You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆映画は液晶前の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

ハイビジョンで映画を見るです

このタイトルはどっちかと言えばカテゴリ名として新たに追加した方が良かったのかもしれないけど、テレビを買い換えてからというものハイビジョン放送で映画を見るのが楽しくって仕方がない。ブルーレイのデッキを買ったとはいえ、そんなおいそれとソフトを買えるわけでもないし、レンタル屋にもそれほど置いていないというのもあって、テレビでオンエアされるハイビジョン映画というのはここにきてホントにありがたくも楽しい物だと感じているのである。

特に感動したのはむかしの映画をハイビジョンで見たときだ。ちょうどこの時期はNHK-Hiでヒッチコック映画の特集をやっていて、少し前ならめっちゃ今さら感を憶えてたぶん流し見しかしなかったと思うのだが、今回半分くらいは放送時にリアルタイムで鑑賞してしまった(画質が良いとこんなに没頭できる物かと我ながら驚いた)そんな中でも「サイコ」なんかもう何回見たかわかんないくらい見ている映画なのに、こうして腰を据えて見ると今まで見逃していたこととかがアタマにどんどん入り込んでくると言うのがよくわかったわ。もともと傑作だと信じていたけど、こんなにムダのない作りになっていたのかとあらためて感心したほどだ。

もう最初の「昼休みの情事」シーンからふたりの交際についての事情がさらっとかつ詳細に語られ、どうしてマリオンが直ぐにバレるの承知で金持って逃げたかというのが彼女の心情含めてめっちゃわかる流れになっている(手切れ金さえあればすぐにでもシアワセになれるのに、という状況下に大金持ったイヤなオッサンが顧客として登場し、自分の娘の「幸福な結婚」を蕩々と彼女に聞かせるあたり、すべての条件下で「ちきしょー、ゼニ持って逃げたる!」と一瞬思ってもおかしくないシチュエーションを提示させるあたりは本当に旨い)

そのあとの逃亡→ベイツモーテル→殺人→主役交代しての捜査→オチというそのどこを切っても意味のないシーンなんて皆無というのが信じられない完成度。今この内容を映画にしようと思ったらたぶんどの監督も2時間超えてしまうだろうと思うけど、これを110分で纏めてしまうというのはもはや神業だ。

なんちゅうか好きだからこそナメていたというか、すっかり自分の中で軽い扱いになっていた映画が、やっぱり凄い傑作だったんだよと言うのを再認識した、そういう時間だったなと、めずらしくNHKに感謝したい心境になってましたなあ・・・



関連記事

Newer Entry順番としては正しい形かも

Older Entryペルシャの人はお人好しの巻

 

Comments
Leave a comment








12345678910111213141516171819202122232425262728293011 < >