今は飛び込むな

帯で追いかけていた「LOST」のseason1から4のリピートもようやく終了し、今は最新season5を毎週見ているところだが、ここにきてよーやくドラマの全体像が見えてきたという感じだ。しかもそれはどちらかといえば「見たくなかった」部分が見えてきたと言うことであって、あまり良い傾向とは言えない。

結局のところこのドラマに我々(って別に仲間がいるわけじゃないけどあえて言えばすれっからし海外ドラマファンの人々(^_^;)とでもいうべきか)が惹きつけられていた最大の要因とは底の見えない不安さ故だったとワシは思うのだ。特に最初のシーズンなんてもういつまでたっても何話が来ようが島内の状況が一向にわからないし、オチなんかまるっきり読みようがないしで、これはひょっとして何年かに一本の傑(怪?)作になるのでは??という期待(と書くにはあまりに捉え所のない雲をつかむ様な感覚)が毎回募っていたのである。

しかしこれまた人気の出てきた海外ドラマにありがちな引っ張って引っ張ってグズグズになっていくという愚をここでもやってしまった。あれほどサバイバル感が強かったseason1から以降の展開(孤島だったはずの島にやたらと人がいるというのがわかった時点でそれは失せてしまった)というのはもはや人対人、グループ対グループといった権力闘争の方に重きが置かれ、後半に突入すると島での事象はすべてオカルトチック+嘘くさい科学考証的な説明で語られ出し、おいおいそれやったら何でもアリやないかというむなしい突っ込みを100話近くなって呟かなければならなくなってしまったのである。

なんのことはない、長いこと深い沼だと思っていたものがひょっとしたら市民プールだったんじゃないの?というなんとなくだが底が見え始めた感が番組を覆いだしているような気がしてならないのだ。いちおう次の6がファイナルということらしいので最後までは見るには見るけど当初にあった「不安で気持ちの悪いワクワク感」というのはそうとうに薄味になってしまった。ラストに向けてもう一発サプライズがあるか、それとも最後にはプールにもならず水たまりで終わってしまうのか、今はそれを楽しむしかないのかもしれない。






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