You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

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Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

胸のエンジンは不完全燃焼

平日に見たかったけど都合がつかず、敢えて家族連れで賑わうであろう日曜の昼下がりに挑戦観賞してきた「宇宙刑事ギャバン・THE MOVIE」のはなし。

 

思っていたより客足は鈍く、僕が席に着いたとき中にいたのは"ご同輩"と思しき同世代の男性が一人だけ一番後ろに座っていた。なんだ、これは安心できる環境下ではないかと思いながら同じく反対側最後部の自席に座り上映を待っているとしばらくしてどんどん入場者があり、最初に入ってきたのは父親に手を引かれた5歳くらいの男の子。彼の目には一番後ろの端と端に座った単独で来ているおっさんたちが奇異に映ったのか、大きな声で「なんでギャバンやのに大人しかおらんの??」と父親に問うていたが(__;)これこれちび助君、無粋なことを言うでない。パパが困った顔しているではないか。

最終的には半分程度席が埋まり見渡すと親子連れが6割、男同士の一団が3割、我々のような単独鑑賞組が1割といった風情。さすが30年の歴史を誇る宇宙刑事シリーズ、客層も見事にバラけているようだ。

そしてややあって本編のスタート。レースのシーンから始まったのは「シャリバン」第1話のパターンかと思ったが特に意味はなさそう。ここからしばらく本作の主人公である三人の関係性と今に至る流れが説明されるのだが、これがもう見ているとかったるくてけっこうしんどかった(ーー;) 全体的にはまあまあ楽しかったし、こんなもんだろうという満足感もあったんだけど「ギャバン」の物語として捉えた感想としたらけっこう微妙なライン。

もともとこの映画は春に公開のあった「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の意外な(?)好評を(それこそあれは僕自身もかなり満足した作品だったわけで)受けて急遽制作されたやっつけ企画であろうことは明白だが、それにしてももう少しシンプルに仕上げることは出来なんだのかと思ってしまったなあ(__;)

最初にこの映画のストーリーを聞いたときはまあ今になって新作作るならこうするしかないわなとある程度は納得していた所もあったし、新旧のヒーローが代替わりしていくのもアリだとは思っていた(石垣佑磨の2代目ギャバンは自分でアクションもこなせるあたりが魅力あって全然悪くなかったし)しかし自分のような古参ファンからすると「ホントに見たかったのはこれじゃないよ」という心の奥底に隠していた本音を押し殺せるほどの出来ではなかったのが微妙な感想を生んでしまっただろうという感じなのである。

長くなりそうなので敢えてその「ホントに見たかったモノ」を以下に箇条書きで並べてみた。

一、主役は初代ギャバン・一条寺烈(大葉健二)でやれ!・・・これは要するに「ギャバン定年前最後の事件(ーー;)」という括りにした初代ギャバン完結編としての物語を見てみたかったという事である(そうなるとどんな役でもいいからミミー(叶和貴子)は出すべき)そのうえで最後に二代目ギャバンの十文字撃と交代というふうにしてくれればスッキリしたのではないかと思うのだ(要はテレビ版の最終回「ドン・ホラーの首」のシャリバンの役どころを二代目に振れよと)その流れに乗って次作から撃/シェリーのコンビニよるギャバン・ネクストジェネレーションをやってくれたのであれば、たとえそれが劇場版であれVシネであれテレビシリーズであれ諸手を挙げて歓迎できたことだろう。

一,BGMの使い方に物申す!・・・「VSゴーカイ」の時に山下康介とのコンビになったのは必然だったが、今回は単独でギャバンをやるのになんで全曲渡辺宙明ではないのか?アノ曲あの曲と言ったおなじみのBGMがあれば特に新録なんて必要ないんだから挿入歌含めたストック曲をどんどんかけてくれればよい物を。画面から受ける「今見てるこれってほんまにギャバン?」という違和感は必須であった音楽世界の未補完から来ているところも多分にあったはずなのである。それに主題歌はやっぱりドあたまにかけた方が良かったと思うし、最後は烈の引退(?)に合わせて「星空のメッセージ」→撃の登場でエンディング「主題歌-type G-」という風にしてくれたらなあと僕なら夢想してしまう。

一、シャリバンとシャイダーの登場は不要!・・・やるなら来年「宇宙刑事シャリバン・THE MOVIE(仮)」(そんな企画は聞いたこともないけど(ーー;))で渡洋史を出してくれよと言いたいわ。シャイダーの円谷浩は亡くなられているので劇中でも殉職扱いにして少し触れる程度でいいから、今回みたいな取って付けたようなことだけはやめてほしい(そもそもヒーロー経験者とはいえあんなチンピラみたいな宇宙刑事はアカンと思わんか?(__;))

ううっ、短くと思っていたら意に反して長くなってしまった(@@;)苦言が長くなるのはそれだけ思い入れのあるタイトルだったと言うことでご理解をいただきたい。

最後に今回の映画で一番良かったのは魔空空間のシーンで(細かいことを言えばココももっとソフトフォーカス多用しろ!って思ったけど)烈の発した「30年ぶりだ!」という台詞だったことを記して♪あばよ昨日♪と、このエントリーを閉じよう。

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Comments
Editす・すごい事ですぞ!(^u^)ヾ
ギャバンかぁ~♪ 遡る(30年前)こと
ガンダム世代でした。(おそらく)実写モノには全く興味無しもガンプラ1/144スケールを組み立ててはモデルガンで破壊してましたので…痛いア中坊だわ(>_<)

しろくろさんは そう意味ではお子さま向け映画に単身で鑑賞されるなんて真のムービーマスターです^_^;
ワタクシは未だ未だパダワンの身分で…お許しを
Editガンダムも好きでしたよ
>たかのツメ さん

こんばんは、コメントありがとうございます(・_・)(._.)

ウチは子供がいないのでこういうときに使えるダシというかカプセル怪獣的アイテムが無いのがつらいところですね(>_<)

妻に同行頼んでもにこやかに「行ってらっしゃい」で済まされてしまうので(ーー;)(そらそうですな)この手のモノを見るときはすっかりおひとり様状態になっています。


Edit強い奴ほど、大歓迎~♪
そうですね~不完全燃焼な映画でしたね。
某最後の昭和ライダーの二番煎じなシナリオにもちょっとがっかりしました。

でも、二代目ギャバンのアクションはとってもよかったです。映画だけのキャスティングというのはもったいないので、ぜひともTVシリーズを復活してもらいたいと思います。
Edit一番良いのは
こんばんは、コメントありがとーございますm(__)m

石垣佑磨はプロフィール見たらテコンドーの経験者なんですね。あのかかと落としはただ者ではないと思いましたよ(ーー;)

そしてテレビ化は僕も大賛成です。やるならアキバレンジャー方式でBS朝日深夜13回、みたいな形がいいですね。
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