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Category: ◆意外と近所の怪獣魔境=特撮/サブカル関係の話  

五輪三回干支一周の空白後にそれは現れる

少し前に書いた2016年の国産ゴジラ復活話が今月4/1(なんでわざわざこの日やねん(; ̄ェ ̄))具体的に動き、監督が樋口真嗣、総監督が庵野秀明と発表があった。

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最初に話を聞いたときは日が日なんでエイプリルフールのネタかな?と思っていたのだけど、完全なマジ話だったことに驚きつつもまあ「無難な人選かな?」という想いと「大丈夫かよ?(ーー;)」という心配が同時にわき上がったのだった。

樋口監督についてはやっぱりどこまで行っても「特撮の人」だという認識が僕にはあって、ここまでの彼の仕事を見ていれば「八岐之大蛇の逆襲」から平成ガメラシリーズ、少し前の「巨神兵東京に現る」に至るまで、アナログ特撮を演出するディレクターとしてはおそらく現在の日本映画界では最高峰のセンスを持つ監督だと思っているのである。

但し「映画監督」としては残念ながら樋口さんが過去に手がけた映画に一度として満足した物は無かったなと個人的には感じており(おそらくこの人は人間の機微とか情感であるとか、所謂"人間ドラマ"で必要な諸々に一切興味がないのだろうという気がするのだ←特撮シーンの異常な拘りぶりに比べ本編パートのやっつけ仕事感がとにかく半端無い)今回感じた"大丈夫かよ?"という不安はきっとそこから来ているのだと思うのだ。

一方「総監督」という役割範囲のよくわからない(監督/庵野+特技監督/樋口のコンビでやれば済んだ話だと思うけれども、二班体制で別個に動くのではなく、特撮/ドラマを二人で演出しようという事なのかな?実質共同演出と思えば良いのか)パートを担う庵野監督の方は「アニメの人」であって、次回のゴジラを演出するにあたり今までの実写映画三本は(カラーが違いすぎて)殆ど参考にならないと思うし、はっきり言ってこの人達が作る今度のゴジラがどんな物になるのか予想するのはたいへん難しい( ̄。 ̄;)

以前も書いたように僕は来年の国産ゴジラ新作についてはハリウッドと対抗することなく(同じような事(大予算の必要なビジュアル面)で勝負するのは最初から放棄するべき)日本映画でしかあり得ないセンス・技を駆使したわかりやすい痛快娯楽大怪獣映画になることを期待しているのである。ストーリーも「出現したゴジラをどう追い返すか」の一点に絞って余計なドラマ的描写を回避すれば樋口監督の良い点がもっと前面に出るのではないかと思うし、可能であれば「レギオン襲来」から水野美紀のパートを削ったような「人間対怪獣」に特化した作りになってくれないかと極端なことを考えてみたり・・・

ともかくなんだかんだ言い出すといろいろと心配事はあるけれども、もう決まった以上は大いに期待して来年の公開を待とうかなと。なんと言っても12年ぶりの国産ゴジラ、特撮ファンとしてワクワクする気持ちを抑えられないのもまた正直なところなのである。
 
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Comments
Edit楽しみですねー
コンバンワ!
確かにこのお二方に(怪獣映画とは言え)実写作品をまるまる1本任せてしまって、
吉と出るか凶と出るか?気になる所ですね。
グッと来る特殊映像を作る上では最高の人材だと思いますが・・・

平成ガメラの金子監督や、『のぼうの城』の犬童監督のように、
ある程度実績を積んだ監督に作品をコントロールしてもらった方が良いのでは・・・
などと素人考えで思ったり。

そういえば劇場版『999』は市川崑が監修してましたね。
Editドラマ1特撮9くらいの割合で丁度良いのかも
>楽珍劇場 さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

ホントにあのコンビのゴジラを今から予想するのはひじょうに難しいですね(__;)

なんとなく「帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令」みたいなモンにならないかなと思ったりもするのですが( ̄。 ̄;)僕はできるだけ単純明快な物に仕上げてもらいたいと期待しています。

そして手堅い本編監督がいない以上、ドラマの比率はできるだけ減らしてもらいたいです。
Edit
どうもです!

話題性含めてこれ以上無い人選だと思うのですが、映像的にはどんな風になるのかという大まかな雰囲気は分かるにしても、ドラマ的にどうなるかというのは完全に未知数ですよね。
でも、『ヱヴァ:破』あたりは完全に怪獣映画的文脈の物語構成で、更には痛快エンターテイメント映画でしたから、庵野脚本によるゴジラ映画というのは、それなりに期待を持っても良いのではないかと、私などは思う訳であります。

なんにせよ久しぶりの東宝ゴジラ、楽しみですよね。
Edit極論を言えば「ウルトラファイト」的な内容でも良いかな、なんて
>飛翔掘削 さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_

ゴジラおよび日本の特撮という物を芯からわかっているという点では、どマニア上がりのこのお二人は最適任だと思っていますが、後は良い意味でどこまで力が抜けるか(^_^;)(「ゴジラ」の演出となれば力が入るのも無理はないのですけど、あんまり肩に力が入って極端にマニアックな物になるのもどうかと思うので)庵野さんのシナリオが誰に(どの層の観客をターゲットにして)向いて書かれるのか、そのへんですかね~最初の心配事(と、同時に期待してしまう点でもあります)は。

とりあえず来年の2016年はリオ五輪ではなくゴジラ復活の年として記憶に残りそうですね(^^)
Edit
さすが、庵野さん!!巨神兵でしたっけ?ジブりの宮崎さんの例の。二人の対談をTVで見させていただいたときからワクワクでしたよ!!もうあれから何年経つんだろう?ついに来た!!みたいな。
僕のブログを見てくれてありがとうございます!!
感謝!!
Edit参考動画をご覧ください
>おもしろいもの探し さん

こんばんは、たいへん勢いのある(__;)コメントありがとうございますm(__)m

参考までに本文下へ「巨神兵」のトレーラーを貼り付けていますが今度の「ゴジラ」はこれに近いイメージかなと想像しています。
Editゴジラ
そうですよね、確かに今ならこの二人でしょうね?
それでも何故か心配です。
無理を承知で思います、
ゴジラを撮ったら最高なのは、
故・黒澤明だと思っています。
Edit樋口監督は監督の下で撮影主任か特撮主任をするべき。
 もし樋口ファンの読者がいたら申し訳ないが、私は彼を非常に低く評価しています。監督を務める器も実力もありません。

 漫画同人誌にもいた。絵は抜群に巧い、正確なデッサン力もさることながらメカの描写は右に出るものはいない凄さなのに、物語は稚拙まるだし。

 特に人物への観察力や洞察力が無くステレオタイプの描き方しかできない。
 彼がメガホンを取った映画は映像しか印象に残っていない。物語は「なんじゃこりゃ!」と思うものばかりです。
 彼は小説とか新聞とか全く読んでいないのではないか? 人生経験もあまり積まないまま歳をとってしまったのではないか、と思ってしまいます。

 彼の不幸は、なまじ興行的に当たったために売れっ子監督になってしまった事です。
 もしかしたら、人柄は良くて打ち上げや宴会などでハッスルして好かれるタイプなのかな、とも思いますが、監督としては家賃が高すぎる。
 彼は監督の下で特撮をやるほうが能力を発揮します。

 つい熱く語ってしまいましたが、彼が手掛けたリメイクを観ると怒りしか感じないからです。よくもまあ原版世界を恥ずかしげも無く無茶苦茶にしたものだという思いしか残らない。
Editこれが誰なら良いのかというのが難しいのですが
> 映画カッパ さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

たとえば庵野さんを脚本、樋口さんを特技監督に業務分担(^_^;)して監督を誰か別の人に任せたらバランス的には良かったのかなとも思うのですが、これがなかなか浮かばないんですよね~・・・

しかし黒澤監督が全盛時代にゴジラを撮ってたらどうなっただろうかと想像したらちょっと面白かったです(「ゴジラ対7人の用心棒」みたいな)
Edit本来はそうなんだろうと私も思います
>晴雨堂ミカエル さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

確かに資質としては「映画監督」じゃあないよなってのは過去作品を見ていて私も凄く思いました。しかし今の日本映画界では特撮監督だけをやり続けられるほど仕事も無いのは明白ですし(通常のテレビドラマなんかはもっと向いてないように思います)これは勝手な想像ですが「ガメラ」をやっていた頃の二班体制による歪み(「ガメラ3」のメイキングでそのようなことも一部見られました)で自己主張を出来ないもどかしさみたいな物をすごく感じていたようにも思うんですね(結局最終決定は本編監督に委ねなければいけないというのが)

なのでやはり自分がメガホン取って本編も特撮も仕切らないとダメだっ!ってのが僕は彼の中でずっとあったような気がするんですよ(確か円谷英二監督も生前そのこと=特撮監督も本編が撮れるようにならないといけない=と語っていたように思います)

もしそういうことであればその熱意通りそれを実践していることについてはヨシ!と言えるんですけど、残念ながらここまでの「ローレライ」にしろ「日本沈没」にしろ「隠し砦の三悪人」にしろ、ドラマを構築するのに四苦八苦(いや、むしろ「なにもしていない」ような状態だったかも・・・)していたのは明らかでしたね。

今度の「ゴジラ」で(先に「進撃の巨人」もありますけど)それを払拭してくれれば良いとは思うのですがねー(一応樋口監督を応援しているつもりです(^_^;))
Edit決定的に足らないもの。
 前述したように、樋口氏には観察力も洞察力もありません。加えて想像力も無い。

 自分の足りないものはどこで補うかといえば、人生経験であったり、読書であったりします。
 藝大時代、同級生に凄い漫画を描く子がいました。その子は絵ばかり描いていた訳ではなく、私など足下に及ばないほど読書家であり、また家庭環境が複雑で年齢より老成していました。

 樋口氏の場合、残念ながら絵を描く事しかやってなかったとしか思えません。
 そして困った事に興行的には成功してしまった監督になってしまったから、自分に足りないものを反省して補う機会を失っています。

 好意的に見れば、樋口氏は自分の器を自覚し、今さら勉強や訓練の暇(いとま)はとれないから、単独で監督をするのを避けているのかな、と思ったりもします。
Edit
こんばんは。

個人的には、原田眞人が本編を監督してくれたらなぁ・・・なんて思っているのですが・・・。
Editおそらく自覚はあると思います
> 晴雨堂ミカエル さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

樋口さんの中でもたぶん「オレ本編監督向いてないよな~」という認識はあるんじゃないかと手前勝手に推察していますが(^_^;) この庵野さんとのコンビが巧く機能(互いのロストポイントをつぶし合って良い物だけが残れば最高ですけど、その反対になったら目も当てられない物になるかもという心配はあります)してくれることを今は祈りたいですね。

Edit
>HORIDASHIDOGU さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

原田監督の特撮というと私は「ガンヘッド」しか知らないのですが、たしかにあのノリでゴジラを撮ったらユニークな怪獣映画になりそうな気はしますね。

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