You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

ビル・パクストンにも出てほしかった

15日のシネマサンシャイン2ndサービスデーに「ターミネーター:新起動/ジェニシス」を見てきた。

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」とコレのどちらを先に見るか悩んだのだけど、平日仕事帰りだったせいでどちらも字幕版上映時間に間に合わず選択肢は吹き替え3D版しか残されていなかったのだ。二本の吹き替えキャストを見比べたときやはりプロ声優の揃っている「ターミネーター」の方が安心感があったのでそちらを選定してみた(シュワちゃんの声が鉄板の玄田哲章だったのもこちらに決めた理由の一つ。もっとも「アベンジャーズ」も米倉涼子や宮迫博之の声が前作見たときはそんなに悪かったとは思ってなかったけど・・・←そないブーイングされるほどのもんかなと)

それで3D見に来たのも何時以来だろうなあというくらいあのメガネを久しぶりにかけたのだが(たぶん一年前の「GODZILLA」が最後)爆発・煙・水(T-1000の液体金属描写含めて)といった映像の立体処理が効果としては良く出ていたし、思わずUSJのライド「ターミネーター2:3D」の続きを見ているような気分にもなれて視覚面ではかなり楽しめたように思う。

それで映画の中身はと言うとこれがどう書けばよいのか少々困ってしまうのだが(ーー;) 一言で言うとプロットに苦労の跡が伺えるというか、何人もの人がすごい知恵を絞ってある程度辻褄が合うように過去作全て(劇場版4作+テレビシリーズ)を組み立て直してみましたみたいな「よく頑張ったで賞」をあげたくなる映画ではあったかなと。これはちょっと説明するのが難しいんだけど、たとえば秀才の子が一生懸命勉強して95点取りましたという感心できる要素がそこにあったとしても、30点しか取れてない子が書いた読書感想文にキラリ光るような「ほー」と唸る部分があれば才能的"魅力"を感じるのはどうしてもそっちの方になってしまうわけで、この映画にはそうした意外な驚きとか新鮮な感動みたいなモノはまったくなかったように思うのである。

そらまあ言ってしまえば大ヒット作の続編であり、新シリーズとして再開一発目のリブートであると言うことも鑑みれば無理のない話だとは思うけれども、少しくらいは「おー、こう来たかー」と言った部分があっても良かったんじゃないかという気はしたし、逆に言えばリブートと言うことでかなり大胆にオリジナリティを前面に出すチャンスもありながら、どうして過去を振り返るだけのような映画にしてしまったのかという残念感も大いにあったわけですわ。

言い方は悪いけどコレでやってることは過去作全ての名場面をそれぞれかき集めてきて、そこからまるで落語の三題噺みたいな話をでっち上げたような、そういう映画だったような気がするのだよ。この形はそれこそ「○○周年記念」とか某かのイベントムービーであれば全然成立した作り方だと思うし、正味な話過去作を全部見てる者からするとたいへんツボを突いた楽しい映画であることもマチガイ無いと思うのである。しかし乍らこれを「新シリーズ」としてこれからやっていこうと(今回は新・三部作の一作目であると聞いている)いうのであれば、基本設定だけを踏襲してそれ以外は過去作との整合性などを気にせず、もっと自由な発想で勝負しても良かったんじゃないのかとも思うわけである。そう考えるとタイトルにある「新起動」というのは看板に偽りアリだと言いたいし、これなら僕はこの新シリーズの今後にはあまり期待できる要素はないんじゃないかとも感じているのだ。

そして上にも書いたようにこの映画をあくまでも単発の作品として楽しむのであれば「効果抜群の3D」「帰ってきたシュワちゃん祭り」「ターミネーターシリーズ名場面再現集」を見に行くつもりで臨むのがベストでありましょう(じっさいそう思って見たらそれなりに面白いはず)

最後にキャストの話も書いておくと、シュワちゃんはギャグがちょっとあざとくてあんまり笑えなくなっていたが( ̄。 ̄;)やはり「ターミネーター」にこの人が出る/出ないで存在感は全然違っている(彼の年の取り方についてはなかなか旨い処理をしていた) それから本作で主要キャストを演じた他の三人は「猿の惑星・新世紀」のジェイソン・クラーク(ジョン・コナー役)以外あまり馴染みのない顔だったけど、サラ役のエミリア・クラークは「ゲーム・オブ・スローンズ」に出てる人だったんですなあ。雰囲気違うから最初見たときはちっともわからんかったですわ(「サラ・コナー・クロニクルズ」でサラ役やってたレナ・ヘディが「スローンズ」に出てるのは把握してたけど)いっしゅんミシェル・ロドリゲスかと思ったくらいで(°°;) カイル役のジェイ・コートニーは少しイメージが違っていたが、三人とも違和感なくこなしていた感じはあったのではないだろうか。

なんにせよ楽しい映画には違いないので、この感想文読んでもしネガティブな第一印象を持たれた方がおられたなら、ここで一旦脳内リセットしてくださいませ<(_ _)>
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[説明] 公開:2015年7月1日(米) *日本公開:2015年7月10日 上映時間:125分 原題:Terminator Genisys 監督:アラン・テイラー Alan Taylor (監督『マイティー・ソー/ダーク・ワールド』) 脚本:レータ・カログリディス Laeta Kalogridis , パトリック・ルシエ Patrick Lussier 出演: アーノルド・...
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Comments
Edit
しろくろさん、こんばんは~^^
とても同感します。
もうちょっと、「おお!こうきたか!」が欲しかったですよね!
終始、僕の期待や昂揚感が行き場を失うようなかんじはしました。
でも、しろくろさんと同じく楽しい映画ではあったと思いました。シュワちゃんの年齢の演出やT-1000の液体金属の魅せ方をはじめとする3D演出などなど面白い要素は散りばめられていたと思います。
「帰ってきたシュワちゃん祭り」いいですね~www

僕もトラックバック打たせていただきます^^
Editそーなんですよ、楽しいんですよね(^_^;)
>ちょい若おやじ さん

こんばんは、コメントならびにTBありがとうございます<(_ _)>

ターミネーターシリーズに思い入れや一家言ある人にとっては心地よい「特別編」みたいな映画でしたよね。そう考えたらここからまだ話が続いていくことに対して僕はなんだかな~と思えて仕方がありませんでした(なんかざんないと言うか無粋というか・・・)

※そういえば今週金曜ロードショーで「ターミネーター3」をやるみたいですね。

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