連休が近づくとざわついた心もやや穏やかに

新年度のバタバタが落ち着いて以降、けっこうテレビで録画済み映画を見る時間が増えていた。この辺で記録しておかないと忘れそうな気がすると思い、とりあえず纏めてピックアップ。

「es[エス]」・・・スターチャンネルでの放送。
 
同チャンネルではオリジナルとリメイク版を続けて放送する「見比べシネマ」というコーナーがあり、これはその一環としてオンエアされた物。残念ながらリメイクの方の「エクスペリメント」は他の番組と録画がバッティングして今月見ることはできないが、オリジナルはもう10年も前の映画ながら(ビデオで出たときはけっこう話題になっていた記憶もあるが)僕は未見だった。

独の映画というのもあって役者は知らない人ばかりという、そのおかげでキャラ設定の想像や決めつけが出来ない分(実際の出来事の映画化ではあるけれど)ドラマ展開の先も全然読めない。コレはどうしてもっと早く見ておかなかったのだろうと後悔したほど個人的には好みの映画。

人体実験を客観的な記録映画風に見せていく序盤の展開から一転して後半は対決物語になっていくのが面白い。


「エマニエル夫人」・・・イマジカBSでの放送。
 
この単語と♪◇☆※△○×ー、エマニエ~ル♪(ここしか判別できない悲しいリスニングの限界(__;))というテーマ曲を聞くと僕らくらいの世代はちょっと下を向きたくなる恥ずかしさを(小学生時代のリビドーが戻ってくる感覚?)覚えてしまうのだが、よー考えたらちゃんと通しで見たことなんか一度もなかったではないかと思いながら、せっかくなんでアタマからじっくり見てみることにした。

70年代あれほど当時の少年達の股間を刺激したこの映画は、今見るとセックスに理屈ばかりを求めて情緒・情熱的なほとばしる熱いパトス(__;)がまったく感じられず。いつ面白くなるのかと睡魔と戦いつつ最後まで見たのに、とうとう山場もなくそのまんま終わってしまった。やっぱりこういう映画は時間経っちゃうとアカンね(「青い体験」なんかだと今でも見られるのになあ・・・やっぱりスケベ心がベタに伝わる作品の方が後年残っていくのかも)

ちなみにシルビア・クリステルは今見ても美しいと思ったが、自分の記憶より胸が小さかったのはオドロキだった(×_×)(所詮ガキの頃の記憶など数割増しでオーバーな物)これなら「2」以降はもう見ないね(__;)


「TIME CRIMES タイム クライムス」・・・BSスカパーでの放送
 
ものすごい自主映画風ノリな映画でアイディアは相当ユニークなもの。最初は「裏窓」っぽいサスペンス映画風の出だしで突如としてタイムスリップものに話が動いていくという意外な見せ方も良くできてるし、なんならもう一回見直してディテールの再確認しても良いなって思えるくらいの映画だった(超・余談だが出てくる女優さんの胸が僕好みの大きさでそれもプラス評価に作用←今回はこんな話が多いな・・・)

ただねー、これ昔「ドラえもん」の原作版で読んだ「ドラえもんだらけ」っていうエピソードとものすごい似てる気がしてしまった(__;)僕の考え過ぎかもしれないけど監督は藤子不二雄ファンなのかもと穿った見方をしてしまったなあ(スペインでも「ドラえもん」は翻訳出版されている。それこそこの作品そのものが藤子漫画の「SF短編」にありそうな雰囲気で)

まあ普通の人はそんなこと気にしないと思うので(^_^;)見る機会のある人にはお勧めしたい一本ではある


「エスケープ・フロム・LA」・・・スターチャンネルでの放送
 
ジョン・カーペンターはまったく崇拝してないけど「憎めない」監督として僕の中では好きな部類の方に含まれている人物だ。しかしこの「LA」の方は15年前の公開時に少しも琴線に触れなかったのか、今回見るまで存在を忘れていたくらいで(__;)良い意味でまっさらな気持ちで見られるではないかと思いながら鑑賞してみたのだ。そして今更ながら驚いたのは僕はずっとこの映画をリメイクだと思い込んでいたのだが、なんと現実時間とインターバルがシンクロした続編となっていたのであった。

ちなみに前作である「ニューヨーク1997」はカーペンター映画の中では1.2を争うマイベストムービーである(ついでに書くと争っているのは「遊星からの物体X」←だいぶ前に書いたエントリー記事を参考まで)スネークの格好良さや物語の中のオトコ臭い世界観、豪快な設定に小気味よいラスト等、今見ても血湧き肉踊る80年代的傑作だと信じている(あのテーマ曲が未だに好きで、時々戯れに聴いているほど。高校時代に作った映画にもエンディングテーマとして使ったなあ・・・←当時は今ほど著作権うるさくなかったのだよ)

と、こちらの「L.A」でもテーマ曲はそのままの旋律でアレンジされた物が使われており、郷愁感を覚えつつ見ていたのだけど、見進めば見進むほど「同じ事やってますやん(__;)」という感想が”ずーん”とアタマに湧いてきて、オイオイと思ってしまったよ(オチまで一緒とは・・・なんて捻りがないんだカーペンター(×_×))

たぶんこれもあって(96年当時に誰かのレビューを読んだのかもしれない)勝手に「リメイク」という決めつけがあったのだろう。役者はまあまあ豪華な割にCGしょぼしょぼて(__;)途中で「あーあ」とも思ってしまうが、それでもやっぱり憎めない映画には違いなかった。


「北北西に進路をとれ」・・・スターチャンネルでの放送
 
おー、こうして通しで見るのってもう何年ぶりだろう。月曜ロードショーかゴールデン洋画劇場で見たのが最後だったかもしれんな・・・(だとしたら30年近く空いている)

2年前NHKでやっていたヒッチコック特集で再見した何本かは(「サイコ」「海外特派員」「裏窓」「引き裂かれたカーテン」等)やっぱり今見ても面白いよ!と自信満々に言える物ばかりだったけど、久しぶりに見た「北北西」はちょっと粗が目立つ映画だったように感じられてしまった。

仕掛けが大きい割に敵側の攻撃がまあまあ間が抜けているし(__;)ケーリー・グラントのためだけに用意されたようなラブシーンが取って付けたような007シリーズのパロディみたいに見えてしまって全然イケてない(公開年度はこちらの方が先なのだが)何よりテンポが冗長なように感じるのだ。

映像面で見るべきところはめっちゃ多くて有名な農場でのシーンとか、あえて書かないけどラストシーンの構成なんてホント見事だと思うけどね。コレが他のヒッチコック映画に比べて突出した傑作かと言われるとやや疑問の残る今回の再鑑賞でありました。

と、まだ何本かあるけど長くなったのでいったん休憩(__;)
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5 Comments

黒 紅 茶  

ニューヨーク1997!!!
いつの間にブルーレイで発売したんですか!?

中学のころにレンタル屋のVHSを借りてみたこと
あるんですが、ぜひブルーレイで見てみたいです♪

2012/04/23 (Mon) 09:58 | REPLY |   

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2012/04/23 (Mon) 16:51 | REPLY |   

しろくろshow  

いやー

>黒紅茶 さん

なんかいつの間にやら出てましたねえ(__;)

たぶんほとんどナイトシーンだからブルーレイの恩恵は薄いような気もするけど(^_^;)僕はBSでのハイビジョン放送をのんきに待とうかなって思ってます。

むしろサントラをCDで買い直したいなと(ウチにあるのは輸入盤のアナログレコードなんで・・・)

2012/04/23 (Mon) 21:43 | REPLY |   

晴雨堂ミカエル  

シルビア、いま観ると・・。

 子供の頃は臭いたつピチピチ熟女のイメージでしたが、いま観るとスレンダーな美少女でしょう。当時のシルビアはAKBと歳かわりませんからね。

2012/04/27 (Fri) 12:08 | REPLY |   

しろくろShow  

ホンマですね(__;)

>晴雨堂ミカエル さん

確かに調べたらこのとき彼女は21か2だったようで、今の我々(一緒にしてスイマセン<(_ _)>)目線だと完全に「女の子」ですよね・・・

子供の頃オトナじゃん、って思ってた女優さんがみんな実は若かったというのはあながち自分が年齢を重ねたからではなく、それだけ当時の人たちは成熟していたということなのでしょうか。

2012/04/27 (Fri) 14:01 | REPLY |   

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