じっくり古都古都見込んだカイジュー(ミヤラビの祈り編)

そんなわけで怪獣映画祭ナイト4の話、後編。

04時00分・・・三本目は三年連続となるテレビ特撮部門(?)のウルトラシリーズ。この上映前インターバルを利用してようやくトイレにも行けたがとにかく人が多くて、端の席だったにもかかわらずすぐ隣にパイプ椅子が置かれていたので窮屈感もあり、人を避けながらじゃないと用も足せないのはちょっとしんどいところもあった。客を入れたいのはわかるけどそれだったら来年から連休狙いの2デイズにするとか(たとえば来年なら12/26-27土日の二回興業にしてゲストは初日しか来ないけど二日目はその模様をスクリーンで流す、みたいな←権利関係の問題でそういうことが難しいなら二日目はゲストナシでチケット代金をすこく安くしてみる等)そういうパターンもアリだとは思うのだけど、このへんはアンケート用紙にも書いておけば良かったかな(^◇^;)

ウルトラマン80:第21話:永遠に輝け!!宇宙Gメン85」
ウルトラマン80:第44話:激ファイト!80VSウルトラセブン」
 
どのタイミングで出た話だったか忘れてしまったが、当日のラインナップが発表になったときからの疑問だった「どうして「80」なのか?」という問いに主催者の方がお答えしてくれてのだけども要は「我々が見たかった」ということだそうで(;゜ロ゜)なんて明快な回答だろうと逆に感心してしまった(ついでに言うともう京都/関西の括りではネタ切れで編成ができひんという事も言っておられたが)

その「80」からの二編はどちらも特撮を楽しむだけのエピソードになっているのがひたすら潔くて気持ちよい。実際お話はどちらも酷くてどーしようもないのだけど( ̄。 ̄;)かたや佐川和夫、こなた神澤信一とマニア好みのカメラワークを駆使する腕利きの特撮監督による映像はテレビという枠を超えて劇場レベルでも十分堪能できるものになっていた。それはたとえば二一話の宇宙人から攻撃を受けた後の廃墟の見せ方であったり、四四話の暴れる妄想セブンをカメラがドリーでずっとフォローする激しい動きのあるカット等々。

お話不要と割り切ったのと25分ずつという尺が時間的にちょうどよかったのか、この二本上映中はまったく眠くならなかったのだからその時刻に合わせた選定センスは見事であると言わせていただきたい。そして無節操なラインナップだと思っていたが主役の長谷川初範は「ガメラ」に続きこの日二度目の登場。イトウチーフ役の大門正明は次の上映作の主役と、意外にきれいな流れができあがっていたのは少し感心した(主催側が狙っていたのか偶然なのかは不明)

atari.jpg05時00分・・・最終上映前にちょっとしたイベントコーナー。この日木原さんが東京から持ってきたご本人が書いた本でもある「「ゴジラ」東宝特撮未発表資料アーカイヴ プロデューサー・田中友幸とその時代」をじゃんけん大会で勝った人にあげようという太っ腹な企画を急遽開催。

しかもこれには生前川北監督にいただいたというサインも書かれており、その上この日新たに木原さん、同じく共同執筆者のキャスト中村社長と清水俊文さん、飛び入りゲストのM11号じゃくてロバート・スコットフィールドさんのサインを書き足したこの世に一冊しかない門外不出の書籍となったわけである。

さっそく全員が起立してじゃんけんが始まったが、私は早々に敗退。最後に残ったのは三人だったが、ふと前方を見るとこの日一緒に来たK先輩がまだ残っていて、おー先輩がんばれ!と思っていたらなんとなんとあっさりと勝ってしまい(^_^;)彼が大ファンである吉田館長の目前でその本を受け取ることができたのだった(上写真左上参照)初参加でこのようなラッキーにヒットするとは先輩、こんな年末ギリギリで残った運を使い果たしてませんか?? 

「ゴジラ対メカゴジラ」
 
先のじゃんけん大会で燃え尽きたわけじゃなかったけど、そろそろ心身ともに限界に来ていたのも確かだったようで(~_~;)90分近い本編の中でおそらく半分は寝ていたのではないだろうか(-。_)。。o〇 ぜったい見なアカン!と思っていたメカゴジラが正体を現すところまで(ここは大画面で見るとよりカッコいい)はしっかり見ることができたが、あとはけっこう断片的。それ以外に起きていられたのは田島礼子が綺麗で声が色っぽいと言うのを確認(?)したところと、さすがにゴジラ生誕二〇周年記念というのがあったせいか平田昭彦/佐原健二/小泉博といった豪華メンバーの登場シーン、そして♪ミヤラビの祈り♪からラストまで。

それで実はこの映画も「キングコングの逆襲」と同じく"ゴジラ1983"のリバイバルで見て以来の劇場鑑賞だったのだけどストーリーはそんなに悪くないと思っていて、その後のテレビ・ビデオ鑑賞の際も飛ばしたりすることなく通しで見られてしまう楽しいゴジラ映画だと思っていたのである。また舞台がある意味「南海」の沖縄ということもありご陽気なドラマパートと併せて佐藤勝の音楽がピタリと画面にはまっているのも魅力として感じていた部分で、続編の「メカゴジラの逆襲」を見たときに思ったがメカゴジラは伊福部昭より佐藤勝の曲の方が合っていると僕は思っているのだ。

特撮としては偽ゴジラが浜辺のホテルを破壊するところがやたら精巧にできていたのと、それ以外はメカゴジラの出ているシーン以外見せ場がそれほどなかったというのが正直なところだけど、登場しただけで「おーかっこいい!」と感じてしまうメカゴジラのキャラクター性はずば抜けており、この映画に限ってはゴジラもキングシーサーも露払い程度の存在感しかない分メカゴジラのキャラ力だけで立っている珍しいゴジラ映画とも言えるのかもしれない。

しかし♪ミヤラビの祈り♪をフルコーラスでかける意味はあんましなかったんじゃないのかと(ーー;)無粋なツッコミも入れたくなりましたなあ(ベルベラ・リーンってこんなおばちゃん顔だったっけ??これなら平田昭彦の娘役やってた松下ひろみにこの役振って歌だけ吹き替えたらよかったのに)

06時50分・・・終了。

体はガタガタだったものの(__*)最後に来年以降のみなみ会館・怪獣イベントの予告を見てから退場。まず年明け1/24・25 には「ゴジラVSビオランテ」「モスラ2」の二本立て上映があるそうだ(川北監督追悼特集として)これにはたぶん来られないだろうけど、来年も極力足は運びたいと思っている。

omiya.jpg帰宅後は泥のように寝たが、意識のあるうちにと思いお土産を確認。一つは川北監督関連のポストカードが三枚。そして毎年とんちの効いたミニオーナメントシリーズではメカゴジラのフィンガーミサイル「指一本分」が同封されていた。このサイズならウチにも飾れますわ。

こうして怒濤のオールナイトは今年も終了(そして大成功)今回最も印象的だったのは怪獣ファンの世代交代が確実に行われているなと言うのを現場で体感したことで、去年までのようにどっちを見ても50前後のおっさんばかり( ̄。 ̄;)という事態はなくなっていて、明らかに平成世代の方々というのが目立って来場していたのはとってもうれしいことでもあった(僕のとなりにいたお兄ちゃんは藤谷文子のサインをもらって手が震えるほど感動してたくらいで、なんてピュアなんだとわしゃ泣きそうになってしまったよ(>_<))

今や絶滅危惧種とまで言われている国産怪獣映画を愛する人が我々の世代で止まらずに次世代へと裾野を広げていってもらうためにもこういうイベントは必要だと言えるだろう。主催の方々は毎回ほんとに大変だと思うけれども可能な限り続けていっていただきたい。私も微力ながら老体にむち打って参加可能な時には顔出し続けたいと思っています。

この日一緒に何時間も過ごした怪獣映画ファンの皆さん、またどこかの劇場でお会いしましょう。
そして良いお年を!! 
関連記事

2 Comments

ちょい若おやじ  

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
しろくろShowさんにとっての2014年最後の映画イベントがとんでもなく濃厚だったものと想像します。
体はガタガタでもまた今年も極力参加するという精神からは本当にしろくろShowさんが映画を好きなのだなあと感じました。
映画というものが家庭で視聴するということが増え、そして大きな画面、ブルーレイなどの高画質媒体など進化し続けています。そして、家庭と映画館とに格別の区別をつけなくなっているように思われる中、しろくろShowさんのように実際に足を運ぶという姿には熱いものを感じます。

今年もまた映画、ホークスと色々語りましょう。
今年もよろしくお願いします。

2015/01/01 (Thu) 12:53 | EDIT | REPLY |   

しろくろShow  

こちらこそでございます

>ちょい若おやじ さん

2015年 新年あけましておめでとうございます<(_ _)>

そして本年最初のコメントありがとうございましたm(__)m

さすがに年中というのはムリだと思うのですが(^◇^;)年に何度かであればこう言うイベントもどんどん行きたいと思っています。

やはり現場で同じジャンルを愛する方々と一緒にそれを楽しむというのは、独特の一体感を感じてけっこう癖になってしまいますね(このへんは野球の生観戦も同様です)

今年も野球・映画でいろんなことを語り会えたら良いなと思っていますので、あらためまして本年も宜しくお願いいたします(・_・)(._.)

2015/01/01 (Thu) 19:14 | REPLY |   

Leave a comment