雨のShow・天・Guy

今年初めての有給消化。さらには某所にて入手したホール・ソレイユの鑑賞券が明日までと言うこともあり、思い切って夫婦で高松まで遊びに行くことにした。妻の仕事も来週から再開なので、平日に揃ってお出かけすることもしばらくないだろうし。ちなみに見てきたのは黒沢清監督作品「トウキョウソナタ」である。




トウキョウソナタ オリジナル・サウンドトラック / サントラ

ソレイユは現在香川に残る唯一の単館系映画館だと聞いている(成人映画専門のロッポニカは別として)同じく単館劇場ゼロ地帯の徳島では昨年末に蔵本の元・平和ドルビー/アタック平和が「シネアルテ」として復活したそうだが(「トウキョウソナタ」はここでもやっていたのだが(^_^;))シネコンばかりが残っていく昨今の映画館事情に寂しさをおぼえた者の一人としては、こういう小屋をホントに応援したいなと、そういう気持ちでいっぱいになってしまうのである(と言いながら年に一度くらいしか来れないのだけど・・・)

現地ではあいにく天気が悪く、雨の中屋根のあるアーケードからアーケードを渡り歩き、なんとか目的地の瓦町まで辿り着いた(ここは2年前に「ブラックブック」を見に来て以来)

スクリーンの雰囲気はもうカンペキに昭和の映画館の風情があって、やや暗めの館内照明に意味無くゴージャスな両開き扉。そして自販機で売られているチョコ系菓子の類と少々お高めの飲料物等々、30代以上の徳島県民なら殆どの人がOSグランドを思い出すことだろう。

それ

床の傾斜も緩くて座るところも客の好きなところを選べる自由度の高さがありがたい(と言うかシネコンもそうしろよ!)こんな味のある映画館はもうそうそう無いのだから、県が「文化施設」として公的支援をしてでも残してもらいたいものだと思いますわ。劇場の方々は今の時代にこのまま営業を続けるのは大変だと思うけど、なんとか頑張ってください。

で、映画の話しだけど(^_^;)家族すべてが言えない秘密を抱えていて、それらがすべて劇的に動いた後でほんの少し結束していくという映画的ホームドラマ(なのだろうと)陳腐な筋立てだと思う部分と奇妙な味わいの部分が同居していてなんとも落ち着かない空気に満ちているのだが、簡単に先が読めないのでけっこう面白い(役所広司はお付き合い的出演だったのだろうけど、あの場面だけキョンキョンとふたりコントをやってるみたいで笑える)

でも黒沢清ってホラーの人だと思っていたから、こういう映画も撮るんだとちょっと意外だった(ガキが捕まった警察署のボロボロ具合だけは完全にホラー映画の舞台だったが(__;))あとアンジャッシュの児嶋一哉がものすごくリアルな先生役をやっていたのに感心した(こんな先生おるよなーと思わずにはいられない)


MCアンジャッシュ in 東京コントまつり えっ?顔が放送禁止!アンジャッシュ

黒沢清の映画術



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