現実逃避にちょうど良い

年度末で仕事が忙しいせいか最近深夜まで起きているのが難しくなってきた(__;)(えー、それってトシのせいじゃないよね??)こういうときは突飛な世界で脳を遊ばすのが一番体に良いと根拠無く信じているが、僕にとってはそれが特撮ヒーロー/怪獣物と戯れる瞬間だとも思っているのである(短い時間であんまり考えずに楽しめてしまうという点で)

そんなわけで今日現在自分が見ている現役番組は4本になるが、それぞれの簡単な感想を書いてイヤな現実から少しだけ待避させてもらうとしましょう。

「ウルトラゾーン」
 

もう今夜で最終回か?最初はウルトラ怪獣を使った「カリキュラマシーン」みたいな笑えないコントばかりを見せられるのかと鼻持ちならない不快感が事前イメージとして募っていたのだが、実際最初のころやっていたコーナーや(怪獣の通う整骨院や星人がカリスマ美容師の連作等々)ずっと続いていたラゴンケムール人M1号のシュール劇なんかが全然つまらなくて(__;)このへんは大体飛ばし見で処理してきた(アレの笑えるツボを誰か僕に教えてくれ)

ただゼットンの不良番長シリーズや「怪獣ことわざ」「Kaijyu-English」なんかの枠が割と良くできていたのと、途中からやるようになったちょっと真面目な作りの短編はけっこう面白かったのだ(岡みつ子扮する未亡人とザラブ星人の不思議な交流を描いた「THE LOVE」とリアルにダダが怖い(__;)「ホシの招待状」が特に面白かった)

それとコレは半ば条件反射みたいなモンだけど、音楽が「ウルトラQ」「ウルトラマン」のBGMを限りなくオリジナルに近い形で再演奏(アレンジ・演奏は福田裕彦氏)されたものを使っているため、あの旋律が聞こえてくると好き者ならどうしたってそっち向いてしまうところはあるのである(__;)(いい訳がましいが毎回x2音楽聞くのが楽しみみたいな所もあったからなあ)

※福田氏絡みの過去のおはなし

ラス前の前回はベムラー登場で終わったから最終回はひょっとしたらウルトラマンが出るのか?それとも高田里穂が巨大化するのか?と色々夢想中。どっちにしろ0時30分までなんかとても起きてられへんので(×_×)録画して明日見ましょう。


「特命戦隊ゴーバスターズ」
 

スーパー戦隊シリーズはこの春で定期交代。もう36作目(__;)となる新番組も既に数話がオンエア済みだ。ここのところやれ侍だ天使だ海賊だと(__;)古いおっさんファンとしては少々とっつきにくい設定にやや戸惑いを感じながら「なんとなく録画だけして」見てきたところはあったこのシリーズだが、今回の「ゴーバスターズ」はここまで一度も飛ばし見することなくすべてを本気で視聴できている(ちなみにスーパー戦隊は「ゴレンジャー」から「チェンジマン」までが必死扱いて見ていた時期でこのあとの「フラッシュマン」~「ゲキレンジャー」まではそれぞれ数本ずつくらいしか見ておらず、その後については以下の通り)

正味な話ここ何本かのこの枠は面白いと思える部分が断片的になっていて、上に書いた「飛ばして見ている」理由とは正にコレなのだが、たとえば「ゴーオンジャー」ならヒロインの良質さ(アイドル風イエローツンデレ系美人のシルバーとセクシー熟女悪役という完璧な布陣)以外真剣に見ようと思える理由はなにもないと思っていたし、他でも「ゴーカイジャー」なら知っている過去のスーパー戦隊がゲストの回以外はまったく倍速再生の手が止まることもなく、ましてや「ゴセイジャー」など初回見ただけであまりの肌の合わなさに(♪そのうちなんとかなーるだろう♪と植木等みたいな性根のレッドがダメだった・・・)予告以外すべてすっ飛ばしていたほどで唯一「シンケンジャー」だけは外道衆サイド(特に薄皮太夫絡みのエピは秀逸)と丈瑠の生い立ち関連のドラマ部が面白かったものの特撮/アクションシーンにさほどの目新しさを感じなくてこの部分を飛ばしていたのだ。

今度もそうなるのかと思いながらレコーダーを義務的に再生したら、おいおいなんだか面白いやないかいという事で今や予想外に楽しみが増えてしまっている状況なのである。これは設定が前作までに比べて多少は現実味を帯びた物にシフトしている点にムリを感じなかったことと(主人公たちが体内にプログラムを取り込んでいて、そのせいで特殊能力と欠点(動き続けると熱暴走するみたいな一種の「人間PC」的なもの)が派生しているというのも荒唐無稽だけど、前作までのことを思えば気にならないレベル)基本ストーリーがエネルギー奪取を目指す悪側とそれを防衛する正義側というわかりやすくもユニークな対決軸になっている点が今日的だと思えたことがまず大きい。

さらにこのメンバー三人がどういう関わりでどういういきさつでここに至ったかというのを数回にかけて描写したのが功を奏してか、チーム物ドラマとして最大の魅力である「異なる個性が融合することによって生まれる大いなる力」のカタルシスをこんな初期の段階で感じられたというところにある。少なくともここ最近のスーパー戦隊ではメンバー集結の理由があまり説得力のある物ではなく(__;)なし崩し的に5~7人集いましたみたいなところもあったから「ゴーバスターズ」がその辺をちゃんと描いているのは作品作りとしてひじょうに丁寧だなと感じる部分でもあった。

そして今回もっとも感心したのはあまりに東映ぽくない(__;)特撮シークエンスの数々で、市街地のロボット戦や戦闘マシンの出撃シーン等がここまでリアルっぽく(おそらくオープンセットでの撮影と思われるが自然光を取り入れることにより特撮と本編のつながりが違和感がなく、いつもセット撮影で感じていた狭苦しさを感じることがなかった)作られているのを過去の戦隊シリーズで僕は見たことがない。

また地上戦絡みのシーンなどでも、たとえばOPにも使われているヒロムがバイクを運転している実景の背後にエネトロンのタワービルのミニチュアが合成で入り込んでいるが、手前の実写バイク移動画面と奥の合成画像が旨くシンクロしてホントの景色のように見えてしまうところとか、過去の東映では考えられないくらいキメの細かい処理が施されているとも思うのだ。

想像するにやろうとしている事は「トランスフォーマー」+「マトリックス」+「ミッションインポッシブル」のチャンポンみたいな物ではないかと思っているが、序盤は良いあんばいでお話しが展開されていて僕のような古参の昭和特撮ファンでも十分ハマれるドラマとなっている。おそらくこの後は恒例のメンバー増員もあるだろうけど、できれば本部にいるミホとトオルをそのまま追加要員にしてくれたらムリを感じないのだけどねー。とにかく次回が楽しみな戦隊シリーズは僕にとってほんと久しぶり(どっちかって言ったらスーパー戦隊じゃなくて「ソルブレイン」とか「エクシードラフト」なんかのメタルヒーロー後半の雰囲気があるかも。だから見てるのかもしれない)

と、書きだしたらやたら長くなってしまったので(__;)とりあえず今回はコレでクローズする。あとの2本は「ウルトラ列伝」と「フォーゼ」だけど、そのうち書くこともあるだろう。
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5 Comments

コト  

お久しぶり?かな?

ウルトラマンとか、戦隊もの、興味なくて、
知ってるのは、サンバルカンとゴレンジャーぐらいなんですが、
しろくろさんの説明、わかりやすいですね。
知らないのに、知った気になりました。笑

でも私の中での1位は・・・
とんねるずのみなさんのおかげですの仮面ノリダーです。
主題歌も秀逸ですよね。笑

2012/03/27 (Tue) 21:56 | REPLY |   

しろくろShow  

こんばんはー(^^)

ニュアンスが少しでも伝われば嬉しいです。振り返ればもう中学生の頃くらいからいつまでこんなモノを・・・と思いながら多分80になっても見ておるのだろうと(__;)最近では少し達観してきました。

あと、コトさんのブログは二館とも(身辺雑記の方も読ませてもらってます)毎日お邪魔しているので僕の方はあんまりお久しぶり感が無いんですが(^_^;)このブログもホントはもうちょっと更新頻度あげないとイカンですね。

ノリダーは僕も好きでしたよ。同じパロディでもそのオリジナルを好きな人がやっているかどうかで好感度が変わってきますが、アレはスタッフも出演者もみんなライダー大好きなのがよく伝わってきましたから。

2012/03/27 (Tue) 23:01 | REPLY |   

飛翔掘削  

はじめまして。

『ウルトラゾーン』は、観たかったんですが、私の住んでいる地域では放送していなくて……。

『ゴーバスターズ』の特撮の出来は長い『スーパー戦隊シリーズ』の歴史の中でも屈指の出来であると感じますが、しかしこの調子で行って予算は大丈夫なのかと少し心配になります(笑)。

>「ソルブレイン」とか「エクシードラフト」なんかのメタルヒーロー後半の雰囲気

個人的には特に『ブルースワット』あたりと近い雰囲気を感じています。
これからどうなっていくのか、非常に楽しみでありますね。

2012/03/28 (Wed) 21:48 | EDIT | REPLY |   

赤鈴(アカスズ)  

こんばんわ!

ご訪問ありがとうございます!

私が子供の頃は「カクレンジャー」というヒーローものがやってましたね。
よく子供の自分に見ていました。

2012/03/28 (Wed) 23:09 | REPLY |   

しろくろShow  

ご訪問感謝いたします

>飛翔掘削 さん

こんばんわ、コメントありがとうございました。飛翔掘削さんのブログへは以前から拝読しておりましたが、お若い方なのに古い昭和特撮物なんかの洞察が深くていつも感心していました。

確かに予算の心配はありますねー・・・ちょっとずつミニチュアの数が減ってきて最後はやっぱり狭い箱庭戦になったらそれはそれで寂しいなと(^_^;)

>赤鈴(アカスズ)さん

こんばんは、コメントどうも感謝です<(_ _)>

「カクレンジャー」はケイン・コスギが出てるヤツでしたっけ??たぶん放送時に10話分くらいは見たような気がします。

思い切って時代劇にしてくれたらなって当時はよく思ってました(蛇足ですが僕は「赤影」が大好きなのです(__;))

2012/03/29 (Thu) 00:03 | REPLY |   

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