ちっとも整理が出来ないとですよ

もう三月だというのに年末年始に録画しまくった物の整理が実は殆ど出来ていない(@@;)

だいたいはBS/CSでやってた映画だけど、三月入ってそろそろやらねばと思っていたらBSの新チャンネル開局に伴う無料放送が11日までということで、今はそちらに気を取られて日々ザッピングと追加録画の毎日である。あとでますます整理する時間が増えてしまうが、もうこればっかりはどーしようもないよね(__;)(タダほど魅力のある物はないからなー。無料の日にやっていた「犬神家の一族」なんかを嬉々として見てたよ・・・何回も見てる映画なのにやっぱり面白かった)

ちなみにこの場合の「整理」とはまず録画して見たモノを消すかブルーレイに残すか、という作業のことを指す。つまり一度はちゃんと見てからその後どうするかを判断しているわけなのだけど、こんなやり方してるからいつまで経っても処理が進まないのではないかとも思うが、以前は良く「見ないで録画したままほったらかし」というのをやっていたので、敢えてそうならないようにしているところもあったりするのだ。

そんななかで「残さない」に入った映画がまず2本出てきた。それは「SP/野望編」と「SP/革命編」である。

 

劇場版を二部構成にすると公開前に聞いていたので「野望編」はおそらく佳境で話が終わるのだろうと思っていたら、なんとまあメインストーリーに突入する直前の比較的どうでもいいパートしか本編がないという(__;)これはホントに詐欺みたいな映画だった。主演の岡田准一始めSPメンバーがアクションでけっこう頑張ってるのはすごい伝わってきたけど、それが売りの映画で観客に余裕持って「頑張っているなー」と思われるようでは本末転倒も甚だしいわけで(ホントに良くできたアクション映画とは客に余裕を与えてくれるような代物ではないはずだ)

ぼくはテレビで見たからまだ良いけど、これを劇場で見た人の心境たるやどういうものだったのかと気の毒に思うほどだ(この内容なら少なくとも正規料金の半額程度に設定しないと失礼ではないのか)

さらに続く「革命編」では「野望編」からの連携が殆どなく、そのままストーリーが進行していき驚くほど陳腐な”革命”を延々と見せられるハメになってしまった(×_×)国会議事堂を占拠して何をするかと思えば閣僚たちに過去の悪事を自分で告白させていくだけって・・・こんな小学校低学年のホームルームでやるような行為を”革命”とか言って良いのか??(こんなもん「ぼくはきのうとなりのいえのかきをとりました、ごめんさない」と子供に言わせているような程度の低い反省大会だよな)

そしてこちらでも国会議事堂のセットをスタジオに組み込んでリアル度をアップはさせているけど、やっぱり「よく作ったなあ」という上から目線で単発の感心しか残らなかったのは「野望編」と変わらず。劇中でホントの"革命"が(ここで言う「革命」とはあくまでも映画的なクライマックスの意を指すのだが、残念ながら今回の映画には二本ともそれが存在していない)成し遂げられていたらそんなことも大して気にならなかったろうに、合点のいかないところがやたら目に付くとどうしたって集中力は散漫になるものだ。

まあとにかくツマランとかナントカというよりただひたすらにガッカリな連作だった・・・断っておくが少なくとも僕はテレビ版の「SP」を面白いドラマだったと思っている者の一人だ。国産のポリティカルアクションとしてはひじょうに良い独特な雰囲気を持っていたし、ぬるいドラマばっかりやってる昨今の日本のテレビでスケール感の違いはあれど「24」みたいなこともやれるんだなって言うのを証明してみせたという点では大いに評価できるとも思っていたのである(同時期にあったこちらも「24」臭のするドラマ「ブラッディ・マンデイ」より出来は良かったと思っている)

さらにテレビ版で僕が感じた最大の面白さとはストーリーに於いても登場人物の設定にしても常に「何かあるんじゃないか?」と思わせる作品ムードそのものにあった。結果的に最終回及び劇場版に至っても「何もなかった」ということで(>_<)結果は出てるんだけど(あー、今思い出したけどこの気持ちって「LOST」を見終わったときの心境に近いかも・・・)それでも連続ものとしての引き的魅力(次回への視聴意欲を湧かせる力)は十分にあったワケで、テレビドラマとしては合格点のラインを超えていたと思うのだ(テーマ曲もカッコ良くて好きだし、役者配置はみんなハマっていて無理はなかった。なにより真木よう子がヨイのだ。今度続編やるならテレビで良いから彼女を中心に添えて貰いたい)

そんなわけで今回の劇場版がきっとこの「何もなかった」部分を補填してくれると期待していただけに見終わった後の落胆は大きかった。やっぱりテレビドラマはテレビの中で完結しろってことですわな(これは「踊る」シリーズにも同様に当てはまるはなし)

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4 Comments

晴雨堂ミカエル  

わざと革命を描かないのでしょう。

はじめまして。映画ブログの晴雨堂です。

 わざと「革命」を描いていないと思いますよ。

 大手のテレビ局と芸能ブロダクションが制作の中心ですから、左翼を煽りそうな描写は絶対にやりません。反体制を生理的に嫌っている勢力ですから。
 
 「アマルフィ」然り、「ムー」然り。

2012/03/14 (Wed) 00:36 | REPLY |   

しろくろShow  

コメントありがとうございます

こんにちは、少し前からミカエルさんのブログは拝見させていただいていました。ご来訪感謝致します。

それにしても革命を描く気のない革命映画ってなんなんでしょうねー(^_^;) こんなんだったらテレビシリーズの時に深夜の放送だったんだからこっそりやっちゃえば良かったと思います(本気で革命話やりたいんだったら)

2012/03/14 (Wed) 09:58 | REPLY |   

コト  

こんにちは~

しろくろさん♪

この記事とは関係なくて申し訳ないのですが、
前記事に『シャイニング』の商品リンクが貼ってあって、
気になったのですが・・・
友達も、いちばん怖い映画!というのですが、
そんなに怖いんですか?
ジャック・ニコルソン若いですね~
怖いの好きですけど、『リング』『火垂るの墓』『プライベートイ・ライアン』とか、すんごい苦手なんです。

しろくろさんの記事では、「精神的にキリキリする映画」と書いてありましたが・・・
観たいかも。笑

長々と失礼しました!

2012/03/15 (Thu) 16:52 | REPLY |   

しろくろShow  

良いタイミングです

こんばんは。

実は今下書き中のエントリーの中にキューブリック監督の話がありまして、そこに絡めてシャイニングの事を書こうかなと思っているところでした(^_^;)

コトさんのこのあまりにジャストタイミングでピンスポット級のコメントにビックリしているところです(以心伝心ってヤツでしょうか??(__;))

詳しくはそこに書きますのでしばしお待ちを。

僕にとっては本当にトラウマ的に怖くて魅力的な映画でした・・・いやー、是非見ていただいて感想をお聞きしたいところです。

2012/03/15 (Thu) 21:14 | REPLY |   

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  •  まとめteみた.【ちっとも整理が出来ないとですよ】
  • もう三月だというのに年末年始に録画しまくった物の整理が実は殆ど出来ていない(@@;)だいたいはBS/CSでやってた映画だけど、三月入ってそろそろやらねばと思っていたらBSの新チャンネル開局に伴う無料放送が11日までということで、今はそちらに気を取られて日々ザッピン?...
  • 2012.03.31 (Sat) 23:27 | まとめwoネタ速suru