You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

ジプシー・デンジャーとストライカー・エウレカでパンチ・パンチ・パンチ

17日の夜に「パシフィック・リム」2D字幕版をやっと見た。

 

思っていた以上の直球勝負な映画だったので驚くと同時に潔い清々しさをも感じてしまった。ちょうど高校野球の時期に見たせいもあったけど一球も変化球がなかったのは(実際の高校野球はもはやそうではないのだが(__;))たいしたもんだと拍手したい気分にもなったよ(ハリモトの面を被って「あっぱれ!」を20枚くらい貼ってあげてもイイくらい)

この映画は今この時期に見た人もたくさんいると思うので敢えて細かいことは書かないが、いち特撮怪獣映画ファンとしてはアタマから最後まで「わかる、わかるよ(__;)」と言い続けたくなるような作品だったと思うのである。この感覚はピーター・ジャクソン監督の「キング・コング」を見たときの気分にも酷似しているのだけど、要するにお金を目一杯使って好きなことだけ(やりたかったことだけ)やりました!という実は他の誰よりも撮っているギレルモ・デル・トロ監督が一番楽しかったのではないかと想像できるような、そんなスーパー・プライベート・フィルム感が満載なのだ。

これは自主映画を撮ったことのある人なら多分わかってくれると思うけど、自分で映画を作ろう!と思って実際に撮ろうとすると、どうしたって自分の好きだった作品の模倣・コピーから入るのは仕方のないことでアノ映画のコノ場面、と言った脳内に刻まれている「好きだったあのシーン」を自らも撮ってみたいという欲求は(このへんは想像の域を出ないけど)たぶん彼らのようにプロの映画監督として名を馳せた今でもずっと持っているものでは無いかと思うのである。

なので本作を見ているとストーリー部分は削りに削ってシンプル極まりない物になっているぶん、怪獣VSロボットのバトルシーンに比重がとことん取られていて、そこまでやる必要があったのかと思うほど細かい描写(イェーガーが大きく動くたびに某かのパーツが少しずつ吹っ飛んだり、怪獣の生物感が異常に生々しく描かれている点等々)が延々と続いているのも一介の怪獣・ロボットアニメファンに退行したかのような監督(コノ人ほんとに好きなんだなあ(ーー;))のこだわりを感じずにはいられないのだ(メイキング映像を見たわけではないが、きっと嬉しそうに撮影を進めていたハズ)

僕はロボットアニメについては「エヴァンゲリオン」以外では「エルガイム」で時間の止まっている人なので(__;)どこまでのオマージュがあったのかは定かでは無いのだが(「エルボー・ロケット!」と技の名前を叫んだのは良かったなあ・・・)特撮ファン的視点で見るとイェーガーの操縦方法などは「ジャンボーグA」ではないかと思ってしまったし(続編で車のようにハンドル操縦をするロボット(←この場合はジャンボーグ9)が出てきたらたぶんそうだと思う)次元の裂け目から侵略者が作り出した怪獣を送り込んでくるなんてのは「ウルトラマンA」のヤプール人と超獣みたいだなと思ったしねー・・・(コレも確証はまったくないけど)

あとサンフランシスコに最初の怪獣が登場する場面や、シドニー/香港に別の怪獣が出現して都市破壊をするシークェンスなどでは東宝のゴジラシリーズ等で見慣れた奥行きのある絵の組み方をされており(むしろ原典のそれ以上に良く出来た場面になっていたし)そこだけでも「おおーっ」と感動してしまうところはあったのだ。だいたい海外作品で巨大怪獣が登場する場合、過去の映画などでは実際にいる生物の延長線上である昆虫や恐竜を大きくしただけ(或いは不定形でよくわからない形)みたいなものが多かった中で、このような超生物(上の書き方で言うとまさに「超獣」)がこんなに次から次に出てくるハリウッド映画なんて僕は初めて見た(ーー;)

これがイェーガー対怪獣の対決ともなると動きは速いし重量感はあるし、そのうえ画面の巨大感はまったく崩れることも無いというスゴイ場面が果てしなく続いていくのに、もう口がポカンと開いたまままったく閉まらない有様で(__;) ひたすら続くバトルをただただ驚愕の眼差しで眺めているという感じなのである。

デザイン的にはイェーガーは巨大ブリキのおもちゃみたいで、個人的にはそれほどカッコ良いとは思えなかったのだけど(空を飛べないからヘリで空輸するというのが、そこだけはマヌケでなんとも可笑しい(^◇^;))乗り込むメンバーは全員が個性的で気に入っている。バトルシーンの割を食って出番は少なくなってしまったがチャイナブラザースやロシアンカップル(あの二人は「ロッキー4」でロシア人夫婦やってたドルフ・ラングレンとブリジット・ニールセンをほんの少し思わせる)など、脇のメンバーとしても皆最高だ。怪獣デザインの方はなんとなくだけど「デビルマン」のデーモン調にも感じられて奇怪さもかなりなものだし。

それと忘れてはいかんのは音楽も敢えて今風では無いスコアに仕上げられていて、聴いていると伊福部昭とハンス・ジマーをブレンドしたかのようなムードの曲調になっているのがタマランのである。この10年新作映画のサントラなんてこれっぽっちも欲しいと思わなかったけど、久しぶりに買ってみようかと真剣に考えているほどなんだか心がざわついている(ちょっと「アイアンマン」にも似てるなーと思ったらホントに「アイアンマン」の音楽担当だったラミン・ジャヴァディだった・・・)

僕からするとツマンなかったところを探すほうが難しい映画だったけど、たぶん怪獣映画やロボットアニメにあんまり馴染みのない人からすれば「話ないやん」とか「どこがおもしろいの?」と思われる場合もあるだろう。ただそのジャンルを好きだった人が好きなことをして作り上げた映画を、これまた好きな人たちが愉しんでいるという、作り手と受け手側の一体感を濃厚に感じるシアワセってのも世の中にはあるんだと(^_^;)わかってくれとは言わないが、容認だけはしてもらいたいと思いますわ。

うーむ、やはりこれは3D吹替版も行っておくべきかもしれんな・・・(ーー;)
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どうもです。 今回は「パシフィック・リム」について話していきましょう。 この作品について話すのは二回目だな。 前回はネタバレしないように非常に感覚的な話に終始したけど
IMAX 3Dで観てきましたよ。『トランスフォーマー』と違って、無駄なドラマ部分はあまり無く、とにかくKAIJUとのバトル!バトル!バトル!! こんな巨大なエイリアンとロボットは初めて

 

Comments
Edit
 良かったですよね、『パシフィック・リム』。オープニングの、イェーガーが発進するときのイケイケな音楽とかいいなぁと思いました。
 『GODZILLA』にしても本作にしても、ハリウッドは「巨大さ」を演出するのがうまいのかなぁと、個人的には感じました。
Edit観なくては…
お盆に見に行こうと思ってましたが…。
ご存じ、阿波おどり…。
徳島的には、なんとなくせわしい…。
どうせなら、IMAXシアターで
観たいと思う気持ちもあり…、
このままでは、見逃しそう。
しかたなく、少々妥協して、
シネマサンシャインに行こうと思っています。
Editあえて"Kaijyu"なのがイイですね
>HORIDASHIDOGU さん

こんにちは、コメントありがとうございます<(_ _)>

確かにこの映画の巨大感というのは尋常ではありませんでした(__;) それだけに今思うと3Dで見ておくべきだったなと後悔しています(明日にでも行ってこようかなと真剣に思ってるくらいで・・・)

※のちほどTB打たせていただきに伺います
Editあの客入りでは
>映画カッパさん

こんにちは、コメントありがとうございますm(__)m

私は土曜日に行ったんですけど広い部屋の後ろ半分の席が1/5くらいしか埋まってなかったんですよ。田舎の人はこういうジャンルには厳しいなあと思いながらシネサン北島を後にしたんですが、油断してると急に上映終わっちゃうかもしれませんね。

僕も早く吹替3D版行っておこうと思います。
Edit
再来週の日曜、映画の日に、最寄りのシネコンまで見に行こうと思っています。

それも「ローン・レンジャー」と二本立てで。

ぜいたくだぜわたし! ヒャッハー!(^^)
Edit行けるときに行っておかないと
>ポール・ブリッツ さん

こんばんは、コメントありがとうございます<m(__)m>

「ローンレンジャー」は予定に入ってなかったですが(そろそろデップの白塗り系にも飽きてきたので)行けるときはどんどん見ておくべきだと思います。

私の地元は映画館がシネコン「たった」一件しか無く(単館もあと一つありますが主に最近のアニメが中心なのであまり縁がなく)逆にかなり気合いを入れていかないと(^0^;)足がどんどん遠のいてしまう傾向があります。
Edit
事情的にはわたしの地元もさほど変わりはないですよ(^^;)

もとから少なかった映画館もつぶれて……駅前に単館と、郊外のショッピングセンターにシネコンであります。

映画が斜陽産業というのもよくわかりますとほほほ。

だからこういうときには見ておかないとなあ、と。


あと、相互リンクのお誘いありがとうございます。登録しておきますね~(^^) 
Editありがとうございます
>ポール・ブリッツ さん

こんにちは、コメントならびに相互リンクのご登録ありがとうございました<(_ _)>

せめて別系統のシネコンがあと一軒くらいは出来ないものかとずっと思っていますが、地方では難しいのかもしれませんね。
Editなるほど~
映画館で吹き替え版を観てしまう今日この頃
この作品は正にうってつけデスね!
いかんせん…歳を重ねる毎に脳内が字幕と画の両方を追従することが不可能に(^_^;)ゝ

= DVD化待ちへと
ですが

迫力がありそうなので
打ち切り前に
となると
一度朝からナイトまで一気に数作品を敢行してみようかと思います。
Edit声優さん豪華ですし
>たかのツメ さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_

吹き替え版は林原めぐみとか古谷徹とか池田秀一とか三ツ矢雄二とか、なかなかに豪華なメンバーで素人タレントのやっつけアフレコもありませんし、たぶんかなり無理なく見られるんじゃないかと思っています。

こちらの地域では既に吹き替え版の上映がレイトから外されてしまいましたが・・・(>_<)
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