放課後は名探偵

と言っても赤川次郎の小説ではない。最近すっかりお気に入りのテレビドラマ「ヴェロニカ・マーズ」の話である。



基本プロットを簡単に紹介すると、タイトルにもあるヴェロニカ・マーズというのは主人公である女子高生の名前である。彼女は元保安官で今は探偵事務所をやっているキースという男の娘だ。昼間はごくごく普通の女子高生をやりながら、放課後は父の助手として探偵業も勤めるという女の子の話なのだが、最初聞いたときはホンマ上にも書いたけど「赤川次郎やないかい!」と声を出してツッコミそうになってしまったくらいで、ハッキリ言って食指はまったく沸いてなどいなかったのだ(よく言ってコバルト文庫もどきのティーン向けドラマかなと)

ところが暇つぶし半分くらいの気持ちでアタマの数話を見たら、なんと意外にもリアルに展開されるアメリカの学園生活の描写(彼らの日常がセレブと非セレブのグループ分けで構成されているあたり)であるとか「親友殺しの真犯人捜し」という単発エピソード物の体裁を持ちつつもシリーズ全体を貫くしっかりとしたテーマの存在含めて実に軽妙かつスリリングなシナリオ等々。そして何と言ってもヒロインであるヴェロニカ役クリスティン・ベルがきわめてキュートな存在として際立っていて、ワシは気がつけばすっかりハマった状態に陥ってしまったのである。

まあどれだけ能書きを書こうとも、やはり個人的好みの前にはどんな屁理屈も通用しないわけで、いい年してワシはこの子を久しぶりにテレビ界で見た「かわいい女の子」だと思っているのだ。けっして美人ではないが日本人好みの顔立ちと非アメリカンなボディサイズ、さらには劇中に於いてもヴェロニカは利発かつ狡猾なキャラクターとして描かれてはいるが、決して「名探偵コナン」もどきのスーパー女子高生のような表現をされていないところがオッサン視聴者としては口当たりが良くていい。

現在AXNではシーズン2が放送中だが、残念ながらシーズン1の時のような全体を包括する筋立て(1で言えば親友のリリー殺害事件(蛇足だがリリー役のアマンダ・セイフライドは高校生の役なのに番組の中では異常にセクシーで凄かった(__;)犯人を欲情させたのもそらムリはないと・・・そういえば最近「マンマ・ミーア」でメリル・ストリープの娘役やってたな)今シーズンの場合はスクールバス転落死事件)の作り込みが弱く、毎回のエピの中でその事が埋没していっているような感じがして上手く機能していない。まあそれだけ1stシーズンが良くできていたと言うことなんだろうけど、なんとかラストまでには挽回してもらいたいものだが。

さてセカンドに入ってそれとは別の楽しみがあったのだが、それはアリソン・ハニガンカリスタ・カーペンターが「バフィー・恋する十字架」以来の対決をするというシーンがあって、個人的にはひじょうに感慨深いものがあった(「バフィー」ファンだった者からすればちょっとした同窓会気分)カリスマの100パー金目当ての後妻さんと言う役はあまりにもぴったりだったので、もう少し出番があっても良かったとは思うのだけど。

それにしてもヴェロニカ役を演っていたころのクリスティン・ベルは25歳くらいだったそうだが、どー見てもティーンにしか見えないのがある種たいしたものだと感心している。






関連記事

0 Comments

Leave a comment