You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

血湧き肉躍るとはこのことか

Amazon経由で映画本を買った。

・映画秘宝別冊「ショック!残酷!切株映画の世界」
・柳下毅一郎「シネマ・ハント」


ショック!残酷!切株映画の世界
シネマ・ハント

一般的(でもないか?)な映画評論集である「シネマ・ハント」のほうはともかくとして、この「切株」というタイトルは何事かと(^_^;)思う向きもあるだろう。これは要するに映画の中で見せられる肉体損壊のシーン(首がすぽーんと飛んだり、胴体がじゃぎーんとまっぷたつにされたり、顔がどろりんと溶けたり)を例えたモノであり、そういうシーンをネガティブな物として捉えずにもっとエンタテイメントの部分で楽しんでしまおうという趣旨から一番ぴたりと来る象徴たる言葉がコレではないかと言うことで使用されたものらしい(むろん読んだワシにも異論はナカッタ)

ここのブログでも何度か書いたと思うのだけど、毎度毎度いわゆる一つの「世間」というものはこういった愚にもつかない(敢えてそう書くが)映像表現についてナーバスになりがちだ。曰く「青少年の心に悪影響が」曰く「猟期犯罪を生み出す素養になっている」等々。

もう実にクッダラナイと辟易としてしまうのだけど、それはそういう犯罪事例に対して「世間」が理由を求めているからもっともらしいそこ(ここでいうメディアでの「切株的表現」)に辿り着いたわけであって、ホントの理由なんか多分どうでも良いんだと思うのだよ。

報道する方も「犯人の自宅にはホラービデオや殺人に関する書籍が何冊も・・・」と言えば聞いている方は「やっぱり」と安心できるし、犯人は犯人で「その手の物を見ていて実際にやりたくなった」と言っちゃえば精神鑑定の対象にもなって減刑の可能性だってあるし、ましてや母親をバラバラにしたどっかのバカ餓鬼みたいに未成年だったらほとんど罪に問われもしないわけでさ(ある種あいつらは確信犯的にやってる部分もあると思うのだけどなあ)

と、話が逸れつつあるけど、結局のところフィクションの中の残酷描写だけで人がおかしくなるんなら、今頃地球上は異常者だらけになっとるはずじゃないかとワシは思うのだよ(さしずめホラー好きのワシなどシリアルキラーとしてお尋ね者になっていてもおかしくはないかも)

そのへんをもっと「世間」の方々にもわかってもらいたいモンだと、読みながら痛切に感じてしまったのだが(でもこんな表紙じゃ一般層は誰も手に取らんやろ!と編集部にも物申したい気持ちはあるが、たぶんワカッタ上で(どーせそんなヤツ読まねえよ!と(__;))やっとるんだろうなあ・・・)             


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