You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

黒紙の手帳

今日明日とムリヤリして代休を取った。さすがにここいらでエエかげん休ませてもらわんとね(__;)

朝は少し寝てから高松にあるホール・ソレイユまで映画を見に行くことにしていた。ここは香川に残った最後の単館系映画館なのだが、前から一度行ってみたいと思っていた所だった。

移動手段は志度まで車で行き、そこから琴電で瓦町に入る。距離的には瓦町駅から目と鼻の先に位置しているのでそこからは徒歩数分で行けるのである(まあそれにしても琴電車両ののんびりぶりというのが実に心地よかった。ここのところ東京で満員電車に乗ることも何度かあったが、そのたび現地人たちに「アホかおまえら!よー平気な顔して乗っとるな!」と毒づいていたので←一度声に出てしまったこともあった・・)

せったく取った休みに何をワザワザ疲れることを・・・と思われてしまいそうだが「時間を気にせずダラダラと自分だけが好きなことをやりたい」と強烈に感じていたので、気分転換としてこれほど最上のものはないのだ。

今日見るのはワシの大好きなポール・バーホーベン監督の新作「ブラックブック」である。8月にはDVDも出るのだがやはり見ておきたい映画だった(徳島では劇場公開していない)



少し時間が早かったので隣の喫茶店で昼飯を食ってから中へ入った。今日は「ソレイユ2」という地下のスクリーンで上映しているのだが、入り口の看板から建物の佇まいまで実に懐かしいムードを持っている劇場だった。徳島で言うとOSグランドや平和劇場を思い出させる感じでノスタルジーあふれまくり。

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中へ入ってみるとますますOSに似た雰囲気に近いのに驚く。薄暗くゆったりしたロビーといい、不釣り合いかつ中途半端にゴージャスな扉や座席といい、あーコレが映画館だよなーという風に強く思わずにはいられない。落ち着くわココ(-.-;)y-゜゜

映画の方はひとりのユダヤ人女性が終戦前後、次から次にとんでもない目にあっていく話なのだが、サスペンスの体を保ちながらも女の強さとかしたたかさみたいな物が強く印象に残る物語だった(またこの「とんでもない目」というのもバーホーベン監督ならではのまったく遠慮のない描写で、健在ぶり(?)を見せつける)

基本的にハリウッド映画ではないので、知っている役者が誰も出ていないのが実に良かった。役者に対するイメージの決め込みがないとこうも登場人物に感情移入しやすいのかというのを改めて思い知らされた気がする(主役のカリス・ファン・ハウテンがとっても魅力的)そんな効果もあってか映画への没頭度はかなりのもの。はっきりいって暫くぶりに面白い映画を見た気分だった。

映画に満足し劇場にも満足し、ここまではるばる見に来た甲斐はあったと言える。シネコン全盛時代に、こんな良いムードを持った劇場をいつまでも残してほしいとワシは今回心からそう思ってしまったのだった(また近日中に来なイカンなあ・・・)




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Comments
Editようこそ、高松へ!
昔からの映画館がほぼ全滅した高松で、ソレイユの存在は貴重です。

狭いのが難点ですが、大手シネコンでは配給されない渋い作品をチョイスしてくれるのが嬉しい。



昨年は「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」のために3度通いました。狭いゆえに、チビっ子の興奮が伝わっていい雰囲気でしたよ。



ところで、バーホーベン監督の作品は久しぶりですね。
EditRe:ようこそ、高松へ!(06/27)
どれだけ世評が芳しくなくともほとんどの映画が自分にとっては「当たり」の監督なんてそんな何人もいないです。バーホーベンは僕にとってそんな貴重な作家のひとりなのです(「インビジブル」だってオトコの妄想大爆発の楽しい映画だったし(^_^;))



ソレイユはほんとに味があっていい映画館でした。中の空気があんな心地いい場所は久しぶりですねえ。ぜったいまた行きます(^^)
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