You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆本を読むと眼から血が出ませんか?=映画本読書感想文  

文庫本が千円もするのはどーなの??

いらぬ出費が続いたせいで今月は(いやいや「今月も」のマチガイだな・・・)ホントにカネがない。にも拘わらず本屋などにに行くとついつい手が出ては何冊も本を買ってしまうことはダメ人間によくある話だが、今月はその傾向が少し多めに出てしたまったようである。そんなわけで以下最近買ってしまったムダ使い的書籍購入の話。

「映画秘宝別冊・怖いテレビの本」

IMG_0670.jpgこの表紙のセンスは良いのか悪いのかよくワカラナイのだが(ーー;)中身についてはひじょうに面白かった。

前半と後半部がホラー系海外ドラマの話で纏められており、主に「事件記者コルチャック」(我が輩の大好きな番組の一つ。このブログのタイトルバナー写真に十字架持ってるオッサンがいるけど彼が主人公のコルチャック(ダレン・マクギャビン))とイギリスのハマープロ製作「悪魔の異形」等を中心にしたアンソロジー番組の紹介が新旧織り交ぜて占められている。

で、この本が際立って面白いのはこちらの正統派特集記事の方ではなく(コレはコレで読み応えはあったが)実は中盤部にあるかつて地上波でアタリマエのように放送されていた"怖かった番組"を各ライターの皆さんが想い出語りしたパートにあるのだ。

たとえば七〇年代の人気ドラマが夏に良くやっていた「怪談シリーズ」(「プレイガール」「ザ・ガードマン」等)の異常なまでの気色悪さであるとか(ーー;)ゴールデンのバラエティーで「サンゲリア」等のゴアシーンを平気で流す桂三枝司会の恐怖映画特集番組であるとか、「木曜スペシャル」枠でやっていた矢追純一UFO特番に絡んだナレーション担当の矢島正明(「宇宙大作戦」のカーク船長や「謎の円盤UFO」のナレーターなんかで馴染みがあったので、この声を聞くと多少胡散臭い話でも(ーー;)みょうにリアリティを感じてしまうこともあった)へのインタビューとか、読めば読むほど地上波のテレビがほんとに面白かった時代のドキドキ感やワクワク感と言ったモノを思い出さしてくれる構成になっていると思うのである(そう感じるのはある程度年齢がいってる人に限られるだろうけど)

IMG_0672.jpgこの本は最初から買う気で発売日に書店へ向かったのだけど、この日たまたま文庫本のコーナーを徘徊してみたらなんとこんなもんまでが売られていたのも偶然発見してしまった(事前に情報を持ってなかったから余計にビックリした)

「事件記者コルチャック」

「怖い_」の方でもかなりページを割いて取り上げられていたし、このタイミングで突如原作が文庫化されるというのは今って「コルチャック」にブームが来ているのかと当惑したけど、どうやら映画化の話が進んでいるということでなるほどなと(コルチャック役がジョニー・デップらしいけどそれって男前すぎひんか?オリジナルは普通のおっさんがオタオタしながら事件を調べていくのが面白かったのに。ちなみに監督は「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト監督が予定されているそうだ)

この文庫版はテレビシリーズの元になったパイロット版的テレビムービー"The Night Stalker"の原作小説と、続編の"The Night Strangler"のノベライズ(テレビ用のシナリオを故・リチャード・マシスンが書いて、それを原作者のジェフ・ライスが小説版として書いたそうである)が収録されている。500ページ近くあるとはいえ1000円という単価はちょっとどーなの?とは思うけど、何せ大好きなコルチャックなので(__;)一瞬躊躇はしたもののすぐ手にとってレジまで走ってしまった。

この最初の原作小説と二作のテレビムービー(こちらは日本での放送は未だなく、ビデオのみが発売)が評判となり、暫くして一時間物の連続ドラマとなったのだが、こちらは残念ながら低視聴率のため全二〇話・僅か1シーズンで終了している。僕はテレビムービーを二本共見ておらず、テレビシリーズの方しか見ていないが各エピソードで突飛な事件(吸血鬼は出るわゾンビは出るわ果てはロボットや宇宙人まで出るというムチャクチャさ)を主人公のコルチャックが取材ノートの内容をモノローグで淡々と語りながらストーリーを進めていくスタイルがめちゃめちゃ好みに合っていたのである(考えてみたら「怪奇大作戦」や「ウルトラQ」とよく似た所もあったし)

確か本放送じゃなくて深夜の再放送(高校生だったから多分82~84年頃)の時に初めて見たのかな。最初は普通の犯罪ドラマだと思ったいたら突然モンスター(女吸血鬼の回だったと思う)が現れてビックリしたのだけど(ーー;)三回続けて見た頃ようやくコレがそういうドラマであると言うことに気がついたのだ。以降再放送があれば必ず録画して見ていたし、もう手許にはないけど完全版LDが出たときもムリして買ったものだった。たぶん再放送を経ての再評価・カルト化というのは日本以外でも同じ道程だったのか、「Xファイル」の製作者であるクリス・カーターも同番組をスタートするときに「コルチャック」のドラマフォーマットを意識したというのは有名な話。

おそらく当時コレを面白いと思ったのはそういう超常現象系の海外ドラマが珍しかったのと、吹替担当の声優さん達(コルチャック=大塚周夫、ヴィンセント=木村幌、アップダイク=富山敬)の巧さに乗せられた所もあったのだろう。実際今見返すとやっぱり小道具等のチープ感というのは如何ともしがたい物があるし、今の時代に初めて見た人がコレにハマるのは難しいと言う気もするが、思い出のドラマとして個人的には絶対外せない番組でもあるのだ。
 

今回買った小説版も読むのは初めてだったけど、どちらかというと"Night Stalker"の方はドラマの雰囲気に近く、読み物として面白いのは"Night Strangler"の方。翻訳者が別々な事もあるが同じ原作者の本とは思えないようなパターンの違う中編が二作読めるというお得感もあり。テレビ版を見ていた人なら絶対「買い」だろう。

あと買った本は何冊かあるけど長くなったんで下記のアフィリバナー参照と言うことで割愛(よせばいいのにこいつらをいっぺんに買ってしまった。これらの本のことも何処かのタイミングでいずれは書かねば)ああ、それにしても月末までカネが無いス・・・(ーー;)

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Comments
Edit同感です
はじめまして。びょうせいと申します。

自分が文庫本を買っていた大きな理由は、やはり値段が安いからでした。
かつて早川文庫が、そんなに頁数も多くない作品で千円を超える値段を付けはじめたときは驚きました。
現在はネット通販の古書もありますし、個人的に特別こだわりのある作品以外は、おそらく文庫の新刊新品を買うことはないと思います。
なかなか本が売れないと言いながら、現在の価格設定では、出版業界自らが己の首を絞めているように感じますね。

こちらのブログはレイアウトがきれいで読みやすく、共感共鳴することがたくさんあり、とても楽しい気分になりました。
ありがとうございます。

ぼくも中学高校の頃は、好きなアニメや特撮ものの話しをする相手がほとんどおらず、クラスメイトだけでなく親兄弟にも鼻で笑われていたものです。
それでもめげずに、新聞配達でお金を工面し、日本版スターログやSFアドベンチャー、SF宝石などを創刊号から数年間買い続け、それは今も宝物として保存してあります。

このような理由でブログをリンクさせて頂きたいです。よろしくお願いいたします。

それから「子ども時代のヒーローは?」というコミュニティを運営しております。
http://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=sns_community&process=community_detail&community_key=30744
よろしければ一度お寄りになってみてください。

これからも記事を楽しみにしております。
長文になり、大変失礼いたしました。
Editありがとうございます
>びょうせい さん

こんばんは、はじめまして。
それからコメント&リンクありがとうございました<(_ _)>

褒めていただいて素直に喜んでおります、こちらでもリンクさせていただきますので今後ともよろしくお願いいたします。

びょうせいさんとは好みが近そうでいろんな事が話せるのではないかと思っています(私も高校生の頃自分だけのビデオが欲しいという(当時は高価だったので(ーー;))それだけの理由で2年間新聞配達やってました)

「スターログ」はツルモトルーム時代から読んでましたし。

文庫本の高騰はこれからますます増えていくような気がしますね。業界そのものが早く電子書籍に移行したいという事なのかもしれませんが、紙本から離れられない層には大きなお世話だと言いたいです。

のちほどお邪魔いたします。またいつでも遊びに来てくださいね。
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