吼えろ!ゴジラ 、起て!ムートー

この2ヶ月ほど何かと言えば「7/25からGODZILLA!」と言い続けていたにも拘わらず、その本人が劇場へ行ったのは初日ではなく8/2だったという(ーー;)なんともしまらない事になってしまった「GODZILLA」をようやく見て来たはなし。

公開一週間が経過してもなお客足は鈍っておらず、この辺境蛮地・阿波徳島の劇場にもこれだけのお客さんが(シネサン北島の一番広い部屋300席のうち6~7割は埋まっていたはず)来場していたことからしても、全国的にヒットしているという実感はひしひしと伝わってきた。もう僕はそれだけで嬉しくなってしまい、まだ本編が始まってもいないのに早くもこの時点で「あーヨカッタヨカッタ」という気持ちで一杯になっていたのだった(^_^;)

この日の客層を見渡すと夏休みと言うこともあってか親子連れも多く、3歳くらいの女の子を連れた人も居たようだがアレはたぶんお父さんの趣味なのだろうね(かなり高い確率で女の子は退屈していたことだろう)他は年季の入ってそうなゴジラファンと思しき単独男性、若いカップルや中高生のグループなど多岐にわたっていた。彼らが何処までこの映画に満足したかはわからないが、こうしていろんな層の方々がゴジラ映画に触れてくれたのはたいへん意義深い。

それで前売りを早々に買っていた関係でこの日まで2D字幕を見るか3D吹き替えを見るかで悩んでいたのだけど、やはりここはシリーズ初の3Dで見ておくべきではないかと追加料金を払ってそのチケットを入手。予告(「ドラえもん」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」等)も3D仕様だったのはちょっと楽しかった。

さて、それでようやく本編が始まったのだが、公開中の映画の細かいことを書くのはあまり趣味ではないので鑑賞済みの人にしかわからないような感想で纏めるつもりだけど、先に一言だけ言わせてもらうと思っていたより全然「ちゃんとしたゴジラ映画」だったのに僕は素直に感動したのである。

この場合の「ちゃんとしたゴジラ」とはどういうことかというと、いろいろポイントはあるけれども何よりゴジラがゴジラとしてしっかり存在感を誇示していること。まずはこの点をクリアしていたことに尽きると思っているのだ。文字にするとそんなもんアタリマエじゃないかと思われるかもしれないが、日本国内で作られたゴジラ映画の文脈とどこまで乖離せずにスケールアップできるのかというのが実はハリウッド版ゴジラの最初のハードルではないのかと僕は思っていて(残念ながら16年前のエメリッヒ版にはその「ゴジラの文脈」が大いに欠如していた)それからすると本作はそれを軽~く飛び越えていたように見えたのだ。

簡単に言ってしまえばゴジラがお馴染みの主役キャラとして果たしてキャラ立ちしていたのかどうか、出てきただけで「待ってたよ~」と言いたくなるそんな気分になれるのかと言った類いのもの、そしてこの映画の中にはそれがホントにあったのかという話←その点についてはもう、めちゃめちゃお釣りくるくらい在りましたな(ーー;))

今回のゴジラはまんま東宝的なモノではないにしろ、日米のエッセンスを旨く和洋折衷させた"カイジューモンスター"と言えば良いのか、或いは"ハイブリッド・ゴジラ"とでも呼ぶべきか、お得意のわかりにくい喩え話で言うと(__;)日本の若手レスラーが数年ぶりにマッチョボディと大型新必殺技を手に入れて海外遠征から凱旋帰国したかのような、そういう「ビッグになって帰ってきたね」というイメージがぴったりの印象を僕に与えてくれたのだった(この話は78年に帰国した新日本プロレスの藤波辰巳を連想しながら書いているけど、少々伝わりにくいかもしれんな・・・)

その反対に新怪獣ムートーなどはどこから見ても非・ニッポン怪獣のセンスで作られた"欧米モンスター"(「ミスト」や「クローバーフィールド」の怪物を彷彿させる感じ)の姿となっていてゴジラとの対比がひじょうにおもしろく、この2匹(あ、三匹だった(ーー;))の絡みは同種の怪獣対決ではない全く別の生物同士による異種格闘技戦のような雰囲気すら醸し出している(柔術VSフェンシングみたいにぜったいあり得ない組み合わせに近い感覚)

もっとも一本の映画としたら決してストーリーは旨く運んでないし(渡辺謙はなんとなく「なのじゃよ博士(「○○は××に弱い!」と、何でも断定的に物を言う割にさほど役に立たない存在)」みたいな扱いでちょっと物足りなかったかも)軍の作戦が何をしたいのかサッパリわからないところもあってドラマ部はそうとうに消化不良だけど、それらをさっ引いてもなお「特撮怪獣映画」「ゴジラ映画」としたら100点あげても良いくらいのモノではなかったかと僕は思っているのである(「キックアス」のアーロン・テイラー・ジョンソンがイケメン軍人を演っていてそれが全然違和感なかったのだが、役者さんというのはどんな役でもこなしてしまうんだと感心したなあ。同じくオタク役ばかりの続いたジェシー・アイゼンバーグが「グランド・イリュージョン」で二枚目役やったときも同じようなこと思ったけど)

それで今回のゴジラの立ち位置は見ているとどうも平成ガメラのような守護獣的設定に60年代ゴジラのイメージ(気分でふらりと現れてひとしきり暴れたら海に帰って行くという、作品で言うと「三大怪獣」「大戦争」「南海」あたりのまだ人類と完全に握手してない頃)を足したような気配になっていて、事前に聞いていた一作目のリブートと言うカラーは殆ど感じられなかった(怪獣王かそれとも救世主か?という劇中での捉えられ方がそれを良く現していた)

で、実を言うと僕はそれで良かったと思っているのだけれども、今までゴジラが長いブランクから復活するときのお題目のように唱えられていた「54ゴジラのように核や戦争の恐怖を警鐘すべしだ」「ゴジラは恐怖の対象でなければいけない」と言った足枷とも言うべき目に見えない縛りが、後々自由なゴジラ映画を作ることを阻んでいたような気もしていたのだ(僕もそのうちの一人だったけど、すべてはマニアの傲慢で我が儘な押しつけというか)

最初の「ゴジラ」はあの時代、あのタイミングだったからこそ成立した傑作だったわけでおそらく当時の世相がもう一周でもしないかぎり同じテイストの作品は今後まず作れないだろうと思うのだ。今の時代にまったく同じ事をやってもたぶんテクニックばかりが一人歩きした芸の無い再現模倣映画にしかならないだろうし(ガス・ヴァン・サント監督の「サイコ」のような)似たようなモノが見たければそれこそオリジナルを見返せば良いわけで、上にも書いたようにゴジラがゴジラとしてのキャラをしっかり立たす事が出来ているのであれば、あとはどんな映画の転がし方をしようともかまわないのではないのかと僕は言いたいのである。

但し「自由」であれば何でもイイヨというわけではなくて、例えば北村龍平監督の「ゴジラFINALWARS」などは自由度の高い珍しいタイプのゴジラ映画だったけれども、15分も見ていれば彼が怪獣にあまり興味がないであろうことがよくわかる(ーー;) どちらかと言えば「どうすればカッコイイ画が撮れるか」「意表を突いたアクションシーンをどう撮るか」と言った方向に力が注がれていて、キース・エマーソンのふにゃふにゃな音楽のせいもあったけど全然ゴジラ臭のない作品になっていたわけで、そういう監督さんには出来れば今後はご遠慮いただきたいとも思っているのだ(北村龍平は好きな監督だけどゴジラには少し合わなかったな)

これだけ全世界でヒットすれば当然シリーズとして継続していくだろうから、以降の作品にはゴジラ愛と言いますか怪獣愛と言いますか、最低限の拘りを持った人にメガホンを取ってほしいというのはあるけれど、それさえ伝われば映画がよっぽどの内容で無い限り( ̄。 ̄;)許せる物になるんじゃかと言う気がするけどねー(本作の監督ギャレス・エドワーズはその点を余裕でクリアしていた)

またこの新作を見て感じたのは作り手が「54ゴジラ」をリスペクトしているのは随所で伝わってくるのだけど、決して啓蒙/プロパガンダ的な映画を作ろうという事では無く、あくまでも現代娯楽映画としてゴジラを復活させようとしたのではないかということ。その方法論は正解だったなと思えたし、原発事故(じゃんじら市という架空都市のネーミングが怪獣調で笑ったなあ(^◇^;) 思わず「ネコジャラ市」のことも思い出したよ)や津波等近年日本で起こった災害が取り入れらたのはそのことで何か訴えようと言うよりは日本産のゴジラがアメリカへ上陸するためのエクスキューズとして処理しようとしたのではないかなと。

そしてこの「GODZILLA」について僕がもっとも良かったと思っている点は人が巨大怪獣を見上げる視点が徹底してリアルに表現されていたところにあった。例えば「パシフィック・リム」でも破壊された近代怪獣映画名所となりつつあるゴールデンゲートブリッジでのくだりでもまともに怪獣を映すのではなくスクールバスの窓ガラスに反射した怪獣の姿を断片的に見せたり、常に画面手前に人か物を配置して怪獣の大きさが目視で確認できるアングルを確保しているとか、どうやればゴジラが巨大に見えるのかというのを全てのシーンで熟考しているのがよくわかったし、似たようなカットが連続しないように色々と工夫した絵作りがされている気配り加減もたいしたものだと思えた。

また本家東宝ゴジラでもよく使われていた怪獣を敢えて奥に配して奥行きのある場面を作り、3Dの効果を最大限に生かしていたこと、さらに旨いなと思ったのは土埃向こうからじわじわとその姿を現してみたりする恐怖演出等(つい最近「サンダ対ガイラ」でよく似たカットを見たばかり)かなり円谷特撮を勉強しているのがよくわかる。

3Dで見ていたせいもあるが怪獣たちのデカさ、圧倒的な巨大重量感というのはもうとんでもないレベル。これは悔しいけど日本でゴジラの新作作ったとしてもここまではまず出来ないだろうね( ̄。 ̄;)

そんなこんなで文句もツッコミどころも山のようにありながら(ーー;) 魅力の方が遙かに上回っていた作品だったというのが我が輩の感想。目下のところ今月中には字幕2D版にも行っておこうと考えているところである(吹き替え版は概ね悪くないが、エル(エリザベス・オルセン)の声をアテた波瑠と言う人があまり巧くなかったなあ。声も若く聞こえてイマイチ合ってなかったし。それ以外は問題なし。佐野史郎の声はまったく気がつかなかった・・・)

なので、お盆休みお時間ある方は是非この「GODZILLA」をご覧くださいませ
わたくし自信を持ってオススメさせていただきます。

※今気がついたけどこの記事のアップが8/6と言う日になるとは、狙ったわけでもないのになんという偶然・・・
関連記事

14 Comments

映画カッパ  

ゴジラいきます!

明日、ゴジラ観てきます!!
不安と期待。そして、謎のムートー。
ゴジラの存在は勿論、
ムートーの描き方に興味津々です。

2014/08/06 (Wed) 23:47 | REPLY |   

M77  

 はじめまして、ですが、ゴジラ感想待ってました!
 僕もあまり初代と比較しなくても、ヒットしてシリーズ化すれば、編集されてないオリジナルゴジラが海外でも観られるようになるだろう、初代は初代今回のは今回ので充分面白いと思ってたので、しろくろShowさんの感想に同感です。
 タランティーノが「僕らの世代は“仁義”が理解出来るんだ」と嬉々として語っていたように、ゴジラにもそういう新世代の監督が続くのを期待しています。

2014/08/07 (Thu) 12:29 | REPLY |   

マーク  

こんにちはー
感想待ってました!
そして僕も観てきましたよ~
ゴジラ映画としてかなり楽しめました!
しろくろさんの感想にかなり近い気持ちです。
60年代辺りのゴジラに近い感じがなんとも嬉しかったり。


※TB打たせていただきました~

2014/08/07 (Thu) 13:46 | REPLY |   

バニーマン  

こんばんは。

やっと観てこられましたね。

この手の作品は、何をどうつくってもツッコミどころ満載になるので、十分楽しめました!と言われたらそれでOKですね。

渡辺謙がゴジラの発音を日本語風にこだわったというのだけでも十分ですという人(佐野史郎です・・・)もいるかもしれないし。

僕もレンタル開始を楽しみにしています・・・(^_^;)。

2014/08/07 (Thu) 20:03 | REPLY |   

しろくろShow  

どうだったでしょうか??

>映画カッパ さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

今日行かれたのでしょうか?ムートーは意外と感情移入しやすい存在だったので私は気に入っているのですが、はたして(^_^;)如何だったでしょうね。

カッパさんの記事アップ楽しみにしています。

2014/08/07 (Thu) 21:41 | REPLY |   

しろくろShow  

やはり若い人に手を出してもらいたいなと

>M77 さん

こんばんは、はじめまして(^^)
ならびにコメントありがとうございました_(._.)_

今回の監督であるギャレス・エドワーズは75年生まれだそうですからまだ30代でいうことですし、この大仕事をこなしたのは本当に天晴れだったと思います(これでデビュー2作目というのもスゴイと思いますが)

今後日米問わずゴジラをきっかけにどんどんメジャーになっていく若手監督が増えていくと嬉しいですねー。

※またいつでもお越しください。これを機に今後とも宜しくお願いいたします(^^)

2014/08/07 (Thu) 21:50 | REPLY |   

しろくろShow  

この方向で良かったんじゃないかと思ってます

>マーク さん

こんばんは、コメントありがとうございます<m(__)m>

いやー、楽しかったですね~・・・本文にも書いたけど説明不足なところもあり、逆に不要なシーンもあったりで穴だらけの映画ではあったんですが(^_^;)終わってみたら「見にきて良かったなあ」という気分でいっぱいになってましたよ。

ほんと憎めない愛すべきゴジラ映画でしたね・・・

※TBありがとうございます。後で私も打たせていただきます。

2014/08/07 (Thu) 21:56 | REPLY |   

しろくろShow  

書き忘れたんですが

>バニーマン さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

よーやく!という感じで見て参りました( ̄。 ̄;)

一つ書き漏らしていたのですが、この「GODZILLA」で私がもう一点気に入っているのは、プロレス(興味なかったらゴメンナサイ(^_^;))で言う頃の大技を大事にしているところでして、ゴジラが放射能火炎を「ここぞっ!」っていうとこでしか使わなかったところも気に入っているポイントだったりします。

特に平成VSシリーズのゴジラは大技(火を吐きすぎ、尻尾振り回しすぎ)が何発も出る"ハイスパートレスリング"をやっていたのでよけい新鮮でしたね。

たぶんすぐレンタルにも廻ってくると思うので是非ご覧になってください。

2014/08/07 (Thu) 22:02 | REPLY |   

こじか  

いろいろな「第一印象」があるんですね〜、しろくろさん他みなさんのコメントを読んでいて「うんうん」と唸ってしまいました。そしてなるほど! さすがしろくろさんの記述!! 劇場の椅子へ座ったときのワクワク感が蘇ってきましたよ、もう一度鑑賞したいなぁ。

あ、あと「ラドン」も再見したくなりました^^

2014/08/13 (Wed) 02:03 | EDIT | REPLY |   

しろくろShow  

ちゅーわけで

>こじか さん

こんばんは、コメントありがとうございます(・_・)(._.)

とりあえず明後日15日に盆仕事の憂さ晴らしも兼ねて2度目の「GODZILLA」(2D字幕版)見に行ってきます(ロ_ロ)ゞ

原語だとまたちょっと雰囲気やニュアンスも変わってくるかなって思ってますが、もう一度ワクワクを味わってきたいものですね。

それから「ラドン」は今になってこんなに良くできた映画だったかと再認識してしまいましたねー。大画面で見た値打ちは確かにありました。

2014/08/13 (Wed) 22:12 | REPLY |   

つかりこ  

おもしろかった!

日曜日に行ってまいりました。
とても、よくできた作品だと思います!
一発目の雄叫びで、鳥肌が立ち、涙が出そうになりました(恥)。
ギャレス・エドワーズ監督は、
かなり「怪獣映画」を勉強したんでしょうね。
イギリス人(監督)は、日本人と感覚が似ているのでは?

この前、'54年ゴジラと'96年ガメラ2を観ましたが、
その時に「予算がふんだんにあって、リメイクするとしたら・・・」
と思ったことがいくつも実現されたような完成度の高い作品でしたね。

個人的には、ゴジラののキャラがまだ爬虫類かな?と思うのと、
アメリカの水爆実験のエクスキューズがあったことが、
もひとつ気に食わなかったです。

2014/08/14 (Thu) 05:26 | REPLY |   

しろくろShow  

咆哮芸が最高に素晴らしい

>つかりこ さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

確かにビキニ環礁のくだりは「あ、そういうことなの?」と日本側からしたら腰砕けの部分はありましたけど、まあアメリカ映画だしこの改変(改悪とまでは言えないかな)はしょうがないなって思いました。

ホントにお話し部分だけ見ているといろいろいろいろ言いたいことはあるのですが( ̄。 ̄;)私はゴジラの劇中での最初のひと咆え「あ゛え゛えぇぇーーー!んなぁ!!」(と、聞こえておりました)をあの映像とセットで見られただけですべてを許せる気分になってましたよ。

尾崎豊の歌じゃないけどゴジラがゴジラであるために必要なパーツがこの映画には揃っていたと思います。

2014/08/14 (Thu) 22:05 | REPLY |   

楽珍劇場  

コンバンワー

随分ご無沙汰してます!楽珍劇場でございます。

仕事の合間を縫って、観てきましたよ「GODZILLA」。
ワタシもかなり楽しめました。
ヤツの咆哮を聞いた時にはには鳥肌が・・・

全体的に平成ガメラ第1作「大怪獣空中決戦」に近い作風に感じました。
ムートーはデザインまでギャオス風ですし。

そのムートーの生態を丁寧に描いている反面、
ゴジラの描写はかなり物足りないかな?
ですが存在感はハンパ無いですね!さすが怪獣王。

続編には他の東宝怪獣が登場するかも知れないそうで、
このデキならかなり期待できますね!

2014/08/17 (Sun) 21:30 | EDIT | REPLY |   

しろくろShow  

ご覧になったんですねー(^^)

>楽珍劇場 さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_
そしてご無沙汰しております。

「GODZILLA」についてはこの3D吹替版に続いて15日の夜に字幕2D版を再見して来たのですが、感想としては初見時とほとんど変化はありませんでした。

やはりゴジラについての説明はかなり省かれており、60年前の最初の核によるゴジラへの攻撃から現在のゴジラの動向がその間どうなっていたとか、或いは芹沢博士がどうしてゴジラに対してあのように思い入れが先行してしまうのだろうかとか、そのあたりのフォローも全くないので、結局この映画のゴジラっていったいなんなの?っていう疑問はモノスゴイ残った感があったのを、あらためては再確認してきましたですね。そこは何度見ても食い足りない部分であったことは否めませんでした( ̄。 ̄;)

ただ僕は本当に賛否両論いろいろある中でこれだけのヒット作となり、今後のシリーズ化への足がかりになったという点だけでもこの映画が作られた意味はあったと思いますし、今作で気になったロストポイントはいずれ今後の続編の中でおいおい補填・補完してくれればいいやって気にもなっておるのですよ(^_^;)

採点が「甘い」と言われるのは重々承知していますが、ゴジラ復活の初めの一歩としては敢えて成功だったと僕は思っておきたいのです。

あと2回目でも背びれが何度見ても自己主張大で目立つってかっこエエなあとか、放射能火炎や尻尾ラリアートの「大技感」が強烈であるとか、意外に寝起きの眼がカワイイ点であるとか(思わず「ゴシラ、愛いヤツ」と思ってしまいました・・・(ーー;))ゴジラそのものについては魅力十分というのを再度感じてきました。

それにこれからしばらく数年に一度はこう言う楽しみがやってくると言うのは特撮怪獣ファンにとっては嬉しいことでもありますね(^^)

2014/08/17 (Sun) 22:19 | REPLY |   

Leave a comment

3 Trackbacks

この記事へのトラックバック
  •  ゴジラ(2014) 【ネタバレ有】 ~ちゃんと怪獣!~
  • どうもです。 今回は「ゴジラ」について話していきましょう。 この映画はギャレス・エドワーズ監督の2014年の作品だ。 エメリッヒ版「ジラ」のショックを乗り越えて、二度目のハリウッド製作の作品だな。 まあ筆者は子供の頃親しんだから今も好きという程度でそこまで熱狂的なゴジラファンというわけでもないので、イグアナ君もそんな嫌いなわけではないみたいですけどね(笑) とはいえ今回...
  • 2014.08.07 (Thu) 07:09 | コップのはらわた ~映画雑談しちゃいかんのか?~
この記事へのトラックバック
  •  『GODZILLA:原題:Godzilla』  新しいゴジラの誕生
  • 鑑賞日 7月25日 IMAX 3D ※ネタバレあり とりあえず1回目を観た時の感想です。後で付け足すこともあるかも。  待ち望んでいた『GODZILLA』(以下ゴジラ)を観た。 日本では興行的には成功しているようだが、twitterや、友人達からも賛否が分かれている。 私も正直、言いたい事は色々ある。 日本の描写は苦笑いしてしまったり、核の扱い方についての甘さが目立つ。...
  • 2014.08.07 (Thu) 13:47 | でいりーらいふ
この記事へのトラックバック
  •  映画『GODZILLAゴジラ』★vs●●!?核々シカジカ
  • 作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161570/ ↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。 水爆実験の申し子のようなゴジラを、最初は、人の手で葬っていたものが やはり、大きな者は大きな者に任せよう、というスタンスで 〇〇ラたちと戦い、見せ場もダイナミックになっていたような、ゴジラシリーズ。 ハリウッド版ゴジラは、ど...
  • 2014.08.09 (Sat) 17:27 | yutake☆イヴの《映画★一期一会》