北極生まれと履歴書には書いてあるよ

-新作「GODZILLA」いよいよ来週公開予定


今節放送された物の中では7/16のBSプレミアム「イノさんのトランク~黒澤明と本多猪四郎 知られざる絆~」に感動した!男同士の友情ってスバラシイ!!と番組を見ながらひとり感涙していたよ(T^T)(再放送番組だけど二年前の本放送は見逃していたのだ)本多監督の奥さんが書いた「ゴジラのトランク」という本をベースに作られた内容だそうだが本の方も未見だったので余計にええ話やと思ったなあ(さっそく購入リストに追加。そして本記事のゴジラ話は今回ここまで(^_^;))

IMG_0112.jpgと、言うわけで先月注文していた北米版プルーレイソフト「ガメラ:アルティメットコレクションVol.1」が今月に入りよ~やく届いた。

以前別の北米版ソフトを買ったときもこれくらい(二週間程度)はかかったはずだけど、急いでいたわけでは無かったのでそれは良いのだが毎回宛名を微妙に間違えているのはどうなんだろうとは思ったなあ。

いつぞやは「○○」と敬称なしで呼び捨てに書かれていたし(ーー;)今回は名前の最後の1文字だけが文字化けして判別不能になっていたし(小学校低学年でも書ける画数少なくて簡単な字なのだが・・・)

ともかくやってきたのはこんなパッケージ。価格は日々変動があるようなので何時が買い時かはわからんのだけど、僕が発注したときは送料込みで1462円だった。まあこの値段で映画本編が四本も入ってるなら到着まで20日近く待たされようと名前をミスプリされようとも文句は言えんな( ̄。 ̄;)

そんなわけですぐその日の夜に念願叶ってまずは「大怪獣決闘ガメラ対バルゴン」を鑑賞(これで先月不覚を取って参加できなかった京都みなみ会館の【大怪獣大特撮大全集】(「バルゴン」「大魔神逆襲」の二本立て)を補完できたわ)過去何度も見ている映画のハズだがこの20年くらいはちゃんと見た記憶が無く、細かいところは殆ど憶えていなかった。戦時下ニューギニアに密かに隠した財宝を掘り返すため、欲に駆られた男達が現地に赴くというのが導入部のストーリー。主役の本郷功次郞はこの計画の立案者でもある兄に誘われ、脱サラして起業するための資金がほしくて参加するというなかなか生臭い話となっている(ーー;)

結果としては現地で見つけて日本に持ち帰った「宝石」が実は怪獣の卵だったということになり、彼らのせいで孵化し巨大化した怪獣・バルゴンのため街が大変な災害を被る展開になっていくのは天罰的欲望のしっぺ返しとして実に分かり易い流れでもあった。

八作ある昭和ガメラシリーズで本作だけが異質な印象を与えるのは、他の作品のように明らかな子供向け作品ではない、そうした強欲な人間ばかりを前面に立てたドロドロ劇をアタマから最後まで見せ続けたところにあったのだろう(じっさい子供は一人も登場せず)

IMG_0111.jpgまた特撮面では前作「大怪獣ガメラ」を遙かに凌ぐ予算を投入され、こちらもシリーズ中最大規模の仕掛けが導入されている(大映としてはこれが大作扱いとなったために大ベテランの田中重雄が監督に起用され、他のガメラ作品では全作演出を担当した湯浅憲明は特撮のみの演出にシフト)組まれたセット等の広さも見ていると相当な大きさであることがよくわかるし、バルゴンに破壊されるポートタワーや大阪城、そして宇宙から帰還したガメラに急襲される黒部ダムのスケール感はかなりのもの。

それで見ていてほおぉ~と思うのはガメラとバルゴンの戦い方がゴジラシリーズのようなプロレス的な動きではない、何処までも動物的な動きをしているのに感心するのである。たとえば二匹が対峙している場面でもすぐには絡まずある程度距離を取りながらじわじわと間隔を詰め、バルゴンが不意にジャンプして飛びかかりガメラをひっくり返したかと思えば不利な体勢からガメラがツメでバルゴンの顔面を突き刺し真っ青な鮮血(これ言葉として合ってるのかな?)が吹き出すと言った生々しい攻防が着ぐるみ同士の擬闘とは思えない緊張感を生んでいたと思うのである。

IMG_0139.jpg前作「大怪獣ガメラ」がそれほど特徴のないゴジラの二番煎じ企画(こちらは今回見直しても正直それほど面白いとは思えなかった)であったことを思うとこの「バルゴン」は主役であるガメラの設定を旨く使った出色の傑作続編(「1」より「2」の方が面白いという希有なパターンの)怪獣映画だったのではないだろうか(まあ敢えて無粋な事も書いてしまうと(^_^;)熱帯雨林のニューギニア生まれなのに冷凍光線吐いて水に弱いというバルゴンの設定がムチャクチャやなっていうのもあるけど(ーー;)それからやはり現地に登場する所謂"日本土人"の皆さんには無理強い感アリアリ)

あとはこのソフトそのもののことを書くと、特典映像等は一切入っておらず(予告編も未収録)本編のみ(「大怪獣ガメラ」「バルゴン」「大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス」「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」)画質は僕の見立てだと全然問題なくキレイだと思えた。音はDolby Digital 2.0chとなっているけどそこはよくわからない。そして例の如く英語字幕は出るがプレーヤー側の設定でOn/Off可能。しつこいようだが価格を考えるとあまりにもお買い得なソフトだと言える(左上写真は初期メニュー画面)

でねー、人間というのは弱いものだよと芹沢博士に言われたわけではないが( ̄。 ̄;)ついつい続きが見たくなりVol.2も注文してしまったのでありますよ(価格は1とほぼ一緒で送料込み1500円弱)こちらも現在海超え山超えこちらに向かっているところ。これでガメラシリーズは昭和平成すべてコンプリートしたことになるが(あ、「小さな勇者たち~ガメラ~」を忘れていた・・・)すべて北米版なのはご愛敬。

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2 Comments

映画カッパ  

強いぞガメラ

これと、その後の「ギャオス」は名作ですね?
後の平成ガメラシリーズへと繋がります。
アメリカ版「ゴジラ」も平成金子ガメラには、
かなり影響を受けたみたいですね??

2014/07/19 (Sat) 08:09 | REPLY |   

しろくろShow  

好対照ですが良作だと思います

>映画カッパ さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

そーですね、確かに「バルゴン」と「ギャオス」は昭和ガメラシリーズの中では突出した出来だと思いました。

「ギャオス」の方では勧善懲悪に徹した一般的なガメラのイメージを代表する娯楽映画になってましたね(車が真っ二つになるところに爆笑した意外はマジメに見てしまいました・・・)

一気に低予算映画となる後半四作もDVD到着を楽しみにしています(^_^;)

2014/07/19 (Sat) 21:38 | REPLY |   

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  •  本日四本目の更新です。 一本目「 ライヴガメラ /07/22 」はこちら。 二本目「 釣りガメラ /07/22 」にはこちらより。 三本目「 多肉ガメラ /14/07 」は、こちらから。 前回更新の「 湯浅版視聴記 /07/17 」に続いて、 「大怪獣ガメラ」から「宇宙怪獣ガメラ」まで、昭和の大映...
  • 2014.07.22 (Tue) 17:56 | ガメラ医師のBlog