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Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

胸につけてるマークは流星

昨日の話だが高松市美術館で開催中の「ウルトラマン・アート!」を見に行ってきた。巷で話題の東京都現代美術館でやっている「特撮博物館」ほどのインパクトはないが(BS日テレで紹介番組を見たが、あれは一度行ってみたいなあ・・・)地方在住者としてはこのようなサブカル系のイベントが四国で大々的に行われると言うだけでありがたいことだと思っているのである。例によって見学の顛末は本巻参照。

IMG_0102.jpgこれは1966年に放送が始まったウルトラシリーズ生誕45年周年を記念して一昨年より2年の月日をかけ北海道から全国を巡回しているイベントである。今回の高松での開催がファイナルとなるとのこと。

1966年と言えば正に僕と同い年(ーー;) 極端な言い方をすればこの世代はウルトラシリーズと共に年齢を重ねてきたと言っても良いくらいのものだろう(ちなみに僕は「ウルトラマン」第一話放送の4日後に生まれている)

内容としては円谷プロの成り立ちからウルトラQ~ウルトラセブンまでの時代に(昭和38年~44年)絞り込み、実際に撮影に使用した着ぐるみやセットの一部、或いはデザイン原画や脚本の直筆原稿等々貴重な逸品の数々が展示されていた。

現場で感心したのはチケットカウンターのお姉さん方が全員科学特捜隊のバッジ(流星マークの無線機)を付けていたことだろうか(徹底しててイイなと思ったよ(^_^;))

やはり「アート」という括りなので、軸になっていたのは成田亨のデザイン画や高山良策の手による怪獣着ぐるみの数々、そして佐々木明作のカラータイマーやヒーロースーツ等々と言った美術スタッフの「作品」たち。

一部レプリカもあったが、本編で使用した本物の科学特捜隊/ウルトラ警備隊の隊員服にゴモラアボラスと言った人気怪獣の生首など(^_^;) 今まで書籍等でしか見ることの出来なかったものを実際目に出来たことに僕は大いに感動していたのであった(T_T)

初めて知ったことで言えばウルトラホーク2号のミニチュアが想像以上にサイズの大きかったことと(これは敵側宇宙人の円盤ミニチュアも同様←飾られていたのはプロテ星人の円盤)科学特捜隊のスーパーガンが金属製で出来ていたことなどに驚かされた(一週間前同所で講演をしたフジ隊員役・桜井浩子さんの話によれば銃が重くて静止しなければならない(後で光線を合成するため動くとズレてしまう)場面で苦労されたそうである)

残念なことに撮影を許可されたのは入り口近辺にあった「撮影専用」のものしかなかったけれども、これはこれでけっこう楽しいものが用意されており(上の戦闘機群もそう)なかでもオモシロイと感じたのは下の写真の”メトロン星人と記念撮影をしよう"のゾーンだ。

IMG_0097.jpgこれはウルトラセブン第8話「狙われた街」に登場する名場面を再現した物だが、子供がどんどん座っていくのでちょっとオッサンである自分が上がっていくのは躊躇があったため残念ながらツーショットは撮れなかったけど(ーー;)良いアイディアだとは思ったなあ。

ちなみにこの場面故・金城哲夫のシナリオには「ビルの一室で立ったまま対峙する」となっていて、六畳間にちゃぶ台というのは故・実相寺昭雄監督の好みでこのような演出になったとか。

当時作品の海外輸出を考えていたテレビ局からは「和的なテイストは勘弁してくれ」とクレームがあったらしいけど結果的にこのほうがシュールな絵になって未だ「名場面」として語られてるんだからねー・・・

可笑しかったのはこの場所に上がった何人目かの子供が正座して星人に向き合い、親が写真を撮ってたら「なんかメトロン星人に叱られてるみたいだぞ」と言われてなるほどその通りだなと(^0^;)

今回の展示は先に書いたとおりウルトラQからウルトラセブンまでの三作品に限定されていたが、ぜひこの後のシリーズでも(そしてウルトラシリーズ以外の物も含めて)こういう催しをやって貰いたいなと思いながら僕は会場を後にしたのであった(ひじょーに楽しいイベントであったと自信持って言えるので行ける人には是非行っていただきたい。高松では10月28日まで開催予定)

 
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Comments
Edit
このイベントは水戸で開催されたときに足を運びました。けっこう展示が充実しており、相当に面白かった記憶があります。「ぶらぶら美術・博物館」で、相沢紗世が来ていた時に、行きたかったなぁ(もっとも収録は月曜ですが)。
 「特撮博物館」にも行きましたが、特撮好きならずっといたくなるような楽しさでした。
Editこういうときいつも都会はいいなあと思ってしまいます
>HORIDASHIDOGU さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

特撮博物館の方も全国廻ってくれたらいいのにと思うんですが、あの規模だと難しいそうですね。しかしアレを見られた方々はほんとに羨ましい。

もうかなり前の話ですが東京で「特撮大会」というのがありまして、僕が高校の頃だったんですけどどうやったら小遣いの範疇で行けるのかと必死で電卓打ったことを思い出します。やはりこういうものは都会へ行けですね。
Edit
わー、わたしの地元には来る事なくファイナル…。これは楽しそうですね〜。その昔、地元の百貨店で「ゴジラ展」が催されて2日間に渡り入り浸ったことを思い出しました。そう思うと大人になると踏み込みづらい境地ってのがあるんですねぇ^^;)

しかし和みます、メトロン星人さん。
動画も素晴らしき!
Edit子供でもおれば良いのですが
>こじか さん

こんばんは、コメント感謝です<m(__)m>

ホントはペロリンガ星人と写真撮りたかったんですが(^_^;)やはりメジャー度ではこちらと言うことなのでしょう。

こうやってあらためて映像を見返すとホントに凝った演出してたなあって驚かされます。子供番組のライティングやアングルじゃないですよねー・・・
Edit
こんなイベントがあるなんて・・・はじめて知りました。九州にも来てほしいと思います(いちおう、熊本にウルトラマンランドなるものがありますけど…)

特撮博物館のようなイベントによって少しでも特撮に対する再評価が高まってくれればいいですね。

そういえば特撮繋がりで――今度公開されるギャバンは平成生まれながらも気になります!!!
Editこっそり行きますよ(^_^;)
>黒 紅 茶 さん

こんばんは、コメントありがとうございました_(._.)_

熊本のウルトラマンランドは福岡の野球観戦に行くびに「ムリして行ってみようか」と無茶な事を考えては行けずじまいというパターンが続いています(なにせ遠いんでねー・・・)

それから「ギャバン」ですがまず間違いなく僕も見に行くと思います(ーー;)
Edit私はウルトラセブン派です。
 科特隊は実際にありそうなリアルな組織でしたね。
 軍事組織のウルトラ警備隊がたった六人で日本をカバーするのはかなり無理がありますが、科特隊はあくまで超自然の事件を捜査するスペシャリストチームという無理の無い設定です。
 オレンジの制服デザインもけっこう理にかなっていましたし、内勤・フォーマルの青ブレザーと二種類あるのがお洒落です。

 だけど、シリアスで大人びた話が多いウルトラセブンのほうが好きでした。
Editそういえば音楽も
>晴雨堂ミカエル さん

こんばんは、コメントありがとうございましたm(__)m

確かに「セブン」は「マン」に比べるとオトナでハードな質感を覚えますね。かかっているBGMもどこか牧歌的でほんわかしたムードの宮内国朗に対し(作品にはバッチリ合ってましたが)クラシック畑の冬木透のスコアはどこかアダルトなムードを醸し出してましたねー。

しかし個人的にはどちらが好きかというのは甲乙つけがたいところがあります(^_^;)

Editセブンの影響。
 セブンで使用された一部BGMはその後の「帰ってきた・・」「エース」などでも流用されましたから、名曲揃いです。

 ウルトラマンでも傾向がありましたが、セブンは社会批判の要素も強く、いま見ても改めて驚く事があります。
 金城氏や上原氏の力が大きい。それから実相寺氏のSF傑作。

 セブンが私の与えた影響は非常に強く、女性の好みもセブンから受けています。
 アンヌ隊員と言いたいところですが、私は「盗まれたウルトラアイ」のマゼラン星人マヤが強烈で、太い眉毛の長い黒髪の少しひねくれた女性によく惹かれますが、このセブンの影響ではないかと思っています。

 神奈川にあるダンの店には行った事ありますか?
Edit好みの話で言うと
>晴雨堂ミカエル さん

こんばんは、またまたコメント感謝です<(_ _)>

「セブン」の女性キャラですと僕はゴドラ星人が化けた水上竜子演じるおねいさんが好きでした。あとはベタですけど「アンドロイド0指令」の小林夕岐子も気に入ってます。

>神奈川にあるダンの店には行った事ありますか?

いやー、関東方面に行くことが殆ど無いこともありますが一度も行ったことがありません。ほんとはアンヌ隊員の中華料理屋さんとかTAC美川隊員のカフェとかも覗いてみたい気はするのですが、如何せん遠征予算が・・・
Edit行ってきました!
閉幕ギリギリセーフでした、地元なのに(笑)。

成田亨、池谷仙克のデザイン画をしみじみと鑑賞。
プロップ類もかなり充実していて見応えありました。
セブンの飛び人形にも感動!
グルグルといろんな角度から見てみたり。

台本展示コーナーでは、「史上最大の侵略(後編)」の金城氏直筆原稿が!
迷惑かなと思いつつ、つい読みふけってしまいました。
決定稿らしいのですが、完成作品とはセリフがかなり違ってました。
やはり現場で変えてしまうのですかね。
Editあのコーナーは
>楽珍劇場 さん

こんばんは、コメント感謝×2です_(._.)_

直筆台本の展示は僕も時間かけて見てしまいました。サインペンのようなもので殴り書きだったのに驚いたのと(ーー;)ト書の細かさに感心しましたですね。

家帰ってから何年も開いてなかったシナリオ集を読み返してテレビとの違いを再確認しましたよ。

香川もこういうイベントがあるのは侮れません。
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