You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

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Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

オマエに良心回路があれば

ホントは茨城の殺人事件の事を書こうかなと思っていたのだが、もう最近時事ネタ(特に犯罪系)を取り上げるのがホントに空しくて(__;)心が壊れたどアホにつける薬はないやろうとしか書きようがないのだけど、そんなことを考えながら今日の「石ノ森特番」を見ていたら、なんとなくその事件のイメージと引っかかりそうな(?)「キカイダー」がメインの特集となっていたのだった。

簡単に説明するとキカイダーというのはさる高名な科学者によって作られたロボットだが、彼には「良心回路(ジェミニィ)」と言う物が取り付けられており、そのことによって人に危害を加えたり反社会的な行動は起こさないという制限がかけられていた。しかし完成直前で科学者は逃亡し、彼の良心回路は不完全なまま動き出してしまう。つまり何かのアクシデントによって彼は「良いことも出来るし悪いことも出来る」という、善と悪の狭間で揺れ動く心を持つロボットになってしまったのだった。

キカイダーは心の振幅が「悪」の方に振りそうになると必死になってそれを良心回路が抑制しようとし、場合によってはショートして動かなくなってしまうこともある。彼のその姿はロボットなのにあまりにも人間くさくて切ない物だった(そして彼は「人間になりたい」とも思っていた)

然るに茨城の金川とかいうどアホは、人として生まれながら何の躊躇も無くいとも簡単に心のゲージが「悪」の方へと振り切ってまった。人間が元来持っているはずのもうひとつの心「良心回路」をコイツはどこで外してしまったのだろう。それを考えると怒りよりも虚しさと悲しさの方が募ってしまうのだった。

キカイダーが製作された70年代、人が善悪の心を持ち尚かつ心の奥底では「善でありたい」と思う気持ちを誰しもが持っていると言うことが前提にあったとされる時代。今の世の中ではそんな物はもはや通じないのかも知れない。

今後も「良心回路」を持たない人間達は至る所に出現するだろう。人として生まれながらまるでロボットのように心を持たないヤツらの大量生産がこの先行われるのかと思うと、ぼくはなんとも薄ら寒い気持ちに陥ってしまうのである。


人造人間キカイダー(1)
人造人間キカイダー(2)
人造人間キカイダー(3)
人造人間キカイダー(4)
コロムビアミュージックエンタテインメント 〈ANIMEX 1200シリーズ〉(56)テレビオリジナルBGMコレクション 人造人間キカイダー/キカイダー01


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