オマエを食べるためだよ

しばらく書いてなかったけど相変わらず海外ドラマも見てはいるのだ。ただ、ずっと見ていたレギュラー番組がシーズン進行と共に少しずつ(または大幅に)パワーダウンしてきており、それぞれ熱中度が薄くなっていたのは否めないところで。

たとえば直前のシーズンまでがあんなに面白かったのに、翌シーズンから人間関係のイヤ事を詰め込みすぎて番組全体の感じが悪くなってしまたったEテレ放送枠の「glee」(Season2から)とDLifeで放送中の「デスパレートな妻たち」(こちらはSeason3から。デスパは今BSプレミアムでファイナルをやっているので、もう4-7はすっ飛ばしてそっちを見ている)次のファイナル直前でかなりざっくりとした雑な印象になってしまったスパドラの「CHUCK」、Season4ブレミアを見てなんぼなんでもそれはムリあるだろうと(ーー;)思った「メンタリスト」等々。どれもこれもすべてスタートが素晴らしかっただけに、変節を遂げようとしているのは少々寂しい話だ。番組が長く続けばしょうがないこととはいえ、テレビドラマのクオリティをキープしていくのは本当に大変なことなのだろう。

それ以外だとなんとかコケずに踏みとどまっている(苦労しながらも作品レベルをキープしている)のは「リベンジ」(DLifeで放送中。ストーリーを引っ張るのは難しいと思っていたが、復讐の連鎖拡張という展開のさせ方に持ってきたのは旨い)「カリフォルニケーション」(FOXで放送中。特に秀でたドラマではないが、初回から最新エビまで中身に差がないのはある意味で安定感があるわけで)「ウォーキング・デッド」(現在はFOX238で放送。コレだけは相変わらずテンション落ちずに面白い(__;))個人的にはこのあたり。

そんな中久しぶりに「むむっ」(ーー;)と思った新ドラマがあったのでさらっとご紹介。

まずはスーパードラマTVで始まった「GRIMM/グリム」
 
これは簡単に言うとグリム童話ってのは実はホントにあった話で、あの中身はグリム兄弟が書いたモンスター達のプロファイリング集であるという設定になっている。さらにグリム一族は代々怪物退治を宿命とされた血筋を受け継ぎ、このドラマではその能力(怪物達の本当の姿はグリム一族にしか見えず、普通の人から見れば彼らは人間にしか見えないのだ。←なんとなく「シルバー仮面」や「ゼイリブ」の宇宙人を見分けるサングラスみたいな力(ーー;))が芽生え始めた主人公の捜査官が事件を解決していくというのが基本ストーリー。

つまり通常の刑事ドラマであれば冷血な殺人鬼やサイコパスという解釈で終わる犯人像を、いやいやこいつらは文字通り人の皮を被った怪物なのだよと言う見せ方をしていくのがひじょーに面白いし斬新。ベースはあくまでも犯罪ドラマをやっているので物語には入って行き易く「Xファイル」や「フリンジ」等より閉じた世界観の中で(主人公のニック以外事実を知るものは人間側に誰もいないという点で)話を進めているため、ふだんこういうジャンルのドラマ見ない人でも初回見たらたぶん次も見てみようかなって思えるはずだ。

毎回ドラマのオープニングで童話の一節を紹介し、その日のエビが何であるかというのを暗示させているのも楽しいポイントになっているし(ちなみに初回は「赤ずきん」)キャストでは事情もわからず主人公のニック(デヴィッド・ジュントーリ←初めて見た役者だけどなかなか爽やかイケメン君)に寄り添う恋人のジュリエット(ビッツィー・トゥロック←ちょっと意地悪系美人に見えるがイイ女)と怪物なのに情報屋という謎の脇役モンロー(サイラス・ウェイア・ミッチェル←役者の名前で覚えてなかったけど顔見たら「プリズン・ブレイク」のアイツだった(__;))が僕は気に入っている。

それからFOXClimeで放送中の「HOMELAND」
 
こちらはイラクでアルカイダの捕虜となり死んだと思われていたアメリカ兵・ニコラス・ブロディ(ダミアン・ルイス)が8年ぶりに救出され、無事帰国するというところから話は始まる。彼がイラクで洗脳されスパイとなって送り込まれたのではないかと疑うCIAのキャリー(クレア・デインズ)は密かに彼を監視するのだが・・・てな感じでエピソードは進行していくわけだけど、ドラマのパターンとして僕はこういう形式のものを過去に見たことがなかったから凄く新鮮な気分でこの番組を見ることが出来ている。

これは春先に一挙放送があった時に録画していたのをようやく見始めたものなのだが、帰国した彼が果たして戦争の英雄なのか或いは国家の裏切り者なのか?という疑惑一点を中心にした展開で話が動いていくのが軍事サスペンスとしても秀逸だし、また八年間のブランクで微妙に変わる人間関係の妙という人間ドラマの部分でもかなり面白いと思える作りになっているのだ。

「デクスター~警察官は殺人鬼」等を放送している米ケーブルテレビ局・Showtime製作のドラマなので民放ほどの規制はないためかハダカも出るし(「ファイヤフライ」「V」のモリーナ・バッカリンが脱いだのには驚いた)キャラ設定なんかも実に生々しいし、決着の付け方をどうするのか予想の全く立たない所でも期待値が高くなる要素を抱えており、初回見たらもう見るのを止められない状態になるのは必至なのである。それだけにオチに対するハードルは最初からかなり上がっているため、そこがネクストシーズンへ引っ張れるかどうかの瀬戸際になっていくことだろう。今のところはまだ半分しか見てないけど期待半分不安半分みたいな微妙な心境が継続中(^_^;) 

※「HOMELAND」は無料BSのDLifeでも7/13から放送開始。

もひとつはFOXで放送中の「アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟」
 
こちらはSeason2になるのだが設定が一新された別の物語になっているためかあえて「2」とは謳われていない。主要キャストはSeason1から続けてザッカリー・クイントジェシカ・ラング等、同じ役者がまったく別の役で出いるのも珍しいが、前シリーズではお化け屋敷の物語と思っていたら最後にビックリするようなオチで(ーー;)(あれは考えようによってはハッピーエンド??)あ、これは単純なホラーと思ったらイカンのかと思ってしまったのだが、新シリーズでも初回からカオスなムードが満載(__;)

僕は前シリーズ序盤で正直コワさの欠片もないような展開が終始続いていたことでダメドラマの烙印を押しかけていたのだが、最終回のアノ意外なたたみかけと今シリーズ導入部のあまりなトリッキーさに(__;) 意表をつかれっぱなしという感じなのである。このシーズンも相変わらず中身は怖くはないけど(オープニングだけは前シーズンも新シーズンも異常に怖い{{ (>_<) }})上に書いたようにこのドラマは「ホラー」という1カテゴリで括るドラマではないのだろうと思いながら現在のところ連続視聴中。うむー、しかしコレ最後はどうするのだろう・・・

※本ドラマについてはブログ仲間のmomorexさんのところで詳しく紹介されています。
関連記事

2 Comments

無様な愚か者  

こんにちは。

>これは簡単に言うとグリム童話ってのは実はホントにあった話で、あの中身はグリム兄弟が書いたモンスター達のプロファイリング集であるという設定になっている。さらにグリム一族は代々怪物退治を宿命とされた血筋を受け継ぎ、このドラマではその能力が芽生え始めた主人公の捜査官が事件を解決していくというのが基本ストーリー。

斬新な内容ですね~。
と、思ったけど、リンカーン 秘密の書と親戚みたいなものかな? と思ってみたり思わなかったり。

思ってもみてなかった内容なので、今度観てみたいと思います(^^)

2013/07/12 (Fri) 18:15 | EDIT | REPLY |   

しろくろShow  

遅くなりました、スイマセン

>無様な愚か者 さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>
そして返信遅くなってスイマセンでした。

この連休はそちらのお膝元方面に二泊三日で旅行をしておりました(ついでながら九州はやはり良い所ですね~。今回は福岡-熊本-大分と廻ってきました)

「グリム」は口当たりの良いドラマなんで肩の力抜いて気楽に見られるんじゃないかと思います。僕は「スーパーナチュラル」より気に入ってますねー(^^)

2013/07/15 (Mon) 21:41 | REPLY |   

Leave a comment