ホントに怖いのは人間ですよ

いろいろ映画もドラマも見ているのに更新してなかったのは単に暑くてやる気が出なかったのと(~Q~;)後で別エントリーにも書く予定だがある事情でテレビの前から動かない時間が増えてしまったことが大きかったのだ(自分のパソコンはデスクトップでテレビからも離れているため”ながら入力”ができない。最近スマホに変更したとはいえ、とてもあれでブログ更新しようなどとは思えないし・・・)

そんなわけで遅まきながらいろいろ見たモノの記録を書く。

「東海道四谷怪談」・・・日本映画専門チャンネルで見た。

なんて8月に合った映画だろうと思いながら久しぶりに見たけど、こういうのは昔お盆時期が来ると地上波で深夜連日やっていたよな。過去に何本もあった四谷怪談映画を僕は全て見ているわけではないが、本作はその中でも大映版「四谷怪談」(監督:三隅研次 伊右衛門:長谷川一夫、お岩:中田康子)と並んで間違いなく名作と呼べる一本だと思うのである。

大映版の方は中田康子の岩が艶っぽくてオトナな雰囲気だったのに対して(その分「尽くす妻」の描写はこちらの方が上だったので悲劇度とは相当高くなっている)こちら若杉嘉津子の岩は世間知らずのお嬢様がそのまま浪人の妻となり悲しい死を迎えてしまうと言う見せ方をしているので、怨霊となって登場してからの彼女のあまりな変わり様が本当に恐ろしいと思えてしまうのだ。

また場面転換の演出等でもどちらかというと全体的に舞台調の表現をされており(人を切る場面で効果音ではなく太鼓の音色を被せたりとか)ひとつひとつのシーンが激しくメリハリが効いているためか、どこを切ってもパンフレットに使えそうな「キマった絵」になっていることにひじょうに感心してしまった。

悲劇ではありながらラストシーンの美しさもモノスゴク印象に残る実に「良い映画」たまにはこういうのもちゃんと見直さないといかんなと思ったよ。

蛇足だが本作の監督である故・中川信夫監督作ではもう一本「亡霊怪描屋敷」という映画が僕のトラウマ恐怖映画なのだが(子供の頃深夜のテレビ放送見たとき本気でコワイと思った(>_<)マジでトイレに行けなんだからねー)もう長いこと見てないのでこの機会に見直してみたいと思っている(思わず日本映画専門チャンネルにリクエストしたぞ(ーー;))
 

「青春の殺人者」・・・日本映画専門チャンネルで見た。

これはDVDも持ってるけどハイビジョンで原田美枝子のおっぱいを見てみたいという(わっはっは(^0^;))それだけの理由で録画したのだ。映画の感想は以前書いた時とこのたびの再々鑑賞でもそれほど変わることはなかった(も一つついでに書くとHDで見た彼女の胸は形・大きさ共にやはり私好みと再確認(__;))

今回面白かったのはセットで放送していた岩井俊二監督のコーナー「マイリトル映画祭・長谷川和彦映画祭【後篇】」で長谷川和彦監督の発した数々の内幕話だろう。なかでも母親役の市原悦子が「役作りのため」腋毛を生やしたままに(__;)していたと言う話や(リアルなオカン(?)を表現したかったのだろうと)オヤジゴコロ剥き出しでアシスタントの若手女優ふたり(黒木華刈谷友衣子)に「君たちこの映画の原田美枝子みたいな役がオファー来たらハダカになれるか?」という質問を振ってニヤニヤしている様であるとか(また振られたこの子達があっさり「やれます」と言い切った所に女優さん特有の負けん気の強さを垣間見られたなあ)当時の原田美枝子は「17歳の躁鬱があってそれが本編にも良い方向で出ているが、悪いときは突然アフレコで一言も喋らなくなったりして往生した」と言った内容等々。

これも破滅的でひどい話なのに、なぜか最後は水谷豊の開放感を自分も共有できそうになってしまう不思議な作品。良い映画とは言わないけど個人的には好きな映画だ。
 

「冷たい熱帯魚」・・・ゲオの100円レンタルで見た。

前から気になって見たくて見たくてしょーがなかったのだけど、いつまで経ってもBS/CSで放送予定がないので仕方なくレンタル屋まで走ってきたのだ(最近まったく借りに行ってなかったから会員証がどれだかわかんなかったよ(__;))家に帰って即再生したのも久しぶりだったなー・・・

で、見終わっていざ感想書こうとすると何書いてもネタバレになりそうな感じがしてひじょうにむつかしい、これはそういう映画だった(__;) 個人的には園子温監督の映画っていつも変わっていて面白いんだけどオチの趣味だけが自分と合わなくて常にモヤモヤしたまま映画が終わってしまうという印象なのだ(今回も残念ながらそれは健在。「愛のむきだし」のときもなんでこんな終わり方なんだ?って4時間近く真剣に見ていただけによけいそう思ったしね)

そこはまあ好き嫌いの世界だからこれがエエという人もいっぱいいるんだろうけど、僕はちょっと気持ち悪かったなと思っている(死ぬほど出てくるグロシーンのことではなく(これはむしろ大好物(ーー;))精神的にスッキリしなかったという意味で)

この映画の見所というか最大の面白さはでんでんの台詞があまりにもスバラシイところにあると思うのだ。たとえば吹越満に怒濤の説教をするシーンなんかめっちゃ説得力あって、その場にいたらおーそうだよ!オレもそう思うよ!!と追従したくなること請け合いで(「オレは人も殺すが常に解決策を用意している!」っていう一言が特によいし、もう見続けてると完全にでんでん主演の映画だよなって感じてしまう)それだけでもこの映画は見る値打ちあったなと思うから、その分オチだけ何とかして欲しかったなと言うのは(くどいようだけど(__;))よけいに感じてしまう所ではあったな。あとは神楽坂恵の出演シーン全てがヨイぞと追加のプッシュもしておきましょう(__;)
 
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2 Comments

シャオティエン  

原田美枝子・・・いいですね!
私が初めて観たのは、「恋は緑の風の中」でした。高校生の頃だったと思いますが、夜中にひっそりと宮城ローカルでオンエアされました。今では放送できない作品だと思います。

2012/08/22 (Wed) 18:10 | REPLY |   

しろくろshow  

>シャオティエン さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

残念ながら「恋は緑の風の中」は未見でしたが調べてみるとYoutubeに一部がアップされていたので少しだけ見てみました。

14分ほどの動画でしたけどアレだけじゃなんにもわからなかったですが(ーー;)雰囲気は70年代の空気が濃厚に出ていていいなーと思ってしまいました。

音楽をアリスが担当しているというのも驚きましたねー・・

2012/08/22 (Wed) 22:19 | REPLY |   

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  •  『冷たい熱帯魚』(2010)
  • この素晴らしき世界 ■ 冷たい熱帯魚 - Cold Fish - ■ 2010年/日本/146分  監督   :園 子温(その しおん)  脚本   :園 子温  製作   :杉原晃史 他  音楽   
  • 2012.08.17 (Fri) 15:49 | momoな毎日