スラム街の良夢

「スラムドッグ・ミリオネア」を見てきた。


スラムドッグ・ミリオネア

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この映画のことを最初に知ったのは映画評論家・町山智浩氏のブログ上だったのだが、とっても面白そうだとは思いながらも多分徳島には来ないだろうと、DVDになるのをひたすら待ち続けていた。しかし今回のオスカー獲得によって状況は一変、我が田舎でも劇場公開のチャンスが巡ってきたため見る機会を得たのだった(田舎モンは権威に弱いですからな(__;))

インド人の俳優を目一杯使ってはいるが基本はイギリス映画なので、突然踊り出したり意味無くダラダラと長いうえよくわからないシーンは皆無(自分の中にインド映画への偏見があるかもだな(^_^;))スラム街生まれの二人の兄弟がとんでもない人生に翻弄されつつも逞しく生きていく姿が快調なテンポで描かれていて、見ているこちらの映画への没入度はそうとう高いものになっていた(なんというか彼らがスラムから逃げ出して少しずつ成長していく課程なんかがホントに活き活きとしていて、不思議と悲壮感みたいなものをあんまり感じない)

知らない俳優ばかりというのが感情移入もし易かったのだろうと思うが(特番で紹介されていたが子役達はホントに地元のスラムに住む少年少女だったそうだ)「ミリオネア」という番組の特徴を極限まで活かした構成も見事だったと思うし、ひさしぶりに映画らしい映画を見たなと言う気にさせてくれる一本だったような気がしている(予定調和の場面を見ていてドキドキしたのなんぞ何年ぶりだろう。オチも大団円で気持ちよかったなあ)

唯一サリーム(主人公・ジャマールの兄)の性格が掴みづらかったというか、彼が場面場面で何をしたかったのかよくわからないところはあったけど、この辺はご愛敬。原作もあるらしいのでその辺読んだら補填されてるのかもしれないし。

なんせオスカー獲得は大いに納得できる、そんな映画ではなかったかなと。ワシ個人はひじょーにおもしろかったですわ(エンドロールはやはりインド映画へのリスペクトを表明しているのだろうか・・)










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