不満な点は今回のホープの髪型が前ぱっつんのクレオパトラスタイル(似たような髪型だと江川達也の「Bee Free」に出てくる島本先生のヘアが我が輩好きだったのだ。あとは「ウルトラマン」のチャータム(弓恵子さん)みたいな)で無くなってしまったこと、これが残念だった(下写真↓参照。左が「アントマン」のときで右が今作)

aw.jpg「アントマン&ワスプ」でも少しだけぱっつんで出てくれてるけど、話始まって直ぐにヘアスタイルをチェンジしちゃったから「いつもの」エヴァンジェリン・リリーに戻ってしまってまったく新鮮味がないのだよ。

「アントマン」のときは最初誰だかわからないくらい別人感があって意表を突かれたモノだったというのに。

それとわたしは「LOST」をずっと見ていたのでこのヒトがふつうの状態でいると何の映画を見ても全部ケイトに見えてしまうのですわ(°°;)←何をどうしようとも綺麗な人であることに変わりは無いけど)

そんなわけでたいへん身勝手な言い分であるとはわかっているが、次に出番があるであろう「アベンジャーズ4」にはまたぱっつんに戻してもらいたいと密かに期待しているところである。


Category: ◆本を読むと眼から血が出ませんか?=映画本読書感想文  

出るかとくいの八相斬りが

そんなわけで前回、前々回のエントリーで紹介した同人誌三冊と商業誌一冊の読書感想文。

「特撮秘宝Vol.8」・・・前号のVol7からほぼ一年近いインターバルを経ての続刊。相変わらず細かくも雑多な情報が満載で、いちおう今号は"特撮の悪役"という大特集が巻頭から50ページほど取られてはいるがそれ以外の記事もたいがい濃くて、全体がとんでもないごった煮感で溢れている(その大アンケートによる悪役投票では「悪役ベスト台詞」の欄が書き手の趣味と個性が出ていて実におもしろかった←脚本家・荒川稔久の書いた「10号誕生!仮面ライダー全員集合」における暗闇大使の台詞で「あんなヤツ(地獄大使のこと)と一緒にするなー!」が選ばれていたのは爆笑したな~( ̄▽ ̄;))

そして今号では「行け!牛若小太郎」の小特集がある意味目玉。わたしはこの番組をリアルタイムで見ていたクチだけどそれまでこの枠でやっていた「レッドマン」「ゴッドマン」等の怪獣モノとは違い妖怪モノになってしまったことで子供心に落胆したことをよく憶えている(たぶんそれもあってあんまり一生懸命見てなかったのかも)しかしこうしたレア作品を敢えて取り上げるのがこの雑誌の真骨頂というところなのだろう。メインライターである伊藤恒久氏のインタビューなんて初めて聞く裏話のオンパレードでめちゃめちゃ楽しかった(ほかで良かったのはキャスト社・藤村さんも登場した関西特撮ファン座談会)

Djpy5cNUUAEd5rb.jpg「TORIさんの特撮放談・キングコング対ゴジラのまき」・・・大阪で入手した特撮界隈好事家筋に話題の個人同人誌。連休中に読み込んだのだけどこれは最近やたら目につく「データの羅列」的な本では無く、「キングコング対ゴジラ」という傑作怪獣映画を巡るある種の物語とでも言うか、作者であるTORIさん自身があるときはいち特撮ファンの視点で、またあるときは映像ソフトの送り手(関係者)としての視点からも捉えた多面的に綴られた本だったなと言う感想を強く持ってしまったのである。

「キンゴジ」が本編を20分以上もカットされて何十年もそのままの状態だった頃から、のちのち紛失されたと言われていたその部分のフィルムが見つかるまでの様々な工夫(完全版で音声データだけが発見された際にそれがレコード化されたり、はたまたレンタル用の16ミリフィルムで全長版が見つかってそれを元にソフト化されたりといったような←短縮版の35ミリにこの16ミリを足したプチ完全版と言える代物が近年のソフトでは一番多く流通していたはず。16ミリの箇所に来ると急に画質が悪くなるので( ̄。 ̄;)何処をカットしたのかがよくわかるという楽しさもあったけど)を経て昨年辿り着いた「4Kリマスター・キングコング対ゴジラ完全版」への道程が、TORIさんの目を通して実にアツく書き綴られているのだった。

タイトルが「評論」ではなく「放談」になっているのも納得というか、文体もソフトで基本思い入れのたっぷりの内容が詰まっていたのはとても読みやすかった。同じ特撮ファンで「キンゴジ」をお好きな方であれば読後はきっと同じような感想を抱いてくれるのではと思わせる実に暖かみのある冊子だったと言えましょう。 

IMG_0418_20180925195143f0e.jpgとりあえず参考までに目次だけを紹介(右写真参照)

この中では「キンゴジ4K」の実作業を担当した東京現像所の清水俊文さんへのインタビュー記事だけが商業誌風の中身になっていたので、ひょっとしたら次号の「特撮秘宝」あたりに転載されるのでは?みたいな予想をしているのだが(またこの清水さんも筋金入りの特撮ファンなのが読んでるとよくわかるのだ(ーー;))

ほかでは劇中でかかった伊福部先生の曲についても細かい解説がつけられ、サントラ好きの人に向けてのフォローもしっかりされていて、そちら方面の読み物としても十分楽しめる内容となっている。

※この本を読んでみたいと思われた特撮好きのご同輩は以下のリンクを参照して通販再開を待ち、是非入手していただきたいなと思います。

・TORIさんちの直売所

・TORIさんのtwitter(購入可能になったら告知があるはず)


man.jpg最後に紹介するのは先のキンゴジ本と一緒に買った左写真に写っているこの二冊。

○「タイムトンネル31号/怪獣ブーム危機一髪~怪奇大作戦が終わるまで」(発行サークル:タイムトンネル)

○「ひとりぼっちの怪獣倶楽部」(アートクリエイター・米谷佳晃さんの個人誌)

「怪獣ブーム_」の方は当時(昭和42年~44年)の特撮事情をさまざまな書籍や雑誌記事から抜粋した資料集のような作りになっていて、労作という感じはすごくしたのだけどここのサークルの人たちの顔が見えないというか各人の意見や感想が全く書かれていないのは少々物足りない気がしてしまった(趣旨が違うよと言われたらそれまでだけど(ーー;))そういう意味では同人誌ならではのアツさや拘りみたいなのはあまり表に出ていない。但し情報の整理のされ方はかなり親切で、特撮ヒストリー本としての精度はなかなかの高さあり。

「ひとりぼっち_」は怪獣倶楽部のメンバーであった米谷さん(円谷プロで主に「ミラーマン」「ジャンボーグA」といった作品の怪獣デザインを担当。←左リンクにある本で氏のデザイン画を見ることが出来る)が今回のまんだらけイベントに合わせて急遽出版した小冊子(とは言いながらも二二ページで800円ってのはちょっと割高感あったなあ・・・)現場での勢いとタイトルに引っ張られて買ったのだが、正直それほど読むところはなかったかも・・・( ̄。 ̄;) 

この二冊は通販のページを見つけられなかったので、今後発見したら本記事に追加する予定。しかし今思い返しても大阪の資料性同人誌博覧会は楽しかった。

年内くらいにもう一回やってくれるのならまた行ってみたいが、そのときはもう少し購入可能な同人誌が増えていたら嬉しい。

 
Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

しろくろShow輸送作戦

本日のタイトルと本文はこちらをBGMにして読んでいただきたい。

そんなわけで22日の土曜日、急遽大阪の方まで巨大風船では無くバスで運ばれてきた。なんしに行ったんや?という話を書くと経緯説明が長くなるのだけど、順を追って綴ってみる。

twitterの方で私がフォローさせてもらっているTORI@m_torisanさんという人がいらっしゃるのだが、この方が最近出した個人誌である「TORIさんの特撮放談キングコング対ゴジラ のまき」という本が特撮クラスタの間でたいへん評判が良く、ご多分に漏れず私自身もぜひ読んでみたいと思っていたのである。

当初は通販で入手可能という事だったので告知を待っていたのだが売れ行きが良くてなかなかその機会が訪れることもなく、ついには先日発売になった「特撮秘宝Vol.8」の懸賞品にまでなっていたくらいなので、これはしばらくわたしが手にするのは無理だなと諦めていたのであった(抽選で当選5名ではくじ運ゼロの我が輩などぜったい当たらんわ!と思ってしまったよ)

ちなみにTORIさんのことを私が知っている限りの情報を元にもう少し詳しく紹介しておくと、1965年生まれの特撮ライター。元は80年代にあった「アマチュア連合特撮大会」等でも活躍した"特撮ファンクラブG"のメンバーだったそうである。その後商業誌の編集に携わったりしながら91年発売の「キングコング対ゴジラ」LDや14発売同作Blu-rayの修復ディレクション等にも参加されたそうだ。今やキンゴジを語らせたらこの人の右に出る者は居ないとさえ言える存在の人でもある(「特撮秘宝」紙面では"キング・オブ・キンゴジ"の称号を戴冠)

で、少し話は脱線するけど"特撮ファンクラブG"には実は我が輩も10代の頃1年ほど入会していたことがあるのだ。活動主体は東京だったので現地のイベントに参加したりすることは出来なかったけど、「緯度G大作戦」(イベントでも用いられたタイトル)というメイン会報やミニ情報連絡紙だった「LINER.G」なんてのを送ってもらって読んでいたのである(この会は現在も活動中。京都みなみ会館の名物企画「特撮/怪獣オールナイト」の主催である寝屋川、キャスト社の中村社長は同会の元・会長でもあった)そういう意味では薄いながらも多少の縁は感じていたので余計にこの本を欲しいという気持ちが強くなっていたのだ。

その流れで情報収集をしているときに「大阪のまんだらけグランドカオス"資料性同人誌即売会&博覧会"が開催され、TORIさんの本もそこで限定30冊ながら委託販売が実施される」という話を聞いたのだった。このイベント開催日が9/22だったのである(なんでも東京以外では初の地方開催だったそうで)それでさあどうするかと、私がコレを知ったのは開催予定日の数日前だったがスケジュールは空いていたし確認したら高速バスのチケットも僅少ながらまだ残があったので、少し躊躇はしたがええい行ってしまえ!と思い切って大阪入りを決めてしまったのである。
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不安だったのはこういうまんだらけ自体が初めて訪れる手合いの店(そして同店のある大阪・心斎橋にもさほど土地勘はなく)でもあり、現場の雰囲気がまったく掴めないことと( ̄。 ̄;)限定30冊しか取り扱っていない本を確実に買えるのだろうかという心配はあったが、結論から言うと開店直後の正午過ぎに店内へ入店し無事購入することが出来たのであった(下写真はソレ含めたこの日買った同人誌群。TORIさんの本は緑色表紙のイカすヤツ)客層もマンガアニメ系のコミケなんかと違って落ち着いた年齢層(それこそ30~60代くらいの層)が多かったし、会場内は概ね穏やかな空気でとても安心した。
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但しこの時点でもうTORIさんの本は半分以上売れており、目分量でも残り10冊あったかどうかと言う状態だった(開店してから30分くらいしか経ってなかったのに・・・)たぶん私が帰る頃(15時前くらい)には完売していたはずである。それで現地では即売会と同時に過去東京の博覧会へ参加したサークルの同人誌800冊以上が閲覧可能となっており(残念ながら買うことは出来ない)それらは「見本誌読書会」という体で展示されていたのである。

古い物だと昭和に出された物があったりでどれを読んでも面白く、ご丁寧にパイプ椅子まで設営してくれていたので我が輩じっくりと読み込んでしまったのだった(セブン12話を徹底的に扱った豪華同人誌「1/49計画」も初めて読むことが出来たし)その中で特に目を引いたのは91年に出版された「故・富沢雅彦追悼集&富沢雅彦作品集2」という本で(下写真中央にちっちゃく写っているのがそう)これは昨年ドラマにもなった「怪獣倶楽部」のメンバーでもあり特撮アニメ同人誌の先駆け的存在「PUFF」の代表編集者でもあったライター・富沢雅彦さんの二冊目となる追悼本だったのである(富沢さんは86年に30歳の若さで急逝)
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※富沢さんは私にとって師匠というかマスター的存在の人(オビ・ワンとアナキンのような関係と自分じゃ思っているが←わたしが不肖の弟子だったという意味でね(°°;))思い出話はこちらで。

最初の追悼本は88年に富沢さんのお姉さんであるアニメライターの五味洋子さん(コレも偶然と言えば偶然だが大阪に行く数日前に読んだ「特撮秘宝」最新号に五味さんが初寄稿しており、久しぶりにお名前を拝見したのがなんとも不思議なタイミングだったなと思ったし、またその少し前にはハヌマーン&さとるさんがブログで富沢御姉弟のことに言及しておられて、さらにその不思議加減に拍車がかかっていたのであった)と有志の手によって出版され、私はそちらについては入手させてもらっていたのだけれども続刊の方は存在すら知らず、数年してからそういう物が出されたと言うことを認識したのだが時すでに遅しで、この本についてはとうとう買うことも読むことも出来なかったのである。

それを目に出来たのは本当に嬉しかったので即アタマから読んでみたのだけれども、巻頭の故・竹内博さん(竹内さんも2011年に55歳という若さでお亡くなりになっている。こちらも特撮ファンダムでは超有名な方。先に書いた「怪獣倶楽部」の創始者だった人でもあり、70年代後半から80年代後期にかけて特撮系出版物、レコード等の編集で大活躍した"第二の大伴昌司"とも言えるレジェンドライターのおひとり。"酒井敏夫"のペンネームでも知られる)の追悼文が開口一番「私は死んだからといって故人を褒め称えるのは好きじゃないので正直に書かせていただくが、最近の富沢くんの文章は荒れていたと思います」といういかにもな、竹内氏らしさ全開の記述があって爆笑しそうになってしまった( ̄▽ ̄;)(むろん文中には「戦友だった」「怪獣倶楽部での彼の文章は直すところがまったくなくて完璧だった」といういい話も書かれてはいるのだけどね)

そして中には「PUFF」の記事を再録したページがあって、なんとここで富沢さんが以前同紙面の中で私が書いたであろう記事(手許に「PUFF」が29号以外残っていないのでどの号のどの文章かは確認出来ないのだが)に言及してくれており、突然自分の名前が目に飛び込んできて心底ビックリしてしまったのだった(なんだか富沢さんに突然呼びかけられた気分だったな(ーー;))ここで採録されていた元記事は確か「PUFF」28号に載っていたモノで当時読んだ記憶はなんとなく残っていたのどけど、たまたま偶然大阪までやってきたこの日この場所で、ましてやこんな思いもよらない形で"再会"ができるとは、ホント夢にも思っていなかったのである。

そのページをしばらく開けたまま当時の(84年頃だな、私が17~18歳にかけての時でいちばんこの手のジャンルにアツく夢中になっていた時期)ことをいろいろと思い出してものすごく感傷的な気分に陥ってしまった(もしあの場所に誰も居らず一人だったら少し泣いていたかもしれない(ノД`))コッチの勝手な思い込みではあるけど、大げさな言い方をすれば30年越の大事な書簡を読んだような気になって気持ちの面ではおなかいっぱいになってしまった。もうこの日はそれだけでもここに来た甲斐はあったし(目的のブツを手に入れた安心感と満足感もあったし)べつにオカルト的表現をするつもりは毛頭ないけど、なんとなく富沢さんが導いてくれたのかなと思わずには居られない今回の大阪遠征だったのであります(ちようどお彼岸の時期でもあったしなあ・・・)

えー、ということで買った本はまだ全部読めてないので先の「特撮秘宝」最新号と併せた感想文を次回書く予定(その前に「キングコング対ゴジラ」をもう一回見ておいた方が良いかもしれない)
Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

ヤプール死すとも特撮秘宝は死なず

IMG_0411.jpgここ最近あまり良い話がなく、少々鬱々とした日が続いていたのだが本日(ほんとについさっき)自宅に到着した「特撮秘宝Vol.8」がきっとこの後わたしを癒やしてくれることだろう(なんと10ヶ月ぶりの新刊という・・・)

まだ郵便受けから取ってきたばっかで中身全然見てないけど( ̄。 ̄;)表紙見ただけでその「濃さ」はよくわかりますな。

読破したらまたちまちま感想を書くとしましょう。

いや~、でも念のため巻末だけ先にチェックしてみたけどやはり次号Vol.9の告知は今回も出てなかった(°°;)

また一年くらい待たされても良いので廃刊・休刊になるのだけは勘弁していただきたい(別の本で「昭和メカゴジラ大全集」と「平成大特撮」の刊行予定が書かれていたのでこっちは楽しみにしているが)



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