どやさどやさでホホホイのホイ

「ヘアスプレー」を見てきた。



そんなに調べて見に行ったわけではなかったので「おデブな女の子がヒロインになるミュージカルコメディ」くらいの認識しかアタマにはなかった。しかし直前に目にした記事でジョン・ウォーターズ監督作品のリメイクであることがわかり、俄然自分の中では「じゃ絶対ヘンな映画だ!」と期待感が膨らんでいたのである(「I Love ペッカー」以来見てないけど)

実際この映画はミュージカルにありがちな楽しいだけの作品ではなかった。もうなんというかすべてに於いてよくわからないゴージャス感で覆われているようにワシには見えたぞ。トラボルタのあの女装にいったいどれほどの意味合いが??(いっそこの人だけCGのディバインにすればよかったのに)ウォーケンやファイファーという大スターをこういう役にあてがう意図とは何??(彼らの毒気が強すぎてどんどん主人公の子がかすんでしまっているし)

しかしこの辺がミュージカルの強みというか、そんな不条理な空気は歌とダンスが一曲はいるたんびにさほど気にならない物になってしまうから不思議だ。基本的にぼくは「サウンド・オブ・ミュージック」を子供のころに見て大爆笑して以来(クリストファー・プラマーが階段を下りながら「エーデルワイス」を歌うシーンを見て腹抱えて笑った記憶がある)ミュージカル映画には苦手意識を持っていたのだが、こういう濃い登場人物を揃えられたことによって口当たりが良くなってしまったのは自分でも意外だった。

当初勝手に思っていた「いくよくるよや柳原加奈子が”どやさどやさ”と踊りまくる」ものとはまるっきり違っていたが、違和感が爽快感に変わっていくという不思議な映画だったかも。






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