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Category: ◆本を読むと眼から血が出ませんか?=映画本読書感想文  

この言葉自体がもはや懐かしい響き

IMG_0598.jpg昨夜本屋でこのような本を買ってきた。

「映画秘宝EX 映画の必修科目07 冷酷! 悪漢映画100」

洋泉社「映画秘宝」別冊として刊行されている「映画の必修科目」シリーズは一冊ごとにテーマを決めて映画100本を選定した現代版シネマガイドとも言える内容である。

少し前の時代にあった「ぴあシネマクラブ」(電話帳並の分厚さで洋画/邦画編と毎年2冊買ってたな~(>_<) 今じゃallCinemaIMDbのようなサイトのおかげで無用の長物となってしまったが)みたいな映画のインデックス的な物ではなく、書き手のほうから自信を持って推薦される100本がピックアップされているため未見の映画を見るときの参考としてこれほど頼もしい本はないだろう(また既に見ている映画でも紹介文が個性的なのでそれを読むだけでも面白いのだ)

今まで6冊出ているうち"04"のクライムアクション(今になって思うけど、好きなジャンルなのになんでこれを買わなかったんだろう(ーー;))と"06"のコメディ以外は全部買っているが、今回の「悪漢映画」(「悪漢」という言葉をホント久しぶりに聞いたような気がするわ(__;))特集では今までと違って作品メインの紹介ではなく、魅力的な悪役を年代別に100人紹介するというなかなかユニークな形式になっているのだ(結果的には映画を100本載せてあるので同じ事ではあるけれども)

IMG_0599.jpg150パーセント載っていると思った「ダーティー・ハリー」の"スコーピオン"(アンディ・ロビンソン)の項で書かれていた「ダークナイト」のジョーカーはこれがキャラの下敷きになっているという考察は妙に納得いったし、「激突!」で姿の見えないタンクローリーの"運転手"を悪役認定しているもかなり楽しかった(普通ならタンクローリーの方をチョイスしそうなものだけど)

選外になっている連中でも「おーおー」と思わず頷くメンバーが大挙して登場しており、読んでいるとあーコレも見たいアレも見直したいと、正に書いている側の思惑通りの反応をしている自分に笑ってしまうだ(表紙のチョイスも独特なセンス。地味に「マッドマックス2」のヒューマンガスが描かれているのが良い)

このシリーズはどれもかなり気楽に読めるし、普段から何の映画を見たらいいのか困っている人には是非お薦めしたい映画本である。


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Comments
Edit面白そうですね~
こういった本だいすきです♪
読んでみたいです。
扉のイラストがめちゃ上手ですね。
天秤の刺青の背中はケープ・フィアのデ・ニーロですっけ?

激突のタンクローリーは、タンクローリー自体がもう人間化してる気がしますよね。
運転手は腕と足くらいしか登場しませんからね。
あんな運転手に怒りを買ったら大変デス( ̄ヘ ̄;)
Edit直ぐ読めるしオモシロイですよ
>mia☆mia さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

そうです、入れ墨イラストはそれでした。敢えて顔出してないのがさすがだなって表紙センスです(ーー;)

この本の目の付け所がいちいち可笑しくてですね、これも選外ですが悪役映画監督なんてコーナーもあって、それってただの悪口じゃないの?というページも楽しかったですね(^_^;)(「エクソシスト」の現場は監督が一番の悪魔だったという一節に大受けしました)

次の特集がなんだろうと今から楽しみにしてますよ(^^)
Edit読みました!
興味はあったのですがこの記事でもう発売されていることを知りすぐに本屋に買いに行きました!
面白いですね~、この本。
好きな悪漢たちがちゃんと面白く紹介されているのでまだ見ぬ悪漢たちの紹介も信頼して読むことができますね~。
これのおかげでしばらく観る作品に困らなそうです。

個人的にはヴァーホーベン先生の熱意あふれる発狂指導の写真がツボでした(笑)
Editあの項はかなり遊んでますね
>alai Lama さん

こんばんは、コメントありがとうございました<(_ _)>
ご登場頂きひじょうに嬉しいです。

悪漢監督のコーナーは書いてる人が明らかに遊んでましたよね(^◇^;) (でも的は得ているという。ヴァーホーベンのああいう写真は現場にいたらたぶんなんぼでも撮れるのだろうと思えてしまいます)「本編よりメイキングが面白い」というのも笑いましたけど・・・

あと最後の方にあった「犯罪者映画スター名鑑」も(ーー;)なんちゅう企画やと思いつつ楽しんでしまいました。
Edit映画本
『映画秘宝』とは久しぶりにですなぁ。

私が持っているのは洋泉社じゃなくて、その昔宝島社から出ていた『エド・ウッドとサイテー映画の世界』だったようが気がする。(押入れの奥の奥にあるので確認出来ない。)

これはコアな作家陣が愛する映画を愛が溢れる文章で書いてるんですよね。見ればその映画を見たくなります。

>少し前の時代にあった「ぴあシネマクラブ」
もう発刊されてない様ですね。残念です。私の手元にある最新刊は「2002~2003年の外国語映画」のモノでした。購入ペースは4年に1回でしたがこの本も私の大切な映画辞書ですね。
Edit「サイテー映画」は
>timtim2k さん

こんばんは、連投コメント感謝いたします、ありがとうございました<m(__)m>

えー、「エド・ウッドとサイテー映画の世界」は比較的手の届く所にあったので確認しましたが洋泉社でした。「映画秘宝」は元々宝島社の「映画宝島」からの流れで刊行されたモノだったと思うので私も時々ごっちゃになるんですが、あの本も濃くて面白かったですね~・・・(^_^;)

この手のムックでこんなに息長く続いているのは大したもんだなって思います。

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