それでも最後にアイ(ディア)は勝つ

前回のエントリーの補足みたいになるけど、ここ最近で良かった・気に入った映画のはなし(期せずして無料視聴の映画ばかりとなってしまった(ーー;))

「50回目のファーストキス」・・・・・カミさんがお友達に借りてきたDVDで鑑賞。
 

実は過去に何度か見ている映画ではあったのだが(もう10年近い前の映画だし)いつもどこかのチャンネルでオンエア中に途中から視聴、みたいなパターンが多く今回みたいにアタマからちゃんと見たのは初めてだった。「ウェディング・シンガー」(初見時はビリー・アイドルの登場にウケたなあ)の名コンビ、アダム・サンドラードリュー・バリモア主演のロマンティック・コメディ(と、最近はそう言うそうですな(__;)ラブコメってもうジャンルの言い方としたら古いのか??)

すべてがスーパーポジティブな発想でどんどん攻め込んでくるためか、可哀想な設定を忘れてしまいそうになるほど最後まで物語はご陽気。それとイヤなヤツの一人も出てこないのが(たくさん出てくる動物たちもそう)この話に限っては鑑賞生理に合っているように思える(脇だとショーン・アステインのゲイをとことんおちょくったキャラがかなり笑えた)もっとアマアマのぬるい話かと思っていたけど、想像してたより全然面白い映画(唯一吹替でドリューをあてた乙葉は酷かったー。わたしゃこの子のおっぱいは支持してるけど、声優はあんまり向いてないと思うな・・・)

これは今の時期みたいに暑さでへたっているときとか、ダウナーな気持ちの日に見るのが最適だろう。


「アナザー・プラネット」・・・・・スターチャンネルの無料放送日に鑑賞。


厳密に言うとSFとは言えないが突如現れたもう一つの地球を"罪滅ぼしさせてくれる存在"として描いているのがアイディアとしては面白い。主人公の女の子が贖罪を求めて行動する中で、特に根拠もないのに「もう一つの地球に行けば許されるんだ」と思い込んでいるのが強迫観念にも近くて理解し難いのだが(この辺もっと宗教観が前面に出るかと思ったけど、それが薄いためどこまでも彼女目線で見られるようになっているのがこの映画に入って行きやすいところ)今自分がいる「こちら側の地球」での彼女の言動がどこまでもリアル且つ現実的になっているのがカウンターとして効いているのだ(冒頭の事故場面まではちょっとだけダスティン・ホフマンの「卒業」のトップシーンがイメージ被りした)

途中からは理屈や整合性はあまり気にならず、心情的にこの子を許していろんなモノから解放してやりたいと思えるそういう映画だったような気がしている(役者も知らない人ばかりだし、たぶんカネかかってないとは思うのだけど「もう一つの地球」の見せ方とかは現実にありそうなビジュアルで巧い)


「恐怖ノ黒電話」・・・・・wowowお試し無料期間に鑑賞。


たまたま引っ越した先で偶然繋がった電話相手からストーカー行為を受けるという、ココまで聞いたらよくあるサスペンスだが、電話の向こうは七〇年代だったというタイムパラドックスのネタまでもが入った意外に練られているお話し。

例によって細かい矛盾・ツッコミポイントはあるけど、それが気になって視聴ストップや早送りをしようと思えるレベルではない。途中からは過去/未来にいるメリット・デメリットの勝負になってみたり対決の図式が少しずつ変動していくのも飽きさせないし、何より90分ほどの短い尺なのでポンポン話がテンポ良く動いていくのも痛快なのである(内容的には痛快でも何でも無いけど(__;))

最後事件が解決してもう一捻りあるのだが、これがちょっと描写不足で消化不良かな。しかしながら全編実に発想がユニークで、↑の「アナザー・プラネット」同様やはりホントに面白い映画はキャストや資金のかけ方云々ではなく、まずアイディアありきだと今更ながらに感じた次第である。
関連記事

4 Comments

ポール・ブリッツ  

「50回目のファースト・キス」、面白そうな映画ですね。レンタルDVDを探してみようと思います。ちょっと最近ブルーなので、陽気になりたい。

ブルーなときにはアラカン主演の「鞍馬天狗」無声映画版を見ることにしています。あれを見ていると世間のこまごまとしたことはどうでもよくなってくる(笑)。

B級の楽しさが詰まっている映画であります。

2013/08/08 (Thu) 20:25 | EDIT | REPLY |   

しろくろShow  

ブルーな気分を晴らすべく

> ポール・ブリッツ さん

こんばんは、コメントありがとうございます<m(__)m>

「50回目_」は確かに陽気になれる効能は高いと思います。あとドリュー・バリモア繋がりの同系統ですと本文中にも書いた「ウェディング・シンガー」や「25年目のキス」なんかも効果ありかもしれませんよ。

アラカンの鞍馬天狗も一度は見てるはずですが、もはや記憶は忘却の彼方・・・・(ーー;) サイレントで覚えているのはチャップリンかメリエスの「月世界旅行」くらいかな?

やっぱりどんなジャンルでもポジティブシンキング度高い映画見てると気分は晴れてきますね(^◇^;)

2013/08/08 (Thu) 22:12 | REPLY |   

timtim2k  

アナザー・プラネット

沢山の映画見ていますね。羨ましいです。

「アナザー・プラネット」は私も見てブログに書かせて貰いましたが、今年見た映画の中で暫定1位の作品です。

題名から想像するにSFのB級映画だろうと肩肘張らずに見ていた所、冒頭のクラッシュシーン…。これで目が覚めて終い画面に喰らい付き、その世界観に引き込まれていきました。

「盲目のじい様」の位置付けなど、理解不能なミステリアスな演出等が若干あったので、もう一度見て咀嚼してみたい映画ですね。

近々、ブログタイトルやauthorを変更したいと思っています。
リンク先変更(自動的になるのかな?)をお手数ですが宜しくお願い致します。

2013/08/11 (Sun) 15:31 | REPLY |   

しろくろShow  

あえて非・劇的なのが良いですね

>timtim2k さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

確かに「アナザー_」はもう一回じっくり見てみたくなる気分になる映画ではあります。

本文にも書きましたがパーティで明るい未来を周囲の人々が褒めそやす中、シニカルで他人事みたいな態度の主人公が「卒業」のダスティン・ホフマンを思い出せたり、その事故の瞬間のドラマ的ショック演出を廃した生々しい描写であったり等々、全編モノスゴク独特な作品臭を嗅ぎ取ってしまってかなり気に入っております(ーー;)

傑作とまでは言わないけど間違いなく近年では記憶に残る異色作だったと思いますね。

※タイトル変更の件了解しました(ロ_ロ)ゞ 楽しみにしております。

2013/08/11 (Sun) 21:23 | REPLY |   

Leave a comment

1 Trackbacks

この記事へのトラックバック
  •  恐怖ノ黒電話 ~物越し!~
  • どうもです。 今回は「恐怖ノ黒電話」について話していきましょう。 この映画はマシュー・パークヒル監督の2011年の作品だ。 日本の学校の怪談的ホラーのようなタイトルだけどイギリスのホラー作品だぜ。 筆者はこの作品、ソフトが出た当時某巨大掲示板のホラー映画について話すスレッドで評判が良かったり他の方がブログで紹介されていたりと気になっていたのですが、最近ツ○ヤで旧作扱いにな...
  • 2014.01.15 (Wed) 01:03 | コップのはらわた ~映画雑談しちゃいかんのか?~