無駄な鉄砲は数打っても当たらないときがある

ひっさしぶりの劇場鑑賞で「サブウェイ123激突」を見に行ってきた。



旧作の「サブウェイパニック」は見ているはずだが不思議と記憶に残ってないので、おそらくテレビで一回見たくらいの物だったのだろう。そしてこの新作だけど・・・なんだろうかこのデ・ジャヴは?と考えていたらあーこれは「交渉人・真下正義」を見た直後の気分だなあという事を思い出した。つまり「いつ面白くなるのか?」と思っているうちにとうとう最後まで何もないまま来てしまったという感覚だ。自分でもひじょーに疑問なのだが、デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタですよ。監督もトニー・スコットですよ。地下鉄をジャックした犯人との決闘ですよと、中身はないけど(^_^;)きっとハジけて楽しい映画の筈ですやんという簡単な決めつけ的思い込みがあったはずなのだが、なんでこうなってしまったのやら。

まーハッキリ且つありていに書いてしまえば「おもしろくない映画だった」の一言で済む話だけど(__;)

とにかくなんと申しますか、この映画の問題点はやたら意味のないシーンが多すぎるところにあるとワシは思うのだよ。身代金の運搬を警察が大急ぎでバイク+パトカーでやるのはまあ100歩譲って(へりで運べや!って見てるこっちも思ったし劇中でも市長の台詞で口走ってるし、車を使ったのはそもそも何のためかと)ヨシとするが、そこは敢えてこの交通手段を選んだという「映画的な必然」が必要なはずだと誰もが思うはずなのに、これがここではナニモナイ(__;) そのうえそれがただダラダラと別のカーチェイス映画のようなクラッシュシーンを繋いで「時間に間に合いませんでした!」ではまったくもってこのシーンの意味なんかないだろうと。

さらには見る前からこれが見所と思っていたトラボルタVSワシントンの対決だが、これも困ったことにこの二人が対峙するに至る描写があまりにも弱くて(ホント「たまたま」ワシントンが窓口になっただけにしか見えない)決戦ムードが一向にわき上がってくることがないのだ(ここなんかワシントンの不正のくだりやトラボルタの証券マンだった過去なんか一切イランかったんちゃうかと思ってしまったなあ)

そんな感じで双方共に感情移入するのがたいへん困難なままお話しは進んでいく。、またスキだらけの籠城を続けるトラボルタサイドへネズミにかじられるまで一発の弾丸も撃たない無能なSWATの描写といい、最後の最後に歩いて(!)逃げようとするトラボルタの謎な行動と言い、おいおいこの映画に緊張感はあるのかいと江口洋介調に問いだたしたくなるほどに空気は緩く、それらすべての要素にこちらが耐えられなくなってきた頃ようやく物語は収束してしまうのだった。

と、思ったままに書き殴るとまったく酷い映画のような印象だが、あえてフォローを入れると部分部分はそれなりに迫力のある画を見せているのでDVDで見るならそこそこ楽しめるのではないかと思いますわ(と言うことは予告を見たらめっちゃ面白そうな映像になっているワケやね・・・)



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